リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

最低賃金とレジ係のジェンダー構成に関係はある?

2019年07月31日 | 日々の風の吹くまま
7月30日(火曜日)。☁☀。7月も今日と明日で終わりだってのに、きのうよりもまた少し涼しい感じ。東京ではやっと梅雨が明けたようで、暑くなるらしい。北米大陸も8月には偏西風のうねりが変わって、西が暑くて東が涼しくなるらしい。でもまあ8月だもんね。

今日の朝ご飯はovo-avo toast(卵とアボカドのトースト)にメロン。グリーンブレックファストというところ。アボカドはオメガ脂肪酸がたっぷりでヘルシーということで、セールのときに全体がまだカッチカチのを3、4個買っては冷蔵庫に入れておいて、1個ずつカウンターに出しては熟させるので、だいたいいつでも食べたいときにそのままスプーンですくって食べたり、スライスしてサラダに入れたり、こうして朝ご飯のトーストにポーチドエッグと一緒に載せたり。

   

カレンダーが変わるまでだらだらするつもりで、ニュースサイトめぐり。日本の最低賃金が平均901円と聞いてちょっとびっくり。まあ、デフレ以来日本は円高でも賃金も物価もずっと安くなった感があるけど、それでも最低賃金900円はまともに換算しても安いなあ。BC州の最低賃金は今年から3年連続で引き上げられることになっていて、現在の為替相場だと今は1100円、再来年には1230円。これに医療保険料をゼロにするための代替財源として新たな雇用税が加わるので、小売業などは人件費を抑えるために人を減らし始めているけど、スーパーに若い男性(ほとんどが南アジア系か中東系)のレジ係が増えたのはおもしろい現象だと思う。同じ人種系の若い女性よりずっと愛想がよくて、仕事もていねい。

スーパーへはほぼ毎日行くので、いろんなレジ係に出会うけど、一番無愛想で仕事ぶりも雑だという印象を受けるのは年齢を問わずアジア系(特に南アジア系)の女性。背景に知らない人とでも雑談を交わす社交文化がないからかもしれないけど、人種偏見はいけないとはわかっていても、悪いけど彼女たちのレジは敬遠して、どんなに列が長くてもジェイヴィーやフェニルのような南アジア系のお兄ちゃんの方へ行ってしまう。(列が長いのはお客に人気がある証拠かもね。)毎日の買い物でむすっとしたレジ係に当たったら、せっかくのおいしい晩ご飯がまずくなってしまいそうだもの。

もしかして日本の最低賃金が同じようなレベルになったら、あっちでも同じような現象が起きるのかな。ワタシの旅行者としてのわずかな経験からして、東京でもスーパーやコンビニのレジは若い男性の方がずっと好感が持てたなあ。


「今日は何しようか」の行き着く先が散財だった

2019年07月30日 | 日々の風の吹くまま
7月29日(月曜日)。☀☀。少しばかり涼しくなったかな。いろいろと忙しかったけど楽しかった週末が終わって、今日からまた「普通の毎日」。きのうミニチュア第3作目のキッチンを完成させてしまったので、今日は朝から何しよっかなぁと思案。することがないんじゃなくて、やりたいことがあり過ぎるもので、ひとつ区切りがつくたびに、今度は何しよっかなぁ。日本から持って来た脚本の英語訳を進めたいし、何年か前にArts Clubで初演した芝居(残念ながら見損ねたけど)の脚本を日本語訳したいし、撃沈した自分の脚本の書き直しを始めたいし、老犬が主人公のストーリーのスケッチも進めたいし、キッチンの改装計画を進めたいし、旅行のプランも立てたいし・・・。

やりたいことがあんまりたくさんあり過ぎるのも考えもんだと思いつつ、とりあえずクロスワードパズル。あっ、そろそろ12月のクルーズの寄港地での観光を予約する時期じゃないかなとクルーズ会社のアカウントにログインしたら、予約開始は120日前から。つまりは来週か再来週ということで、ついでに来春の地中海クルーズの方をのぞいてみたら、あら、終点のバルセロナから4泊5日で観光プログラムがあって、何とカレシが昔から興味を持っていたフランスの城塞都市カルカソンヌが入っているじゃないの。さっそくカレシにそう言ったら、「すぐに予約っ」。まだ募集中なので料金も未定なんだけど、ま、このチャンスを逃す手はないと、さっそくトラベルエージェントのジェフにメール。おまけの旅行、いいねえ。

気持がわくわくして来たところで、なぜかまたミニチュアキットの入手先探し。最初の3作のメーカーは中国の蘇州にあって、アメリカとイギリスに倉庫を持っているなら信用できるだろうと、プレゼントにするものも含めて4個注文。で、(これがいつも鬼門なんだけど)「ついでに」アマゾンをのぞいて、さらに2種類を注文。1個はアマゾンから発送だけどあと2個はマーケットプレイス経由で中国からの発送。また中国語だけの説明書が付いて来るのかな。でもまあシンプルで壁掛けサイズのものだから何とかなるかな。

というわけで、何しよっかなぁと思案した挙句にまたまた散財三昧。でも、お金はうれしくなることに使ってなんぼだと思うし、いくらお金があっても頭と体がそろって健康じゃなければその価値を楽しめないだろうから、使えるお金があるうちは、まっ、いいか。ただし、「たまには」だよ。たまぁ~にならってことにしとこうねっ。

ミニチュアキッチンが完成して、帰国前のお客がディナーに来て

2019年07月29日 | 日々の風の吹くまま
7月28日(日曜日)。☀☀☀。暑いねえ。今日は晩ご飯に若い客人を呼んであるので、朝のうちにきのう処理し損ねたごみとリサイクル品をごみルームに持って行って、ワタシはそのまま買い物。留学前半のホームステイの家ではパンとご飯ばかりで肉も野菜もほとんど出て来なかったけど、後半のホームステイ先では逆に肉ばかりで野菜が出て来ないというので、今日はスロークッカーでどぉ~んと我が家自慢のラタトゥイユ(玉ねぎと米なすとズッキーニと赤/黄色ピーマンとトマトにニンニクを利かせたフランスの田舎料理)を作ることにして、なすとズッキーニを仕入れ。サラダはカレシに任せて、後はローズマリーでマリネートしてある(ケベック産の)マグレ鴨をエアフライヤーで焼くだけのシンプルなメニュー。

客人には3時半頃にと言ってあるので、それまではミニチュアキッチンの仕上げ。カウンターや戸棚、家具を置いたら、小物を固定する作業。説明書の仕上がり写真では何でこんなところに?と言うような場違いな配置だったりするので、3つ目となると大胆?に自己流で、手をのりだらけにして作った小さな小さなものをどこに置こうかなぁと考えながらの作業は楽しいね。最後に天窓を取り付けて、床下で照明のワイヤをバッテリパックのワイヤにつないで、スイッチをオンにすると明かりが点くことを確認して、バッテリパックを所定の場所にはめ込んだら、太陽がいっぱいでなかなか居心地の良さそうなキッチンが完成。ちょうど客人が到着する時間。

   

   

ちょうど3時半に到着した客人をカレシが野菜と果物を買いに行こうとスーパーに連れて行って、今が盛りのさくらんぼうやブラックベリー、桃、メロンなどを買い込んで帰って来た。すごい大量だけど、食後のデザートに食べて、残りはおやつに持って帰ってもらえばいいよね。週明けには帰国の途に着くので、来加の目的達成を祝ってマティニで乾杯。よほど野菜に飢えていたと見えて、どっさり作ったラタトゥイユを「がっつり」食べてくれて、よかったぁ。記念写真を撮って、おやつの果物を持たせて、駅への坂道に差しかかるロイヤルアベニューまでウォーキングを兼ねて見送り。カレシの英語レッスンに食いついて、食い下がって、がんばったよね、キミ。ほんと、若いっていいもんだ。気をつけて帰りなさいね。そして来年ちゃんと帰っておいでね!


怪しい物音/おいしいお祭り

2019年07月28日 | 日々の風の吹くまま
7月27日(土曜日)。☀☀。朝はフェスティバル日和になったけど、夜の間けっこう本格的な雨。午前1時半くらいにポイン、ポインという音で目が覚めて、いったいどこから来るんだろうと思い出したら眠れなくなっちゃった。やれやれ。そろぉ~っと起き出して、ブラインドの隙間から外を見たらどうやら雨。ポチン、ポチンは雨だれのようで、ルーフデッキから聞こえるのは確かだけど、いったいどこなんだろう。でもまあ、それほど大きな音でもないしと、ベッドに戻ったけど、どうしてもポチン、ポチンが気になる。午前2時ごろまで悶々としていて、ついにまた起き出して音源探し。雨だれは最上階のバルコニーの上にせり出した屋根から落ちて来るのは確かだけど、ポチンはルーフデッキに当たった音じゃない。ダイニングのブラインドをカレシを起こさないようにそろそろと上げて、パティオドアをそぉ~っと開けたら、あはっ、犯人がわかった!

ポチン、ポチンの音源はプランターにカレシが一番手前の何も植えていないプランターに無造作に放り込んでおいた水遣り用のプラスチックのボトル。たまたま最上階のバルコニーの上に大きく迫り出している屋根の縁の真下だったもので、雨だれが空のプラボトルをポチン、ポチンと叩いていたのだった。たいした雨じゃなかったので響いたらしい。もうしゃぁないなぁと覚悟を決めて、ナイトガウンのまま裸足でデッキに出て、プラボトルを回収。ああ、やれやれ、これで落ち着いて眠れるわい。

今日は午前中は大汗を拭いながら2週間分の床掃除と洗濯。ランチの後はミニチュアキッチンの照明器具の組み立て。米粒みたいなLEDライトが売り物で、キッチンにはちょっとおしゃれに2個。説明書を無視して陽極の足を所定の長さに切って、黄色いワイヤを巻きつけて、ゴムチューブを被せて、次に陰極の足を同じように処理して、ゴムチューブ2本をまとめてマッチの火で縮めて、電池にワイヤを当ててテスト。お、ちゃんと点灯。同じように2個目を作って、シェードを取り付けて、2個のライトを屋根に取り付けて・・・。

    あとひと息

今日は午後4時から坂の下のコロンビアストリートで恒例のトラック屋台のフェスティバル。年々大きくなって、今年の参加はトラックだけで100台近いそうで、北米屈指の屋台のお祭り。まあ、食べ物はあまりヘルシーとは言えないので、私たちの目当てはアンヴィルセンターでのアーティザンマーケットに毎年来るグルメ酢のテーブル。今年はおいしそうなピクルスもあって、カレシはさっそく2個ゲット。重くなったトートバッグはカレシに持たせて、ワタシは中ほどにテーブルを出していたトートバッグ屋さん。すてきなのがたくさんあってちょっと迷ったけど、気に入ったのを2つともゲット。後は屋台をちょっと見て回ってから、6番ストリートをえっさえっさと帰宅・・・。

   
   人、人、見晴るかす限り人

   
   フルーツ酢とピクルス

   
   「テアイヤッキーイックスプレス」ってなぁに?

   
   食べすぎておなかがはちきれたら(救護所)

   
   警察署前に古いパトカー登場


寿司と聞いて輝いたあの顔は忘れないよ

2019年07月27日 | 日々の風の吹くまま
7月26日(金曜日)。☀☀☁。忙しい日なのに8時半まで寝ちゃった。朝ご飯のはいつもの「鳥の餌」とバナナ半分の他にきのうのマーケットで1キロのパックを買って来たブルーベリーをごろごろ。シリアルなんだかフルーツカクテルなんだか。郊外の農業地帯ではいちごの収穫がとっくに終わって、今はブルーベリーとラズベリーが旬かな。他にブラックベリーとチェリー。ブルーベリーはワタシの大好物で、新鮮でぷっくりして甘いのを舌が青くなるくらい食べられる今の季節は幸せいっぱい。

午前中にシャワーを浴びてさっぱりして、少しだけミニチュアいじり。家具や小物を全部作り終わったので、いよいよ組み立ての段階。上げ下げ窓を作って取り付けて、上半分にレースのカーテンをつけて、花模様のカーテンを作ってかけて、今日はおしまい。説明書の写真では1枚のカーテンを真ん中で寄せてあって、何だかしっくりしなかったので、キッチンの隅の方の端に寄せてみたら、うん、レースも見えるし、いいじゃないの。3つ目ともなると説明書通りでなくてもいいやってことになるからおもしろい。

晩ご飯が少し遅くなるかもしれないので、少し多めのランチをして、2時過ぎにBMOセンターに向かって出発。電車は途中の駅で「急病人発生」とかで5分ほど遅れたけど何とか予定の時間に着いて、ビルと客人の後ろについてゴールドコープステージでちょうど進行中のリハーサル(テクリハ)を見学。零細劇団支援の一環としてArts Clubがシーズンオフにステージと設備を使わせて上演させているもので、何と『Silence of the Lambs』(「羊たちの沈黙」)をパロディー化したミュージカル。客人はすごぉ~く真剣に見入っていて、さすが。その後暑い中をグランヴィルアイランドの劇場まで歩いていって、ビルの案内でシーズンが終わってしぃ~んとしている稽古場やステージを見学。そしてビルのオフィスを見せてもらって、客人もワタシも大感激。何しろビルのオフィスは地元の演劇界の歴史が文字通りぎっしりと詰まっていて、その「ぎっしり」ぶりはすでに伝説になっているくらい。

ちょうと見学ツアーが終わった頃に携帯が鳴って、カレシがグランヴィルアイランドの駐車場に着いたというので、客人と一緒にSandbarで晩ご飯。すしバーがあるから寿司を食べられるよといったときの客人のうれしそうな顔と来たら。カナダに来て1ヵ月。ずっとがんばって、大きなおみやげを持って帰るんだもの、ヘルプした甲斐があったというもの。寿司と聞いて目を輝かしたあの顔は忘れることはないだろうなあ。


ヨーロッパは猛暑、こっちは普通の夏

2019年07月26日 | 日々の風の吹くまま
7月25日(木曜日)。☀☀☀。また暑くなって来た。でも、7月も残り1週間で、短い夏の終わりまであと1ヵ月。9月の声とともに幼稚園から大学までそれぞれに新しい1年が始まる秋。勤め人や学生が9時/5時の普通の生活リズムに戻って落ち着いたところで、ハロウィーンが来て、クリスマスが来て、お正月が来て・・・まあ、これが永遠に延々と繰り返される人生ドラマというところかな。でも、一応は暦の通りであっても、個人の生活のレベルでは実に千差万別で、だからこそいろんな人間ドラマが書かれるわけだけど。

夏も半ばともなれば暑いことは暑いけど、去年の今頃はかなりの猛暑で、その前の年も猛烈に暑かったような記憶がある。内陸地方で大規模な森林火災が多発して、その煙が沿岸地方にまで流れて来て、連日太陽がポチンとオレンジ色に見えるような空模様だった。窓を開けると煙たかったし、大気の指数も高リスクのレベル。そんな状態が8月半ばまで続いて、しまいには「煙」という天気予報が出た笑うに笑えない夏だったな。今年は森林火災のニュースもあまり聞かなくて、大気の質の指数も連日低リスクの「2」と、ごく平均的ないたって過ごしやすい夏というところ。

聞くところによるとヨーロッパはヒートウェーブ(熱波)の襲来ですごい猛暑になっていて、パリは何と42.6度。ずっと昔『Paris When It Sizzles』という映画があったけど、まさにsizzle(じゅっと焼ける)の感じだろうな。歩道や車の屋根で目玉焼きができてしまいそう。(そういえば、アメリカでの猛暑のときにどこかのテレビ局が実際に目玉焼きができるところを放送したことがあったっけ。)イギリスでジョンソン政権が誕生して、ヨーロッパの政治情勢も熱くなりそうで、もしかしたら北米にもポピュリズムのヒートウェーブが広がって、ドナルドとウラジミールとボリスとで何かと盛り上がっちゃうんじゃないかな。まあ、人間社会の政治や経済の動きって、少しずつ位置を変えながら左右に振れて回る「フーコーの振り子」のようなところがあって、リベラリズム(左)の旗手たちがあまりにも一般大衆から乖離してしまった(行き着くところまで振れた)から、今度は振り子が保守(右)に向かい始めたということだと思うけど、リベラル側に触れている間に学んだことを反映する位置に振れ戻すんじゃないかな。

いずれにしても、右が悪で左が善、またはその逆という法則なんかないから、そのときどきの世界情勢はそうなるべくしてなったもので、ひとつの方向への行き過ぎが目に付くようになれば、自然に反対側へ振れるわけ。それを延々と繰り返して来たのが人間社会の歴史なんだと思う。あれ、何だか小難しいことを言ってる今日のワタシ。猛暑でもないのに。


初めて見たレタスの花と不気味な植物

2019年07月25日 | 日々の風の吹くまま
7月24日(水曜日)。☁☀。雨は降らなかったみたい。カレシはスカイプレッスンがない「定休日」で、ちょっぴりガーデニングをやったり、サンフランシスコの写真を整理したり。ワタシはまた金曜日の予定のすり合わせでビルとメールのやり取り。当初はグランヴィルアイランドステージの施設の見学だったのが、先々週のミーティングのときにBMOセンターのゴールドコープステージを見なかったということで、ビルがどうしても見せたいからと2つの劇場の見学に予定変更。勤め人に比べて演劇人は1日の始まりが遅いので、ミーティングも午後半ば過ぎから。でも、日本からの客人は来週の水曜日に帰国するので、これが最後のチャンスだからね。

曇り空で始まったのであまり暑くなくて、まあまあ普通の夏日というところ。ルーフデッキではプランターのトマトが次々と赤くなる一方で、食べ残したレタスがかわいい青い花を咲かせている。このレタス、去年サラダにするメスクルンとして室内で育てて残ったのを冬中バルコニーに出しておいたら、春になって成長の気配が見えたので、カレシがプランターに植えたもの。摘み菜のサラダとして毎日食べているうちに繊維が粗くなったので、食べるのをやめて放置していたら何ともかわいい花を咲かせたのでびっくり。メスクルン、摘み菜、そして花と楽しませてくれるなんて感激。

    レタスの花

今日のミニチュア作業は容器やバスケットの類と箒と花。パティオと温室の組み立てで散々花や鉢物と取っ組み合ったので、もう簡単、簡単。長さが2センチあるかないかの「洗濯ばさみ」はのり付けしたところを押させるのに便利。実際に洗濯物を止められる大きさじゃないし、ウォルマートのクラフト用品の売り場で見つけたので本来の「洗濯ばさみ」じゃないのは確かだけど、ミニチュア工作はツールとして使えそうなものは何でも駆使するのが一番で、思いがけないところでそういう使えそうなものを見つけるのも楽しみのひとつかな。

   

今日の作業が済んだところで晩ご飯の買い物。帰りに道路向かいの雑貨屋の前を通りかかって、カレシがもうひと鉢欲しいと言っていた白いキキョウと一緒に何だか薄気味の悪い見慣れない多肉植物をひと鉢。鉢には単に「succulent」(多肉植物)と書いたラベルを貼ってあるだけなので、何と言う名前なのかはまったく不明。近くで花の鉢を選んでいた人が「首の後ろにずるぅ~っとじり寄って来そうで、ソファの後ろには置きたくないわねえ」。鉢を2つ抱えて帰って来たら、カレシが「何だ、そりゃあ」と素っ頓狂な声。うん、何なんだろうねえ。窓際に置いてみたけど、何だかホラー映画にでも出て来そうな感じ・・・。

   

   


時計の針を動かすのをやめてくれたら御の字

2019年07月24日 | 日々の風の吹くまま
7月23日(火曜日)。☀☀☁。今日も暑いけど、夜には雨が降る(かもしれない)という予報で、何となく蒸し暑いような感じ。日の出は午前5時半、日の入りはほぼ午後9時で、夏至からこの方。昼の時間が30分くらい短くなっている。

年に2回時計の針を進めたり戻したりする「夏時間」の制度について、州政府が州民の意見を聞くべくオンライン調査をやったところ、やっと500万人の総人口のうちで何と22万人以上が参加したというニュース。制度を継続するかどうか、廃止するとしたら夏時間と冬の標準時のどちらを新しい「太平洋標準時」にするかを問うもので、おもしろいのは、40歳から64歳の年齢層が一番参加率が高くて全体のほぼ半分だったのに対して、18歳から34歳(ミレニアル)はわずか22%だったこと。ま、40歳から64歳は働き盛りで「擬似時差ぼけ」になりやすい肉体的にきつい時期だから、回答は圧倒的に「廃止」だろうな。一方でデジタル時代の落とし子みたいなミレニアル族の関心が低めなのは、年中四六時中スマホの仮想現実世界にいるという印象だから、現実世界で時計が1時間変わったところでどうってことないってことなのかもしれない。

ワタシは夏時間のままでも冬時間に戻ってでもいいから時計の針を動かすのをやめてほしいに投票。現役時代には日本時間での納期の「朝一番」が1時間繰り上がったり繰り下がったりで、実にめんどくさかったぁ。国境の南のアメリカでは西海岸3州全部が廃止の方向へ動いているので、同じ経済圏にあるBC州も早晩に廃止だろうな。新しい標準時は現行の夏時間が一番人気らしいけど、真冬の日の出が午前9時過ぎになって、ミレニアルママたちが「うちの子」がまだ暗いうちに通学しなければならないのは、危険だし、かわいそうじゃないのぉ~。でも、冬の標準時にしても真冬の日の出は8時過ぎだし、日暮れも早くなって4時には暗くなっちゃうんだし、何よりも北ヨーロッパの子供たちにはそれが普通の冬の通学なんだけどね。ま、結果を楽しみに待つとするか。一歩前進を期待して。

再開したミニチュア作り、キッチンだから当たり前だけど、今日は「食べもの」が中心。まずはナイフで薄くスライスした果物をピンセットでつまんでお皿とボードに盛り付けるのにひと苦労。残ったフルーツやこよりを細かく切ってびんに詰めるのは超簡単で、ニンジンとパンも簡単。撚って細かく切った紙を散らしたパンはいかにも「パン」という感じ。でも、包丁やフォークはアルミシートが薄すぎて超困難。思い余って前のキットで残ったアルミ板を使って自作。最後に細い針金を曲げて泡立て器を作ったら、今日の作業はおしまい。
   
   


旅行もいいけど、のどかな普通の毎日もいい

2019年07月23日 | 日々の風の吹くまま
7月22日(月曜日)。☀☀☀。朝から暑ぅ~。でも、2人ともぐっすり眠ったので、元気に「日常」に復帰。実質2日のバケーションだったけど、よく食べて、遊んだね。木曜日の夜は着いたその足でお気に入りのZingariに駆け込んで陽気なウェイターとジョークを交わしながらのイタリアン。金曜日の夜はコロンバスアベニューにあるこれまたお気に入りのThe Stinking Rose。

   

メニューがぜぇ~んぶガーリック、ニンニク、にんにく、大蒜。デザートのガーリックアイスクリームは信じられないくらいの絶品。最後の土曜日の夜は日航ホテルのAnzu。(ホテルオークラになっても名前はニッコーホテルのままだった。)すしバーに座って、冷の日本酒をお供に、握りをあれ、これと選びながらスシじゃない「寿司」を堪能。特にワタシが注文したあまえびは頭の部分が殻もひげもみそもそっくりから揚げになって出て来て、これがまた絶品。目玉がどうのこうのと言っているカレシにはひげを2、3本あげただけで、後はぜぇ~んぶワタシがむしゃむしゃ。いやぁ、おいしかったの何のって、もう少しで握り寿司を食べるのを忘れるところだった。

   

今日は午前中にウォーキングのついでに小包受取代行オフィスに寄ってテキサスから届いていた4個のミニチュアキットを(カナダ側の関税と通関料とGSTを払って)引取り。これで積み上げたキットは9個。中国から後2個届いたら・・・しぃらなぁ~い。午後は買い物に行って牛乳やらバナナやら晩ご飯の食材やら。帰りに雑貨屋の前を通りかかったら、店先に見たことのない豪華な花があって、つい白とピンクの2鉢をゲット。(調べてみたら「トルコキキョウ」というらしい。)

マティニで乾杯して、エアフライヤーで鮭のフライを作って晩ご飯。後は明日から再開するミニチュアキッチンのパーツを揃えて、旅行でストリークが63日でストップしたクロスワードパズルを金、土、日、月とやっつけて、のんびりといつもの毎日・・・。


サンフランシスコは坂道ウォークの楽園?

2019年07月22日 | 日々の風の吹くまま
7月21日(日曜日)。(サンフランシスコ☁☀)☀☀。午後3時半、バンクーバー空港着。いやぁ、あっついのなんのって、ゆうに30度近くまで行ってそう。ひたすら北へと飛んで来たのに、1500キロも南の地よりもあっつぅ~いなんて、何なの、これ?もっとも、サンフランシスコでも日が照るとさ暑くて、ホテルから1時間かけて歩いて行ったフィッシャーマンズワーフでは、かんかん照りでワタシもカレシもあっという間に鼻の頭が真っ赤。またてくてく歩いてホテルに帰りついた頃にはみごとにこんがりと日焼けして、さすがにカリフォルニアの太陽は強烈だと感心することしきり。あの日は有名なノブヒルの坂道を上がったり下ったりして、少なくとも10キロは踏破したんじゃないかな。

カレシのスカイプレッスンの生徒のリリーがパロアルトから1時間半かけて会いに来てくれたんだけど、グーグルに勤めている従兄を頼って今年になってボストンから移動して来たばかりのリリーはケーブルカーに乗ったこともフィッシャーマンズワーフに行ったこともないそうで、「だって観光客が行くところでしょ」と口をとんがらせるリリーにカレシは「キミも観光客だろうが」。ということで、私たちのお気に入りの遊び場にしているサンフランシスコを案内するのは私たち。まあ、私たちにとっても7年ぶりなんだけど・・・。

   
   上り坂はけっこうきついなあ・・・
   
   遥かにゴールデンゲートブリッジ
   
   直角に駐車すべし。でも・・・

   
   どこかで見たような・・・
   
   おひとり様ロックバンド
   
   1930年代の電車でもれっきとした市電


旅行の前の日のあたふた

2019年07月18日 | 日々の風の吹くまま
7月17日(水曜日)。☂☁。今日は忙しい日。旅に出る前の日って、日程が長くても短くても、行き先が遠くでも近くでも、忙しいことに変わりないのはどうしてかな。まずはカレシが車を引き取りに出かけて、「ノイズが聞こえるかどうかちょっと走らせてみるってさ」と言って手ぶらで帰って来た。そっか、60キロを超えたあたりで音が聞こえて来たんだよね。何か大事になりそうな感じだけど、御年15年だからねえ。

上海のセレナからアリババでミニチュアキットを見つけたと言ううれしいメール。キャンセルされた2つのうち、運送会社が「紛失」したものは重くて送料の方が倍以上になるそうなので、どうしても欲しい「バー」のキットの方を2つ調達してもらうことにした。そんな重くて嵩張るものを紛失したなんてヘンな話だけど、アマゾンのマーケットプレイス(とは知らなかったけど)で「送料無料」だったから、とんでもなくいい加減な運送業者を手配したんじゃないかな。税関に阻まれたというキットの方は、輸入側の税関で引っかかることはあるけど、輸出側でというのは聞いたことがないから、近ごろ自国企業(アリババ)優先で欧米(アマゾン)企業の締め出しを図っているらしい中国政府のイジワルじゃないのかなあ。だとしたら、習さん、性格悪いねえ。

明日の飛行機が午後1時半なので、カレシが時間を見計らってチェックイン。ところが、何でも滞在するホテル名と住所が必須と言うことで、何度入力しても「無効」のメッセージが出て来て、カレシはカリカリ、イライラ。しまいにそばで見ていたワタシに「やってみろ」。印刷してあるホテルの予約確認の通りに入力したら「無効」。でも、待てよ。赤い無効メッセージに「文字はAからZ、数字は0から9のみ」って書いてあるじゃないの。ホテルの名前がWestin St. Francisで、ピリオドが入ってるから無効になるのよぉと、ピリオドを消したら、ほらぁ、あっさりと通ったじゃないの。メッセージを最後まで読まなかったんでしょと言ったら、「読んだけど、ピリオドは名前の一部なんだからダメとは思わなかった」。あはは、それはアナログ思考で、コンピュータにとってピリオドは「無効の記号」に過ぎないの。

ま、何とかチェックインして搭乗券を印刷してひと安心。セキュリティチェックの優先レーンが使えるみたいだし、アメリカ行きターミナルにもラウンジができたようなので、明日は朝ご飯が済んだら早めに空港に行って、ラウンジでのんびりしようじゃないの。サンフランシスコまでは「ちょっとそこまで」の2時間半・・・。


車は異常なし/アマゾン対アリババの構図は?

2019年07月17日 | 日々の風の吹くまま
7月16日(火曜日)。☀☀。ちょっと暑くなって来たかな。ニューウェストの予想最高気温は25度。東京はまだ梅雨が明けなくて、気温も低めで深刻な日照不足らしい。もうずいぶん昔だけど、8月に行った東京で長袖のTシャツを着ていたのを思い出した。たしか1990年代の初めの頃だったか。あの年、日本では米が足りなくて世界中からの緊急輸入でしのいでいたのに、どこの国の米は臭いとか、どこのはまずいとか文句を言ってなあ。まあ、あの頃は大量消費、大量浪費、美食飽食に踊ったバブルの余韻が残っていて、「日本ナンバーワン」のエリート意識が抜けてなかったのかもしれないけど、売ってくれた国に対して失礼ではあったな。まあ、昔の話に留まって繰り返さなければそれでいいんだけど。

午前中は大忙し。まず車をきのう相談して来たタイヤディーラーKal-Tireに持って行って、オイルチェンジを兼ねて怪しいノイズの原因調査を依頼。ほんの1丁先なのに、駐車場の出入口のある7番ストリートから回ったら、マンション工事で道路が塞がっていて、2丁先まで遠回り。車を置いて、そのまま朝のウォーキング。帰って来たら、財布をつかんでとんぼ返りで道路向かいのBCAAのオフィスに行って、カレシだけ旅行保険の手続き。サンフランシスコは3泊4日なんだけど、医療費であっさり破産してしまうアメリカだからね。医療経費として税金から控除できるからいいけど、保険料は2万7千円。ワタシは次に同じ並びの銀行に行ってアメリカドル建ての口座から遊び資金を金の引き出し。現金が余って帰って来たらそのまま口座に戻せばいいから、便利、便利。

忘れないうちに金庫から2人のパスポートを出しておいて、ランチ。カレシにアマゾンで注文した7個のミニチュアキットのうち2個が変てこな理由でキャンセルされたと愚痴ったら、「セレナに聞いてみようか」。スカイプレッスンの生徒のセレナは上海でイギリスの大手小売チェーンのバイヤーをしているので、その辺の事情に通じていそう。カレシがすぐにメールを送ってくれて、すぐにセレナから「詳細を知らせて」との返事。若いけどバリバリのビジネスウーマンだけあって早っ。カレシが「直接メールしろよ」とアドレスをくれたので、キャンセルになった商品の写真を添えてメールを送ったら、「アリババをチェックしてみる」との返事。あはぁ、アメリカのアマゾンと中国のアリババねえ。何かこの対抗図がきな臭いような。

夕方、Kal-Tireから「車に異常は見つからなかった」と電話。へえ。店じまいの時間だというので明日の朝引き取りに行くことにしたけど、それじゃあ、あのヘンな音は何だったんだろうなあ。


車が不調、排水管の清掃、中国から出られない注文品、

2019年07月16日 | 日々の風の吹くまま
7月15日(月曜日)。☀☀。もう7月が半分過ぎてしまった。早いねぇ。このままだと、ある日気が付いたら夏が終わっていたりしてね。きのうは日本からの若い客人を招いて、たんぱく質たっぷりの晩ご飯。滞在先では肉も野菜もあまり食べさせてもらっていないらしい。まあ、語学学校との契約で留学生をホームステイさせて小銭を稼いでいるただの「賄い付きの部屋貸し」だから、利益を上げようとして食費のような出費を抑えるんだろうけど、何かあざとい商売って感じ。バンクーバーに来て2週間で少しやせたというので、おいおい、カナダくんだりまでダイエットしに来たわけじゃないでしょと、私たちなら2枚に切り分ける大きさのリブアイステーキを焼いて、付け合せに野菜をたっぷり、そしてひと山のサラダ。

客人を滞在先まで送って行ったときに、車が60キロを越えるとヘンな音を立てるもので、けさニューウェストのディーラーに電話したら、修理工場がいつの間にかクィーンズボロに移転していて、橋を渡って持って行ってどうやって帰って来るかが問題。ま、15年落ちの車だからディーラーに持って行くこともあるまいと、カレシは6番ストリートの1ブロック先のタイヤディーラーの整備工場に行って相談。その結果、点検して修理の必要を調べて、工場でできない修理は契約している修理工にやらせるということで、マネジャーの名刺をもらって来た。歩いて2分ほどのところで車の整備や修理をしてもらえるってのは便利至極。

カレシが出ている間に、予定通りキッチンの排水管の清掃をする2人組がけっこうハイテクの機械を持って到着。シンクの下の排水管からパイプの中をのぞいて詰まり具合の数値を読み上げるところは、心臓にカテーテルを通して冠動脈の詰まり具合を調べるのとそっくり。去年はどろどろした真っ黒な汚水がシンクいっぱいに出て来たけど、今年はあまり詰まっていなくて、シンクの下に置いた容器にくみ出した水はただの汚れた色。洗う前にペーパータオルで油脂類を拭き取っているし、コーヒーのかすやご飯粒のような固まった脂に溜まりやすい物を流さないようにしていた効果があったというわけで、ああ、良かった。

午後はのんびりミニチュア作りを決め込んでいたら、アマゾン経由で注文したキットの中国の発送元から返金したいというメール。おいおい、これで2つ目だよ。最初のは輸送会社が品物を紛失した、今度のは中国の税関に「押収」されたというヘンな理由。何なの、これ?ファーウェイ問題と関係があるのかな。でも、送れないっていうんだからしょうがない。ここはキッチンの製作に専念して、後で考えようっと。

   
   今日の成果


ちっちゃなパーツ2個に2時間

2019年07月14日 | 日々の風の吹くまま
7月13日(土曜日)。☁☀。起床は8時前。下の6番ストリートがいつもより閑散としているのはどうしてだろう。通勤の幹線道路じゃないので、週末でもそれほど交通量は変わらないんだけど、今日はほんっとに閑散。というか、車がぜぁ~んぜん走っていない。へえと思っていたら、ラジオでニューウェストで停電があって復旧作業中というニュース。どうやら7時半ごろに市内のあちこちで停電が起こって、交通信号が消えているらしい。我が家は停電していないし、起きる前に停電した形跡もないから、ラッキー、ラッキー。

朝ご飯が済んだら土曜日恒例のまじめ掃除。カレシがルーフデッキやバルコニーを出たり入ったりするし、窓やパティオドアを開けていることが多くなったので、床の一角に掃き集めたごみに白っぽい細かな埃が増えた感じ。寝室でルンバ君を走らせておいて、リビングもダイニングもレクルームも気合を入れてしっかりとモップかけ。ひと汗かいたところで、朝のウォーキングでもうひと汗。今日は何なのかわからないけど緑色の大きな木の実を拾って来た。庭に植えている家が何軒があって、歩道にみ出している枝から落ちたらしい。いちじくのような形をしてはいるけど、旧居の裏庭にあったいちじくの実よりも丸みがあって硬い。はて、何なんだろうな。

午後はまたミニチュアキッチン作りに奮闘。家具の類が一応全部できたところで、説明書の順序だと次はスカイライトと窓の部分なんだけど、これは最後に全体を組み立てるまで出番がないので後回しにして、いよいよ細かなパーツに取り掛かって、まずはコーヒーミル。何しろちぃ~っちゃいので、半球や球形のパーツを糊付けするのに、指先からぽぃ~んと飛び出してばかり。そのたびに目を皿のようにして探し回るので、目がしょぼしょぼ。最後につけたハンドルの接着剤が乾くのを待っている間に次のやかん。赤いかわいいやかんはカウンターに付けたコンロに置くつもりだけど、取っ手を付けるのにひと苦労。超速乾性の接着剤でえいっとくっつけようにもつるつるすべるから外れてばかりで指先の方が糊付けになってしまう。やっと取っ手が付いたところで極めつけは注ぎ口。柔らかくて太い針金の一端をペンチでつぶして曲げて、接着剤の粒を落としたところにピンセットでピッ。

   

これだけでゆうに2時間かかって、目がかすんでしょぼしょぼになったので、今日の作業はおしまい。でも、なかなか良くできたと思うけどね。のんびり空を行く雲を眺めて目を休めなくちゃ。やれやれ、くたびれた。


何やかやと忙しかったけど楽しかった

2019年07月13日 | 日々の風の吹くまま
7月12日(金曜日)。☀☀。今日は朝からいい天気。午後から忙しくなるので、朝のうちだけミニチュアいじり。最初のキャビネットとカウンターに2に近かったけど、家具類はほぼ糊付けするだけで、簡単、簡単。ランチの時間までに、キッチンの隅に置くかわいい水玉模様のカーテンの付いたキャビネット、青い棚、テーブルとスツール2つ、壁に取り付ける小さい戸棚、ギンガムチェックのテーブルクロスをかけた3本足の丸テーブルが出来上がった。我ながら早っ。

   

ランチの後はウォーキングがてら到着の通知があった小包を取りに受取代行オフィスへ。カレシのスカイプレッスンの生徒のひとりが上海でイギリスの大手小売チェーンのバイヤーをしていて、その許可をもらった上で見本のスリッパ1足を送ってくれたのだった。カレシに箱を持たせての帰りがけに郵便箱を見たら、あら、ワタシにも小包。さっそく大きな鍵で小包ボックスの「E」を開けたら、アマゾンに注文してあったミニチュア。発送元が違うのでこうしてひとつずつ来る。今日来たのはどれかなあと、さっそく開けてみたら、おお、「居酒屋」のキットじゃないの。せいぜい20センチ四方の小さいものだけど、ものすごい数のパーツ。で、入っていた説明書は小さな冊子。表紙を見て、あれ?ページを開いてびっくり仰天。発送元はカナダ国内だけど、説明書は中国語しかなくて、しかも簡体字。はぁ~。

   

高校時代は漢文が得意だったので、古い繁体字なら何とか解読できるけど、簡体字ねえ。しぃらないっ。ま、中国語を読める人は周りにたくさんいるから、これもパズルのうちと思ってそのうち挑戦してみようと、説明書は本棚にしまって、予定の2つのミーティングの主役と落ち合うために、いざ。通訳は話が込み入って来たときにということだったので、どちらもまだ顔合わせ程度だから、ワタシはおおむね「壁のハエ」。若い客人のホームステイ先の食事の内容があまり良くないらしいので、近くのパブで合流したカレシを相手に英語実習をやりながら、がっちりと晩ご飯。(語学留学のエージェントが手配するホームステイは国際交流よりも副収入が目当てのことが多いようで、特に食事に関してはかなり評判が悪い。)

久しぶりに肉を食べたとうれしそうだった客人と日曜日にニューウェストに来てねと約束して、私たちは家路。若く見えすぎて、パブで身分証明の提示を求められたのはご愛嬌だったけど、大きな夢を抱いて、その実現に向かってがむしゃらに突進できるのはやっぱり若い人ならではの特権かな。将来が楽しみ・・・。