リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

あれから2年、一緒に旅ができる幸せ

2019年11月30日 | 日々の風の吹くまま
11月29日(金曜日)。☀☀☀。一段と冷え込み。バルコニーの最低気温は0.2度だったから、下界はたぶん氷点下。でも、天気サイトの午前9時の気温がマイナス5度ってのは眉唾もんだな。観測地点が川向こうにあるらしいので、そっちで冷え込んだのかもしれないけど、試しに温度計をバルコニーの一番寒そうな日陰に置いてみたら、サイトの現在温度との差が4度。何回か比べてみてもほとんど変わらなかったので、天気サイトの数字から我が家のバルコニーでの気温を予想できそうな感じ。

今日の「やることリスト」のトップはクリスマスカードとカレンダーの発送。道路向かいの郵便局が開く9時半にロビーに下りて行って、前の道路を車が来ないのを確認してからダッシュで横断して郵便局へ。たった1ブロックしかないこの道路、マンションの玄関を出ると右半分はミニ公園ができたおかげで6番ストリートへ右折して出るだけの一方通行、7番ストリートにつながる左半分は対面通行になっていて、その境目あたりをみんなけっこう大手を振って横断するからケッサク。だって、コーヒーショップも雑貨屋もみんな道路のすぐ向こう側なんだもん、わざわざ角まで行って渡るのは遠回りでめんどくさぁ。

旅行の準備が今日と土曜、日曜の3日だけになって、ちょっと押し迫った感じだけど、後は今日と明日でゆっくりとクリスマスツリーの飾り付けをしながら、旅行に持って行くものを集めて荷造りの準備をするだけなんだから、慌てることもないかな。とは言っても、やっぱり出発の日が近づいて来るとついあたふた。でも、シドニーの空港に着けば人間も荷物もホテルまで運んでくれて、出航の日には船まで運んでくれて、船に乗ってしまえばオールインクルーシブの上げ膳据え膳で、帰りも船からオークランド市内の観光がてら空港まで運んでくれるんだから、こんなに楽なことはない。カレシにいたってはあれこれ余計なものまで持って行きそうな感じ。

ふと考えたら、ちょうど2年前の今日、カレシが夜の9時過ぎに異常な胸焼けがすると言い出して、そのうち吐き気がする、胸が痛いと言い出して、心筋梗塞の始まりとは思い及ばず、救急車を呼ぶ呼ばない、救急センターに行く行かないでけんか腰で議論してたっけね。ひどくなる痛みに耐えかねて夜中過ぎに救急センターに駆け込んだときのカレシはあと何時間の命という状態で、2人とも未だにピンと来ないでいるけど、もう少しでワタシを置いてけぼりにするところだったんだよね。あれから2年経った今、こうして一緒に旅ができるのは何よりの幸せ。うん、目いっぱい楽しんで来ようよっ。


やることリストを着々と消化

2019年11月29日 | 日々の風の吹くまま
11月28日(木曜日)。☀☀。風は収まったけど、寒いっ。今夜から明日の朝にかけてはもっと冷え込むらしい。温度計から目が離せないかな。でも、来週から2週間は最低気温が平均的かそれ以上のレベルに戻るようなので、留守中に寒波が来ないと期待できそうかな。

今日の「やることリスト」のトップはドイツのエスターにプレゼントするミニチュアキャンピングカーの梱包と発送。バブルラップでていねいに包んで、取っておいたちょうど良い大きさの段ボール箱に収めて、周りにこれも取っておいたエアパックを入れて、「やさしく開けてね」と大きく書いた紙を置いて、ふたをした箱をしっかりテープで止めて、宛名を印刷した紙を貼ったら、荷造り完了。ランチを済ませてから、ちょうどカレシがエスターとスカイプレッスンをやっている間に小包受取代行屋へ持って行って、FedExで発送。送料はすごく高かったけど、カナダポストで送って壊されたらたまったもんじゃない。せっかく手間と暇をかけて、楽しみながら作った作品なんだから。

懸案のひと仕事が片付いて、次は日本の(元)お客さんに送るカレンダーの発送準備。今年はカナディアンパシフィック(CP)鉄道の1950年代のポスターを集めたもので、一見して古臭く見えるけど、つい見とれてしまうような趣がある。当時は時代の先端を行くスタイリッシュなデザインだったんだろうな。今どきのコンピュータグラフィックの無機質さとはまったく逆の人の手のやさしさが感じられていい。だからこそ、複製がビンテージポスターとしてけっこう高い値段で売られているんだな。そういえば、ワインやウィスキー、食品などのビンテージポスターを集めた古いカレンダーが捨てずに取ってあるはずだけど、はて、どこにしまったのかな。探してみようかな。

リストの最後の日本へのクリスマスプレゼントの宅配の注文。この会社ともずいぶん長いお付き合いで、いつもは12月半ばになってあわてて注文書を送っていたのが、今年は早々。毎年同じもので変わり映えがしないけど、カナダと言えば鮭だもんなあ。自家用に買っていたスモークサーモンやイクラは、最近あまり消費しなくなってしまって、余っているので今年はパスかな。リストの項目全部に線を引いて、ふと外を見たら、市のクリスマスツリーにライトが灯っていた。毎年クィーンズ公園のそばの6番アベニューの高い針葉樹にクリスマスライトを飾るんだけど、うん、今年はライトの数が多くて一段と明るい。ちょっとピントを外してズームインしてみたら、おや、クリスマスキャロルが聞こえてきそうな・・・。

   

     
   

今日は大風が吹いて、寒波が来て

2019年11月28日 | 日々の風の吹くまま
11月27日(水曜日)。☁☀。すごい大風。入江の北のノースショアでは倒木による停電が多発だって。この寒いのに停電したら暖房が入らなくなるからタイヘンだなあ。オフィスに座っているとルーフデッキで風が唸っているのが聞こえて、部屋の中は何となくすきま風が通っている感じ。バスルームの換気扇のダクトを通して外気が入って来るし、ガラスは分厚く二重になっていても窓壁の枠の断熱性が今いち。しかも窓枠と構造枠の境目に微妙な隙間があるもので、風の強いときは冷たい空気がじわじわと忍び込んで来てしまう。ま、コンクリートの分譲マンションなんてどこで‘もこんなもんらしいけど。

今日はArts Clubの新作のオープニングがあるので、早めに「やることリスト」トップの銀行→London Drugs→郵便局の「巡回」ショッピング。どれも徒歩1分の道路向かいだから大助かり。銀行のATMでシーラに払う留守番料を引き出して、となりのLondon Drugsでは貯まっていたスタイロフォームのトレイをリサイクルボックスに入れてから小包用紙のロール、バブルラップのロール、ソーダストリームの新しいボトルを買って、かさばるトートバッグと格闘しながら、マンション正面玄関前の郵便局でクリスマス切手を買って、今日の重要項目はおしまい。

午後はクリスマスカードの発送準備。それぞれにちょこっとメッセージを書くんだけど、英語版は茶か茶菓と進んでも日本語版となるとそうは行かない。利き手の動きが悪い上に漢字もひらがなも「何となく」のうろ覚えの記憶になってしまって、何だか小学1年生みたいな文字になってしまう。まあ、そろそろ45年になる英語暮らしで、漢字は読めても、キーボードでローマ字入力はできても、もう手では書けないという事実は受け入れるしかないかな。肝心のローマ字入力も最近は何だかあやしげぇ~な感じで、もしかして認知症が忍び寄って来たら、日本語の方がおかしくなってしまうんじゃないかなあ。でも、英語圏で生涯を終えるなら、その方がいいのかもしれないけど。

早めの晩ご飯を済ませて、今夜は車でBMOセンターへ。いつもは電車で行くんだけど、あまり使っていない車のバッテリがこれから3週間ほど留守にする間に上がってしまわないように走らせておきたいし、何よりも駅からの急な坂をこの寒気の中で強い向かい風と戦いながら上って来るのはちょっとばかりしんどいもの。芝居はスフィアンスティーブンスのユニークなクリスマスソングを下敷きにしたもので、死後の世界に行った認知症のおばあちゃんが「やり残したことがある」と現世に戻される出だしのテンポが良かったけど、離婚した娘夫婦と孫たちが住む現世でちょっともたつき加減。第2幕でもおばあちゃんと孫たちがビデオゲーム風の世界に入るシーンはちょっと何だかと思ったけど、最後は母と娘、娘とその娘の和解でほろっとさせて幕。よくできていたな。さて、明日は・・・。


海外旅行保険ってほんとに高いねえ

2019年11月27日 | 日々の風の吹くまま
   

11月26日(火曜日)。☀☁。日の出と同時に起床。ちょっと冷え込んだようで、バルコニーでの最低気温は3.4度(コールドフレームの中は6.7度)。明日の夜にはつめたぁ~い北極気団さまがお出ましだそうで、週末までは最低気温が氷点下で、私たちの出発の日に平年並みに戻って、その後やや高めになるような予報・・・。

シーズン最初の「寒波」の注意報が出ているので、急遽フリースの毛布に切り替えることにして、外したアクリル毛布を洗濯して、ついでにシーツ類も洗濯。明日の朝はまだ3度くらいだけど、夜から急に冷えて、木曜日の朝方にはマイナス2、3度になるという予報。おまけにかなりの強風が吹くんだそうで、体感温度はマイナス7度なんて言ってるけど、やぁだねえ。でも、風の方向が北東ということで、南東に面してちょっと奥まっているバルコニーはあまり心配しなくてもいいかな。高層マンションの角部屋のバルコニーやルーフデッキでの園芸は風の強さだけじゃなくて風向きもかなり重要なので、天気予報サイトで必ず風向をチェックしているけど、今の時期は北東から東の風が多いかな。

午後は今日の「やること」の最優先項目である旅行保険をかけに、道路向かいのBCAA(BC州自動車連盟)のオフィスへ。まずは既往症などのリスク項目の質問にイエスかノーで答えるのに、ワタシはもちろん全部ノーだけど、カレシはイエスがいくつか。この週末でちょうど2周年になる心臓発作とバイパス手術は1年~5年前にチェックを入れて、過去6ヵ月以内に薬の量や治療などに変更がなかったかどうかの質問。先月の処方箋の更新で40mgだったスタチンが20mgになったので「変更あり」。減量は症状の改善を示したものだと言えるんだけど、保険会社は改善であれ悪化であれ投薬量の変更は「不安定」ということでリスクは同じと見るから保険料はアップ。減量が時期尚早で症状が悪化することもあるだろうからしょうがないな。でも、スラニナ先生がスタチンの処方は腎臓機能を守るためで心臓病とは別と説明していたので、但書き付きで変更なしの扱いになって保険料はダウン。保険のリスク判断はややこしいもんだ。

カレシの保険料は5歳下のワタシより高いのに、既往症ありでさらに高くなって、自己負担を25万円にしてもワタシの4倍で、2人分の合計は12万円ちょっと。まあ、医療費として所得税の税額控除の対象になるからいいけど、旅行しまくったらけっこうな金額になるなあ。それでも、万が一のためにかけないわけに行かないのが保険ってもので・・・。


これだからウォルマートは好かないの

2019年11月26日 | 日々の風の吹くまま
11月25日(月曜日)。☁☀☁。朝はかなりの霧。道路向かいのマンションすら見えないくらいだったけど、薄くなって来るにつれて、灰白色が白になり、太陽の光が異次元への抜け穴みたいに見えて、最後は青みを帯びて来て、あちこちに青空が開けて来る。そこで「おっ、何かいいことがありそう」なんてウキッとしちゃうワタシは、もしかしたら超が付く能天気かも。でも、何気ないことでちょっぴりウキッとするのはいい気分。

今日の「やること」はメトロタウンへひとっ走り。外貨を置いている最寄の支店がメトロタウンと言うことで、てっきりモールの中にあると思っていたら、TD銀行はモールの外のキングスウェイ。(メトロタウン=巨大な「メトロポリス」と思ってしまうけど、他に3つのモールが隣接しているからややこしい。)もっとも、口座があるのはバンクーバーの中央支店で、実際に足を運ぶ支店は我が家の道路向かいで、ふだんはネットバンキングだから、どこにあるか知らないで不思議はないけど、とにかく米ドル口座から米ドルを引き出して、ニュージーランドドルを買って、「やること」その1を完了。

次は旅行用の雑貨を買いにモール内のウォルマートへ。カレシ用に携帯サイズのTums(制酸剤)、ニベアのリップクリーム、シリコーンの耳栓と、ワタシ用にコンタクトの洗浄液と保存液の旅行用パックとふだんの洗浄保存液。出口を探して商品棚の間をうろついていて、「3段強度」の読書めがね(老眼鏡)に目が留まったのが運の尽きで、例えば+2.5なら、レンズの下の部分が2.5で、上の部分はその半分、中間はその中間の強度。頻繁にかけたり外したりせずに済むいう謳い文句なので、ちょっと高いけど、老眼鏡必須のカレシに+2.5、ワタシもミニチュア作り用に+2.0を買ってみた。

やっと見つけた出口に行ったら、あちゃ、セルフレジばかり。セルフレジは大嫌いなんだけどなあ。最初のはピッと行ったけど、2番目で早くも「ヘルプが来ます」。近くで監視していた店員が来たけど何回やってももダメ。そのうちOKになったけど、結局は店員が客のレジ仕事を監督して、スーパーのレジ台の3倍も時間をかけた挙句に支払いの段になって「ウォルマートカードはありますか」。ないよっ。「今すぐ作ると4千円節約できます」。4千円分の時間をむだにしたから、いらないよっ。客に人件費を負担させておいて節約も何もないもんだ。いっつもこうだから必要がなければウォルマートには入らないの。ま、「やること」その2も済んだから、おうちに帰ろうっと。あぁ~あ、おなか、すいたぁ。


1週間の曜日ごとにやることリスト

2019年11月25日 | 日々の風の吹くまま
11月24日(日曜日)。☀☀☁。夜にかなりの雨だったのに、目が覚めたらまぶしい朝日。どうなってんだろう、この頃の天気。週中からは晴れの日が続いて最低気温が氷点下に下がると言う予報だけど、バルコニーはコンクリート床が日中に太陽熱を吸収すると見えて、天気サイトの(川向こうで測定しているらしい)「現在の気温」と比べていつも4、5度は高い。つまり、最低気温が予報どおりにマイナス2度になってもバルコニーは2度か3度で、コールドフレームの中は保温マットがさらに4度くらい上げるから、うん、ゼラニウムは大丈夫だな。

さて、今日からは(何かいつもそう言ってるけど)大車輪で「やらなきゃリスト」の実行ということで、まずはクリスマスカードから。印刷した宛名リストを切って、ラベルとして封筒に貼って、外国行きにはエアメールのスタンプを押して、カードにサインして、ニュースレターを送る人には折りたたんでカードに挟んで、国内便と国際便に分けて積み上げて、午後には完了。郵便局でクリスマス切手を買って来て、ぺたぺたと貼って、まとめてポストに入れるだけ。

   

「やらなきゃリスト」を曜日ごとの「やることリスト」に書き換えてみたら、何となくそれほどあたふたしなくても済みそうに見えて来て、毎日ひとつひとつ粛々とやって行けば何とかなるさと言う感じ。水曜日の夜はArts Clubの芝居のオープニングレセプションがあって、新作の芝居を観て来てもまだ余裕たっぷりで、金曜日にはクリスマスツリーの飾り付けを始められそう。帰って来るのがクリスマス直前なので、時差ぼけの頭で飾るのもタイヘンそうだから今のうち。南半球の真夏を堪能して来て、帰って来て我が家のドアを開けるとそこはクリスマスだったと言う感じになるのかな。我が家のツリーは「旅の思い出」がテーマで、旅行先で見つけて来たご当地のクリスマス飾りがたくさん。オーストラリアのは10年前に買って来たクリスマスブーツに入ったコアラとカンガルー。今度は初めて行くニュージーランドの飾りを見つけて来たいな。ちょうどシーズンだから、どんなのがあるか楽しみ。あは、もうクリスマス気分・・・。

さて、明日の「やること」は、朝のうちにメトロタウンで銀行に行って、ウォルマートで細々とした必需品を買うだけ。後は他の「やること」を繰上げて実行するのもよし、のんびりするもよし。でも、こんなに余裕綽々でいて、ほんとに大丈夫なのかな。瀬戸際でやり残しがあったぁ~なんてことにならないといいけど・・・。


時間だけじゃなく気持にも余裕ができたようで

2019年11月24日 | 日々の風の吹くまま
11月23日(土曜日)。☂☂☂。あら、昨日はあんなに晴れていたのに今日は雨って、何で?おまけに寒いなあ。この調子だとほんとに雪混じりになるかも。まあ、冷えていても雨が降っている間は(当然)雪は降らないけど、晴れの日が続いて冷え込んだ後で寒さが緩んだときに低気圧が接近してきたら要注意。メトロバンクーバーでは5センチの積雪でも大混乱で、雪かきシャベルがあっという間に売り切れ。地面が白くなってあわててシャベルを買いに走る心理は未だによくわからない。前の年もシャベルを買いに走ったはずじゃなかったの。

南半球でのバケーションまで後1週間。まだ「やらなきゃリスト」はクリアになってなくて、残りはぜぇ~んぶ来週いっぱいで済ませなきゃならないのに、どういうわけか気分にヘンなゆとりが出て来ちゃったから困ったもんだ。1週間で、まずメトロタウンの銀行支店でオーストラリアとニュージーランドのドルを買って、旅行保険をかけて、ビジター駐車場の長期パスを取って、恒例のお歳暮の注文を送って、クリスマスカードとドイツのエスターへのプレゼントを発送して、クレジットカードの支払い処理をして、地下のロッカーからクリスマスツリーとスーツケースを持って来て、ツリーを飾って、しまってある夏物を出して来て荷造り。えっと、それから、それから・・・。

リストを眺めていて、大丈夫かなぁという気もするんだけど、何か危機感がないような。仕事をしていたときだったら、ねじり鉢巻にたすきがけで腕まくりしただろうに、もしかして精神的にもリタイアしちゃったのかな。ほぼ29年の現役時代には、ろくに営業もしないのになぜかどさどさ入って来る仕事に追われて、時間の余裕なんて感じる余地がないまま、仕事が途切れない限り毎日10時間、週7日。おひとり様とは言え、過労死しなかったのが不思議なくらいのブラックぶりだったから、リタイアしても気持の切り替えができるのかちょっと心配だったけど、もたついたのは最初の3、4ヵ月だけ。リタイア初心者の1年がもうすぐ終わる今になって、あれもこれもと手を出しては忙しいとぼやきながらも、実はけっこうのんびりとやっていることに気がついたところ。

でも、時間と気持ちの余裕ができたところでふと考える、何であんなにがむしゃらに仕事にのめり込んだんだろうって。子供ができなかったからこそできたことなのは確かだけど、それ以上にワタシを駆り立てたものがあったような気がする。でも、おかげで想像もしなかったような荒稼ぎをしたのも確かだから、終わり良ければすべて良しってことで、人生のごほうびだと思って楽しんでいればいいのかもね。


新しいオフィスチェアはボケ防止にも効果的?

2019年11月23日 | 日々の風の吹くまま
11月22日(金曜日)。☀☀☀。びっくりするぐらいぐっすり眠って、目が覚めたら8時過ぎ。冷え込んで来たようで、いつも真っ先にチェックするバルコニーの温度計の最低気温は4.5度、保温マットをオンにしておいたコールドフレームの中の最低気温はほぼ7度。中にはカレシがかれこれ25年くらい前にママから受け継いで大事にして来たゼラニウムの鉢がいくつもあって、冬越しはいつも大きな課題。今週は冷え込みそうで、出発前の週末は「雪混じり」の予報。保温マットにはタイマーを付けてあるので、どこまで保温時間を増やすかまめに気温をチェックしないとね。

朝のウォーキングのついでに向かいの郵便局に寄って、きのう不在通知が入っていた荷物を引き取って来た。郵便箱に入れていくのは「不在通知」だけど、マンションの場合、カナダポストはロビーの小包ロッカーに入れて行くか、入らなければ「(道路向かいの)郵便局に取りに来い」という通知を入れて行く。FedExなどの宅配のようにいちいち玄関脇のディレクトリで呼び出して「配達でぇ~す」なんてことはやらない。でも、宅配は受取人が解錠しないとロビーに入れないから、複数の配達で誰もいないときは正面玄関のドアに不在通知を貼って帰ってしまうので厄介。(それで宅配で来るとわかっているメールオーダーは受取代行屋の住所を使うわけ。)郵便局で渡されたのは「小包」としては大きな箱で、軽いけど嵩張るのでワタシより腕の長いカレシが抱えて道路を斜め横断。

箱の中身はカレシの新しいオフィスチェアで、Hammacher Schlemmerというアメリカの通販カタログで見つけたもの。ニューヨークで金物屋として創業して171年という老舗で、カタログにはおもしろいもの、便利なもの、変わったものがいっぱい。顧客歴はもう25年になるから、我が家には長年愛用しているものがけっこうあって、カレシが楽しみにしていたこの「オフィスチェア」もそのひとつ。椅子と言っても、バランスボールを基にデスクワーク用にデザインしたものらしく、ボールと同様に座っている間コアを鍛えられる仕組み。

   

さっそく試してみたカレシ、「座り心地は満点だ」と大いに気に入った様子。でも、背もたれがないのと、普通のオフィスチェアのように回転しないのとで、1日に2回もドタンと落っこちて、「慣れるまでは気をつけないと危ないなあ」。うん、コアを鍛えてくれるだけじゃなくて、注意散漫も治してくれてボケ防止に役立つかも・・・。


空港のラウンジのことを聞きに行って

2019年11月22日 | 日々の風の吹くまま
11月21日(木曜日)。☀☀☀。何だか寝つきが悪くて、午前3時を過ぎてから3回ほど1時間おきくらい?に目が覚めていたのが、カレシに小突かれて目が覚めたら8時で、寝ぼけ頭で、あ、どうやら眠れたみたい。4時ごろの目覚めはカレシの猛烈ないびきのせいだったんだけど、当人は「オレ、寝てたからそんなの覚えてないよ」とすましたもの。カレシの方がワタシのいびき(ほんとぉ?)で目を覚ますことがあるそうだから、まっ、ここは両成敗でいいってことにしよっと。そういうのが夫婦ってもんでしょ?

今日はArts Clubの専務理事ピーターとパートナーのダグとのランチがあるので、11時ごろにおでかけ。バスの組合がかれこれ3週間くらいゲリラ的なストをやっているところへ、電車の組合も交渉が不調ででストをするかしないかの組合員投票。こっちは調停人が入るそうなので、ストはまだ先の話だけど、バスと電車は運営会社も組合も別だからややこしい、クリスマスシーズンで人出が増えるときにバスも電車も止まったらえらいこっちゃだな。でも、今日のところは普通に動いていて、メインストリート駅で降りて劇場に近い12時ちょうどにThe Flying Pigと言うおしゃれなレストランに着いて、とりあえず4人のテーブルを確保。

ピーターはオーストラリア出身、ダグはニュージーランド出身のゲイカップルで、ピーターに寄港地のメルボルンのことを聞いて、ニュージーランド航空の空港業務マネジャーのダグにオークランド空港のラウンジのことを聞くのが今日のランチの目的。クルーズ終点のオークランドで船から空港への市内観光兼送迎サービスを予約したんだけど、バスは午後1時過ぎに空港に着くのに、私たちの便は午後8時半発。そこで着いてすぐにチェックインできるのか聞いてみたら、「ニュージーランド航空の本拠だもの、いつでもチェックインできるし、ラウンジもいつも開いてるから大丈夫」と太鼓判。ああ、良かった。

あれこれ世界の航空会社の話をしていた弾みで、クルーズ会社が手配した座席が往復ともワタシが右側の最前部、カレシが左側の最後部になっていたと言ったら、「一緒に座れるように変えてあげる」。いや、そこまでしてもらおうとは思ってないけど。「指定外の座席が2席あるんだ」。へえ。でも、一緒と言っても787の座席は1-1-1だから全部「前後」じゃないの?「いや、斜めだから前後と言うよりも隣同士に近くて、ちょっと首を伸ばせば話ができるよ」。へえ。まあ、いつも各自それぞれなので席が離れていてもいいんだけど、やっぱり近いに越したことはないな。いやあ、そんなに至れり尽くせりしてもらっちゃって、恐縮・・・。


糖質制限もいいけど、偏った食生活は不健康そう

2019年11月21日 | 日々の風の吹くまま
11月20日(水曜日)。☀☀☀。爽快な晴れっぷり。夜間に少し冷え込んだようで、外の温度計の最低気温は5.5度、コールドフレームの中も6.7度。今夜は保温マットをオンにした方が良さそうだな。でも、日の光をいっぱい浴びての朝のウォーキングは気持がいいね。クィーンズパーク地区の5番アベニューでよく会う猫ちゃんも今日はえらくご機嫌で、お久しぶりだけど元気ぃ?「ニャァ~アッ」、いい天気だねえ、「ニャァァアア」と、何だか会話が弾んだ?気分。ワタシは猫も犬も特に好きなわけじゃないのに、どういうわけか気に入られるみたい。ヘンなの。

すっきりした気分で帰って来て、ランチのしたくにかかるまでの時間にざっと新聞サイトの見出し読み。最近は有料記事や登録しなければ読めない記事が多くて、登録してあるもので本数が制限されていたりするので、日本の新聞はほとんど見出しを見渡すだけ。リタイアしてからはそれで十分なんだけど、コラム的な記事は読みたいと思うものがたまにある。今日は「糖質制限ダイエット」の話。こっちでlow-carb dietとかAtkins diet、keto(genic) dietと呼ばれていて、「話題のダイエット」みたいな観があるけど、記事の内容は、糖質を制限し過ぎるとかえって健康に良くないし、脳の働きが衰えたり、寿命を縮めるリスクがあるというもの。人間は本来雑食種なんだから、自然の摂理に逆らえばそりゃあどこかでしっぺ返しがあるだろうな。

元々は糖尿病の治療法だったものを、糖尿病じゃない人がやるというところに無理があると思うんだけど、人間はとかく話題(流行)になったことをやり過ぎる傾向があるみたいでいけない。我が家はカレシが心筋梗塞を起こしてバイパス手術をしてから、食生活にはけっこう気を使っているつもりだけど、気を使い過ぎてあれもこれもと制限するのは逆にストレスになりかねないので、明らかにリスクの大きいもの以外、食生活は病気の前と比べてそんなに変わっていない。(脂を取った)肉も食べるし、野菜は今までどおりだし、ベジタリアン食品も特にそうと意識しないで普通によく食べるし、過ぎない程度にお酒も飲む。要は食べ過ぎたり、偏ったりしなければいいわけ。

朝ご飯はオレンジジュースにシリアルとバナナ、ランチのメニューは(野菜たっぷりの)麺類やスープの他に冷凍の加工食品も食べる。晩ご飯は温野菜、炭水化物(穀類)、たんぱく質(肉や魚)の3本立てのメニューにサラダ。晩ご飯が5時ごろと早いので、カレシは夜食に砂糖少しのココアとクッキー、ときどきリキュール少量、ワタシは寝酒にコニャックかスコッチとソーセージ、チーズ、クラッカー。どれもラベルの栄養成分表でナトリウムと飽和脂肪くらいはチェックしているけど、好きなものをおいしく楽しんで(適量)食べるのが一番健康な食生活じゃないのかな。


ビヨンドバーガーでランチを作ってみた

2019年11月20日 | 日々の風の吹くまま
11月19日(火曜日)。☁☀☀。うっすらとした朝霧が晴れて、今にも青空がのぞきそうな明るい曇り空になって、昼時には清々しい青空。きのうまでは南のアメリカ側で晴れていそうな明るい空だったけど、今日はあっちの方がもやっとした曇り空。アメリカ側の北カスケード山脈最高峰のベーカー山(標高3285m)はニューウェストミンスターから93キロの距離で、(陸上の)国境線までは直線で約25キロしかないので、晴れた日には南にサンフアン諸島(アメリカ)の島影が見える。こっちがまだ雨なのにあっちではもう晴れていたりすると、おい、早く雨雲をどかしてくれという気分になるし、東の方まで晴れ渡ると、カスケード山脈の山々が行列して国境を越えて来るのが見える。小型飛行機で国境を越えると緑地帯がどこまでも一直線に続いていて、国境という「線」が厳然として存在するのを実感するけど、地球の上には川や山脈という一種の境界線が縦横に走っているから、それが人間の「線引き」好きに反映されているのかもしれない。

きのうがっちり(急な坂道や階段を含む)ウォーキングをしたので、今日はペースダウン。朝のうちにニュースレターを書き上げて、「やらなきゃリスト」に実行済みの線を引いて、さて、ランチは今話題の「Beyond Burger(ビヨンドバーガー)」。まだ「健康に良い」と推奨できるデータがないので、栄養学の専門家が「高度に加工された食品だから・・・」と口を濁している段階だけど、先週パブで食べたカレシが「うまいっ」と評価したし、行きつけのスーパーで普通に売ってるので、百聞はひと口にしかずと、ランチの食材として試してみることにした。

スーパーで栄養データをじっくりチェックして冷凍のパッケージを買って来たけど、値段はパティ2個入り800円と、けっこうお高いな。それに、地球を救うために肉食をやめて植物を食べようとぶち上げるわりには少々過剰なプラスチックの包装で、リサイクルできるとはいえ、ワタシには何だか偽善的なミレニアル世代の発想のような感じがしてしまう。それでも、、エアフライヤーで調理してハンバーガーらしく焼き上がったのをバンに載せて、トッピングは最後に一緒に温めた植物ベースのベーコンもどき、玉ねぎとトマトのスライス、レタス、そしてカレシにはきゅうりのピクルス1枚。

食べてみると、たしかにハンバーガーらしい味だし、ひき肉風の食感。ワタシとしては野菜バーガーとして売っている方がおいしいと思うけど、カレシがご満悦の様子なので、たまにランチに作ってもいいかなというところ。でも、後になって出たゲップが何となく豆っぽい味がしたような、しなかったような・・・。


バケーションまで後ちょうど2週間

2019年11月19日 | 日々の風の吹くまま
11月18日(月曜日)。☁☁☂。大きな霧の塊がクィーンズパークの上から川の方へ、そして下流に向かって静々と流れていて、川向こうに見えるのは高層ビルのてっぺんだけの湿っぽい朝。うん、これぞありきたりの初冬の風景かな。

雨が降り出さないうちに、「やらなきゃリスト」の買い物をしに、メトロタウンのモールへ。ひとりで行くつもりでいたら、カレシが運動を兼ねて一緒に行くと言うので、9時半過ぎに出発。坂道を降りて、駅の階段を上がるだけで十分な運動をした気分。メトロタウン駅は4つ先で10分で行けるけど、道路を渡って、延々と続くモールの端にあるデパートまで歩いてゆうに10分。化粧品を2個買って、次は途中の枝道の奥にある本屋までまたてくてく。ここでクリスマスカード1箱と来年のカレンダーを4枚選んで、買い物はおしまい。モールを抜けて、駅の階段を上がって、ニューウェスト駅の階段を下りて、上り坂をてくてく歩いて我が家に到着。寒いのに2人とも大汗をかいて、いやあ、3日分のウォーキングをしたような気分。

午後はクリスマスカードに添える手紙を書く仕事。まとめてみんなに近況を知らせるニュースレター風の手紙にしてみた。日記ブログはけっこうまじめに書いているのに、友だちや家族への通信となるとどえらい筆不精になってしまうから困ったもんだけど、ま、いつ何があるかわからない年代になって便りがないってことは良い便りってことにして、ご容赦を。

クルーズに出かけるまで後2週間。再来週の今ごろは南半球に向かう飛行機の中。ニュージーランド航空に乗るのは初めてで、2日の夕方にバンクーバーを発って、ニュージーランドのオークランドに着くのが4日の早朝5時半。12月3日は素通りで、丸1日が人生からすっぽり抜け落ちるような不思議な感じ。オークランドまでは約14時間、1時間半おいて乗り継いでオーストラリアのシドニーまではさらに3時間40分。互いに近いんだと思っていたけど、ずいぶん離れているんだなあ。10年前にシドニーに行ったときはシンガポール航空で北太平洋を大回りして、インチョン経由、シンガポール乗換えで28時間(滞空時間26時間)かかったから、トータルで20時間ちょっとの今回は短いのかな。こういうときにはフラットになる座席がほんとにありがたい。うん、後2週間、大車輪で「やらなきゃリスト」をクリアして、ゆっくりのんびりと寝て行けばいいや。


巨大なナメクジの話

2019年11月18日 | 日々の風の吹くまま
11月17日(日曜日)。☂☂☁。夜の間に相当な雨が降ったようで、4時過ぎにひょっと目が覚めたのは雨が窓を叩く音のせいだったかもしれないな。メトロバンクーバーのあちこちで洪水騒ぎがあったらしい。予報によると、火曜日あたりから何とか晴れるらしいけど、ちょっと冷え込んだ後でまた週末に雨模様。まあ、2つか3つが団子になって来るのがパイナップル特急(快速)だからね。それでも、寒波と大雪の「異常な」な冬が2回続いたから、ごく「普通」のバンクーバーの冬(雨期)は何だかほっとする気分。

きのう高層マンションの「庭」にはナメクジが来なくていいと書いていて、北米太平洋岸地域には世界でもジャンボ級のナメクジがいるのを思い出した。黄色のものが多いので、その名も「バナナナメクジ」。茶色や黒っぽい色のもいて、とにかくでっかい。すごいのは長さが20センチ以上にもなるんだそうで、そういうのは1匹で体重が100グラム近く。そうでなくてもナメクジは気味が悪いのに、庭でこんなのに遭遇したら絶叫して飛び上がってしまうのは確実。ま、幸いそれほどの怪物にはお目にかかったことがないけど、旧居の庭にはときどき10センチくらいのが現れて、ある年にはせっかく熟したイチゴをみんな食べられてしまったっけ。

バナナナメクジよりもしょっちゅうお目にかかったのが黒ナメクジ。こっちはせいぜい5センチくらいだけど、ときたま10センチくらいの大物がいて、色はまっ黒で、頭から背中にかけてマントを被っているように見える。気味の悪さではバナナの上を行っていて、庭を這っているのを見かけるたびにゲゲゲッ。正面きって向かい合ったらトラウマになってしまうと思うね。どっちも食べられるんだそうだけど、ゲテモノ中のゲテモノって感じ。味そのものはめっちゃまずいそうだし、何よりも毒キノコや野生動物の糞まで食べるので、毒や寄生虫を持っているリスクが大きいとか。

でも、昔カレシがよく夜にナメクジ狩りをやっていて、竹串で刺したのを生垣越しに道路に投げておくとカラスが食べてくれていた。一度はたまたま日なたで熱くなったアルミのパイ皿に放り込んで程よく焼けたのを放り投げておいたら、カラスが大喜びで、「にんにくがあればよかったね」とカレシと大爆笑。カタツムリとは親戚だから、カラスたちはエスカルゴのご馳走にありついたってことかな。まあ、マンション高層階のコンクリートの庭では巨大なナメクジに遭遇することもないから、あの手この手のナメクジ退治も今は愉快な昔話。


マンションの園芸環境の不思議

2019年11月17日 | 日々の風の吹くまま
11月16日(土曜日)。☂☂☁☂。またまた荒れ模様の予報。日曜の朝までに40ミリくらいの雨が降って、風も強いらしい。まあ、雪よりはずっとましだけど。トロントではもう雪が積もって、デイヴィッドがいつもより1週間早くスノータイヤに替えたと言っていた。北海道も何だか荒れているようだなあ。天気サイトを見たら、BC州沿岸地域には「大気の川」というのがハワイの方からずぅ~っと伸びて来ていて、それが大雨を運んできているんだそうな。なぁ~んだ、今頃の季節によく到来する「パイナップル特急」のことじゃないの。と思ったら、いや、雨量や風がそこまでのレベルに達していないので「パイナップル特急」と呼べないんだとか。じゃあ、どっちみちハワイの方から来るんだから、何だったら「パイナップル快速」ってことにしたら?

毎日が週末の我が家にはあんまり関係ないけど、何だか週末になると雨が降っているような感じ。でも、日中の最高気温は低めだけど、夜間(というか明け方)の最低気温がずっと平年より高めなので、ルーフデッキのプランターではラディッシュとイタリアンパセリが収穫できるし、周囲より気温が高めのバルコニーでは未だにキンギョソウが花盛り。なぜかルーフデッキのタイルの継ぎ目に勝手に生えて来るのをカレシが引き抜いては空いているプランターや鉢に植えていたら、いつの間にか溢れるはこぼれるはの咲き乱れよう。どこからか風が運んで来たのかな。

高台のマンションの高層階じゃ「庭仕事」は無理だろうと懸念していたのが、何でも野放図に育つもので、カレシはびっくりするやら、うれしいやら。戸建ての旧居では南向きの庭と大きな温室があっても大した成果を挙げられなかったのに、引っ越して来たとたんに持って来た室内植物が元気むきむきで、春にプランターに野菜の種を蒔いたら、まあよく育つこと。しまいにはほぼ毎日レタスとほうれんそうの摘み菜のサラダ。苦手だったラディッシュもぷりぷりと実るし、道路向かいの雑貨屋で苗を買って来たトマトはたわわに鈴なり。

広いルーフデッキ(50平米)は午前中、屋根があるバルコニー(20平米)は午後いっぱい日が当たるし、高層階だからあまり虫がいないし、何よりも旧居の庭で悩まされた巨大なナメクジが来ない。それに家の内と外の線引きがはっきりしていた戸建ての庭と違って、バルコニーやデッキは室内から敷居をまたぐだけなので、「さて庭仕事」と気張らなくても気が向いたときに「園芸」ができる。このあたりがものぐさなカレシ向きなのかも。ワタシが買い物帰りに衝動買いして来るポット植えの花も、咲き終わってはまたつぼみを出して来るし、マンションの園芸環境ってほんとに不思議。


シニアには抗原が4倍の高用量インフルエンザワクチン

2019年11月16日 | 日々の風の吹くまま
11月15日(金曜日)。☂☁☀。1週間があっという間に過ぎた感じで、またもう土曜日かぁ。でも、ここのところ気分が何となくしゃきっとしないでいたのが、やっとエネルギーが上げ潮に転じた感じ。カレシにそういったら「オレも何か気分がすっきりしなかったけど、元気が出て来た」。あら、やたらとソファにひっくり返っていて、居眠りも多いなあと思っていたら、カレシもそうだったのか。

何で2人揃って下げ調子だったのかなあと考えていて、はたと思い当たったのが「インフルエンザの予防注射」。今年から65歳以上には標準の4倍の抗原が入ったシニア用の高用量ワクチンを投与することになったんだそうで、注射した薬剤師さんが「2週間くらいはちょっと具合が良くないかもしれない」と言ってたっけ。そう言えば、ワタシは珍しく注射の後がちょっと腫れて熱っぽかったな。加齢によって免疫機能が低下しているシニアはインフルエンザによる入院や死亡のリスクが極めて高いので、防御効果を高めるために抗原の量を増やしたワクチンがシニア用に開発されたそうで、アメリカでかなりの効果が認められたという話。

毎年10月に入る頃にはあちこちの薬局に「インフルエンザ予防注射開始」の看板が登場する。もう何年も前になるけど、新型のインフルエンザが大流行したときに医者のオフィスやクリニック、はては救急センターに予防注射を受けようとする人たちの長蛇の列ができて、医者や看護師の業務に支障が出たことがあった。その苦い教訓から、薬剤師に注射の訓練をして、インフルエンザの他にもいろんな予防注射を受けられるようにしたわけで、ドラッグストアや大手スーパーの店の中に薬局があるから、買い物のついでに注射してもらえるので便利になったと言えるかな。それに、いつも忙しい看護師よりも薬剤師さんの方が注射のしかたがていねいで痛くない傾向があるのはおまけのご利益。

インフルエンザの予防注射は65歳以上のシニアや一定の要件を満たす人たちは無料で受けられるし、シニアは肺炎の予防注射も無料で受けられるので、受けなきゃ損だよね。これからクルーズで行く南半球のオーストラリアとニュージーランドではインフルエンザの流行期は過ぎているはずだけど、船という閉じられた空間ではどこのどんな人がインフルエンザのウィルスを持ち込んで来るわからないから、抗原4倍でがっちり防御体制を整えて出かけるに越したことはない。元気が出たところで、よぉしっ、気合を入れて準備にかかろうっと。