春なのに、遠出もせずに散歩して……

　遠出をするつもりでいたのですが、朝は少し調子が悪くて、なんとなくズルズルしていました。それで、仕方がないので、昼前に散歩に出かけました。

　そしたらもうクタクタになって、今は背中に日ざしを浴びてパソコンで遊んでいる状態です。日ざしは明るいけれど、外は風は吹いているし、それなりに寒かったのです。でも、それこそ春節で、確かに新しい季節が今来ている感じがしますね。さすが中国の人は、エライですね。

　私たち日本人は、もう１ヶ月前に新しい年を無理矢理迎え入れましたが、それは暦の上というのか、仕事の区切りというのか、カレンダー上のことで、新しい季節というのなら、今がいいかもしれない。

　以前、友人が鳴門にいるということなので、友人を訪ねて２月に遊びに行ったことがありました。その時に吉野川の河口まで連れて行ってもらって、ああ、新しい季節が海の向こうから来ている、という感じを味わいました。あれはいつだったのかなあ。もう２０年くらい昔のことかなあ。

　２月の今ごろ、新しい季節がやっと来るんですね。


……この作品は出て来ませんでしたが、こんな感じの、具体性のある抽象画の人でした。


　今朝、テレビで恩地孝四郎さんという版画家を知りました。外国の人たちにはすごく知られていて、戦後たくさんの人たちが彼の作品を買いに来たそうです。それから１０年後に恩地さんは亡くなるので、ほんの少しの間のスポットライトだったけれど、海外では根強いファンや研究家がいるようです。

　日本の版画家って、海外から火がつくのでしょう。国内では何だあんなものというか、色物的な、非主流派というか、お金にならないというのか、とにかくあまり注目されないけれど、日本の版画って、どういうわけか西欧の人たちを刺激するんですね。

　私は、今から版画家になって、英語もならって、海外で制作するかなとふと思いましたが、残念ながら才能と努力がありません。仕方がないので、老後はまた別の方面で頑張りましょう。でも、時々版画を作るというのか、日曜版画家っていいですね。やろうかな。



　番組の中でピンク色の版画が出て来たので、私のテーマカラーのみどりで描いてみました。散歩から帰って、ＢＳで明治神宮の森の秘密というのをやっていて、それを図案化したつもりですけど、つまんないです。

　中心がありません。周辺から少しだけ青空をのぞかせて、雲を描いたというだけで、あまりに具象的すぎて、つまらないです。残念です。



　これは、最近撮った写真を図案化したつもりですけど、これもつまらないです。



　ああ、もう少しパソコンお絵かきも練習しなくちゃいけません。

　ということで、日記とテレビとお絵かきでした。