甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

夏の庭(湯本香樹実さん)

2022年07月22日 21時33分25秒 | 本と文学と人と

 午前中、庭仕事をしました。といっても、いつもの草むしりです。

 スギナ、ドクダミ、その他、とにかく歩けるところを確保しなきゃいけないから、それらをとりあえず抜いてみました。

 ブルーベリーは今盛りで、毎日数個ずつは収穫できていて、家族は食べないから、私がコツコツと食べていますけど、そのブルーベリーをこの夏も圧迫し続けたアジサイを、邪魔なところだけ切り捨てました。ああ、やっと解放された、トブルーベリーが言うかどうか、それはわかりませんけど、少しだけ伸びるスペースを与えてあげました。少し狭いところに植えられていて、それが失敗ではあるんだけど、まあ、今さら動かせない感じです。冬になったら、少し考えます。

 適当に伸びてたルドベキア・タカオは、ながめるために庭のあちらこちらに植え替えたりして、それが私の庭仕事でもありましたけど、いくつか枯れてしまった株があったので、それらは抜いてしまいました。ピークの前にどうしてなんだか、二つくらい枯れてしまった。


 いくつも冬を越したメダカが、この前死んでしまって、何にもいないメダカの鉢がありましたけど、もうボウフラばかりだから、汚い水を捨てなきゃ、すべて自分たちに逆襲されてしまう、さあ、水換えよう、というところで、何にもいないはずのメダカの鉢に、小さな赤ちゃんメダカが一匹、どこか水草に卵が産み付けられていて、それがかえったようです。だったら、他にも何匹かいてもよさそうなんだけど、それはいないようです。

 ボウフラは捨てて、ミジンコみたいなのはそのままにして、今後、赤ちゃんの成長を見ていきたいと思いました。そう、別の鉢に10匹買ったメダカたちは、今は2匹になってしまっているようで、どうして、だれがメダカを減らしていくのか、そこは疑問なんですけど、まあ、見守ります。


 おじいさんとコドモたちが仲良くなって、おじいさんの庭で遊んでいる場面を抜き出してみます。

 みんなで庭に水まきをしました。太陽の光は降りそそぎ、虹が見えたりするでしょう。

 ホースの角度をちょっと変えると、縁側からも小さな虹を見ることができた。太陽の光の七つの色。それはいつもは見えないけれど、たったひと筋の水の流れによって姿を現す。光はもともとあったのに、その色は隠れていたのだ。たぶん、この世界に隠れているもの、見えないものがいっぱいあるんだろう。虹のように、ほんのちょっとしたことで姿を現してくれるものもあれば、長くてつらい道のりの果てに、やっと出会えるものもあるに違いない。

 ぼくが見つけるのを待っている何かが、今もどこかにひっそり隠れているのだろうか。

 このぼくを含めたコドモたちとおじいさん、どうなるんでしたっけね。おじいさんは亡くなってしまうんでしたね。そして、コドモたちは何かを見つけるのか……。

 いや、そんな簡単なことではないですね。たぶん、分かったような気になるけれど、私たちは何もわかっちゃいない。とにかくジタバタするばかりです。

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