甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

波切(なきり)絵はがき購入!

2015年08月26日 22時25分02秒 | 古本探しの旅
 最終日に奥さんと行きました。お昼にごちそうを食べて、ワインも飲んでいるんですから、少しヨイヨイ気分になっています。だから、懸命に探したつもりなのに、奥さんにせかされたりもして、なんだか落ち着かなくて、絵はがきセット1つ、中国の風景が描かれた洋書、井上靖さんの「西行」という3つしか買えませんでした。

 時間が足りませんでした。もうこれで夏のイベントは終わったので、秋に天神さんと四天王寺さんとで古本市があるようだから、それを目標に行くことにします。古本がメインなのか、実家に顔を出すのが大事なのか、みんなでお酒を飲むのがいいのか、すべてないまぜで、とにかく秋には大阪の古本市に行こうと思います。



 絵はがきは古本市の度に、少しだけ心引かれていたものでした。一枚百円というものから、戦前のハガキなんかはもっと高いようです。でも、そういうのを買ってもあまり楽しめないので、なるべくモノクロを着色した絵はがきみたいなのがあればいいかなとは思うのです。

 今回は特別に、「波切」というところにスポットをあてた8枚組で、表紙は破れていたけれど、三重県に関係あるし、お値段は1枚50円で計400円ということなので買いました。まあまあの買い物ですか。

 絵はがきにへ手を広げるときりがないので、いい加減なところでやめにします。というか、今回だけスペシャルでつい買いました。サミットで特別です。

 古本市では、私はなるべく文庫本を買うようにしています。単行本は場所を取るし、読まないとわかっているので、買ってもあまり意味がないのです。家の中がゴチャゴチャして、汚くなるばかりで、極力単行本は買わない。

 でも、井上靖さんの本は二百円だし、三重県につながる描写があるかもしれないと、わりと内容の細かいチェックもしないで買いました。井上靖さんは、難点をあげるとどこかにそれなりに見つかる人なのだと思います。でも、彼みたいに穏やかな気持ちで淡々と読ませてくれる作家さんというのは貴重だし、昔から好きでしたし、買おうと思ってあともどりして、どうにかふたたび見つけて買うことができました。あまり人気のない本だったらしいです。



 あと1冊は500円で中国の風景を細密に描いたA4より少しサイズの小さい本です。まだくわしくは見ていないけれど、中国の風俗が取り上げられています。西欧の目で日本を描いたものにも注目していますが、こちらの研究はあまり進んでいなくて、どれもこれも中途半端なまま現在に至っています。


 中国の港の風景もおもしろいと思っています。ついでに英語の勉強もしながら読み進めると、楽しいはずですが、こちらもどうなることか……。

 最後に、日本玩具博物館でほんのささやかなお土産を買ったんですよ。



 インドの財布だそうで、つくりがちゃっちいかなとも思いましたが、ここに来た記念に何か買おうと、ネコが描かれたのを買いました。ああ、なんというのんきなことなんでしょう。これは母がいなくてよかったです。そういう場面に母がでくわしたら、「どれ、私が買ってあげよう」とお大尽になってしまうから、よその人にも恥ずかしいし、自分の買い物は母に黙ってやるのが1番です。それに、私はそんなにお金持ちでもないですけど、おだやかな気持ちでお買い物をしたいですしね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。