リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ホームツーリズム~ガスタウン

2024年07月05日 | 日々の風の吹くまま
7月3日(水曜日)。☀。うっ、暑くなって来た。明日はまだ平均的な気温だけど、金曜日には26度、土曜日には29度、日曜日には31度と上がりっ放しで、月曜日もまだ30度、火曜日から28度、27度、25度と下がって、木曜日になってやっと平均的な24度という、何かすごい予報だけど、エスターがライネでは来る直前まで猛暑だったと言うので、はてはドイツみやげかなぁ、なんて・・・。

今日の予定は、電車で終点のウォーターフロント駅まで行って、カナダプレイスの辺りをひと回りした後でオリンピックヴィレッジに移動して、フォルスクリークを散策して、BMOセンターに寄ってオープニングナイトからずっとなぜかすれ違ってばかりいた『Guys & Dolls』のポスターとシーズン最後の夏のプログラムを引き取って、メインストリート駅から電車で戻って来ようというもの。朝ご飯を食べて、ゆっくりとコーヒーを飲んで、10時過ぎに出発。ニューウェストミンスター駅の下にある駐車場で勝手に「我が家専用」と呼んでいる隅っこのスポットに車を止めて、(いつも)しぶしぶだけど10時間分の料金を支払い。電車でバンクーバーのダウンタウンに行ったら3時間以内に用を足して帰って来るのが難しいのを知っているから、3時間の先は4時間も5時間もなくていきなり10時間になるわけ。エスターによると、ドイツでは先払いせずに駐車場を出る時に止めた時間分の料金を払うのが普通らしい。でもヨーロッパよりもずっと車社会の北米でそれをやったら、出口に列ができて混雑するだろうな。

カナダプレイス周辺は相変わらず観光客でごった返していて、今日停泊していたアラスカに行くクルーズ船は、プリンセスクルーズのグランドプリンセス号(乗客定員3100人)とホランドアメリカのザーンダム号(乗客定員1432人)の2隻。プリンセスは290メートルというすごい長さ。でも、今どきの数千人規模の新造船と違って、背が高くないからそれほどブサイクには見えない。ぐるっと回ったところで、エスターの希望でスチームクロックを見に行くことになって、暑い中をガスタウンに向かっててくてく。ウォーターストリートの一部は今年から歩行者天国になったらしく、世界で唯一のスチームクロック(蒸気時計)があるのはその端。観光客が取り囲んでいて、カメラを向けたまま蒸気が吹き出して時間を知らせるの待っているところ。まあ、15分ごとに勢いよく吹き出した蒸気がかすれた音色でロンドンのウェストミンスター寺院の鐘のメロディをちょっと奏でるだけなんだけど、世界にひとつしかない蒸気時計となると、それなりにおもしろい。



ガスタウンでランチを済ませて、ウォーターフロント駅から電車でメインストリート駅まで行って、私たちがゴルフボールと呼んでいるサイエンスワールドの外の広場にある「2人の紳士」のところで、話しかけてみたら?とエスターをそそのかしたら、何とみごとなインプロブ。BMOセンターでロビーに入れてもらって、受付に置いてあったポスターとプログラムをもらって、コーヒーショップの角を回ってArts Clubの衣装制作スタジオを窓からのぞいて、角のコーヒーショップでひと休み。


エスターのみごとなインプロブのパフォーマンス

自撮り風に・・・

やっとゲットした『Guys & Dolls』の(キャストのサイン入りの)ポスター



お客があると自分が住んでいる街を観光できていいね

2024年07月04日 | 日々の風の吹くまま
7月2日(火曜日)。⛅🌤。暑くなりそう。予報では金曜日から週末にかけて猛暑になって、30度を超えるかもしれないらしい。ま、7月はもろに夏だから時には猛暑もあって当たり前なんで、3年前のヒートドーム現象のようなニューウェストミンスターで42度なんていうとんでもない猛暑がなければそれで良しとするか。

今日の気象は8時ちょっと過ぎ。エスターはすでに起きていて、自分でお湯を沸かして持って来たネスカフェを飲んだのとにっこり。今日の朝ご飯はベーコンときのこ入り卵焼きと(ワタシとエスターだけ)ブリオシュローフのトースト。エスターが今(エスターの90代のお父さんが住んでいる)ブダペストに行っている娘のナージャにWhatsAppで電話。背後でにぎやかな子供の声は2人の孫。エスターが差し出した携帯にすてきな若夫婦が写っていて「ハロー」というので、ワタシも手を振ってハロー。テーブルに座っていたカレシにも携帯を差し出したので、カレシも「ハロー」。エスターによると2人の間にすったもんだの恋愛ドラマがあって、今はとにかくラブラブで、エスターはあっという間に2人の孫のおばあちゃんになったそうな。

観光は近場からと言うことで、今日はまずMarket Crossingまで車を走らせて人とワインを仕入れ、帰って来てひと息ついて、今度はCompassカードを持って川岸の遊歩道まで6番ストリートをてくてく。ニューウェストミンスター市はカナダ西部で最古の「市」で160何年になると言ったら、「まあ、まだベイビーじゃないの」。あはは、ヨーロッパは「旧」大陸だから、古さの物差しが違い過ぎるか。ロイヤル・アベニューを横断して、遊歩道へ行く跨線橋の横にあるニューウェストの古い街頭写真を見て「これ、いつ頃の?」という問いにはカレシが「40年代だよ」。いかにも旧式な電車の写真に顔をしげしげと見たエスターは「ブダペストでは60年代の終わりでもこんな電車が走っていたわよ」。そっか、エスターが子供だった60年代のハンガリーはまだソビエト連邦の支配下にあったんだ。跨線橋を渡って、嫌でも目に付くギネスブック認定の「世界一背の高い」Tin soldier(錫の兵隊)の前で記念撮影。その後は遊歩道をそぞろ歩いて、停泊している観光用の外輪船を見たり、艀を引いて往来するタグボートを眺めたり。ライネは内陸の8万都市で山も海もないところだから、エスターは写真を撮るのに夢中。ランチはホテルのBoathouseレストラン。地ビールと大きな焼きえびに舌鼓を打って、帰りは急な上り坂を避けて駅地下のターミナルからバス。





ひと休みしたら、エスターが2日目の時差ぼけのピークで昼寝をしている間に、晩ご飯のバックリブの仕込み。(私たちの経験から言うと、時差ぼけはなぜか2日目がきつい。たぶんは初日は興奮していてアドレナリンがばんばん出ているせいで身体が気付かないのかもしれないな。昔よく行ったレストランTomatoのシェフに教わったバックリブを気に入ってくれたエスターにはレシピをあげることにして、カレシがレッスンをやっている間、エスターがハンガリーの名物料理グヤーシュを作ってくれるというので、2人でスーパーに行って材料を調達。女同士のおしゃべりを楽しみながらの買い物も楽しいひと時。明日はバンクーバー観光の予定。週末は「熱波」が襲来するそうだけど・・・。



ドイツからのお客さんを空港で出迎え

2024年07月02日 | 日々の風の吹くまま
7月1日(月曜日)。☁。⛅🌤☀。起床8時。今日は忙しい。ゲストルームの準備を済ませたところで、エスターが滞在中に必要になりそうなものを調達。まずは道路向かいのLondon DrugsにあるTransLink(公共交通機関)の販売機でコンパスカードを買って、ウォルマートに足を伸ばして、スリッパとハンガーをかけるためのカーテンロッドを買って来て、大汗をかいてロッドの取り付け。普通なら寝室だからクローゼットがあるんだけど、我が家は元々全面的に鏡張りのドアが気に入らなくて、引っ越して来た時に取り払ってカーテンを下げて、本棚を入れたので、完全な収納スペース。でも、何とかお客を迎える準備が完了して、ほっとひと息。



エスターの飛行機はドイツでけっこう古くからあるコンドル航空で、こっちの時間で朝の5時過ぎにフランクフルトを発って、バンクーバー着は午後3時40分。でも、バンクーバー国際空港(YVR)のウェブサイトで到着便のページをチェックしたら、あら、DE2454便は遅れていて到着予定は4時50分。ヨーロッパからの便は遅れているものが多いようなので、何かあるんだろうな。入国管理やら何やらで30分以上かかると踏んで、4時半くらいに出て行けばいいみたい。ということで、晩ご飯に添える(自家製の鶏がらブロスで栄養満点の)チキンスープを小さいスロークッカーに仕込んで、カレシと一緒にモールのKin’sに行って野菜を調達。帰って来て、もう一度到着便をチェックしたら、えええっ?到着予定は午後4時21分と、何と30分も縮んでいるじゃないの。時計を見たらもう4時なるところ。慌てて支度をして、ウーバーを呼んで、それっ。

国際線の到着ターミナルに着いたのは4時35分。電光掲示板を見たら、DE2454便は4時25分に到着したことになっていて、じゃあ、エスターは5時過ぎには出て来るかな。出口近くの待合エリアの柵にもたれて、今か今か。ぞろぞろとほぼ途切れることなく出て来る人たちの荷物の多いことと来たら、預ける荷物も機内持ち込みもかなりタイトに制限されている昨今、カートにスーツケースを山のように積んでいたりして、いったいどれくらい超過料金を払ったのやら。エスターから「スーツケースが出て来るのを待っている」というWhatAppのメッセージが来たので、無事にバンクーバーに到着したのは確かなので心配はしていなかったけど、やっと出て来た頃には到着から1時間後。興奮気味にハグして、ヴィルコメン、ホジヴァジと覚えておいたドイツ語とハンガリー語と歓迎の辞。ウーバーが来るのにちょっと時間がかかったけど、タクシー乗り場の向こう側にあるライドシェア専用の待合エリアで待って、我が家に帰り着いたのは6時10分。

冷やしておいた白ワインで乾杯して、フランクフルト空港で飛行機に乗るまでの知っちゃかめっちゃかな冒険談に爆笑して、機内食がまずかった話にまた爆笑して、9時間もの長い飛行は初めてで映画を3本観たと聞いて、あはは。チキンスープと鶏のケバブとフレンチフライの簡単メニューで晩ご飯にして、語学談義に花を咲かせているうちにいつのまにか日が落ちていた。興奮しすぎて一睡もしていないというエスター。うん、今夜はゆっくり休んでね。


お客を迎える準備~空の雲はもう秋の準備?

2024年07月01日 | 日々の風の吹くまま
6月30日(日曜日)。☁⛅🌤☀。はあ、今日で1年の半分が終わりだぁ。感心してていいのかなぁ。あっという間に秋になって、あっという間に・・・しぃらないっ。気温はそれでも上がり気味で、きのうは23度。今日もそれくらいかな。

日曜日はウォーキングは休みなので、いそがずにゆっくりと掃除。特に明日からゲストルームになるスペアルームは、冬の間ほとんど閉めたままで使わなかった(掃除もさぼった)ので、けっこう埃が溜まっているし、段ボールやラガラクタを積んであった隅っこは誇りで床が白く見えるくらい。カレシのビデオやラカセットテープのコレクションが入った段ボール箱が3つもあって掃除のために退かすのがひと仕事。埃を払ったら、箒を持って来て家中の床を隅から隅までていねいに掃いて、ごみや埃をそれぞれの部屋の1ヵ所に集めて、次は掃除機。しっかり掃除機をかけ回してごみを吸い取ったら、次はモップかけ。暑くなって来て大汗をかくと眼鏡が鼻先にずり落ちて来るので厄介。今の季節はカレシがガーデニングでルーフデッキやバルコニーで出入りするので、家中のモップかけが終わったらパッドは真っ黒。掃除機のダストボックスをダスターで拭って、動かした家具を戻したら、もうランチタイム。

ランチが済んだら、ソファの上に積んであった潰した段ボール箱の束を駐車場の隅にある専用コンテナに捨てて来て、ソファを開いてベッドにして、寝室のクローゼットにしまってあった厚いウレタンマットとベッドパッドをあまり寝心地の良くないマットレスの上に重ねて敷いて、ベッドの体裁を整えて、今日の作業はおしまい。客用の枕とシーツ類を持って来て、後は明日。ああ、くたびれた。晴れた空には夏らしい感じの雲がいっぱい。でも、晩ご飯の後になって広がって来た雲は、いわし雲というのか、さば雲というのか、ひつじ雲というのか、何となく秋の雰囲気だなあ。


着々とゲストルームの準備・・・





ベーカー山と雲の競演

きのうの土曜日にバンクーバーのファーマーズマーケットに行っているはずのきのこ屋のマットに送ったテキストメッセージに返事がなかったので、もしかしたら学校が夏休みに入ったばかりだからバケーションかなと思って、来週の土曜日の予定を聞いたら、「木曜日に4人目が生まれて、商売はちょっと蚊帳の外なんだ」という返事。あらら、めでたいじゃないの。マットはまだ30代半ばで、小学校高学年の子を頭に一男二女の子煩悩なパパだったのが、これで4児のパパになったわけか。お祝いのメッセージと一緒に男の子?女の子?と聞いたら、「男の子で、2780グラムでちょっと小さいけど、もう自分で首を持ち上げようとするんだよ。名前はアイザック・オウェン・マカリスター」。おお、古風で格調の高い名前で、将来は大物になりそうだねえ。次の土曜日もマーケットは休むかもしれないというので、うん、ここは家族サービスに没頭した方がいいよと言っておいた。がんばれ、マット。


老害政治家に抗議するばかりの次世代は何害?

2024年07月01日 | 日々の風の吹くまま
6月29日(土曜日)。🌤⛅☁🌧☁。三連休の初日。気温が上がって来たみたい。木曜日の朝はオフィスの暖房が入っていたくらいなのに、きのうの最高気温は21度と平均的で、今日は昼にはもう予想の23度だから、25度くらいまで行ってしまいそう。ま、あさってはもう7月なんだから、そう来なくちゃ。

いつもの時間にウォーキングに行ったら、今日も何となく閑散とした雰囲気で、中央のフードコードを見下ろすと開いているテーブルの方が多い。さあ連休だぁ~と、みんなどこかに行ってしまったんだろうな。でも、この書き入れ時にウェストジェットは労働協約の交渉中だった整備工の組合がストに入ってしまって、200便くらい欠航。極端なケースでは、空港に着いたところで欠航が発表されて夏休みの旅行が宙に浮いてしまった家族連れもいたそうで、バケーションに行く(はずだった)人たちはエアカナダや他のLCCに振り替えようにもどこも満席の状態ではそれも難しそうだな。今はどこも人手不足だから、航空会社も大小を問わず増便したくてもできない状況なのかもしれない。おまけに今は空港の飲食店の4分の1が従業員の職場放棄で閉まっているそうだから、空港で様子見をしようにも食べるに事欠くかもしれないしね。

政府はこの時期にストをして客に迷惑をかけるのは許せないと、労働大臣が拘束力のある仲裁による解決を命令したけど、組合がウェストジェットは私企業であって「必要不可欠なサービス」に指定されていないんだから余計な口出しはするなとばかりに職場放棄しちゃったから、トルドー君政府の面目は丸つぶれというところ。先には自由党の牙城だったトロントの選挙区での補欠選挙で保守党に負けたばかりで、党内からは「トルドー降ろし」の声が上がっている。お隣さんのアメリカでも、トランプとの討論で印象が悪かったバイデンに危機感を募らせた党の内外から「バイデン降ろし」の声が高まっているし、フランスではマクロンが「総選挙」という大博打に出たら、右派が過半数を取りそうな勢いで、あっちでも「マクロン降ろし」の声。でも、若い世代には何にでも「何とかしろ」と抗議する活動家の群れがわんさといるのに、誰も「何とかしたい」と政治の表舞台でリーダーシップを担おうとしないのが不思議。ま、世界は大きな過渡期にあるらしいけど、長い歴史の上では過渡期なんてものはしょっちゅうあったんじゃないかなあ。あら、空の雲行きもおかしい・・・。


これ、夏の雲には見えないけど

きのうはドライブに行って買い物に行く時間がなかったので、明日は掃除の日で月曜日にはドイツから遥々エスターが来るから、今日のうちに買い物。トイレットペーパーやティッシュのような嵩張るものも手持ちが少なくなっているので、買い物が終わる頃に電話してカレシに迎えに来てもらうことにして、トロリーを引いてスーパーへ。朝はあんなにいい天気だったのに雨がぽつぽつ。土曜日の午後はけっこう客が入っているんだけど、今日はがらぁ~んとした感じだったので拍子抜け。夏の最初の連休だからみんなどこかに行っちゃったってことだね。コーヒー1キロとか食洗機の洗剤ポッドとか重くて嵩張るもので車輪付きのバスケットを一杯にしてからカレシに電話。(老害どころか、この頃はかなり役に立ってくれるカレシ・・・。)待っている間にトイレットペーパー、キッチンペーパー、ティッシュの6箱パックをバスケットに積み上げておいて待機。レジのお兄ちゃんが「いい天気だね」と言うので雨が降り出したよと言ったら、「そりゃないよ。バーべーキューするんだから」。カレシが重いトロリーを引き、ワタシがペーパー類の特大パックを抱えて帰って来た頃には地面が濡れるほどの雨。あぁ~あ、裏庭でのバーベキューパーティがいくつおじゃんになったことやら・・・


車を走らせないとバッテリもドライバーも劣化する

2024年06月30日 | 日々の風の吹くまま
6月28日(金曜日)。☁🌤⛅☁。あまり寝坊をせずに目が覚めたけど、右の股関節と膝がしくしく。そっか、きのうは坂を下りて市役所の隣でやっているマーケットに行って、トートバッグを担いで坂を上って帰って来たんだった。階段を下りるのが辛いのと同じで、下り坂が腰と膝にこたえるようになったみたい。普通に歩き回っているだけなら問題はないんだけど、重いトロリーを引っ張ったり、トートバッグを担いで歩いた時や、下り坂や下り階段を歩いた時に寝ている間に痛み出して目が覚めるから困る。でも、起きてダイニングに出たら、キッチンからきのうの夜スロークッカーに仕込んでおいた鶏がらブロスのいい匂いが漂って来て、よし、今日もがんばるぞという気分。

カレシがユウ君とハナちゃんのレッスンをしている間に、きのうやり残したクロスワードをやっつけて、ウォーキングは正午近く。学校は今日から一斉に夏休みに入って、月曜日はカナダデイ(建国記念日)の祝日だから週末は三連休ということで、モールは金曜日の昼時としては何となくがらんとした感じ。いつもより遅いランチになったので、シイタケとヤマブシタケとモレル(アミガサタケ)のスライスをオリーブ油で炒めて、電子レンジで温めた瓶詰めのマッシュルーム(味)のパスタソースに混ぜ込んで、茹で上がったスパゲッティーニにたっぷりかけて、ちょっとグルメ的なランチ。ワタシは呼吸器系のアレルギーに悩まされたことがあるけど、食品アレルギーとは無縁で食いしん坊としてはラッキーだと思っていたのに、事もあろうかグルメきのこであるモレルをごく普通の量を食べると腹痛が起きるようになって愕然。でも、それほどひどくはなかったので、減感作療法のつもりでしっかり熱を通したものをごく少量を食べているうちに問題なくモレルの味を楽しめるようになったからラッキー。

ずっと前から寝室のカレシの側のベッドサイドランプが壊れて古いテーブルランプを使っていたのを、エスターが来るので新しいペアに買い替えるチャンスと、車の「運動」を兼ねてホームセンターに行こうとカレシをせっついていたところ、今日になって「午後はフリーだから行こうか」。おお、やっと。気が変わらないうちにと、ささっと支度をして、カレシを急かして地下の駐車場へ…というところまでは良かったけど、あはは、まぁ~たバッテリが上がっているじゃないの。今にもエンジンがかかりそうだけどかからないという微妙なところで、部屋に戻ってカレシにBCAA(自動車協会)に緊急サービス車を送ってくださいと電話させたら45分待ち。ま、いっかとPCの前に戻ろうとしたら、電話が鳴って「たまたま近くにいるので5分くらいで行きます」。おお、ラッキー。ほんとに5分でまた電話が来て「外の駐車場にいます」。住人用駐車場は専用のフォブがないと入れないので、誘導役にカレシを「派遣」して、ワタシは駐車場へ直行。

ちょうどカレシを乗せたサービス車が到着したところで、さっそく充電。微妙なところだったから一発でエンジンがかかって、しばらく車やバッテリの性能などの話をしながらアイドリング。(車を使わないとバッテリの寿命が縮むんだそうな。)そろそろいいかなというところで、(住人用駐車場は出るにもフォブが必要なので)サービス車を誘導する形で外へ。そのまま調べておいた道順で隣町の巨大なホームセンターへひとっ走り。ちょうど棚に2個あったランプを買うまでは順調だったけど、広大な駐車場から道路の反対側車線に出るのがタイヘン。信号のある道路が見えるのに出口が見つからず、スターバックスのドライブスルーのレーンに出口から入ってしまって、バックで戻るのにひやひや。まあ、何とか帰って来たけど、Use it or lose it(使わなければダメになる)の原則の通り、車を走らせないとバッテリだけじゃなくて、ドライバーも劣化するらしいね。


昼白色(5000K)の電球は寝室向きじゃないなあ・・・


ゆうべはウーバーでレセプションと芝居にお出かけ

2024年06月29日 | 日々の風の吹くまま
6月27日(木曜日)。🌧☁🌧☁。また寒いよぉ。何でなのぉ?もしかしたら、まず冬が来て、それからら夏が来るとか?エレベーターの中で一緒に乗っていたおばあちゃんにそんなことを言ったら「そうかもしれないわねぇ。あははっ」と爆笑して「長生きするといろんなことがあるから、もうどうでもいいの」。なるほどそうよねえ、ワタシもいい年だからいちいち文句を言ってられないかなぁなんて言ったら、(たぶんワタシよりちょっと年上の)おばあちゃんは「あははっ、あなたはまだどうでもよくなるくらい生きてないじゃないの」。はあ・・・?

夕べの芝居『Ring of Fire』はアメリカのカントリー歌手のジョニー・キャッシュの曲を台詞代わりにして、「ジュークボックス・ミュージカル」と称するコンサートともミュージカルともつなかないストーリーテリング仕立て。幕が上がるのは7時半だけど、その前のレセプションは6時からなので、「家から行き先」でググって所要時間をチェック。まだラッシュの終わりあたりだから1時間はかかるということで、それではと大急ぎで晩ご飯を食べて、5時10分前にウーバーに「来てちょうだい」。いつもなら5分以内に来るんだけど、7番アベニュー沿いにやっている水道本管の増強工事が幹線道路の8番ストリートを横切っているので、道路が込んでいると見えて9分。それでもグランヴィル劇場までの所要時間は58分(チップ込み4600円)。久しぶりにADC(芸術監督サークル)の仲間と会って、ああだこうだと近況報告。

演出は去年オンタリオ州ロンドンのグランド劇場の芸術監督に就任したレイチェル。この人はフリーの演出家として、東部のどこかでオペラを演出し、次は西部や北部のどこかで芝居を演出し、ロンドンに戻れば劇場の運営に勤しんだりで大忙し。何しろキャスティングに始まって、1ヵ月近くリハーサルをして舞台に乗せるまでに2ヵ月はかかりそうなので「出張演出」のときは一人娘を夫氏に任せっぱなしってことで、芸術活動はきっついよなあ。ワタシを見て「あら、元気?がんばってる?」とハグ。うん、まだギブアップしてませぇ~ん。音楽監督のスティーブは、何年か前にミュージカル『Once』のリハーサルの見学に1ヵ月通って、毎日稽古場の隅っこに黙って座っていたワタシをを覚えていてくれたのに感激。「みんな覚えてるよ。熱心な観客の前で稽古するのはめったにあることじゃないからね」。夏の間Arts Clubで産休に入る資金開拓部長のキャサリンの代役をするシドニー(春の劇作ワークショップの講師)には翻訳・脚色の進み具合を報告して、そばにいて紹介されたセットデザイナーのパトリックにはデザインはどこから始めるのか、脚本を読んで舞台のイメージ作りをするのかと質問攻め。レセプションではよく演出家や舞台セットや照明やサウンドのデザイナーや監督が良く来るので、何といってもワタシには制作に携わる人と話せる機会は願ってもない「学び」の場。ただの劇場ねずみのワタシの根掘り葉掘りの質問に、嫌な顔もせずにきちんと答えて説明してくれるのは、みんな自分の仕事に自信とプライドがあるからだろうな。



劇場では照明が落ちるのを待つ間、隣に座った男性とひとしきりおしゃべりして、存分にショーを楽しんで、ウーバーで帰館。所要時間38分でチップ込み3100円はタクシーよりも断然速くて断然安いし、何よりもタクシーよりずっと快適だから、ウーバーさまさま。さて、一夜明けた今日は、まず道路向かいのヴィクターの店で来週から10日のファミリー・バケーションで休業するのに備えて注文してあった肉類をピックアップ。雨が上がったので、3時にはファーマーズマーケットへ。あぁ~あ、もう週末が目の前で、忙しいったら、もう・・・。





リタイア暮らしはこぶの日が胸突き八丁の日ではなくなる

2024年06月28日 | 日々の風の吹くまま
6月26日(水曜日)。☁🌤☁🌧☁。また落ち着かない天気。きのうは予報に反して26度もあったそうで、どうりてやたらと暑い感じだった。で、一夜明けた今日は予想最高気温が17度で雨がち。こうもくるくると変わると、特に自律神経系統に問題があったりすれば、人間も対応が追いつかなくなって来て体調が狂って来るはずだな。何だか今いち調子がパッとしないなあと感じるのはそのせいかもしれない。

普通にウォーキング(5周)して来て、カレシはパロアルトのリリーと英語レッスン。レッスンと言っても、リリーは中国から留学生として渡米してもう何年もアメリカ暮らしだし、シリコンバレーに移ってからはアップルに勤める中国人の夫氏とパロアルトに居を構えて、学生ビザを延長しながらグリーンカードを待っているところで、現在2つ目の修士号(学士も含めて全部IT系)を取る途中なので、実際には英会話よりも就活やプログラミングのアドバイス。ものすごく頭が切れる人だけど、(まだ永住権がないのと)元々シャイな性格がネックになっているようなので、カレシが面接のコーチみたいなことをやっているわけ。

その間ワタシは支払いやら眼科の予約やらの事務的な家事を片付けて、ランチのしたく。こういう天気の日は熱々スープが一番と言うことで、冷凍庫に入れてあったアイリッシュ・シチューの残りを解凍して、2人分になるように水を足して、ジャガイモとケールとアッケシソウを加えて、極楽とんぼ亭自慢?の「アイリッシュ・ラム・スープ」。アッケシソウは天然の塩味だから水を足しても塩を足さなくてもいいし、塩分の含有量が普通の食塩の半分ということで、塩の代わりに料理に刻んで入れると減塩になるし、塩味そのものが何となくまろやかになって、料理がおいしくなる気がする。おまけに抗酸化作用、抗炎症作用の他にビタミン類や葉酸、ヨウ素、ミネラル類が豊富だから、今ではスーパーフードと持てはやされる存在。人気が出過ぎて乱獲にならないといいけど、北米の沿岸地域ではけっこう普通に生えているらしい。(日本ではサロマ湖の秋を彩る観光資源だから、採って来て食べるということはしないんだろうな。)

さて、今夜はArts Clubのシーズン最後の作品『Ring of Fire』のオープニングで、シーズン最後のレセプションがある。今週はウーバーの料金が会員スペシャルで利用20回まで最高20%オフになるので気楽なもの。晩ご飯の前にグランヴィルアイランド劇場までの所要時間をググっておいて、午後6時からのレセプションに間に合うタイミングでウーバーのアプリでおねがいしまぁ~すと行くか。


外は窓拭き、内はガラクタ撤去できれいさっぱり

2024年06月27日 | 日々の風の吹くまま
6月25日(火曜日)。☀🌤。寝たのは1時近かったのに、天気がいいせいでまた早くに目が覚めてしまった。早いと言っても7時前だったけど、眠りに戻れなかったので7時半には起きてしまって、PCを立ち上げてゆうべやり残したことの続き。カレシが起きて来たのは8時ちょっと過ぎで、朝ご飯が済んでもまだ9時には遠いもので、何だか時間が余っているような感じ。


欠けて来たストロベリームーン~午前12時30分(48倍ズーム)

今日はマンションの窓拭きの最終日で、ブラインドを下ろしたままでPCの前に座っていたら、9時半頃に上から巨大な足の影が2つ。上の階の窓を拭き終わったら、するすると降りて来て我が家の窓の番。天井から床までが窓だから、ロープにぶら下がったままで、片手に持った吸盤をガラスに当てて身体を固定しながら上の部分を拭いて、ルーフデッキに着陸。下の部分を拭き終わったら、そのまま手すりを超えて下まで。今日は日が当たっていて暑いだろうな。ウォーキング(5周)から帰って来たら、ダイニングの外のデッキにロープがとぐろを巻いていた。ルーフデッキとバルコニーに面している窓は、本来はマンションの規約で「アクセス可能」として住人が窓拭きをすることになっているんだけど、上の階の窓を拭くときに石鹸水のしぶきが散って我が家の窓ガラスにかかると染みが残ることがある。そこで去年窓拭きの通知が来た時に、こういう事情で別途費用を払うからついでに拭いてもらいたいと理事会にリクエストしたら、ちゃんと拭いてくれて、しかも追加費用の請求はなし。汚しておいて後はそっちで拭けってのはないもんね。




ランチが終わって1時過ぎに、ダイニングの外のロープが揺れて、お兄ちゃん2人がかりでオフィスのワタシのそばの窓とダイニングのパティオドアを拭いてくれて、また手すりを超えて下の階に移動。石鹸水を含ませたローラーで拭いてからスクレーパーで水分を拭き取るんだけど、中から見ていると染みを残さずにきっちりと拭き上げるテクニックが良く見えておもしろい。




今日は廃品回収業者が来る日で、午後1時15分に「あと20分で到着します」という電話。ロビーまで下りて行って、玄関前にスペースがなくて隣の駐車場にトラックを止めて来た若いお兄ちゃん2人と一緒に部屋まで。ちょうど引越しと重なって、エレベーターが遅いのが難かな。ドアを開けて、ガラクタをまとめておいた部屋を指して、さあどうぞ。ぐるっと見て、クリップボードを見せて「8分の1のレベル1なので、2万7千円プラス税金になります」。はい、それでお願いとスペアのフォブとごみ袋の箱を渡したら、実に手際よくラジオだの何だのを放り込んで、まず半分くらいを搬出。隅に立てかけてあった古い蛍光灯6本も持って行ってくれたので大助かり。しばらくして戻って来て、残る家電や壊れた椅子、ズボンプレッサーなど嵩張るものは台車に載せて搬出したら、うはぁ、部屋が広く見える。トラックに積み終わって戻って来たお兄ちゃんたちも「すっきりしたでしょ」。ほんとに、すっきり。その場で(随意にという)チップ15%を含めた税込み料金3万3千円をクレジットカードで払って、ガラクタ撤去は完了。何か今日は外も内もきれいになって気分がいいなあ。


この山を・・・

残り半分・・・

ガラクタが消えたら


クロームからやかましい広告が消えてすっきり!

2024年06月26日 | 日々の風の吹くまま
6月24日(月曜日)。⛅🌤☀。あぁ~あ、もう6月も最後の週で、1年の半分が過ぎようとしている。時間の足、ほんとに速過ぎる。でも、時間の神サマさぁ、「速過ぎる」と書いたからって、俊足だねえなんて言う今どきのほめ言葉じゃないからね。くれぐれも誤解のなきように・・・。

きのうの最高気温は19度で、今日は雨が降るはずだったのに、何ともさわやかないい天気。暑くもなく寒くもなくて、そよ風に吹かれていると気分もさわやか。うん、これこそが4、50年前のバンクーバーの夏だったの。きのうずいぶんよく働いたせいで、今日は朝から背中の辺りの筋肉が痛いし、いつも疼いている肩の関節もちょっとぎしぎし軋んでいるので、今日は息抜きの日と言うことにして、朝からのんびりとニューヨークタイムズのクロスワード。毎日その日のパズルを解いてからアーカイブのパズルをやるんだけど、1993年の11月分から始めて、年中無休だから今やっと2011年5月。毎日やるようになったのは2019年4月からなので、その前の25年とちょっとで約1万日分やって、追いつくのに後8年でまだ
ざっと3000日分もある勘定。気の長い話だなあ・・・。

クロスワードパズルの3代目編集長が「辞書やヘルプの利用は大いにけっこう」という方針なので、答えに詰まったら利用するヘルプサイトが2つあるんだけど、最近の何週間か広告ブロッカーが(Googleの意向で拡張機能から外されて?)使えなくなって、画面が一面の広告の海。そのほとんどが今アメリカで問題になっているTemuという中国の激安ネット通販で、さらにポルノっぽいゲームのサイトの広告があっちこっちの隙間を埋めていて、極めつけはうわっと画面いっぱいを占拠する広告(広告ブロッカーの有料アプリの広告も!)が飛び出す始末。とにかくどこかをクリックしないと元の画面に戻れないから悪質もいいところで、それがプッシュ技術とか言うヤツで、つまりは「押し売り」。宣伝どころか消費者の反感を買って逆効果になるんじゃないかと思うんだけど、今どきはそこまで考えが及ばない人間が多いらしいな。

初めは障害物競走みたいな感覚でいたけど、何か歌舞伎町界隈の看板みたいな広告ばかりでイライラして来たし、パズルは所要時間を計るクロックをオンにしているから広告を避けるのに時間を食われるのは迷惑千万。ということで対策をあれこれググりまくって、クロームの「プライバシー&セキュリティ」のセッティングで「広告をパーソナライズする」と言うのをオフにしてみたら、あぁ~ら不思議、不思議、広告が嘘のように消滅。パズルの画面も広告が出て来たスペースはそのままだけど「広告」と小さく表示されるだけですっきり。でも、「パーソナライズ」と指定すれば、ワタシが閲覧するようなサイトの性質に合わせて表示される広告の内容が制限されると思ったんだけど、どうも違うらしいな。要するにワタシに合わせて「パーソナライズする」というのは表向きで、Googleが広告主にワタシがプライバシーを侵害してもいいと言ってるよという情報を流しているのと同じ。スマホで見ている日本のサイトにも歌舞伎町そのもののあからさまなポルノ漫画の広告が氾濫していて、消したくても×印が小さ過ぎてうっかり開いてしまうようにデザインされているから頭に来るんだけど、PCでクロームからアクセスしてみたらぜんぜん違うタイプの広告が「さりげなく」出て来るから万々歳。まあ、広告なしがいつまで続くかわからないけど、今のところはすっきり、さっぱりで、パズルに集中できて気分爽快。それにしても、今どきのネットは何でも一方的にプッシュ、プッシュ、プッシュの「押し付け文化」の世界という感じで、どうりで詐欺が大繁盛するはずだな。


きれいになってスクロールしなくてもよくなった画面

空白は広告が表示されていたスペース


午前中は掃除洗濯、午後は捨てるガラクタ集め

2024年06月24日 | 日々の風の吹くまま
6月23日(日曜日)。☁⛅🌤。雨が降っているはずだったのに、青空がのぞいたりして、まだ暖かめだし、どうしちゃったのかな、空模様。ま、朝ご飯が済んだら、今日はまず洗濯。夜はもう寒くないから、今日は毛布だけは残してフランネルのシーツ類をパーケールのに替えて、フランネルのをまとめて洗濯。それからエアプランツのオードリーちゃんをお風呂に入れて、ダスターと箒で掃除を始めて、途中でシーツ類を乾燥機に移して、いつもの洗濯を始めて、今日はウォーキングが休みなので、ちょっと念入りに掃除機とモップかけ。動かした家具を元に戻して掃除が完了したのは11時45分。はあ、もうランチの時間だ・・・。

午後は寝室のウォークインクローゼットから廃品回収業者に持って行ってもらうガラクタを選り出す作業。昔私が棚板と金具とネジで組み立てた古い本棚が2つあって、段ボール箱やら何やらがごちゃごちゃ。そのひとつを開けてみたら、うは、何に使ったのか思い出せないような接続コードや電源コードがどっさり。積んであった3つの収納箱のひとつにもとっくに捨ててしまったエレクトロニクス製品のコードの類がびっしりとぐろを巻いていて、思わずため息。カレシが「何かのときに使えるかもしれない」と捨てないでおいたものだけど、今どきの電化製品のコードってその器具にしか使えないのよねえ。んっとに、もう。コードの類をかき集めたらそれだけで大きなごみ袋がいっぱい。慈善団体の中古品店に寄付するものを集めてあったエコバッグ2つからは、着なくなったドレスや(なぜか新品のままの)おしゃれな靴を取っておいて後はゴミ袋行き。さらには壊れたラジオやら電気スタンドやら何やらをかき集めて、バルコニーの壊れた椅子や園芸用のスプレータンクも加えて、ガラクタを部屋の真ん中に集めたらもうくたくた。




それでも、積み上げてあった箱の陰になってアクセスできなかった本棚からなつかしいVHSテープが出て来てびっくり。我が家からVHSプレーヤーが消えたのはいつだったかな。テープも古いけど買ったものだから、どんな状態かな。ケネス・クラークの『Civilization』、カール・セーガンの『Cosmos』、レナード・バーンスタインのハーヴァード大学での講義シリーズのようなセットの他に、バレエやクラシックのコンサートのビデオ。セーガンの『Cosmos』は改めてDVDのセットを買ったのでVHSはもう不要。バレエはヌレーエフとマーゴット・フォンテインの『ロミオとジュリエット』、ナタリア・マカロワとバリシニコフの『ジゼル』、キロフ・バレエの『眠れる森の美女』、マカロワの『白鳥の湖』、コンサートのはミュージックビデオのクラシック版でバースタイン指揮の『エロイカ』、イ・ムジチの『四季』もある。パンク風で一世を風靡したナイジェル・ケネディが弾く『四季』もある。彼が弾くジャズのCDを持っているけど、クラシックからポップスまで弾いてしまえるあたりは、楽器は違うけど今のハウザーと似たようなところがあるな。ガラクタと一緒に捨てるには忍びないから、再生できるかどうかはわからないけど、誰かまだVHSデッキを持っている人にもらってもらおうかな。




洗濯物を片付けてしまえば、今日の家事はおしまい。(生きている限り食べるのをサボるわけにはいかないので、料理は家事のうちに入らないと思う。)朝から午後いっぱいまで1日中よく働いたので、晩ご飯は簡単にプライムリブのハンバーグとフレンチフライとトウモロコシ(1本を2分)とアッケシソウ。ご飯の後はクロスワードパズルをやってのんびり。エスターが来るまであと1週間になって、「やらなきゃリスト」がまた長くなって来た・・・。


おいおい何やってんの、アマゾン?

2024年06月24日 | 日々の風の吹くまま
6月22日(土曜日)。⛅☁。けさは曇りがちなせいで日の出の時間に目を覚まさなかった。天気は下り坂で、今日の予想最高気温は22度(きのうは28度)。明日は雨で、予想最高気温は18度。また暖房が入っちゃうんじゃないのかなあ。でも、よく眠った感じではあるけど、ヘンな夢を見ていた。チャリティのフリマか何かをやっているどこかのコミュニティセンターのようなところ(隣にスケートリンクがあった)で、古着がぎっしりと並んでいる狭い通路を歩き回っていたら、ある高いテーブルの隅にビニール袋に入った数個の固形石鹸。これ、いいね、と袋に手を突っ込んだところで目が覚めた。何を探していて、何を得たのか、何ともヘンな夢だったけど、寝起きはいたって爽快だったから、悪い夢じゃなかったことは確かだな。夢が言わんとすることって、いつも謎めかしていて、もったいぶっていて、どっちにも転びそうで、あんがい自分の深層心理を見ているのかもしれないな。

一応はワタシの「定休日」の土曜日は、アマゾンと追っかけっこ。大ファンのハウザーの新しいアルバム(CD)をアマゾンに注文したのは10日のこと。注文するときは必ずアマゾンが発送することを確認するんだけど、アマゾンのカナダのサイト(amazon.ca)で注文したのに、いつも確認メールでは「amazon.com」からの注文になっているから不思議。そのせいか配達日はだいたい10日先なのが普通で、発送通知のメールと同時に(配達先を郵便局の仮想私書箱にしてあるので)カナダポストの追跡番号が来るのが配達日の2日か3日前ということになる。で、今回はその配達日が6月20日。ところが、2日前になっても発送通知が来ないし、配達保証の20日になっても郵便局で受け取るための「配達通知」が来ない。どうしたんだろうと思っていたら、きのうの朝に「発送が遅れています。新しい配達予定日は6月25日です」というメール。まあ、急ぐものは注文しないし、プライム会員なので送料はゼロだからいいんだけど、よく見たら「注文日」が6月20日に変わっていて、「amazon.ca」からの注文で売主は「amazon.com.ca ULC」になっているから、ええ、何でぇ~?

それでアマゾンとの追っかけっこが始まったんだけど、らちが明かないでいるうちに、午後も3時を過ぎて「22日発送しました」というメール。なんだ今日じゃないの。それなら25日に来るのは間違いないかなと思って、念のためカナダポストのサイトでメールにあった追跡番号をチェックしたら、何と6月19日に配達済みで、7月5日が引き取りの期限になっているじゃないの。ええ、何で配達済みの通知メールが来なかったんだろうな。とっくに配達されているのに、なぜか翌日に「注文」の処理をして、新しい配達予定日を設定して、「遅れてます」メールなんて、ほんと、何やってんの?その20日に注文したことになっているのは注文番号が同じだから、もしかしてアマゾンが送ってなかったと勘違いしたとか?よくわからないけど、とりあえず追跡番号があるので向かいの郵便局にひとっ走り。これこれしかじかで何かおかしいんだけどと説明しながら追跡番号を見せたら、カウンターのお兄ちゃんがそれをちょいちょいと打ち込んで、「あ、来てますよ」。ええええ?

お兄ちゃんが奥から出して来た封筒の中身は間違いなくワタシが注文したハウザーのCD。ほんとに19日に着いていたってことで、何かキツネにつままれたみたいな気分だけど、25日配達予定の「注文」はどうなるんだろうな。重複して来るのか、それともあれは間違いメールだったのか。帰って来て、念のために「遅れます」メールの追跡番号をクリックしたら、アマゾンの追跡サイトで「本日発送」。ええ?で、その下のCDの写真の上に「本日配達」。ええ?それを聞いたカレシは「即日配達なんてすんごいサービスじゃん」と爆笑。ほんと、爆笑もんだよねえ。でもまあ、楽しみにしていたCDが来たので、さっそくマティニタイムにかけて、ああ、よかったぁ。ワタシが大好きな『アルビノーニのアダージョ』で始まって、何年か前のコンサートなどで演奏していた時とは趣が違って、すごくまろやかな大人っぽいアレンジになっていたもので、つい涙が出そうになっちゃった。あ、そうそう。もうひとつ謎が残っているんだった。アマゾンからの請求がまだクレジットカードに上がって来ていないんだけど・・・。


ああ、また1週間が過ぎてしまう

2024年06月23日 | 日々の風の吹くまま
6月21日(金曜日)。☀⛅🌤。あぁ~あ、また5時前に目が覚めちゃった。公式の日の出は5時6分で、ぎざぎざの山並みの上から太陽がうわぁ~っと顔を出すのはだいたい5時20分から25分。遮光性ゼロのブラインドを通してまっすぐ水平にキッチンまで日が差し込んで、いかにもすがすがしい朝のキッチンと言った感じ。でも、日の出とともに起きなくてもいいんだから、そのままずっと眠っていたいんだけど、なぜか目が覚めてしまうのはどうしてなんだろうなあ。まあ、今日も朝から暑くなる気配。きのうの最高気温は28度で、しっかり真夏。今日はもっと行くのかな。


午前5時23分

朝のキッチン

起きて天気予報をチェックしていたら、あら、「大気汚染注意報」だって。窓からは空が何となく霞んでいるようには見えるけど、大気の質の健康指数は低リスクの「2」。読んでみたら、そっかきのうの夕方にリッチモンド市の空港の近くであった火事の煙のことか。風向きのおかげでこっち方面には来ていないのは幸い。火事は川べりの倉庫から出火して、近くの使われていない鉄道橋に延焼して、1902年に作られた木造のトレッスル橋が大炎上。すぐ隣のバンクーバー市に通じるオークストリート橋が全面通行止めになったけど、その直前に橋を渡った車から撮ったビデオでは、真っ黒な煙が橋をのみ込んで、前の車の点滅する尾灯がやっと見えるほどの暗さ。消火にはけさまでかかったそうだけど、まだ時々あちこちで炎が上がっているらしい。きのうはまたバンクーバーのオリンピックヴィレッジで何と下水管が破裂して道路いっぱいに下水が溢れる騒ぎがあって、それが何とArts Clubの本拠があるBMOセンターからすぐそこ。こんな騒ぎが続くのって何の因縁なんだろうな、


黒煙を上げて燃えるトレッスル橋(Vancouver Sunから拝借)

週明けから続いていたマンションの窓拭き。ランチを食べ終わった頃にリビングの窓の外の(下の階のバルコニーの)屋根にロープがどさっ。しばらくして窓拭きスパイダーマンの登場。窓拭きのときはバルコニーの手すりのガラスも外側だけ拭くことになっていて、我が家の階はルーフデッキがあって、上から下まで一気に拭けないので、特にデッキに面した窓は上の3フロアも含めていつも作業日程の最後の方。それにしても今日は暑いから、スパイダーマンもタイヘンだな。水の入ったバケツやワイパーやモップやら何やらを腰にくくりつけているから、腰痛にならないのかなと思ってしまう。それでも最近は女性のスパイダーマンもいてかっこいい。



午前中にカレシのレッスンが立て続けに2つ(ユウ君が先で、次がハナちゃん)があるので、今日のウォーキングはランチの後。午後には買い物に行くつもりだったけど、必要なのはバナナだけとわかって、お札とクレジットカードとレジ袋をポケットに入れて行って、4周し終わったら1階に降りて、Kin’sでバナナを4本とついでに小ぶりのトウモロコシ3本入りのパック。これで500円足らずは安いかな。トウモロコシは20センチもない短いものだけど先まで実が入っていて、剥き残した皮がまだしっとりしているところを見ると、地物のはしりなのかな。遠い郊外のチリワックはトウモロコシの名産地だもんね。今日は蒸し器で蒸して晩ご飯の付け合わせにしようっと。普通の夏でも、おいしい季節はちゃんと来るからうれしいね。


クルーズの寄港地変更で函館にも行ける!

2024年06月21日 | 日々の風の吹くまま
6月20日(木曜日)。☀。夏至。日の出は5時5分。今ごろの季節は朝日がもろに寝室に差し込むので、ブラインドを下げていても明るくなり過ぎて目が覚めてしまう。でもまあ、これ以上日の出が早くなることはないからいいけど。いよいよ今日から夏。朝から快晴で暑くなりそう。(昨日の最高気温は25度。)青空には山並みに沿って白い雲がぷかぷかと行列。動物が見え、人間の顔が見え、おもしろい形が見えて、ついつい見とれて写真を撮りまくってしまうんだけど、そうやって刻々と姿かたちが変わるのに見とれていたら、1日があっという間に過ぎてしまいそう。でも、いつも夕方になると山並みの上の雲がみんなどこかに行ってしまうのが不思議。


雲の子供たちの遠足?

ウォーキングの帰りに地下2階の収納ロッカーからダイソンのタワーファンを出して来て、きのうまでエアコンが入るまでのつなぎで使っていた気化式ポータブルクーラーと入れ替え。タンクに水を入れたり、オンにする前にフィルターを濡らさなければならないのがめんどうなもので、首振りをしなくなったのを幸いにお払い箱。スイッチを入れたら、うん、やっぱりダイソンの方が効くような気がするな。のんきにランチを食べていたらSilverseaから「重要なお知らせ」。何じゃいなと思って開けたら、9月の太平洋横断クルーズの日程変更。アラスカの最後の寄港地だったダッチハーバーを(接岸できる設備がないので)上陸の手段に限りがあるということで外して、代わりに釧路寄港を予定していた日を函館寄港に振り替えるというもの。振り替えるって、ええっ?でも、新しいスケジュールを見たら、なぁ~んだ、ダッチハーバーに行かない分1日早く釧路に着くので、その分函館を追加したということか。どきっとしちゃったじゃないの、もう。


日付変更線を越えるので9月24日がない(矢印)

考えたら、第2次大戦の史跡と漁業基地くらいしかない人口4千人ほどのダッチハーバーよりは、歴史的な観光スポットがいくつもある都会の函館の方が魅力的に決まってるから、ワタシもカレシも変更には大大賛成。私たちが函館に行ったのは青函トンネルがまだ掘削中で貫通する数年前のこと。青森から連絡船で渡ったんだけど、道産子のワタシが青函連絡船に乗ったのは後にも先にもあのときだけ。未だに2人ともよく覚えているのは、船に載り込んだとたんに男性客がどどどぉっ~とビールの販売機に押し寄せて、あれよあれよという間にビールが品切れになったこと。思い出話になるたびに笑ってしまう。その後の航行中の津軽海峡の景色や船の中の様子は全然思い出せないから、それだけ強烈な印象だったんだろうな。停泊中の市内観光は函館山の頂上まで行きたいね。函館山と五稜郭ならもっといいかな。

午後にCulliganから電話が来て、逆浸透膜(RO)浄水器のフィルター交換の予約の相談。忙しいのか人手不足なのか知らないけど、「7月末になりますがよろしいですか」だって。取り替える時期をかなり過ぎてしまっているんだけど、特に急ぐこともないからオッケー。「見積もりですが、かなり上がっているんですけど・・・」と言うので、今のご時世は何だってそうじゃんと返したら、「まあ、そうですねえ」とケラケラ。フィルター3本の交換で3万5千円とのことで、うん、50%近く上がったかな。ま、取り替えるのは2、3年おきだし、RO浄水器は旧居の頃から使っているものだし、カレシ自慢のマティニはろ過水の氷が秘密の材料だし、ワタシもマンションの配管を通って来る水道水はちょっと何だと思って、いつもろ過した水をボトルに入れて(ミネラル補給のために塩味を感じない程度の海塩を加えて)デスクに常備しているから、今さら手放す気はないのでオッケー。結局、予約は7月29日の正午から4時の間ということで決まり。きのうからの「予約しなきゃリスト」の項目が消えたので、それではファーマーズマーケットに行って来ようっと。暑いし、帰りは上り坂だけど・・・


ケイラの農場のスタンド~ファーマーズマーケット

日没(9時20分)の夕焼け空に昇った大きな月~明日の満月はストロベリームーン



免許更新も廃品回収もオンラインで予約

2024年06月21日 | 日々の風の吹くまま
6月19日(水曜日)。☀。起きてみたらもう14度で、今日の予想最高気温は23度。公式に夏になる夏至の明日は26度、金曜日も26度、土曜日は25度。おお、思いっきり夏の陽気じゃないのと喜んだら、日曜日にはすとんと19度に下がって、その先は7月に入っても21度、22度だって。でも考えて見ると、ワタシが来たばかりの頃はこれが普通の気温で、真夏でも30度になることはなかったっけ。だからその頃のバンクーバーではエアコンのある家が珍しかったわけで、あっても窓にはめ込む(外から見るといかにもブサイクな)クーラーがせいぜい。まあ40年、50年前の話だけど、特に世紀が変わってからは30度なんてけっこうありきたりになったような気がするな。まさに地球温暖化の記録と言うのか・・・。



水曜日は「こぶの日」、つまり週中のこの日を越えるとあとは花の金曜日へまっしぐらの下り坂ということで、山場というか峠のような日。でも、いつも平日も週末もないリタイア組の私たちはなぜか忙しい週末へまっしぐらの日。最も忙しいのは金曜日と土曜日に英語レッスンが集中するカレシの方で、ワタシがほんとに忙しいのは掃除その他の家事をまとめてやる日曜日くらい。リタイアしたと言っても仕事に縛られなくなっただけの話で、土曜日は休みの日ということにしているけど、依然として毎日細々とした「やらなきゃリスト」があってフツーに忙しいのがワタシの1週間。ドイツからエスターが遊びに来るまで1週間半になったので、今日は何件かオンラインで予約。まずはカレシの運転免許更新。壁に貼ってあるカレシの予定表を見て月曜日が一番と判断して、エスターが帰った後の月曜日の午後に予約。免許が切れる誕生日は8月なのでたっぷり3週間の余裕。場所はワタシが行ったメトロタウンのセンターで、手っ取り早くウーバーで行って、帰りにアジア食品スーパーのT&Tで買い物して来よう。ウーバーで運転免許を更新しに行くってのは何だかヘンだけど・・・。

次はキッチンの逆浸透膜浄水器のフィルター交換のリクエスト。これはリクエストだけで、日にちは向こうから知らせて来る。それが済んだら今度は廃品回収業者に予約。レクルーム兼ミニチュア工房にごちゃごちゃと溜まっているがらくたを片付けないことには「ゲストルーム」のしたくができない。部屋を占拠しているのは壊れた小型家電の類、エクレトロニクス製品、コードやリモートの類、大きなごみ袋2つに溜まったレーザープリンタのトナーカートリッジ、穴が開いて着られなくなった衣類等々どれも要リサイクルのもの。回収業者はフリーダイアルの番号をそのままビジネスネームにした「1-800-GOTJUNK」(Got junk?=ガラクタあるかい?)。(高校中退ながらなぜかうまく大学にもぐり込んだ)大学生が学費稼ぎのためにバンクーバーで創業した商売が大成功して(大学も中退)、今ではカナダ全国、アメリカ、遠くはオーストラリアでもフランチャイズを展開する500億円企業。

ガラクタ回収の予約は来週の火曜日の午後1時から3時の間。トラックが来て、廃品の量を見て料金(最低はトラック1台の8分の1相当)を提示して、その場でOKすれば即運び出しにかかって、完了したらその場で支払いという仕組み。私たちが今のマンションに住み替えたときは、3回も呼んで30年分のガラクタを始末してもらって、その手際の良さに感心したもんだった。あしたから家中を点検してガラクタを集めて、地下の収納ロッカーにも捨てるものがあるかどうかチェックして、レクルームにまとめておこうっと。マンション暮らしも9年ともなれば、けっこうな量になるだろうな。特にモノを捨てられない人がいるとね、あはは。さてどんな宝物が出て来るか、けっこうおもしろい週末になりそう。


手始めに・・・