＊ 子どもたち ＊

　8時１０分に家を出て「読み聞かせ」の小学校へ。
行く途中3年生くらいの女の子に会いました。長い髪はばさばさで梳かした様子が有りません。寝坊したのかな！！
　　　「学校に遅れるよ。一緒に行こう」と声をかけました。
　　　その子は信号で止まっている間、ブロック塀に算数の練習帳を押し当てて、やり残しの宿題をしています。
　　　「1回くらい宿題をしていなくても大丈夫だよ。遅くなるから早く行こう」と、促すと交差点を渡りましたが、また途中で立ち止まってやっています。
　　
　　　　いくら呼びかけてもききません。私も時間が迫ってるので気が気ではありません。学校の近くだったので置いてきました。

　　　受付で事務員さんに「注意してみてやってください」と、お願いして1年生の教室に向かいました。

　　　　　　　　　　　 1年生は天真らんまん　
　　「つるのおんがえし」イタリアの作家・画家の　アルノルフィーナさんの、絵が日本画のようで幻想的な素敵な本です。（文章も簡潔で1年生でも理解できるような、内容になっていました）

2冊目は「１０ぴきのおばけのかいすいよく」作・絵　にしかわおさむ
１０ぴきのおばけシリーズ・４　です。絵も内容もわかりやすいし、かわいいし、子供たちが大好きな本です。

皆、机を片付けて私を見上げるように、近くに集まります。こちらも、見つめられて緊張します。いつも先生が椅子を出してくれますが、声がよく出るように立って読んでいます。
すると男の子が「疲れるから座って読めば！！」でせっかくのご親切に答えて座って読みましたが、声が出しづらい感じがしました。
本当に、かわいい子供たちです。自分の子はこんな風に余裕をもって、育てられなかったので、せめて今かかわっている子どもたちは、余裕をもって見ていこうと思ってます。

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