甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

谷間の菜の花、誰も知らない

2020年04月14日 21時28分52秒 | 草にうずもれて

 今日、サッと仕事を切り上げて、フツーに帰ればいいものを、いつものスケベ心で、どこか、誰も知らないところ、行けないかなと、前々から気になっていた山の中に入ってみました。

 本当は、そんなに山の中に入りたいわけではなかったんですけど、そちらの道に入りこんだら、どんどん坂を上らされたんです。

 このまま行くと、峠越えみたいなのをしなきゃいけないの? と、少し怖くなったところで、トンネルにぶつかって、山越えではなく、トンネルで向こうの坂に降りられるみたいでした。

 どうしてそんな変なところに迷い込むかなあというところですけど、道って、意外なところでつながってるし、うまい道を見つけた時の喜びって、あまりたくさん味わったことはないけど、もしうまい道が見つかったら、パーッと視界が開けるんです。

 それで、私は何を見つけたんでしょう。山の中ですよ!


 一つ目は、山の中の突然の伐採した坂でした。あとしばらくしたら、こんな山の中に、ソーラーパネルがぎっしり張り付けられるんでしょう。もう、ビックリです。こんなにソーラーパネルを設置して、どこかに儲ける方法があるみたいですが、私にはそのからくりはわかりません。ただ、南側の斜面がハゲハゲにされてるのを見つけ、そこが無機質な空間になるのを眺めるだけです。

 自分ではどうにもできないし、こんな山奥でも、監視カメラは設置されるんでしょう。このビジネスで儲けている人、どんな人なんだろう。とにかく、南向きの安い斜面があったら、どんどん借りて、どんどん設置して、誰もいないのにお金がその人のところに入る、人件費は要らないから、わりとボロイ商売です。いいなぁ、これで儲けている人、羨ましいです。外国の資本が日本の南側斜面を全部借り切ったら、すごいことになりますね。恐ろしいです。


 そして、しばらく降りていくと、山の谷間に、西日を浴びた菜の花たちが見えました。もう季節外れというのか、とっくの昔に菜の花は見ていたのに、今さらながら、山奥で大量に見せられたら、何だかびっくりでした。

 西日を浴びて、もう花ではなくて、花のそれぞれに人格があって、何か話しかけてきそうで、少し怖い感じです。そうでもないかな。

 そんなこんなの夕方でした。もう、夜です。今夜こそ、本読んで寝ようと思います。


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