甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

虫は隣人、夏の終わり

2020年08月25日 06時23分43秒 | 草にうずもれて

 夏の終わり、いつもジタバタする決まりになっています。たいていは、どこか遠いところに出かけて、散財して、スッカラカンになって、「ああ、夏が終わってしまう。今年一年も、もう終わりかあ」とかなんとか、少し感傷的になるクセみたいなのが何十年も身についています。

 特別なことはしないけれど、抵抗したくなるようです。バカみたいだけど、それがいつものワタシであるので、もう一人のワタシが、「それ、やれ! どんな企画があるんだ? 頑張れよ!」と励ましもするんですが、いつもはつまらない企画があったりするんだけど、今年はそんなの一切なしで、淡々とした日常が酷暑の中で続いていきます。

 だから、元気は当然ありません。今年の抵抗は、「せいぜい本を読むぞ!」だったかもしれないけれど、この企画は、ほんの数分でダウンというのがよくあるので、なかなか続きません。こらえ性もないんだもんな。困ってしまう。


 というわけで、鉄橋を見てきたの?

 いえ、これはずっと気になっていたことを、やっと解き明かしたくらいなところかな。うちの奥さんと走ってても、絶対OKは出ないし、ひとりでコソコソとする時しか、こういうところには行けません。

 「だって、私は何をしてたらいいのよ!」と、奥さんは怒るでしょう。

 そりゃね、ワタシは変なものにイチイチ心奪われるんだから、ワンコと同じです。マーキングしないだけましかな。もっと堂々としたふてくされネコにでもなれたら、地域の顔にでもなれるのに、とても、そんな逞しさもなくて、子猫のようにフワフワしています(そんなに可愛いものでもないですか)。


 それで、昨日は、たまたまハグロイトトンボに出会いました。

 私と同じような小心者で、私が動いたら、フワッと移動する。私と同じように体力なしで、すぐにどこかで休憩する。こんなに体力が無かったら、何を食べるんだろう。生きてる虫を食べられるとも思えないです。死んだ虫とか食べるんだろうか。それともコケとか食べるの? 心配になるくらい、フワフワしたホバリングだけが得意のトンボさんです。

 すぐにくたびれて草の上で休憩しているから、そこをねらって撮りました。でも、写真映えしない虫ですね。

 いや、それは失礼か。私なら、はるかに写真映えしないもんな。まだ、アップに耐えてるし、全身を写されても、無駄にお腹が出ているとか、そんなのないもんな。あの子らの世界の中では、それはそれでいいんでしょう。


 ということで、家に帰ってきたんですね。

 ハイ、そうなんです。たまたまお隣りのダンナさんに呼び止められました。えっ、どうしたの? 何の用事? と思う間もなく、隣のダンナさんに、

「お宅の二階の屋根の妻の部分の下に、スズメバチが巣を作っているけど、知ってる?」
と教えてもらいました。

 ああ、そりゃ、スズメバチも巣を作るでしょう。たまたまなんだろうな。業者にお願いして取ってもらうしかありません。うちの子は「ボクに任せて、竹ざおで落とすよ!」と言いますが、これは専門の人に頼むしかないくらいの、大変なことになっていました。

 ああ、トンボといい、スズメバチといい、私の隣人ではありました。そんなことしていたなんて、知らなかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。