なるほドリ すじ雲はかなたの月へ

　今、１７日めの月が出ています。ちょうど南の空に高く浮かんでいると思います。外は寒いから、お月さんを見に行こうとは言えなかった。もう少しあたたかだったら、奥さんを誘って少しだけ散歩をしたんですけど、今日はダメでした。

　あまりに寒いので、ストーブもつけてしまいました。だから、今は酔っぱらっているせいもあるけれど、ヨイヨイになっています。もういつも夜はヨイヨイですね。そのうちに、昼もヨイヨイになるかもしれないけど、まあ、その時は奥さんがいるから、面倒見てもらおうと思います。奥さんは大事にしなきゃ！

　母に面倒はみてもらいません。それは当たり前です。父が知ったら怒るでしょう。だから、母には迷惑をかけない。なのに、母や奥さんの心配をよそに、毎晩私はヨイヨイおやじになっています。

　もうお月さんも見に行けない。うちにワンコでもいれば、「散歩に行こう、ワン！」という声に負けて、無理してでも散歩に行くと思うのだけれど、残念ながらワンコはいないし、私は夜は家でグダグダです。



　空を見上げる、ということで書き出したのに、ちっとも空を見上げてないじゃないですか！　確かにその通りだ。十七番目の月が出ても、知らぬふりをしてブログなんかしている。

　家の中は何日も片付けしていないし、自分の部屋はどっちらけになっています。

　そんなことだから、空を見上げられないのでしょう。これからしばらく、家の中をずっと片付けて、空を見上げられる人になろうと思います。



　もうメタセコイヤは紅葉（？）真っ盛りです。あっという間に葉は落ちて、実も落ちることでしょう。若い人は、メタセコイヤの実は食べられるの？　とか言ってますが、まさかそんなことを考えるなんて、私はビックリでした。あの実の中に食べられるところがあったとしても、ギンナンではないのだから、味気ないものだと思います。第一、メタセコイヤなんて、日本に昔からありましたっけ？　たぶん、ないから、たぶん、食べられませんね。




　今日、吸い込まれるようなすじ雲が出ていました。あんな雲を見ていると、セスナで、雲を縫って飛んでみたいなあと思ってしまいます。

１　すじ雲や　没後七十年のファリャ


２　すじ雲や　もうすぐ妻も同い年


３　すじ雲や　古い街並み城歯科医