ヤフーの記事にこんなのがありました。
米スポーツサイト、ザ・リンガーがメジャーの全30球団が大谷を獲得するためのアピールポイントについて分析を掲載した。分析というより、大谷への各球団の面白おかしいプレゼン合戦にも見えるものなのだが。
おもしろいからコピーしました。それを並び替えているうちに、記事のミスに気づきました。アルファベット順でやっているので、「C」の項目が抜け落ちたらしいです。
私は、なんといっても、ナショナルリーグ(ブレーブスびいき?)びいきなので、そちらから抜き出してみます。まずは東地区から、
Braves アトランタ・ブレーブス。「ドジャースやインディアンスと契約する選手は誰でもワールドシリーズ進出を狙うことができる。一方、ブレーブスは野球界で最も優れたファームシステムを持つ。彼らとともにプレーするのは、1990年代後半にアマゾン社の株を買うようなものだ」
最近は、ぱっとしなくて長い低迷期に入っています。でも、もし大谷くんが入ってくれたら、しょっちゅうNHKさんでやってくれるから、ずっとブレーブスが見られて、楽しいんですけどね。ここは本当に、ファームから次々と新しい人が出てきます。最近は定着していないのかな。ちゃんと見てないから、イマイチわからないんですけど。ぜひ、こちらに入ってもらいたいなあ。わりと自由にできると思います。
Phillies フィラデルフィア・フィリーズ。「地球上で、フィリーズのマスコット、ファナティックと仲良くなれないのはトミー・ラソーダだけ」
Piratesピッツバーグ・パイレーツ。「パイレーツはナ・リーグなので、大谷は打席に立てる。球場がきれい」
Marlins マイアミ・マーリンズ。「大谷がマーリンズと契約したら、大谷が希望すればすぐにトレードで出してもらえるのではないか」
Mets ニューヨーク・メッツ。「ニューヨークでありながら、ヤンキースではなく、メッツである理由は何か。ユニホームの背中に名前を入れられる?」
マーリンズは最近やる気がないのかもしれない。イチローを安く手に入れたくらいだから。パイレーツは、どうしても上に上がれません。必ず負けてしまう。だからこそ、大谷君に起爆剤になってほしいかな。メッツは、不気味です。突然大谷君を欲しいというかもしれない。
フィリーズは、数年おきくらいに強くなって、ワールドシリーズまで行くチームです。ここもわりと自由じゃないかな。
ナショナルリーグ・中地区
Cubs シカゴ・カブス。「カブスはワールドシリーズタイトルを狙えるチーム。素晴らしい守備陣が後ろにいて、メディアからの注目もある。ジェイク・アリエッタがチームを去っても、ジョン・レスターとともにエースになれるだろう」
Cardinals セントルイス・カージナルス。「“カージナルス流”の戦いをするチーム。、大谷が来れば日本版カージナル流をアレンジしてくれそうだ」。
Nationals ワシントン・ナショナルズ。「大谷は投手としてブライス・ハーパーやアンソニー・レンドンと対戦しなくてよい。打者としてマックス・シャーザーやステファン・ストラスバーグと対戦しなくてよい」
Brewers ミルウォーキー・ブルワーズ。「よい街で特に夏場は過ごしやすい」
カブスは最近メキメキ強くなってきました。かわりに同じシカゴのホワイトソックスがダメになってしまった。ナショナルズ、ブリュワーズはチームにやる気が感じられない。伝統チームのカーディナルスは、数年に1回はワールドシリーズに行くチームです。監督次第なんじゃないかな。ここで忘れられていたのは、これまた伝統チームのRedsでした。シンシナティだから、カットされたのかもしれない。
西地区は、次の5チーム
Padres サンディエゴ・パドレス。「ペトコパークは投手有利の球場」
Giantsサンフランシスコ・ジャイアンツ。「2018年のワールドシリーズ優勝は狙えないかもしれないが、捕手バスター・ポージーとバッテリーを組むことになる」
Diamond backs アリゾナ・ダイヤモンドバックス。「大谷の所属する日本ハムファイターズのユニホームは少し変わっている。その点、アリゾナはメジャーリーグのなかで最先端ファッションの球団である」
Dodgers ロサンゼルス・ドジャース。「ドジャースはワールドシリーズまでの最も簡単なコースをオファーできる」
Rockiesコロラド・ロッキーズ。「大谷は(打者有利の標高が高い場所にある本拠地の)クアーズフィールドには、他のどの投手よりも悩まされないのではないか。彼の長打率から考えれば」
ここでは、確かにジャイアンツとドシャースが伝統チームです。MLBの入り口としてはよくあるパターンです。でも、大谷君はフロンティアーなんだから、こうしたチームを選んではいけない。できればマイナーなチームからスタートしてほしいなあ。
そして、これからはWBCに呼ばれても、ケガですからとウソでもついて、不参加にしてほしい。出るのならオリンピックに出てもらわなくちゃ。WBCは、調子を崩して1年ムダに過ごすことになりますからね。
アメリカンリーグはザーッと見ることにします。
Orioles ボルチモア・オリオールズ。「 大谷のような才能を持つ投手にとっては、メジャーリーガーになることはそれほど難しいことではない。しかし、オリオールズには25歳以下の投手には呪いがあり、特別な投手だけがそれを克服してスターになることができる。どれだけハードコアであるかを証明する良い方法だ」
Red Sox ボストン・レッドソックス。「素晴らしい外野の守備陣が大谷を助けてくれるだろう。さらに(故障と不振の)デービッド・プライスが地元メディアからの期待値を下げてくれている」
Yankees ニューヨーク・ヤンキース。「カモン、ここはニューヨークだ」
Rays タンパベイ・レイズ。「大谷に二刀流を認めるのではないか。チームはドラフトで二刀流のブレンダン・マッケイを獲得し、マッケイは二刀流に挑戦するつもりだとしているからだ」
Blue Jays トロント・ブルージェイズ。「米国外のチームでメジャーリーグでプレーしたいのなら、ここ」
ヤンキースでは、新しいことが何もやれないと思う。他の4チームに魅力を感じないなあ。
Tigers デトロイト・タイガース。「大谷は巨額で契約することはできないが、CNNの都市間でのお金の価値の調査によると、デトロイトでの55万ドル(約6100万円)は、マンハッタンの130万ドル(約1億4500万円)に相当する」
Indiansクリーブランド・インディアンス。「このチームは優勝リングへの道のりには最もよいチームだ。大谷は(NBA、キャバリアーズのスター)レブロン・ジェームスと出かけることもできるはず」。
Royalsカンザスシティー・ロイヤルズ。「ロイヤルズはエリック・ホズマーら中心選手を引き留めることはしないようだ。この冬にはみんないなくなってしまうだろうので、大谷はよい住宅を見つけられるかもしれない」
Twinsミネソタ・ツインズ。「センターのバイロン・バクストンの守備が大谷を支えてくれる。ツインズは歴史的にパワーピッチャーが不足していた」
どこも、それなりに強化していますが、伝統チームではありません。インディアンスくらいかな。映画でもできそうです。そして、記事ではWhite Soxが省略されていました。
西地区、
Astros ヒューストン・アストロズ。「現在、優勝を狙えるチームであるだけでなく、中期的にもよい争いができるチーム。大谷は(2014年、16年の首位打者)アルトゥーベの年俸がとても安いことに同情するかもしれないが。(今季年俸は450万ドルで約5億円)」。
Angels ロサンゼルス・エンゼルス。チームの主砲でメジャーを代表するスーパースターのマイク・トラウトの笑顔の写真を掲載し、「この笑顔にノーと言うことはできない」。
Athletics オークランド・アスレチックス。「小さな池の大きな魚になりたいのなら、ここが一番良い」
Mariners シアトル・マリナーズ。「イチロー、佐々木、城島、岩隈ら多くの日本人選手が活躍してきた」
Rangersテキサス・レンジャーズ。「ダルビッシュは6シーズンにわたってよい関係を維持した球団。働くにはよい場所でもある」
この5チーム、可能性はありますね。でも、アストロズは魅力が少ない気がする。アスレチックスはやる気があるのかないのか。お金はないかも。