今朝、三時過ぎに目が覚めて、ああ、少しだけ涼しくはなったけれど、まだまだ暑い日は続く、でも、東の空に浮かんでいるオリオン座を見ることができて、ちゃんと冬の空もやって来つつあるのかと、希望を持てて、それで「どれ、二度寝しなくちゃ」と寝ようとしていましたら、
ギャーという声がしました。誰かが襲われている、どこだろう、事件なら、叫び声の続きはあるかもしれない、もうやられてしまったのか?
寝転びながら、耳だけは澄ましていました。襲われてる悲鳴でないのか? 男の声なのか? 誰が叫んでいるのか? どこなんだろう?
どこかで騒ぎは怒ってないのか? もう眠れなくなりました。時々はまたギャーという声がしました。これは襲われているのではなくて、うれしい悲鳴というのか、ずっと抑えつけられてた人が急に何か言わなきゃならなくて、意味のない叫びをしている、そんな声でした。
どうやら、何かの中継を見ていて叫んでいるのではないか? もしかして、私は忘れていたけれど、日本対チリのラグビーワールドカップは今やっているのかな? そんな気持ちでもう一度外を見てみました。
遠い所での事件ではなくて、どうやらお騒がせ家族のうちのとなりの家から出ているようでした。そうなのか、遠くの事件ではなくて、隣の家の叫びだったのか。ラグビーに興味あったのかなあ。
もう、私も叫び声がうるさすぎて、午前四時というのを忘れてしまいました。
テレビをつけると、サッカーの日本代表がドイツで練習試合をしていて、それが中継されていて、日本が三点か四点くらい取っていました。日本が得点する多比にお隣りは、大きな叫び声を出していたみたいでした。明け方の四時過ぎというのが、とても大人の判断ではできないけれど、昼間でもそんな声は出せないだろうという大騒ぎでした。
ああ、こんなお隣りがいるのか。私は、六時に起きて七時からの近所の出合いに出なきゃいけないのに、こんなのに振り回されて、気持ちを乱されて、とんでもない朝だなあと思ったものでしたが、もう眠れませんでした。
それから、七時からの出合い、たくさん草抜きをさせてもらった。他の人たちが抜いた草に土がついたままゴミ袋に押し込んでいくのが耐えられなかったけれど、まあ、人はそれぞれなんだからと、私は徹底的に土を落としてゴミ袋に入れていました。
そのあとは、家でずっと気になっていたアジサイを二株、移動させるために穴を掘ったり、一つは鉢植えにしたり、わけのわからない庭作業をして、汗だくになりました。
何という日曜の朝だったんでしょう。
それからは、適当に過ごして、お相撲を見て、ラグビーを見て、もう22時半です。もう寝ようと思います。
うちの奥さんから、「どうしてお父ちゃんの日記載せたのよ」と怒られてしまった。確かに、彼女にお許しを得なかった。でも、私が見つけてきたんだけど、そして、彼女が生まれた時のことをお父さんに教えてもらって、とても有り難いななんて思ってたんだけど、また明日から、書いていきます。
几帳面な彼女のお父さんに、今さらながら教えてもらうことはありますね。