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前立腺がん検査(3)

10発の打ち込みが終わった後、

親指大の機具が抜かれる。

やっと終わった、

と思ったら大間違い。

 

U医師が、ガーゼを肛門に入れ始めた。

ゼリーはすっかりなくなっていて、カッサカサの状態で

ガーゼを押し込むのである。

 

スムーズに入るわけがない。

でも先生は必死だ。

全力でガーゼを押し込む。

 

実は、これが最も痛い。

しばらく入れたままになっている。

出血をガーゼに吸い取らせようということらしい。

 

数分して押し込めたガーゼが抜かれる。

人によってはえらく出血するらしいが、私の場合は

それほどでもなかった。

来たときと同じように、車椅子で2階の病室へ。

 

抗生剤や止血剤の点滴のオンパレード。

検査後から真夜中の24:00まで途切れることなく

多くの点滴を受ける。

 

トイレにも点滴を連れて行く。

私は病気の入院ではないのだが、点滴をぶら下げた

ままの移動は

病気入院そのもの。

 

長時間の点滴はやる気を失わせる。

パソコンを持参したのだが、一切開くことはなかった。

 

点滴中も横になって寝ることが出来るのだが、

点滴が気になって眠れなかった。

眠れたと思ったらトイレに行きたくなる。

行っても思ったほど元気良くは出ない。

 

朝までその繰り返しであった。

 

 

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3月18日(月)のつぶやき

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