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とぎどき、「かなしい」気分でブログを書くことがあります。もともとションボリするのが好きな私は、口を開くと、ションボリと陰気なことを話してしまうか、それとも無言でブスッとしていることが多いのです。
昨日は、どういうわけかいつもとキャラが違って、陽気に話をしたと奥さんは言います。声も出ていたそうです。帰りは遅かったのに、何だか元気だったんですね。何があったんでしょう。
今となっては、はるか昔で、まるで憶えていませんね。帰宅は遅かったけれど、仕事もしていたと思うけど、なんで元気だったのか、いまだに自分というものがわかってないんですね。いいかげん上手にコントロールできそうなものなのに……。
今夜は、帰宅しても、あまり声が出ていなかったそうです。
「もっと横隔膜をつかわないと! 横隔膜も筋肉なんだから、使わないと退化するよ!
だから、シャックリが止まらなくなったりするんだよ」
そう奥さんに言われてしまいました。確かにそうかもしれない。私はのどをとおる空気を使って、くちびるを上手に使って、音声らしきものを出していました。
「はーっ」「へーっ」「あっ、そー」「なーんだ」「まー、そうか」どれもちゃんとしゃべっているとは言えないことばばかりで、まともに単語・文を話してないですね。こんなことをしてもう何日・何年過ごしているのでしょう。ものすごくおしゃべりする筋肉・脳力・表情など、すべての面で衰えています。このままいくと魂の抜けたオヤジになりそうです。
何かリハビリが必要です。だから、カラオケに行け! とは言いません。そんなことより、人と向き合うことですね。わかっているのに、ちゃんとやれていません。
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朝、ラジオで、ネビル・マリナーさんが亡くなって、その追悼番組を聞きました。2曲だけで、あとの方は途中で終わってしまったんですけど、「アイネ・クライネ。ナハト・ムジーク」が1曲目で、これは楽しく聞かせてもらいました。40年前の録音だけれど、しっかり楽しめました。通勤のルートを走りながらで、まるでどこを走っているのか、意識さえふっ飛んでしまって、まるでゲームで運転ゲームをしていて、そのBGMとして聞いているような、一体感がありました。
というのか、現実が吹っ飛んで、ただ車窓を風景が抜けていくだけみたいな感じでしたね。
そうですか、いろいろと楽しませてもらったマリナーさんももうこの世におられなくなってしまった。もう、なんだってありですね。ワイダさん(ポーランドの映画監督)も、亡くなってしまいました。私が80年代から今までずっとあれこれ教えていたただいていた、世界の大事な方たちが、次から次といなくなってしまいます。
私は、後生の人たちに何か伝えられたでしょうか?
全く私は何も伝えていませんね。ただ、1人でお酒飲んで、1人でいい気になっているだけでした。これでは若い人たちは相手にしてくれないし、若い人に何か働きかけもしていないし、声さえ出ていないのです。ああ、どうしたらいいのかなあ。
何もできていませんし、二十代の人たちに何も伝えられていないし、そもそも何も伝えるものを持っていません。ただいいかげんなだけです。
今からでも遅くないから、何か人に伝えられる、自分で見つける何かを探そうと思います。年をとってからでも、いつからでも遅くないから、とにかく何か、探していきます。
楽器はいいですね。でも、これはもう諦めています。私は右と左が一緒に動くことしかできないですから、笛だってむずかしかったんだから、とにかく楽器はダメ。だったら、絵かな。それしかないですね。
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あともう1つ、帰宅したら、ボブ・ディランさんがノーベル文学賞をもらうことになったそうです。やっと、という感じだけど、ロックの分野から、初の文学賞です。もう彼以外には見あたりません。ジョン・レノンが生きていたら、取れたかもしれないけれど、もう彼はいないですし、ほかには、音楽の世界で取れる人というと、スティーヴィー・ワンダーかなと思いましたが、詩の内容を考えたこともないので、あまり取れそうな感じがしませんね。
日本だったら、中島みゆきかさだまさしですけど、2人の作品が世界に浸透して、翻訳されているという話など聞いたこともないですし、日本の音楽会から文学賞はないですね。やはり、あと数年後、春樹さんに取ってもらうしかないですね。
それからあとは、もう誰が取ろうが、ノーベル文学賞は関係ないかもしれません。ボブ・ディランさんは、長生きして、いつまでもロックしていて、声もいいし、好きですね。この前も、タワーレコードで買おうと思ったんでした。でも、お金がなかった。ああ、残念。家にあるCDでも聞いて、明日はお祝いします。
よかった。よかった。ワイダさんとマリナーさんは、ご冥福を祈ろうと思います。冨田勲先生もお祈りしなくちゃ! もう、いろんな方のことをお祈りして、今生かされている自分をありがたいと念じて行きます。
昨日は、どういうわけかいつもとキャラが違って、陽気に話をしたと奥さんは言います。声も出ていたそうです。帰りは遅かったのに、何だか元気だったんですね。何があったんでしょう。
今となっては、はるか昔で、まるで憶えていませんね。帰宅は遅かったけれど、仕事もしていたと思うけど、なんで元気だったのか、いまだに自分というものがわかってないんですね。いいかげん上手にコントロールできそうなものなのに……。
今夜は、帰宅しても、あまり声が出ていなかったそうです。
「もっと横隔膜をつかわないと! 横隔膜も筋肉なんだから、使わないと退化するよ!
だから、シャックリが止まらなくなったりするんだよ」
そう奥さんに言われてしまいました。確かにそうかもしれない。私はのどをとおる空気を使って、くちびるを上手に使って、音声らしきものを出していました。
「はーっ」「へーっ」「あっ、そー」「なーんだ」「まー、そうか」どれもちゃんとしゃべっているとは言えないことばばかりで、まともに単語・文を話してないですね。こんなことをしてもう何日・何年過ごしているのでしょう。ものすごくおしゃべりする筋肉・脳力・表情など、すべての面で衰えています。このままいくと魂の抜けたオヤジになりそうです。
何かリハビリが必要です。だから、カラオケに行け! とは言いません。そんなことより、人と向き合うことですね。わかっているのに、ちゃんとやれていません。
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朝、ラジオで、ネビル・マリナーさんが亡くなって、その追悼番組を聞きました。2曲だけで、あとの方は途中で終わってしまったんですけど、「アイネ・クライネ。ナハト・ムジーク」が1曲目で、これは楽しく聞かせてもらいました。40年前の録音だけれど、しっかり楽しめました。通勤のルートを走りながらで、まるでどこを走っているのか、意識さえふっ飛んでしまって、まるでゲームで運転ゲームをしていて、そのBGMとして聞いているような、一体感がありました。
というのか、現実が吹っ飛んで、ただ車窓を風景が抜けていくだけみたいな感じでしたね。
そうですか、いろいろと楽しませてもらったマリナーさんももうこの世におられなくなってしまった。もう、なんだってありですね。ワイダさん(ポーランドの映画監督)も、亡くなってしまいました。私が80年代から今までずっとあれこれ教えていたただいていた、世界の大事な方たちが、次から次といなくなってしまいます。
私は、後生の人たちに何か伝えられたでしょうか?
全く私は何も伝えていませんね。ただ、1人でお酒飲んで、1人でいい気になっているだけでした。これでは若い人たちは相手にしてくれないし、若い人に何か働きかけもしていないし、声さえ出ていないのです。ああ、どうしたらいいのかなあ。
何もできていませんし、二十代の人たちに何も伝えられていないし、そもそも何も伝えるものを持っていません。ただいいかげんなだけです。
今からでも遅くないから、何か人に伝えられる、自分で見つける何かを探そうと思います。年をとってからでも、いつからでも遅くないから、とにかく何か、探していきます。
楽器はいいですね。でも、これはもう諦めています。私は右と左が一緒に動くことしかできないですから、笛だってむずかしかったんだから、とにかく楽器はダメ。だったら、絵かな。それしかないですね。
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あともう1つ、帰宅したら、ボブ・ディランさんがノーベル文学賞をもらうことになったそうです。やっと、という感じだけど、ロックの分野から、初の文学賞です。もう彼以外には見あたりません。ジョン・レノンが生きていたら、取れたかもしれないけれど、もう彼はいないですし、ほかには、音楽の世界で取れる人というと、スティーヴィー・ワンダーかなと思いましたが、詩の内容を考えたこともないので、あまり取れそうな感じがしませんね。
日本だったら、中島みゆきかさだまさしですけど、2人の作品が世界に浸透して、翻訳されているという話など聞いたこともないですし、日本の音楽会から文学賞はないですね。やはり、あと数年後、春樹さんに取ってもらうしかないですね。
それからあとは、もう誰が取ろうが、ノーベル文学賞は関係ないかもしれません。ボブ・ディランさんは、長生きして、いつまでもロックしていて、声もいいし、好きですね。この前も、タワーレコードで買おうと思ったんでした。でも、お金がなかった。ああ、残念。家にあるCDでも聞いて、明日はお祝いします。
よかった。よかった。ワイダさんとマリナーさんは、ご冥福を祈ろうと思います。冨田勲先生もお祈りしなくちゃ! もう、いろんな方のことをお祈りして、今生かされている自分をありがたいと念じて行きます。