梅雨明けはしていませんでした。太平洋高気圧がもっと強くなって、北からの寒気をギューンと北へ追いやれば、本格的な夏がやってきますが、まだその時節が到来していません。テレビを見ていたら、シベリアの海岸で海水浴をしようとした人たちの上にひょうが落ちてきたそうで、タマゴ大のひょうにやられて2人の女性が亡くなったそうです。何も、そんな無防備な状態のところに落ちなくてもいいのに、ひょうは海水浴客を襲ったということです。自然というのは容赦なしです。寒気はシベリアにも、日本列島にもまだ居座っています。数日前には、もうものすごく暑くて、寒気はいなくなったと思ったんですけど、まだどこかにいるようです。
私たちは自然の動きに敏感でなくていけません。決して自然に逆らってはダメ! 時々わざと自然に逆らう人間もいたりしますが、そういう人はとても慎重に自然を観察した上で自然にチャレンジしているわけで、普通の凡人は鋭い感性を磨いていないし、あえて自然に逆らおうという気もないわけですから、自然が荒れ狂ってたり、機嫌が少し悪いだけでも、とにかく怖れひれふす姿勢が必要です。
というわけで(?)、今日たまたま、高校野球の三重大会を見てきました。とても珍しいことです。何年ぶりになるのでしょう(十年ぶりかな?)。私にとってはとても珍しいことなので、少し今日の見聞きしたことをメモしておきます。
球場のまわりは、うちわ・軽装・かき氷屋さん・若いお兄さんたち・でっぷりオナカのおやじたち・お化粧こらしたお姉さんたち・太鼓の音・歓声・タバコをすってる女性がいたり、何かに期待している子供たちがいて、もうまるで夏祭りに来たような感じです。違うのは、そこで野球の試合があるだけです。野球の試合は、グランドで男の子たちが走り回って、勝ち負けを決めるわけで、これもお祭りにはよくある儀式だから、まあ、私もお祭りに参加しているような感じで試合を見ていました。
投手の立ち上がりというのは、どんなにすごい人も緊張するものらしいです。この日2回以降は立ち直るエースが、初回は初球をヒットされ、安打を続けられて1失点。なおもランナーが2人。ここでもう1本ヒットが出ると、試合の流れは相手に持って行かれます。そこを切り抜けて1失点だけで切り抜けます。ここで立ち直るのがエースというものでしょうか。一方のチームは、立ち上がりは味方が得点してくれたので、上手に切り抜けたのに、2回に下位のバッターたちにポンポンと合わせられて不運なヒットで失点する。次の回も同じように失点して、逆転されて、中盤にビッグイニングを与えて大量失点してしまう。味方は立ち直った相手投手に手も足も出なくなる。それで、そのまま負けてしまうか。それとも、味方が大爆発して大逆転するか、これが高校野球のおもしろいところなんだなあと、私は知ったかぶりで見ていました。
そうすると、試合の最初に日焼け止めをぬったのに、みるみる黒雲が現れ、ゴロゴロという雷鳴がとどろきました。確かに三重県は今日竜巻注意報だって出ていました。
雷が鳴れば、試合は中断され、雨はなかなか上がらず、グランドは水浸しで、たまたま私が見に来た試合は再試合となりました。とはいえ、高校野球の雰囲気を味わい、応援の冒頭などは、感激して気分も高揚したものでした。
自然には勝てません。明日、再試合はどうなるのか、私はわかりません。きっとまた高校生たちが一生懸命に応援し、選手は投げて、打って、守ってするのでしょう。この無限の一瞬を味わえるなんて、うらやましいことです。私も、いつかどこかで、こんな高揚感を味わえるでしょうか? たぶん無理ですね。逆にストレスになって、肝臓が痛くなるでしょう。ダメですね。こういう緊張感を味わえる人になりたいです(けど、無理ですね……)
私たちは自然の動きに敏感でなくていけません。決して自然に逆らってはダメ! 時々わざと自然に逆らう人間もいたりしますが、そういう人はとても慎重に自然を観察した上で自然にチャレンジしているわけで、普通の凡人は鋭い感性を磨いていないし、あえて自然に逆らおうという気もないわけですから、自然が荒れ狂ってたり、機嫌が少し悪いだけでも、とにかく怖れひれふす姿勢が必要です。
というわけで(?)、今日たまたま、高校野球の三重大会を見てきました。とても珍しいことです。何年ぶりになるのでしょう(十年ぶりかな?)。私にとってはとても珍しいことなので、少し今日の見聞きしたことをメモしておきます。
球場のまわりは、うちわ・軽装・かき氷屋さん・若いお兄さんたち・でっぷりオナカのおやじたち・お化粧こらしたお姉さんたち・太鼓の音・歓声・タバコをすってる女性がいたり、何かに期待している子供たちがいて、もうまるで夏祭りに来たような感じです。違うのは、そこで野球の試合があるだけです。野球の試合は、グランドで男の子たちが走り回って、勝ち負けを決めるわけで、これもお祭りにはよくある儀式だから、まあ、私もお祭りに参加しているような感じで試合を見ていました。
投手の立ち上がりというのは、どんなにすごい人も緊張するものらしいです。この日2回以降は立ち直るエースが、初回は初球をヒットされ、安打を続けられて1失点。なおもランナーが2人。ここでもう1本ヒットが出ると、試合の流れは相手に持って行かれます。そこを切り抜けて1失点だけで切り抜けます。ここで立ち直るのがエースというものでしょうか。一方のチームは、立ち上がりは味方が得点してくれたので、上手に切り抜けたのに、2回に下位のバッターたちにポンポンと合わせられて不運なヒットで失点する。次の回も同じように失点して、逆転されて、中盤にビッグイニングを与えて大量失点してしまう。味方は立ち直った相手投手に手も足も出なくなる。それで、そのまま負けてしまうか。それとも、味方が大爆発して大逆転するか、これが高校野球のおもしろいところなんだなあと、私は知ったかぶりで見ていました。
そうすると、試合の最初に日焼け止めをぬったのに、みるみる黒雲が現れ、ゴロゴロという雷鳴がとどろきました。確かに三重県は今日竜巻注意報だって出ていました。
雷が鳴れば、試合は中断され、雨はなかなか上がらず、グランドは水浸しで、たまたま私が見に来た試合は再試合となりました。とはいえ、高校野球の雰囲気を味わい、応援の冒頭などは、感激して気分も高揚したものでした。
自然には勝てません。明日、再試合はどうなるのか、私はわかりません。きっとまた高校生たちが一生懸命に応援し、選手は投げて、打って、守ってするのでしょう。この無限の一瞬を味わえるなんて、うらやましいことです。私も、いつかどこかで、こんな高揚感を味わえるでしょうか? たぶん無理ですね。逆にストレスになって、肝臓が痛くなるでしょう。ダメですね。こういう緊張感を味わえる人になりたいです(けど、無理ですね……)