世の中にも潮目があるのかな

少し雲が広がって来たけど、まだ夏っぽい。カレシを英語教室に送り出して、コーヒーを飲
み干したら、さぁてっと・・・まずは家事かな、やっぱり。窓を全部開け放して空気の総入れ替
え。深呼吸をして、禅僧になった気分でていねいに床を掃いてから、気合を入れてモップか
け。昼ごろに急にピッツァを食べたくなったので、オーブンを温めておいて、道路向かいの
Buy-Low Foodsへ冷凍ピッツァを買いにひとっ走り。帰って来て箱から出したピッツァをち
ょうど設定温度になっていたオーブンにポン。ちょっとばかり便利すぎ・・・。

仕事がなくて暇なときは窓際に立って視界に入って来る世界を漫然と見るのもまた楽しから
ずやだけど、漫然と見ていてもなぜかヘンなことに気づいてしまうのがワタシの癖。何となく
下の道路を見ていたら、何か赤い車が多い。けっこう長いこと白やシルバーが中心だった
のに、目の覚めるような赤からくすんだ赤まで、あちこちに赤い車。色の好みが変わって来
たのかな。女性のスカートの長さの変化が景気の動向を反映すると言われるけど、車の色
の変化も何かが変わる前兆なのかな。世の中がアップビートになって来たのか、それとも暗
すぎるから真っ赤な車で元気を出そうと言うのか・・・。

カナダの銀行ビッグファイブ第３位のスコシア銀行がバンクーバーとトロントで住宅ローンを
「貸し渋る」ことにしたというニュースも、長く続き過ぎた不動産バブルに何らかの変化が現
れる前兆になるのかな。価格暴騰でリスクが大きくなり過ぎたということらしいけど、ほんと
に中国マネーがバブルを膨らませているんだったら、地元の人たちがローンを組みにくくな
るだけであまり影響はないかもしれないし、そうでないとしたらバブルが弾けるときが来るの
かもしれない。どっちだろうな。今日はエレベーターに乗り合わせた不動産エージェントに
「どんどん値上がりしてますよ」と言われたんだけど・・・。

カナダでは全国の勤労世代のカップルの７０％が共働きなんだそうで、４０年前に比べると
２倍に増えたという話。おかげで大都市では保育所が足りなくて、バンクーバーなんかあっ
ても子供ひとりの保育費が月２０万円もするらしい。子供を持つことは２つ目のローンを組
むようなものだそうで、若いカップルは子供を持つことをためらい、老後の備えなどは考える
ことすらできないとか。窓の外に見える風景はのどかだけど、世の中には大きな潮目ができ
ているのかな。

仕事はないけど忙しかった月曜日

まぶしい月曜日。日の出は（夏時間で）午前５時１２分、日の入りは午後９時７分。昼の長さ
はほぼ１６時間で、夏至まであと３週間。最近はよく眠っているのか、気分よく目が覚める。
起床は午前７時半。カレシがバルコニーで水遣りしている傍で「５分間日光浴」。朝は四方
からいろんな経済活動の音が入り混じって聞こえて来る。テレビの交通情報は事故に渋滞
に道路工事で、痛勤ラッシュ・・・。

固定資産税の通知が来ていたので、忘れないうちに繰延べを申請する準備。市町村には
住民税がないので、基本財源は固定資産税。州の機関が査定する評価額にそれぞれの税
率をかけて、州の学校税その他と一緒に請求して来る。学校税には自宅所有者の補助が
あって、固定資産税の納付と同時に申請すると税の総額が減るしくみで、我が家は特別加
算を含めて８万円ちょっとの補助金を差し引くと約３６万円。これを州政府が立て替え払いし
てくれるのが繰延べ制度で、家が自宅で、所有者のひとりが５５歳以上のカナダ国籍者か
永住者であることが条件。「借金」だから当然利子が付くけど、現在は年０．７％で、おまけ
に単利だから毎年更新し続けても複利のように膨らむことはない。（旧居でも数年利用した
けど、売却時に返済した累積残高は売値の３％に満たなかった。）

所定事項を記入して印刷した書類に署名して、後はあした坂の下の市役所に持って行くこ
とにして、ランチを食べた後はひとりでダウンタウンのＨマートへひとっ走り。韓国系が多い
コクィットラムの店は大きいし、近くて便利なんだけど、語学留学やワーホリの日本人がまだ
かなりいるバンクーバーのダウンタウンにはクィットラム店にはない日本製の食品がけっこ
うあるので、ときどきこうして出かけて行く。電車で３０分だけど、よそ見をしてうろうろしなけ
れば、９０分有効の片道料金で行って来られる。でも、今日はいろんな商品をふむふむと眺
めながら店の隅々までうろうろ歩き回ったので、ニューウェスト駅に着いたときには時間超
過。でも暑くて坂を上るのはめんどうなので、下のバスターミナルへ・・・。

帰り着いたらもう４時過ぎ。フリーザーから冷凍してあったスシ飯とアルバコアまぐろとイクラ
を出して来て、買って来たばかりの刺身用サーモンとヒラメを加えて生ちらし。カレシが大好
きなししとうを焼いて、ハマグリとねぎの簡単スープを作って、あはっ、なぜか急ぐとできる
即席のご馳走・・・。

　　　　　

仕事のない日曜日は

まぶしいっ！気温もしっかり２桁。きのうは１日中寒くてヒーターが入るくらいだったのに、ひ
と晩でこの変わりようと来たら、ほんとに何なんだろう。きのうがこんな天気だったら良かっ
たのになあ。今日は遊びモード全開でのんびり。モリス・パニッチの『Vigil』を読み終わって、
今度は『Gordon』。芝居の上演時間はだいたい２時間くらいだから、役者になったつもりで
せりふを読んで行ったら２時間くらいで読み終わっていいはずだけど、実際はト書きもしっか
り読んで、頭の中でシーンごとの舞台を描きながら読むから時間がかかる。ま、役者と演出
家とセットや照明のデザイナーを同時にやっている感じで、これがほんとのひとり芝居・・・。

本を読む合間に、３週間ほど前に思いついた芝居のスケッチ。ワタシの「ストーリー」を語っ
てくれるキャラクターを無から組み立てるのは楽しくもあり、うんうんと脳みそを絞る難題で
もある。でも、日ごろ周囲のいろんなことがつい何気なく目に留まって興味を持ってしまうも
ので、別にいつも他人をじろじろと観察しているわけじゃないけど、ワタシの頭の中にはいろ
んな人の「印象」が残っていて、何だか多重人格みたいでもあるけど、みんな紙芝居のキャ
ラクターのように仲良く住んでいる感じでもある。そういえば、子供の頃によく自分で紙芝居
を作ったっけ・・・。

午後は久しぶりにMarket Crossingまで行って、London DrugsやCanadian Tireをひや
かして、酒屋でワイン１ダースとジンとワタシのレミを調達して、となりのSave-On-Foodsで
食材を調達して、帰って来たら駐車場からエレベーター、エレベーターから部屋まで重い荷
物をえっちらおっちらと運んで、ああ、くたびれた。豚ひれを買って来たので、今日の夕ご飯
はカレシのリクエストでとんかつ。マティニを飲みながら、キャベツを刻んで、大根を下ろして、
ゆずしょうゆを作って、ご飯を炊いている間に肉の下ごしらえをして、小さなフライヤーで揚
げて、ついでにししとうも素揚げにして・・・。

　　　　　
　　　　　バルコニー菜園からラディッシュの初収穫
　　　　　
　　　　　虫食いゼロで、弾けそうな瑞々しさ

お腹がいっぱいになって、まだ日が高くて明るいリビングのソファにひっくり返ってのんびり。
いつもカレシに占拠されてしまうことが多いけど、今日はワタシがいただき。思いっきり足を
伸ばして、窓の外いっぱいの風景を眺めて、空を行く雲を眺めて、ああ、こんな時間の流れ
もいいもんだなあ・・・。

　　　　　

雨にも負けず、賑やかにパレード

やっぱり雨。ニューウェストミンスター最大のパレード（Hyack International Parade）の日だ
と言うのに、久しぶりの本格的な雨で、おまけに気温もひと桁。それでも少し遅く始めた掃
除が終わる頃にドンドコと楽隊の音が聞こえて来たので、モップを放り出してバルコニーに
出たら、先頭の赤い制服の軍楽隊が通って行くところ。パレードの進行方向クィーンズアベ
ニューの角にあるのがカナダ軍第３９旅団の歩兵師団に所属する王立ニューウェストミンス
ター連隊の本部（と博物館）で、我が家から緑色の屋根が見える。（連隊総司令官はイギリ
ス軍少将のウェストミンスター公爵だそうな。）

雨のせいで見物する人はみんな庇の下で寒そうに雨宿りをしながら見ていたけど、歩道の
縁に椅子を並べて、傘を差して見ている家族連れがいたからすごい。軍楽隊の後は警察や
消防署、学校、市民団体のマーチングバンドや小さいけどきれいに飾り付けられたフロート
が続いて、雨なんか何のその、寒さをもろともせず、ドンチャカ、ブンチャカと賑やかに延々
と１時間あまり。連隊の砲車がときどきドンッ！と大砲を鳴らし、大人数のブラスバンドを先
導する旗手たちは旗が濡れて振りにくそうだったけど、堂々の行進。バグパイプは雨のせ
いかよけいに哀愁を帯びた音色。次々と行進して行くのを、寒さに震えながらバルコニーか
ら見物・・・。

　　　　　
　　　　　先頭の軍楽隊
　　　　　
　　　　　号砲一発！
　　　　　
　　　　　旗が濡れて重そう
　　　　　
　　　　　でも堂々と・・・
　　　　　
　　　　　おそろいの雨合羽で
　　　　　
　　　　　これしきの雨で
　　　　　
　　　　　雨に濡れたバグパイプの音色は・・・
　　　　　
　　　　　しんがりのドラムバンド

みんなこの日のために練習して、飾り付けをして、準備をして来たんだろうな。悪天候で残
念だったけど、来年のパレードが楽しみ。天気に関係なく我が家から見物できたのはうれし
いけど、あまりにも寒くて、パレードが終わる頃には顔に寒冷じんま疹が出て来てしまった
ので、最後は雨に濡れた窓を通して見物。家の中はヒーターが入っているし、これで来週は
もう６月なんて信じられない。天気予報はまた「夏」が来ると言ってるけど、ほんとに・・・？
　

郊外のマンションにまでバブルが？

金曜日。丸々仕事なしの週末。晴れたり、曇ったり、はては晴れているのに雨がぱらぱら。
ニューウェストミンスターでは三連休の月曜日から「Hyack Festival Week」。「Hyack」（ハ
イァック）は先住民チヌーク族の言葉で「急げ」とか「早く」という意味だそうで、日本語とそっ
くりだからおもしろい。明日の土曜日は恒例のパレードがすぐ下の６番ストリートであるんだ
けど、英語にRain on one’s parade（パレードに雨を降らせる＝人の楽しみをふち壊す）と
いう慣用句がある通り、天気予報は雨。日が差して来たので今夜のサラダになるほうれん
草を収穫・・・。

　　　　　

新聞サイトを見ていたら、先月４月に売れたマンションの数が前年同月比で３３％も増加し
て、ベンチマーク価格も２０％以上値上がりしたと言う話。特にバンクーバー市の外ですご
い勢いで値上がりしているらしいから仰天。（供給量が多くて）派手に値上がりしていなかっ
たマンションもとうとうバブルに飲み込まれ始めたのかな。戸建てを諦めた人たちに加えて、
値上がりした戸建てを売ってマンションにダウンサイズする人たちが増えて、急激に需要が
増えたと言うことらしい。買いオファーが殺到して売値が言い値を大きく上回る「競り上げバ
トル」がマンションにも忍び寄っているようで、バンクーバーの狂乱が伝染病のように広がっ
ているということかな。

あちこちで（元々数の少ない）２寝室、３寝室の広めのユニットがかなり売りに出ているのは、
そういう需要を見越して売りやすくなったと考えるからなのかな。去年の引越し作戦で一番
先に内見に行った（我が家から見えている建物の）最上階のワンフロア独占のユニットなど
は１年前の２倍の言い値で売りに出ているからびっくり仰天。エレベーターを降りると家の中
という映画にでも出て来そうな設定だけど、いくら売り手市場で強気だと言っても１年そこそ
こで２倍（７千万円の利益）ってのはちょっと欲張りすぎじゃないかなあ。それよりも、そんな
バンクーバー並みの値段で売れるのかな。トカイナカのマンションなのに・・・。

マンションも急ピッチで値上がりしていると聞けば、「今買わなければ！」と焦る人が増えて、
ますます需要が高まると、１９８０年前後がそうだったように、立地などの条件が良くて広め
のマンションはますます値上がりするだろうから、戸建てを諦めた子育て世代はマンション
市場からも締め出されてしまいかねないな。もう他人事と言えば他人事なんだけど・・・。

毎日起きて愚痴を言うだけと言われても

寒いっ！朝の気温はやっと１０度で、外のきゅうりもトマトもちょっと寒そう。でも、この週末
が過ぎたら今度は平年並み以上になるんだそうで、春になったり、夏になったり、何とも忙し
い。今日は２人とも何となくぎくしゃく。ゆうべの火事騒ぎで２３階からロビーまで非常階段を
下りたせいだ。階段も急な坂道も、上りよりも下りの方が膝や腰にきつい気がする。カレシ
曰く「思ったより体が鈍ってる」。うん、もしも本格的な火事だったら大丈夫なのかな、私たち。
これが３０階とか４０階じゃなくて良かったね。

カレシが出かけた後はどちらも今日が期限の２つのファイルを相手にがっちり仕事モード。
よほど気温が下がっていると見えて、ヒーターが入っている。さすがの熱血女子も誰もいな
い家にひとりでいると半袖ではちょっと寒いので、１枚だけしまわずにおいた七分袖のＴシャ
ツを着込んで、ほっ。天気が悪くて眺望もぱっとしないもので、気を散らさずに仕事を進めら
れて、夜が期限のファイルもさっさと片付けることができた。発注元の無理難題に辟易して
いたコーディネータさんもきっと喜ぶだろうな。

仕事が終わったら、肩の凝りをほぐすためにまずはニュースめぐり。トランプが共和党大統
領候補の指名に必要な代議員数を獲得したと言う話。ほお、だんだんおもしろくなって来た。
各地で反トランプの抗議行動とやらが起きているけど、トランプはアメリカ民主主義に則って
大統領に立候補して、選挙戦をやっているだけ。それを阻止しようと押しかける人たちは自
分たちが民主主義に反する行動を取っているということに気づいていないんだろうな。トラン
プが嫌い。ヒラリーが嫌い。子供のけんかじゃあるまいし、近頃は何でも個人的な嫌悪感情
で判断する人が多すぎ。

バンクーバー圏ではマイホームを買うための頭金を貯めるのに何と２３年もかかるんだそう
で、２３年かけてやっと貯めても今度は２５年かけてローンの返済では結婚して子育てする
余裕なんかないから、庶民はマイホームを夢に見ることさえ時間と労力のむだだということ
になるのかな。そんなときに州政府は指をくわえて住宅価格の暴騰を見ているだけだと批
判する人たちを住宅政策担当の大臣が「毎日起きて何か愚痴らないと気のすまない連中」
とやって侮辱だと非難轟々だけど、もう世の中には愚痴ることしか残されていないのか、そ
れとも愚痴ることしかできない人たちばかりなのか・・・。

忙しいのに火事騒ぎで避難

まあまあの天気。シーラが来てバスルームの掃除。いつも土曜日にカレシが掃除するけど、
シャワー室には手をつけないし、トイレやシンクの細かな部分の汚れの無視や見逃しが多
いから、けっこう時間がかかる。その間ワタシはバルコニーに面した園芸ルームとスペアの
寝室のガラス拭き。外側は一度自分で拭いたけど、内側は（ワタシも前のオーナーも）一度
も拭いていなかったので雑巾は真っ黒。でも、見通しが良くなって、明るくすっきり。

遊びモードのつもりでだらだらしていたら、夕方になってまた急ぎの仕事。まだ終わらないん
だな、これ。小さいからいいかとOKしたら、続けてもうひとつ。明日はダウンタウンに行こう
かと思っていたのに、もう。カレシが「今日はポーク」と言うのでフリーザーから出して解凍し
ておいたひれ肉の切れ端をフードプロセッサで挽いて、キャベツ、ねぎ、しょうが、にんにく、
ニラ、ごま油を加えて久しぶりの餃子。ニラを一把そっくり入れたので中身は緑色だけど、
味は上々。残った８個はランチのラーメンに入れようかな。

夕食の後は仕事モードになって、まずは小さいファイルから。簡単だぁ～と張り切ってキー
を叩き始めところで、頭の上でいきなりピッコン、ピッコンと火災警報。部屋の中と外の廊下
で鳴り続けるので、何なんだとデッキに出てみたら、きな臭くないでもないし、消防車がサイ
レンを鳴らして来たしで、この忙しいときにどうやら本番らしい。カレシが「ちょっと様子を見
て来る」と非常階段を下りて行って、ワタシは部屋の中の警報が止まったので仕事モード継
続。でも、廊下ではまだピッコン、ピッコンだし、そのうちまだ中でも鳴り出して、うるさくて仕
事どころじゃない。

しょうがないから非常階段をぐるぐる下りて行ったら、６階まで来たところで、上がって来た
消防士が５階のドアを開けてどやどやと入って行ったけど、何か緊迫感がない。そのままロ
ビーに出たら「避難」して来たご近所さんたちが賑やかにおしゃべりの最中。重装備の消防
士が何人もいて、外には消防車が３台いて、野次馬もたくさん。どうやら５階の部屋でバー
ベキューが燃え上がったらしく、みんな「ステーキが黒こげかあ。もったいないことしたなあ」
と、緊迫感ゼロの火事騒ぎ。エレベーターが動き始めて避難解除。３階のボタンを押したお
じさんが「２３階からとはごくろうさん」とにやり。うん、明日は足の筋肉が痛いかも・・・。

目は最優先で大切にしてあげないと

連休明けの火曜日。今日もぱっとしない天気。でも気温は平年並みらしいから、こんなもん
かな。週末が忙しかったので、何となく疲れた気分なんだけど、今日は９時半に眼科の予約。
カレシを英語教室に送り出してから、ちょっと寒いので留守の間に換気しておくために窓を
開けて、ついでにベッドメーキングをして、でかけるしたく。今日はちゃんとコンタクトレンズを
入れて、外すことになったときのためにビニール袋に保存液を入れた容器とプランジャーと
手鏡を持参。

まずは普通の視力検査。壁のスクリーンに映るチャートは、右目ならけっこう小さいところま
で読めるけど、左目の方はぼや～っとして一番上の列の大きな文字を判読するのがやっと。
レンズの処方が左右で違うモノビジョンだからで、ワタシの場合は利き目の左目で近く、右
目で遠くを見るようになっていて、左右の度数の差が大きい。でも、もぐら暮らしで十何年も
左目ばかりを使っていて問題なくはっきり見えていたんだけど、遠くを見ることが多くなった
ら、右目の視力が変わって来たのか、まるで左右のレンズを取り違えて入れたときのような、
やぶにらみになったような、何とも心許ない状態になって来てしまった。

それでも、支障なく読める一番小さい文字はどれかと聞かれて渡された短い文章が５つほ
ど印刷されているカードは、（こっそり右目を半分閉じて）一番下の一番小さな文字をあっさ
り読めたので、やっぱり右目とのずれが大きくなったということかな。最後にコンタクトを外し
て角膜の湾曲度を測定。機械の中をのぞくと、中央の黄色いリング以外は真っ赤なリング
が何重にもなっていて、何か目が回りそう。「これで新しい処方に必要なデータが揃ったの
でレンズを注文しますね」とバクラ先生。今日は白内障の状態については何も言わなかった
から、きっとまだ手術の必要はないんだろうな。ああ、よかった。

レンズ装着中の目の中の異物感に悩まされていたのは、どうやらドライアイの症状だったら
しい。外へ出ると日差しがやたらとまぶしかったのもそのせいかな。でも、前回もらったコン
タクトを外さずに使えるドライアイ用の点眼薬のサンプルがかなり効き目があったので、帰
り道に途中のドラッグストアに寄って同じブランドのを買って来た。１日１０時間もモニターを
睨んでいたりして、長い間ずいぶん酷使して来てしまったけど、これからは目だけは最優先
で大切にしてあげないと・・・。

左方向は右車線、右方向は左車線？

三連休最終日のビクトリアデイ。今日もぱっとしない天気。今日はベーコンと目玉焼きの他
にキッパー（スコットランドのニシンの燻製）の朝食でしっかり腹ごしらえをして、プレゼントの
ミルクチョコレートの箱とロバートの娘のカーリンに「届けて」と頼まれていたバースデイカー
ドを持って、カレシママに遅ればせのハッピーバースデイを言いにでかけた。ランチをしてい
る頃だったので、途中の大きな園芸センターに回り道してワラワラオニオンの苗とわけぎの
種（ついでにワラワラオニオンの種）を買った。

ママは歩行器が必要な以外はいたって元気で、（特に最近のことを）思い出すのにちょっと
時間がかかることはあるけど、頭脳は９９歳と思えないくらい明晰。カレシはいつも母方の
親戚の話を聞くのに熱心。自分のルーツを聞きとめておきたいんだろうな。ママは一人っ子
なのでカレシには母方のいとこはいないけど、イギリスのケンブリッジからオーストラリア、カ
ナダ、ニュージーランド、南アフリカへと渡って行った大おじさん、大おばさんの物語は、大
英帝国の歴史の小さな片隅ながらなかなかドラマチックで聞き飽きない。（カレシはスコット
ランド、イングランド、ウェールズ、オランダ、ドイツの血が混じった雑種だけど、ワタシも縄
文人と弥生人と得体の知れない「はぐれ遺伝子」の雑種だし、ま、人類はホモサピエンス種
とネアンデルタール種の雑種だそうだし・・・。）

私たちはランチ抜きで昔語りに花を咲かせること２時間半。腹ペコで帰りの途についたはい
いけど、ピットリバー橋を渡ったところで州道７Ｂ号線に入るべきところを７号線に入って、結
局コクィットラム経由で１０分の遠回り。ワタシの方向感覚ではニューウェストミンスターは行
く手左側なのに、出口の標識は行く手右側の「バンクーバー方面（７Ｂ）」になっているから
ややこしい。なぜか左手にある方へ行くには右車線、右手の方向へ行くときは左車線という
ところが多くて困るけど、もしかしてワタシが左利きだから混乱するのか・・・。

でも、標識を見るときに行先方面に注目するから混乱するんだと思って、国道１号線（トラン
スカナダハイウェイ）、州道７号線（ローヒードハイウェイ）、州道７Ｂ号線（メアリーヒルバイ
パス）を太字で表示した道順シートを印刷したので、この次は出口を間違わずに済むんじゃ
ないかと思うけど、ワタシってあんがい方向オンチなのかなあ・・・。

Windowsを勝手に更新しないでよ

三連休の中日。ぱっとしない天気で、カレシは「寒い」とＴシャツの上にフランネルのシャツを
羽織っている。ワタシは半袖のＴシャツ一枚のままでも特に寒くは感じないけど、ま、「熱血
女子」だからね。暑がりだったカレシがだんだん寒がりになって来たのは加齢現象のひとつ
で、よる年波には勝てないと言うことかもしれないな。もっと動かなきゃあかんよ、カレシ。

実際のところ、カレシは新しいシステムの設定に夢中で、この１週間は長時間座っているこ
とが多かったな。長い時間座っていると成人病やガンになりやすくて寿命が縮まるという話
だけど、人間は２本足の動物なんであって、その２本の足で立って歩くことで血の巡りが良く
なるようにできているんだから、座ってばかりで足を動かさないと脳にまで血が巡らなくなら
ないのかな。頭の血の巡りが悪くなるとボケっとして、ますます眼鏡やiPodが見つからなく
なるんじゃない？もっともいつも何かを探して歩き回っていれば脳への血行が良くなるとい
うことも考えられるけど・・・。

ハードドライブがクラッシュしたおかげでOSをWindows 7よりもっと前のバージョンからい
きなりWindows 10にアップグレードさせられたカレシ、いつも使っているアプリのほとんど
をすんなりインストールできたものでけっこう気に入ったらしい。一番の懸念だったプリンタ
もドライバをインストールしたら前よりもぐんと効率が良くなってホクホク。ワタシも何となく
Win7から10にアップグレードしてもいいかなと考え始めたところで、マイクロソフトがユー
ザーの同意なしで勝手にアップグレードしていて、トイレに行っている間に更新が始まってし
まったとかいう話を聞いて、おいおい。やることが何かいやらしいねえ・・・。

勝手なことをされて仕事に使うアプリが動かなくなったらタイヘン。実際にそういうことが起き
て商売に支障が出たケースもあるらしい。ワタシの商売道具をいじったら怒るからねっ、もう。
まあ、どうも無料アップグレードのお知らせが勝手に設定された更新日時に自動的にアップ
デートするように細工しているらしい。とりあえず事前にキャンセルしておこうと、非表示にし
てあった「アップグレード」のアイコンをクリックしてみたら、あぁら、「NVIDIAのディスプレイ
が対応していませんので、誠に申し訳ありませんが今回はWin10にアップグレードできま
せん」だって。いやいや、ぜんぜん申し訳なくなんかないから。放っておいてくれれば御の字
だから・・・。

義家族は人種混成の拡大家族

三連休初日の土曜日。ビクトリアデイの三連休は伝統的に「非公式な夏の始まり」と言うこ
とになっている。長い雨期が終わって気温も上がるので、特に郊外では家庭菜園や花壇の
土や肥料、花や野菜の苗を買い求める人たちで園芸センターが大賑わい。世界のどこでも
人間というのは特定の日に「今日から○○！」とみんなで一斉に盛り上がりたがるものらし
い。だからどこの国のカレンダーにもいろんな「日」があって、社会が賑わい、ビジネスが潤
うんだろうな。

朝食の後はいつものようにまじめ掃除。ていねいに掃いて、掃除機でごみを取って、念入り
にモップをかける。床掃除は言うなれば座禅ならぬ立ち禅かな。午後は明日の夕方が期限
の仕事を片付けて、カレシのスカイプレッスンが終わるのを待って、メープルリッジへ。いつ
もどこかで道を間違えるので、今日は念入りに道路地図を見て、道順を頭に入れておいた。
長い間いつも工事中だった部分もやっと整備されて標識がわかりやすくなった。昔はうっか
りポートマン橋を渡ってしまったもんだけど、架け替えて有料になった今それをやったらタイ
ヘン。

迷子にならずに３０分ほどでマリルーとロバートの家に着いて、総勢１７人のバーベキュー
パーティ。料理役は甥のビルとロバートの娘婿のショーン。どっちも「アラカン」になってめっ
きり白髪が増えた。２１歳の姪孫のテイラーが連れて来た新しい恋人はなかなかの好青年。
弟ジムとマリルーの娘婿ロブはマスターズ水泳４０－４４才のクラスで国際水泳連盟のラン
キングに入っていて、姪のセーラ（妻）は「もうトロフィーやメダルの置き場がないの」。甥孫
のエイダンも水泳選手を目指してパパのロブと一緒に毎日「朝連」中。ドナ（ジムのガールフ
レンド）は来月からマリルーの家の「離れ」に間借りする予定・・・。

家族のひとりが離婚した結果、カレシママの「来るものは拒まず」主義のおかげで、元夫婦
それぞれの新しい配偶者とその子供世代が加わって、ヨーロッパ、インド、アフリカ、アジア
の「混成拡大家族」になったけど、みんな仲良し。「義家族」という感覚はとっくの昔に忘れら
れた感じで、わいわいがやがやと１００デシベル級の賑やかさ。こんなにいい家族に受け入
れてもらえて、こうしてみんなと一緒になって騒いでいられるワタシはほんっとにラッキー。
帰り道では高速の最後の出口を（また）見落として遠回りしてしまったけど、今日は目一杯
遊んだ！

明日から三連休なのに

　

　

きのうは壮観な夕焼けだったのに、夜の間に軽く雨が降ったもよう。明日からのビクトリアデ
イの三連休。ぐずついた天気で、気温は低めとか。まあ、５月の下旬は晩春と初夏の境目
のようなもので、寒かったり、暑かったりするのが普通。ビクトリアデイはその名の通りビクト
リア女王の誕生日を祝う日で、今年は２３日の月曜日。女王様が名付け親のニューウェスト
ミンスターでは正午に「２１発の礼砲」を放って祝う習慣がある。ただし、ほんとの大砲では
なくて、大きな鉄床を重ねた間に火薬を詰めて、赤く熱した鉄棒で点火して「どんっ」とやる
ユニークな「かなとこ砲」・・・。

今日はねじり鉢巻たすきがけの仕事日。ついでに～と置いて行かれたファイルが２つあって、
期限は日曜日午後５時。明日はマリルーの家に家族が集まって、カレシママの９９歳の誕
生日を（本人抜きで）祝う予定なので、早く仕上げてしまいたい一心でがんばる。このテーマ
は飽きて来たから、そろそろ結論を急いでもらいたいもんだけど、どうもそうは行かない予
感。さっさと遊びモードに戻りたいのに、やれやれ・・・。

全国ニュースは、総理大臣のトルドー君が連邦議会の議場でもみ合い？に関わって、野党
の女性議員に肘鉄を食わせたという話で賑わっている。カナダも平和なもんだと思うけど、
肘鉄を食わされた（と主張している）女性議員のところには「謝れ」という電話が殺到したと
か。ちょっと触っただけなのに大騒ぎしすぎということらしいけど、今どきは何でも有無を言
わさずに「謝れ！」の時代なのかな。何でもただ謝ってしまえばいいってもんじゃないだろう
に、人のちょっとした言動に（だいたいが意識高い系から）「謝れ」の大合唱。謝らせることで
（赦して）気が済むならいいだろうけど、どうもそうはならないようだし・・・。

フォートマクマレーの大規模森林火災はどんどん東に燃え広がって、とうとうサスカチュワン
州との境を越えてしまった。延焼面積は５０００平方キロ（５０万ヘクタール）を超えたそうで、
日本なら千葉県か愛知県がそっくり焼け野原になった勘定だけど、平原のサスカチュワン
には麦畑か藪しか燃えるものがないんじゃないかな。膨大な被害が出たフォートマクマレー
では病院や学校などの重要なインフラが奇跡的に焼け残ったそうだから、市民が帰れる日
も近いかな。ふと外を見たら、夕暮れのベーカー山の上高く、まあるいお月さん・・・。

　

おいしい家庭料理でポットラックパーティ

目が覚めたら何と午前９時１５分前。寝すぎちゃった。きのうはArts Clubのミュージカル
『Billy Elliot』のオープニングナイトで、カレシに代わって友だちと一緒。久しぶりに食事をし
て、レセプションで盛り上がってから劇場へ。Stanley劇場はステージが高めなので、大勢
が踊るシーンがあるミュージカルを楽しむにはバルコニーのドレスサークル最前列の席が
一番。主役のビリーを演じた子は１３歳で、オーディションで選ばれてから稽古が始まるまで
に７、８センチも背が伸びたそうで、ひょろんとしたのっぽ。逆にそれが思春期の男の子の
頼りなさを出てよかった。帰って来たら１１時。そっか、寝たのが１２時過ぎだった・・・。

今日はカレシの英語教室の生徒さんたちが（理由は不明だけど）企画したポットラックパー
ティがあって、「絶対に奥さんも一緒に」ときつく仰せつかって来たとかで、夕方が期限の仕
事が残っているけどノーとは言えない。起きるのが遅かったので朝食は軽めにして、９時半
に出発。生徒さんは韓国人と中国人と台湾人で、教室での共通語は（初級レベルだけど）
英語。でも、中年のおばさんたちは和気藹々で猛烈な賑やかさ。最初の１時間だけ授業と
いうことになって、カレシに「にわか先生」に仕立て上げられたワタシは、みんなに出身地を
聞いて、知っている漢字を書いてみせて、ハルビンの氷祭、上海のブンドの景観、チェジュ
の観光産業と知識をひけらかしての大奮闘。カレシ曰く、「いつも無口なインスクがよくしゃ
べっていたから驚いた」。ま、相手が先生じゃないとみんな気楽に話せるんじゃないの？

休憩時間の１１時になって、テーブルに生徒さんたちが持ち寄ったごちそうがずらり。みん
な奥さんだから、並んでいるのは中国と韓国と台湾の家庭料理。これ食べて、あれ試してと、
あっという間にワタシのお皿はてんこ盛り。チャプチェにキムバップに肉まんに油餅に五香
粉たっぷりの鶏手羽に菜の花と春菊のピリ辛サラダにフルーツと白玉団子のココナツスー
プ。こんなに食べたら晩ご飯がいらないと思ってしまうくらいだけど、もっと食べてっと足して
くれるもので、おなかははち切れんばかり。

最後に生徒さん代表のスピーチがあって、何と「先生に感謝、奥さんの内助に感謝」。そう
か、一種の謝恩会だったんだ。みんなスマホやタブレットで写真を撮りまくりで、しまいには
全員で記念写真。みんなに「He is a good teacher」と言われて、ワタシもうれしくなって、胸
がキュン・・・。

ドライアイを涙で濡らしてがんばろう

火曜日。今日は眼科の検査。どうせ外すことになるだろうと先読みして、コンタクトはケース
に入れて持ってでかけた。裸眼の視力０．００８では危なくて外を歩けないんだけど、まあす
ぐ近くだからいいかと思って道路に出たら、あら、ピンボケなんてものじゃなくて、歩道を走っ
て来たおばあちゃんのスクーターと危うく衝突するところだった。受付の人にそう言ったら、
「ニューウェストではそういう可能性があるわねえ」。そうだねえ。特にアップタウン界隈では
歩行器や電動スクーターで往来する高齢者が時には車の数よりも多いんじゃないかと思う
ときがある。ま、それだけバリアフリー化しているんだろうな。

検査室では５台ぐらい並んでいる機械で順にいろんな検査をして、点描画の中の数字を識
別する色盲検査をしてから、診察室に入って瞳孔を開く目薬を点眼。あ～あ、また火星人み
たいな目になっちゃう。それから検眼医のバクラ先生が入って来て、いろいろと検査をして、
モニタの画像をじっくりと調べて「う～ん、ふむふむ」。それにしてもインド系の女性って、き
れいな人はすごい美人が多いのはどうしてなんだ？その美しすぎるバクラ先生、「ドライア
イの傾向がありますね。毎日のコンタクト装着時間がちょっと長いですね。何年もの間には
目が傷みます。まずは装着時間を少し減らすようにしてみましょう」。うん、今でも１日１４時
間は入れてるもんなあ・・・。

結局は、来週もう少し検査をしてからコンタクトの処方を決め、右目が少々早く進んでいる
白内障について専門医に診てもらうかどうかを決めることになった。瞳孔が開いたままの状
態で外に出たら、あら、世界が明るいのにもやもやしていて、向こうから歩いてくる人影もお
ぼろ。交通信号が見えないから、となりに立っていた人が渡り出すのに合わせて渡る。何と
か無事に帰って来て鏡を見たら、茶色がなくてずばり不気味な黒目。英語教室から帰って
来たカレシがひと目見るなり「あっ、宇宙人だっ」。おい、こらっ！

夕方には元のワタシの目に戻って、視界のもやも晴れたけど、予告どおりに仕事が入って
来て、しかも予告の倍の量。ええ、知らないよぉ～とぼやいていたら、息つく暇もなく「すぐ後
にこれも・・・」と続きの仕事。いつになったら大団円になるんだろうな、これ。結局は休むど
ころかまた酷使されるワタシの目がかわいそう・・・と、涙でドライアイを濡らして、仕事にか
かろうっと。

せっかく遊びモードになったのに

月曜日。きのうから曇り空。朝の気温１２度、予想最高気温は１８度で、一瞬涼しいっと思っ
たけど、ほんとはこれが今頃のごく普通の気温で先週が季節はずれ。まあ気温がひと桁に
なることはないだろうけど、バルコニーのプランターに移植したきゅうりはちょっと寒そう。そ
れでも踏ん張っているからはえらい。室内に残した兄弟はどう見たってひょろっとしているも
の。人間じゃなくても、寒風には当たってみよってね。

きのうはひねもすのんびりを決め込んで、ラジオの懐メロ局を聞きながら本を読んだり、思
い浮かぶままストーリーをスケッチしたり、ゲームをしたりで、ご飯を作った以外は１日中に
気合を入れずにだらだら。別に家事や仕事に追われる毎日と言うわけじゃないけど、こうい
うリゾートに行ったような日も悪くない。でも、ご隠居さん１００％になったら毎日がこんな感
じなのかなと思うと、元々ぐうたらなワタシのこと、今度はだらだらし過ぎてボケてしまうかも
しれないと少々気になって来るから、勝手なもんだな。

でも、ここのところ自分の中にあるエネルギーを実感できるようになった気がする。新しい生
活がすっかり落ち着いて、モグラ暮らしで溜め込んだ閉塞感から抜け出したということかな。
長いこと枯れていた井戸の底に一滴、また一滴と新鮮な水が湧き出して来て、だんだんに
井戸を満たして行くような感じと言えばいいのかな。水位が高くなって来れば、差し込む日
差しが水面に届くようになって、反射する光で井戸の中が明るくなるし、どんどん水が湧き
出せばそのうちに井戸から溢れて来るだろうな。そうなったら眠っていた蛙も目を覚ますと
いうもの。やっぱり、ワタシは春に生まれた子・・・。

これで仕事戦線がしばらく静かでいてくれれば御の字なんだけど、こればかりはままならな
いのが自営業で、遊びモードが板について来たところで緊急の仕事が入って来ると言う予
告メールが飛び込んで来るから、神さまも人が悪い。明日の朝は眼科の予約があるし、水
曜日の夜はArts Clubのミュージカル『Billy Elliot』のオープニングナイトで、興味がないと
いうカレシに代わって長年の友だちと１年ぶりのGirls’ night out （女子会）だし、どれだけ
の仕事になるかわからないのに時間のやりくりを考えてOKしてしまうワタシ。あ～あ・・・。