久しぶりに「自然のことば」です。台風でムシャクシャするから、これでもやってみてくださいませ!
* 空欄に、(ア・頭 イ・手 ウ・首 エ・腹)の適当なものを選び、記号で答えなさい。
21【( )をひねる】……よく考える。「首」ではありません。
→てっきり「首」だと思いましたが、考えるところは他にもありましたね。首は、不信感・疑問を示す時でした。
22【( )隠して尻隠さず】……欠点などの一部だけを隠して全体を隠したつもり。
→ひよこのかくれんぼ、そんなの見たこともないのに、私たちはあるイメージを植え付けられています。若い人にはこんなの通じないですね。やがては消えていくことばなんでしょうか。
23【( )にすえかねる】……怒りをおさえることができない。
→これは、感覚に沿うというのか、納得したら、わだかまりがなくなる、それの反対は、ドヨヨーンとストレスがたまるんです。だから、体のどういうところにストレスがたまるのか、ということですが、胃にも、心にも、手足にもストレスは来ると思いますが、最終的にはどこでしょう。
24【( )を洗う】……覚悟する。腹をくくる。
→これは、今では使われなくなっているし、私たちの言語感覚には遠くなりつつあるんじゃないかな。こんなの使う人がいたら、「何だよそれ、あんたはサムライかよ」なんて言われてしまいます。
25【( )を突っ込む】……関心を持つ。物事に深入りしたりする。
→話をかきまぜたり、自分の思う方向に方向転換させようと思ったら、「くちばし」を入れなきゃいけないけど、これもかなり危ないですね。そんなことしたら、どっぷり浸かることになるんですね。
26【( )に一物】……心の中に何かたくらみがあること。
→何かを企んでいる、というと、どこでそれらを抱えるのでしょう。普通は胸のうちなのかな。これも古い言い方です。
27【( )をひねる】…… 不審(ふしん)に思う。「頭」ではありません。
→そうですね。何かいい考え・アイデアをひねり出そうと思ったら、眉毛につばをつける? そうではないですね。眉間をたたく、でもないですね。やはり、脳みそを刺激しないといけないな。ビターチョコレートを食べなきゃ!
28【( )につかない】……その事に身が入らない。集中できない。
→「身につく」はそのままで、自分のものになる。「足がつく」のは逃げていたのに、見つかってしまう。追いつかれてしまうということかな。「身が入らない」というのは、何もできない。落ち着かない、ということですね。
29【( )を長くする】 ……待ちこがれる。
→かすかに生き残っていることばです。でも、イメージとしては分かりますが、変に理屈っぽいことばで、そんなにして待たれてても困るよなあ、という反応が返ってくるかも!
30【( )のすわった】……落ち着いて物事に動じない。
→バッティングの時は「腰」と言われますけど、どこでしょう。赤ちゃんは「首が座る」。どっしりとした人間になりたいですね。
→バッティングの時は「腰」と言われますけど、どこでしょう。赤ちゃんは「首が座る」。どっしりとした人間になりたいですね。
答え 21・ア 22・ア 23・エ 24・ウ 25・ウ
26・エ 27・ウ 28・イ 29・ウ 30・エ
26・エ 27・ウ 28・イ 29・ウ 30・エ