映画 「天地明察」を見てきました。
2010年の「本屋大賞」に選ばれた原作を読んだ時から、面白さに嵌ってしまって、息子や孫・友人たちに勧めました。
原作者の沖方丁(うぶかたとう)さんとは、始めての出会いでした。
内容は、地味な本ですが、その面白さに一気に読んでしまいました。
今度、映画化されて、封切を楽しみにしていました。封切三日目の11時10分映画開始の、30分前に映画館に行きました。
切符売り場はすごい列で、月曜日だから空いているだろう?との思惑は外れて、100席ばかりの場内は満員で、友人と行ったのですが、離れた席しかとれませんでした。
おくりびとの監督の滝田洋二郎さんが、あの地味な原作を、どう表現されているのか?大いに興味が有りました。
(自分が惚れ込んでいる原作が、違って演出されるのはいやだな~)と、おこがましいことまで考えていました。
約2年前に読んだ本。原作では安井算哲と和算学者の関孝和の、数学問答がかなり描かれていたと思ったのですが?
映画になると、このような表現になるのだと、また違った観点で見ました。
あらすじ
800年もの間国内で使用されてきた中国の暦のズレを正し、日本独自の暦作りに専念した実在の人物安井算哲の半生を描く。
代々将軍に囲碁を教える名家に生まれた安井算哲は、対局よりも星と算術に夢中になり、神社に張られた設問を解くのに夢中になり、囲碁より算術にのめり込んでいきます。
算哲を庇護している、会津藩主の保科正之から日本全国で北極星の高度を測り、その土地の位置を割り出す北極出地を命じられる。一年半の任務を終え、暦のずれが判明すると、今度は新しい暦作りの総大将に任命される。天体観測と数理解析を重ねた結果、今まで使っていた「天明歴」に2日のずれが有ることが判り、幕府は改暦を帝に請願するのだが、公家たちの反対に逢い、あわや切腹と言った時点で、彼が主張していた日蝕があり、説が正しいことが判明します。
主役の「岡田准一」も良かったが(惜しむらくは、背がちょっとね)、脇役陣がそれぞれ存在感が有って素敵でした。
特に一緒に北極出地に出る、笹野高史と岸部一徳のユーモラスな演技。(歩足を数えて、距離を割り出すのですから。。。)
算哲を支える役の、保科正之(松本幸四郎)水戸光圀(中井貴一)等豪華脇役陣でした。
とにかく、男性ばかりの出演者の中で、唯一の女性、後に算哲の妻になる(宮崎あおい)が凛として輝いていました。
関孝和役の(市川猿之助)も芸達者でセリフがうまいなあ~と感心しました。
一見の価値のある映画です。興味のある方は、ご覧になって下さい。
2010年の「本屋大賞」に選ばれた原作を読んだ時から、面白さに嵌ってしまって、息子や孫・友人たちに勧めました。
原作者の沖方丁(うぶかたとう)さんとは、始めての出会いでした。
内容は、地味な本ですが、その面白さに一気に読んでしまいました。
今度、映画化されて、封切を楽しみにしていました。封切三日目の11時10分映画開始の、30分前に映画館に行きました。
切符売り場はすごい列で、月曜日だから空いているだろう?との思惑は外れて、100席ばかりの場内は満員で、友人と行ったのですが、離れた席しかとれませんでした。
おくりびとの監督の滝田洋二郎さんが、あの地味な原作を、どう表現されているのか?大いに興味が有りました。
(自分が惚れ込んでいる原作が、違って演出されるのはいやだな~)と、おこがましいことまで考えていました。
約2年前に読んだ本。原作では安井算哲と和算学者の関孝和の、数学問答がかなり描かれていたと思ったのですが?
映画になると、このような表現になるのだと、また違った観点で見ました。
あらすじ
800年もの間国内で使用されてきた中国の暦のズレを正し、日本独自の暦作りに専念した実在の人物安井算哲の半生を描く。
代々将軍に囲碁を教える名家に生まれた安井算哲は、対局よりも星と算術に夢中になり、神社に張られた設問を解くのに夢中になり、囲碁より算術にのめり込んでいきます。
算哲を庇護している、会津藩主の保科正之から日本全国で北極星の高度を測り、その土地の位置を割り出す北極出地を命じられる。一年半の任務を終え、暦のずれが判明すると、今度は新しい暦作りの総大将に任命される。天体観測と数理解析を重ねた結果、今まで使っていた「天明歴」に2日のずれが有ることが判り、幕府は改暦を帝に請願するのだが、公家たちの反対に逢い、あわや切腹と言った時点で、彼が主張していた日蝕があり、説が正しいことが判明します。
主役の「岡田准一」も良かったが(惜しむらくは、背がちょっとね)、脇役陣がそれぞれ存在感が有って素敵でした。
特に一緒に北極出地に出る、笹野高史と岸部一徳のユーモラスな演技。(歩足を数えて、距離を割り出すのですから。。。)
算哲を支える役の、保科正之(松本幸四郎)水戸光圀(中井貴一)等豪華脇役陣でした。
とにかく、男性ばかりの出演者の中で、唯一の女性、後に算哲の妻になる(宮崎あおい)が凛として輝いていました。
関孝和役の(市川猿之助)も芸達者でセリフがうまいなあ~と感心しました。
一見の価値のある映画です。興味のある方は、ご覧になって下さい。