甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

わたしたちの夕空

2019年06月09日 14時46分34秒 | 空を見上げて

 日曜の午後から、雨が落ちてきました。そんなに激しい雨ではないけど、梅雨らしいシトシト感はあります。それなりに寒いし、気持ちも重くなってきました。

 昨日の夕方、二人で散歩に行ったのが、ものすごく昔のことのように思えてきました。でも、ほんの二十何時間か前のことでした。

 パソコンでくたびれた私と、切り絵の作業で目が疲れたうちの奥さんと、一緒にチンタラ散歩に出かけたのでした。

 昨日は、お昼が遅くなったし、お餅なんかも食べてしまったので、ふつうの夕方でもお腹がそれほど空いていませんでした。

 お腹を減らさなくてはならなかった。ほんの少し歩いただけでは、お腹は減らないけれど、歩かないよりはましだし、とにかく歩きました。


 電車は、何も言わないで規則的な音だけを残して淡々と目の前を通り過ぎます。私たちは電車に乗りたいわけではないけれど、移動していくものを見ると、そこに乗っている人のことをあれこれ思い、自分たちとは違うその人々の人生を感じていました。

 全く関りのない人たちかも知れないし、知り合いもひょっとして乗っていたのかもしれない。でも、私たちはそれさえわからず、ただ見過ごすだけしかできないのです。


 犬のお散歩をする女性たち、1人で行ったり来たりしている中年女性、真っすぐに走り去るクルマたち、いつもの夕暮れはどんどん進んでいきます。


 麦畑は取入れの真っ最中、田んぼはすべてキレイに田植えされてもいる。そんなのが混在する散歩道です。

 梅雨の空だから、夕焼けといったって、明日晴れるのか、そうでないのか、よくわからないし、雲が静かに流れていきます。太陽の光も、なんとなく遠慮がちです。

 さあ、太陽が沈んたら、さすがにゴハンは食べるでしょう。そしたら、私たちはお風呂に入って寝るでしょう。いつもと変わらない日々です。

 でも、昨日はお休みだから、のんびり夕方の散歩ができました。今日は、昼からはお休みでしたが、雨がシトシト降りだしたので、どこにも行かず、コーヒーを淹れて、小さなバームクーヘンを食べて、オヤツにしました。あともう少ししたら、夕ごはんを食べさせてもらいます。




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