甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

イーグルスと花水木

2018年02月16日 21時16分53秒 | 草にうずもれて

 週末、たいしたことをしていないのに、夜は疲れています。

 とはいうものの、そんなことを書けるくらいだから、余裕があるんでしょう。

 そして、どういうわけか、帰りは、イーグルスの「ロング・ロード・アウト・オブ・エデン」になっています。一時、ずっとZARDさんだったけれど、もう飽きたんだろうか。

 確かに、少し何度も聞きすぎたんでしょう。それに、あまりに大切になってしまって、CDが擦り切れるわけはないんだけど、何だか不安になって、新しいZARDさんのベストでも買わない限りは、しばらくやめておこうと思った、というところかな。

 また、youtubeでも見たらいいじゃないですか。そうします。

 それで、今度は、イーグルスですか。28年ぶりに出たオリジナルアルバムということでした。私は、紙袋入りの輸入盤を買いました。紙ジャケットは昔風で、LP時代を思わせる仕掛けなんだろうけれど、そういう郷愁がわく世代なんて、そんなにいないかもしれません。
(それにしても、2007年に出たのを今ごろ必死になって聞いているなんて!)

 普通にプラスチックケースで売ってもいいんじゃないか。

 今となっては、何だか損した気分です。ですから、ペラペラのプラスチックケースに入れなおしているうちに、埋没していました。何年も眠っていたCDが、突然よみがえり、何度も何度も聞いています。



 私がうっかりしている間に、グレン・フライさんは亡くなってしまうし、次から次と大事なものはそぎ落とされていく。グレン・フライさんは、イーグルスというバンドの中では、確かに中枢を担っていて、大事なところを担っている気がします。

 ドン・ヘンリーさんは、もちろんもう一つの核で、この二人でイーグルスは推進していったのかもしれません。

 なんですが、私は、わき役のジョー・ウォルシュさんのしわがれ声と、T・B・シュミットさんのハイトーンボイスが好きなんですね。

 何度もリピートして聞いています。

 どうして、そんな時代錯誤なことをしているんだろう。

 それは、わたしそのものが時代錯誤的になっているからでしょう。

 ピョンチャンを見ていたとしても、すぐにトリノや、カルガリーや、サッポロへと戻っていくのです。私の冬季五輪の原点は、サッポロで、その前の1968のグルノーブルは、全く記憶にありません。すべてサッポロでした。

 ……トワエモアさんは1969年にデビューしたそうです。LPはたしかありますね。

 サッポロオリンピックで見たすべて(テレビなど)で、今を再構成しながら見ているので、何も新しいものが生まれてこない。すべてをそれにすり合わせているみたいです。

 たまたま現在、テレビのコメンテーターとして上村愛子さん(モーグル)が出ていると、彼女は38歳のしっかりした女性なのに、ついつい1998年のナガノにもどってしまうし、すべてがカットバックするようです。

 もっと今を見なくちゃ! でも、テレビを見るのも、根気がなくて、すぐにやめてしまいます。かくして時代遅れで時代錯誤のオッサンになるのです。

 だから、もう何事も、見ざる・聞かざる・言わざるになってしまいます。



 それで、突然の花水木なのかぁ。寒いのに。

 でも、今夜も、ストーブもつけないで、家族みんなそれぞれに暮らしています。日本海側は大雪というのに、私たちはのん気に好きなことをしている。



1 夕暮れ、イーグルス、テールランプのうつろなあかり、私のぼんやりした現実


2 今朝方は京都に行こうと思ってて 夜になったらもうポシャッている


3 夕暮れの吸い込まれそうな空に ハナミズキはみんなで咲いていた


 ああ、短歌にもならない。もっとじっくり何かにうちこめばいいのに、こらえ性がないのだ。



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