リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

日常生活はある意味で儀式

2018年04月29日 | 日々の風の吹くまま
4月28日(土曜日)。雨。予報どおりの雨で、気温も一気に10度以上下がって平年並み。
きのうの天気、何だったんだろうね、もう。でもまあ、掃除をしていても汗をかかないからい
いか。カレシは今日の運動のウォームアップだと言いながら、ちょっと気合を入れて2つの
バスルームの掃除。いつもなら雑巾1枚で済ませてしまうところを今日は3枚も使ったのは
エライ。でも、雨のルーフデッキに出て行って濡れたスリッパで、ワタシがモップをかけたば
かりの床に足跡をつけてくれたのはまずかったけど。

頃合を見て1階のジムに行って、バイクとトレッドミルを10分ずつ。ワタシも隣のリカンベント
バイクでがしがしべダルを漕いでから、4種の筋トレ運動ができるタワーで、まずレッグプレ
ス、次にプーリー。これは引っ張り上げたり、下げたり、水平に引いたり。ウェイト調節のピン
を差し込む穴の位置が初めの頃より2つ下がった(重くなった)のは上出来。最後は5キロ
のダンベルを両手に持って、えいっと上げたり、ぶら下げて腕を振り回したり、広げたり。何
たってカレシに付き合っての遊び半分だから、やっていることはかなり適当なんだけど、そ
れでも終わる頃には汗ばむし、何よりも体の動きがすごく軽くなった感じ。

月末に近い今日は午前と午後に引越しがあるので、動いているエレベーターは1基だけ。
週末は人の出入りも多いから途中停車も頻繁で、呼んでから来るまで、そしてロビーに下り
るまでかなり時間がかかる。でもそこはご近所さん同士なので、乗り合わせると他愛のない
スモールトーク。(若いアジア人はむすっとした顔でひたすらスマホをいじってるけど・・・。)
部屋に戻ったら、カレシは寝室のクローゼットのドアにセットしたバンジーコードで筋トレをし
て、軽い体操でクールダウン。運動した後で急に体の動きを止めるのは良くないんだそうな。
へえ、ワタシはランチの用意でキッチンに直行で、動きを止めるヒマがないんだけど。それ
に、ワタシの「ちょこまか」は三つ子の魂なもので。

何だかんだと午前中は忙しくして、午後はカレシはスカイプレッスン(夜にも1回)、ワタシは
仕事で、3時になれば晩ご飯の買い物。最近になって隔日でジムでの運動とウォーキング
(日曜日は休み)が加わったけど、朝起きて夜寝るまでの「毎日」にはあんまり変わりがない
のは、「日常生活」というものがある意味で儀式のようなものだからかなあ。

今日はお茶会に行って、女子会に行って

2018年04月28日 | 日々の風の吹くまま
4月27日(金曜日)。晴れ。週末は雨という予報に、雲ひとつない青空を見上げて、ほんま
かいな。今日は外に出かけるので雨は困るけど、明日からは仕事に没頭だし、季節はずれ
の陽気でそろそろお湿りが必要な頃だから、雨が降ってもいいよ。午前中はカレシと一緒に
Arts Clubのお茶会で、ワタシは午後に久しぶりの女子会ランチ。カレシは1人で帰って来
てランチ。アボカドのディップがあるので、すぐに作って食べられるようにコリアンダーを刻ん
でおいて、いざGoldcorp Stageへ。

お茶会は参加者が毎回14、5人と小ぢんまりしているので、親しいメンバーやスタッフの人
たちとじっくり話ができる。今回は劇場で上演中の芝居のセットに囲まれた舞台の上。同じ
苗字の夫妻と同席して、芝居談義。新芸術監督のアシュリーが加わって異文化環境での翻
訳劇についてあれこれ談義。ワタシがどんな芝居を書こうか考えていたときに何度ももらっ
た日本での子供時代やカナダの日系社会を書いたらと言うアドバイスを(書けないから)退
けて、敢えて(社会の様々な問題に否応なしに巻き込まれる)「普通のカナダ人のストーリー」
を書くことにしたと話したら、かなりの興味を持って聞いてくれていたみたい。

最後に2週間後に始まる『マンマミーア』の稽古風景をちょこっと見せてもらって、お茶会は
お開き。汗ばむような陽気の中をメインストリート駅まで歩いて、カレシはちょうど入っていた
ニューウェスト行きの電車に乗り、ワタシはドアが閉まるタイミングで入って来たウォーター
フロント行きに乗って、午前中のイベントはおしまい。女子会をするイタリアンレストランに最
初に着いて家に電話したら、「坂道はちょっと顎が出たけど大丈夫。オレよりずっと若いや
つを追い越したんだぞ」とカレシ。そっかぁ、駅からロイヤルアベニューまでの特に急な坂を
上れるようになったんだ。

女子会はワタシにとって日本語でおしゃべりする唯一の機会。女3人寄ると何とかと言うけ
ど、おばさんが4人集まったらそれはもう賑やかなこと。ワインをお供に前菜とメインを食べ
て、盛り合わせのデザートまで平らげて、満腹。また女子会しようねと別れてニューウェスト
まで電車。駅で降りたらカレシが上った急な坂を前のめりでガシガシ、平坦になるクィーンズ
アベニューから先は競歩並みのスピードで歩いて、我が家まで15分。バスに乗るより早い
くらい。楽しいことをやっていれば元気がいいのがワタシ・・・。

昔語りは加齢現象かな

2018年04月27日 | 日々の風の吹くまま
4月26日(木曜日)。晴れ!今日は気温が上がりそう。きのうも初夏の陽気で、ディナーに
行くのに上着が不要なくらい。早めにダウンタウンに行って、しばらくはその変わりようをた
め息半分に「観光」。見上げる限り)へんてこな形の高層オフィスビルやタワマンだらけで、
空があまり見えなかった。昔(日本でバブルが膨らんでいた頃)はずらっと日本人経営の土
産物屋が並んでいた通りは有名ブランド店がずらり。あの頃は日本から観光客がどっと来
て、日本語が飛び交っていたなあ。

カナダで永住ビザをもらって最初に応募したのが土産物屋の店員だったけど、面接でオー
ナーとちょっと話をしただけで、なぜか「うちの客は日本人だけなので」とかいう意味不明の
理由であっさり不採用。カレシが会計士見習いとして働いていたビルは昔のまま。新婚
早々に会計学の準修士号を取りに1年間大学に行き直したカレシ。ときどきは一緒に大学
に行って、図書館で本を読んで過ごしたり、カレシがコンピュータ言語(Fortran)の授業に出
ている間に、学生に成りすましてコンピュータセンターで宿題のプログラムをカードにパンチ
して、係の人にメインフレームでランしてもらって、プリントアウトをチェックしたもんだったな。
無限ループになったときは頭を抱えたけど、教科書とカレシのプログラムを見比べて、バグ
を見つけて直したっけ。あはは、どっちが勉強してたんだか・・・。

日本から持って来たワタシの貯金で生活したあの頃が私たちの一番の貧乏時代だったな。
月に1回くらい日曜日にマクドナルドでランチをするのが唯一の「外食」。無収入だったから、
州の医療保険はただも同然の低額。それでも楽しかったのは若かったからかな。カレシが
大手会計事務所に見習いとして就職し、ワタシも(日本での経験がモノを言って)日本の商
社系の輸出会社に採用されたとき、貯金は初めての給料が入るまでの生活費と家賃1ヵ月
分をぎりぎり賄えるだけの残高になっていたっけ。会計士見習いも日系企業の現地採用も
ほんっとに薄給だったけど、かつかつの生活から抜け出して、誕生日や結婚記念日には
(安い)レストランに行けるようになって、うれしかったな。

あれからもう40年以上。はて、こうやって遠い昔を語ったりするのはやっぱり年を取ったと
いう証拠かな。でも、年金が日々の生活を保障してくれるようになった今、「ワタシの人生」
の船を出す潮時が来たんだと思うんだけど。

70歳になったから、この先は楽しく生きよ

2018年04月26日 | 日々の風の吹くまま
4月25日(水曜日)。晴れ!ピッカピカの天気。元気に70歳!ワタシ、70歳になったんだ。
うはっ。何となく信じられないけど、これから先は、ずっと、ずっとやりたいと思っていたこと
に夢中になって、ちょっとくらい羽目を外して人生を楽しんでもいいよね。まじめにがんばっ
て来たんだから。いや、自分で勝手にまじめにがんばって来たと思っているだけで、「がん
ばっている」という意識はあんまりなかったような気もする。流れにまかせて生きて来たって
わけじゃないけど、「配られたカードで打てる最善の手を考える」ことで、あまり後悔すること
なくやって来られたんじゃないかな。

The road not taken、「行かなかった道」がどんなものだったかは知る由もないから、もしも
その道を行っていたらどんな人生になっただろうかなんて想像のしようがないし、その道を
選ばなかったのはワタシなんだから、「行かなかった道」は所詮ワタシが行かなかった道で
しかない。まあ、自分で選んで歩いて来た道とはまったく違う道だったんだろうなとは思うけ
ど、そっちの方がもっと良かったのかどうかとなるとこれまた知る由もなしなので、後悔のし
ようがないから、結局のところ、何につけてもあんまり後悔はしない。だって、もしもあのとき
にああしていたら、こうしていたらと悔やんでみたところで、今さら「あのとき」に戻れるわけ
がないもの。時間は前にしか進まないんだから。

なぁ~んて。古希と言う節目の誕生日だから、ちょっとばかり気取って自分の人生に思いを
めぐらせてみたけど、ほんとは69歳だったきのうのワタシと70歳になった今日のワタシが
違うって感じはぜぇ~んぜんしないな。人生70年で人間としてどれだけ賢くなったか、いわ
ば年の功みたいなものを計ってくれる物差しがあればいいんだけど、まあ、ほんのちょっぴ
り、きのうと今日の1日分だけでも賢くなっていたら上々かな。ワタシって、能天気なのか、
極楽とんぼなのか、それとも箱の外で考えるどころか初めっからずっと箱の外にいたのか。

日本で27年、カナダで43年で70年。考えたらワタシの人生は43年前にリセットされたの
かもしれないな。だとしたら、ワタシはまだ43歳ってことになるのかなあ。ということは、やっ
と人生の盛りに差しかかったってこと?ほんとのところはどうなのか全然わかってないけど、
70歳の誕生日をカレシが元気で一緒に祝ってくれる、それだけで幸せいっぱいの気持!

60代最後の日だからでもないけど大いに散財

2018年04月25日 | 日々の風の吹くまま
4月23日(月曜日)。晴れ。太陽はまだあまり高く上らないので、リビングの気温は午前中
にあっさり26度になって、春になって初めて窓を開けて風通し。年がら年中「惑星ニビル」と
やらが地球と衝突して人類は滅亡すると言っている連中がいて、もうずっと前から何度も予
言が外れては地球最後の日を「計算」し直して来た結果、今日が最新の「その日」。惑星と
言うからにはそれなりに大きな天体なんだろうけど、雲ひとつない青空のどこを見てもそれ
らしきものは影も形もない。ヒマな人もいるもんだと思うけど、究極のフェイクニュースにどぉ
しよぉ~と慌てる人もヒマなんだろうな。あのさ、あさってはワタシのビッグバースディなんだ
から、地球破滅はその後まで待たせといてくれない?

今日はカレシのジムでの運動の日なので、「5分くらいで戻って来なかったら空いてるってこ
とだから、おいで」と言い残して、10時過ぎに1階のジムへ。親が持っている部屋に住んで
いる大学生もかなりいるので、週日でも朝から授業がなかったり試験休みだったりすると、
ジムに来る人が多くて、特に雨の日にはトレッドミルが2台とも使用中だったりする。でもそ
こはどこかのフィットネスジムに通うのと違って、エレベーターで下りて行けばいいだけなの
で、混んでいれば戻って来て、頃合を見計らって出直し。こういうことができるのもマンション
暮らしで良かったぁと思うところ。

☆☆書きかけで放置☆☆

4月24日(火曜日)。晴れ!何か暑くなって来た。きのうはなぜか小さいねじ込み仕事を引
き受けた後に大仕事その2の納品用ファイルがどさっと来たもので、大車輪で仕事の算段。
でも、今回は一括納品のなので作業期間(12日)を分断されずにやりくりできるからずっと
楽でいい。大きな仕事の場合は校正と編集の都合で分納を指定されることが多いんだけど、
これが何ともやり難くていけない。何しろ学歴なしの何でも屋なもので、送られて来た原稿を
頭から「同時通訳」式に訳して行って、その過程で内容の全体像を理解する(らしい)ので、
よく途中で訳語や表現が変わってしまう。分納じゃなきゃ最後に全体を見直しして一貫した
文書にまとめられるんだけどねえ。

まあ今回は時間の融通が利くので、今日はカレシが英語教室をやっている間になくなりか
けている化粧品を買いにメトロタウンへひとっ走り。駅まで徒歩15分、駅からは電車10分
なんだけど、やたらと長く伸びたモールなので、反対の端にあるデパートまで歩いてゆうに
15分はかかる。それにしてもショッピングモールってどうしてどこもこう無機質なんだろうね。
やったらと明るいんだけど、どうも現実味がないというか・・・。

Cliniqueのカウンターでいろいろと買い込んだら、ボーナスは明日からだけどと言いながら、
トラベルサイズのローションやクリームをたくさんくれて、おまけに大きな銀色のトートバッグ
まで。ワタシのカンバスのトートバッグより大きいのでいっしょに肩にかけて歩いたけど、何
だか派手すぎ。で、なぜかふとおしゃれなトートバッグを買おうと思い立って、Coachにふら
ふら。あまり大きすぎないのが欲しいと言ってあれこれ見せてもらっていたら、これいいっ!
と最初に感じたのにどうしても目が行っちゃうので、これっ。布製の袋に入れて、大きな紙袋
に入れてくれたので、肩には大きなバッグが3つ・・・。

汗をかいて帰って来て、封筒に入れてくれたレシートを出してみて、うへっ。あはは、値段も
見ないで買い物しちゃったぁ。ティファニーもそうだったけど、ブランドの店って値札がよく見
えないように実にうまぁく品物を陳列するもんだね。カレシも「いいね。オレも気に入った」と
言うので値段を言ったら、「ま、誕生日だしな」。うん、カレシからのプレゼントってことにしと
こう。でも、今日は化粧品ひと山とすてきなバッグに盛大に散財したから、さあ、腕まくりして
仕事しよっ。

ある晴れた日に・・・

2018年04月23日 | 日々の風の吹くまま
4月22日(日曜日)。晴れ!北東と南東の2面がガラス張りのオフィスは朝からポカポカを
通り越す陽気で、そろそろダイソンのタワーを出した方がいいかな。窓の外でスィッ、スィッと
視界を横切る鳥がいて、あっ、アマツバメっ。旧居では近所の古い家の軒下に巣を作ってよ
く飛んでいたな。フレーザー川がジョージア海峡に出るところに野鳥保護地があるし、東か
ら北にかけて山に囲まれているので、ふと空を見上げたときにいろんな鳥にお目にかかる。
アオサギやハクトウワシが飛んで行ったり、冬には日没の頃にすごい数の小鳥の群れが山
の方へ飛んで行ったり・・・。

太陽が輝く日はまた、サレーやデルタ、コクィットラム、バーナビーを見渡すと、遠くで無数
の光が森の中のダイヤモンドのようにキラキラ。これは走っている車のフロントガラスに当っ
て反射した太陽の光。バルコニーに出れば、アナシス島の自動車専用埠頭にずらり並んだ
新車がきらめいてまぶしい。日が傾けば、サレーセントラルや地平線のあちこちに立ち並ぶ
タワーマンションやビルの窓ガラスが夕日で金色に輝くし、ハイウェイの道筋の大きな案内
標識はネオンのような緑色・・・。

日が暮れれば、大都会じゃないのに見渡す限りの光の夜景。川に架かった橋の塔の上で
は航空障害灯がゆっくり点滅していて、ポートマン橋とスカイブリッジは赤、下流のアレック
スフレーザー橋は白。川向こうの産業道路タナリーロードとハイウェイ17号線の広い交差
点ではヘッドライトとテールライトに交通信号のライトが入り乱れ、幹線道路キングジョージ
ブルバードでは車のライトが途切れることなく数珠つなぎになって、パタロ橋を渡って来るラ
イトは宝石の粒が転がって来るみたい。ときには光の帯に沿って消防車や救急車の赤、パ
トカーの赤と青のライトが点滅しながら移動して行くのが見えて、事故かな、事件かな。ライ
トが1ヵ所に集まって点滅していたら、まちがいなく交通事故・・・。

ニューウェストミンスターに引っ越して来て2年と8ヵ月。あの頃は5棟だったサレーセントラ
ルの高層ビルはもう10棟を超え、電車の駅ができた北のバーキトラム地区にはタワマンが
林立。地平線を見渡せば建設工事のクレーンがあちこちに見えるし、さびれていた足元の
アップタウン地区も活気が出て来て、庶民がぼろ家でさえ1億円以上するバンクーバーを見
限りつつあるという潮流の表れと言えるのかもしれないな。

さようなら、ウィンターマーケット

2018年04月22日 | 日々の風の吹くまま
4月21日(土曜日)。晴れ!雨は夜の間もあまり降らなかったようで、バルコニーはちっとも
きれいになっていなくて残念。きのう床の掃き掃除をしたので、今日はモップをかけるだけ。
ごみの処理をしたらカレシとウォーキング。玄関を出て右に行って、6番ストリートをロイヤ
ルアヴェニューまで。その先は川に向かって転げ落ちるような急な坂なので、今のところは
右折して7番ストリートを上って帰って来るループ。この方向は3番アヴェニューまでが上り
坂だけど、逆に回ると6番ストリートは4番アヴェニューまで上りが続いてちょっときつい。で
も、いずれは川べりのプロムナードに行けるようになりたいね。

今日はマンション前での冬のファーマーズマーケットの最終回。夏のマーケットが始まるの
は来月24日なので、ブリオシュローフを今日は3個。おなじみのきのこ屋さんのテントでは
こごみを袋にどっさり。生しいたけを選んでいたら、横に黄緑色のふわふわした不思議な山
菜があって、聞いてみたらカエデの花!この辺りに多いうちわみたいなカエデの花。春に
葉が出る前に咲くんだそうだけど、食べられるなんて知らなかった。「ブロッコリをマイルドに
した味で、このままサラダに入れるとおいしいよ」とお兄ちゃん。ああ、こりゃあもう試してみ
なきゃ・・・。
   
   メープルブロッサム

メトロバンクーバーではだいぶ前から公園などで開くファーマーズマーケットが盛んで、マー
ケットのない市町村はないというくらい。最近は冬の間もウィンターマーケットとして開催す
るところも多い。売っているのは郊外の小さな有機栽培農家の野菜や卵や肉、小規模な職
人ビジネスのパンやスイーツ、ジャム、スープ、工芸品等々。商業的な規模のベンダー(クラ
フトビールとか)も宣伝を兼ねて店を出すし、食べ物のトラックも来る。すぐ近くにあるウクラ
イナ人夫婦のベーカリーのように、ファーマーズマーケットで始めて成功した例もある。値段
は高いけど、野菜は新鮮だし、スーパーでは売っていないものも多いから、病み付き・・・

晩ご飯でさっそくサラダに入れて食べてみたカエデの花、ほんとにブロッコリのような、それ
でいてほんのりと甘くて、おいしかった!ニューウェストの夏のマーケットは毎週木曜日の
午後なので、週日は山菜採りに山に入るというきのこ屋さんは次の冬のマーケットまで休み。
それまで楽しみにしてるよぉ。冬のマーケット、さようならぁ~。

おかげで腕も肩も背中もコチコチ

2018年04月21日 | 日々の風の吹くまま
4月20日(金曜日)。曇りがち。今夜は雨だけど、土曜日から先は1週間ずっと「晴れ」の予
報。気温も初夏の陽気になりそうで、いいね。ワタシの誕生日も晴れの予報で、生まれた日
には雪だったそうなので、春らしい青空はうれしいね。次の原稿が日曜日の夕方に来るそう
なので、今日は何をしようかと思案できるのは今日と明日と日曜日の日中。まずはシーツ
類を洗濯して、冬のフリースの毛布を春の毛布に変えてのベッドメーキング。最近のマット
レスはやたらと重いもので、レスリングマッチで腰は痛いし、汗をかくし・・・。

ジムに降りて行ってトレッドミルで運動したカレシが戻って来て、今度はバンジーコードで筋
トレ体操。と思いきや病院でもらって来た冊子の説明がわからないと、「おぉい」。カレシは
視空間認知がうまく機能していないようで、言葉で詳細に記述してあればちゃんと理解でき
るんだけど、図解や写真を使ったビジュアルな説明は苦手。何でわからないの?と思うこと
もあるけど、カレシの脳の配線はワタシのとはかなり違うってことなので、写真を見ながら、
もうちょっと下がって立って、体をこっちに向けて、あ、肘を上げないで、はい、上半身をひ
ねるように引っ張って、と「振り付け」していたらワタシもじっとりと汗・・・。

ランチの後で晩ご飯のラタトゥイユをスロークッカーに仕込んで、カレシがスカイプレッスンを
やっている間、バルコニーに敷いてあるゴムマットを剥がす作業。夏の間、水遣りの水が下
のバルコニーに垂れないように手すりの下に沿って敷いてあったんだけど、かなり汚れてい
るし、嵐でめくれたり、持ち上がったりしてぼこぼこ。まずは8枚のマットを止めてあったゴリ
ラテープをべりべりっ。超強力な接着テープなので、剥がすのにけっこう力が必要で、バル
コニーの端から端まで6メートルに2列に並べたマットから剥がすだけでも汗がじっとり・・・。

マットの裏はべちゃべちゃで、バルコニーはマットの下に吹き込んだ雨や泥が溜まって、か
なりの汚れ。おかげで腕も片も背中もコチコチ。予報通りなら雨がかなりの汚れを洗ってく
れると見込んでの作業だったけど、夕方から降り出した雨はしとしと。縁に沿って何とか濡
れたところをブラシでこすりながら、じゃぶじゃぶ降ってくれたら、雨水と一緒に泥も手すりの
下から外へ掃き出せるのになあ。規約違反ではあるけど、いやでも雨垂れが下に落ちるん
だし・・・。

ワタシ払う人、アナタ返してもらう人の確定申告

2018年04月20日 | 日々の風の吹くまま
4月19日(木曜日)。晴れのち曇り。気温も二桁でポカポカ。そろそろ雨の季節とさよならし
ないとね。久しぶりにシーラがパスルームの掃除に来てくれて、入れ替わりにカレシが英語
教室に行って、ワタシは寝室でゆうべ説明書の通りに途中まで膨らませてひと晩放置した
バランスボールと格闘。せっせとフットポンプを踏んで膨らんでいるように見えないし、うっか
りしてチューブが外れるとシューと萎み始める始末で、いったいどれだけ膨らませたら「直径
65センチ」になるのか。最後はボールを家具と垂直に立てたヤード尺の間に挟んで距離
(=直径)を測りながら何とか65センチまで膨らませた。いやぁ、すごい運動だった。

シーラに掃除料を払ってから紅茶とクッキーでしばらく世間話。シーラと入れ替わりにカレシ
が帰って来てランチ。カレシが昼寝をしている間に、所得税の電子申告の承諾書類を会計
事務所に送って確定申告は完了。2人の公的年金の合計額は年で5万円くらいしか違わな
いんだけど、ワタシの事業所得が年ごとに増減するので、会計士が配偶者間の年金分割
制度を利用してカレシの年金の一部をワタシの方に移したり、逆にワタシのをカレシの方に
移したりして、世帯の合計納税額が最小になるように所得を調整してくれる。これはかなり
お得な制度だな。

年金分割の他にも、共同名義の銀行口座の利子や夫婦連名の寄付やどちらが控除しても
いい医療費(薬代)の類も、うまく「世帯」の単位で最適になる振り分けを弾き出してくれるの
で、今年はワタシは増収だったから(分割の前納分を差し引きして)10万円ちょっとの追加
納税、カレシの方は11万円ちょっとの還付で、差し引きすると黒字になって、何だか得した
気分。それにしても、連邦と州の所得税の合計を見て、いやぁ、ずいぶん減ったなあ。だっ
て、ワタシだけでも、現役でバリバリだった90年代には一番多かった年の所得税が460万
円で、夫婦合計だと600万円近かったのに、今では桁がひとつ違うんだもの。

シニアになると、年金のうち20万円が税額控除の対象になるし、高額所得者でなければ最
高で数十万円もの老人控除があって、年金だって物価指数の上昇に合わせて増額される
(減額はされない)から、この国はけっこう年寄りに優しくて、ご隠居さんになると何かとお得
だなと思うね。ただし、カナダでも高齢化が進んでいるから、この優しさも今のところは、かも
しれないけど。

今日はよく運動した気分

2018年04月19日 | 日々の風の吹くまま
4月18日(水曜日)。晴れ。午前6時半に目覚まし。カレシが「これで最後だ」というリハビリ
の日。要領が分かったし、運動に使うバンジーコードを売っているところを教えてもらったの
で、週に2回も6時半に起きて、中途半端な朝ご飯を食べて、もう朝のラッシュの中を出か
けて行かなくてもいいと言うわけ。いつもなら起床時間は8時前後だから、6時半は時差ボ
ケしそうなくらいの「時差」。家にはオムロンの血圧計もあるし、1階のジムには病院で使っ
ているのとほぼ同じ運動器具が揃ってるし・・・。

最後とは言え、またも早起きしてしまったので、ひとり朝ご飯の後でガスレンジの掃除を思
い立って、ガスレンジ専用のクリーナーやらステンレスのたわしやらを買いにひとっ走りウォ
ルマートへ。いつもは夕食後に食洗機を回しながらちょこちょこと掃除をするんだけど、しば
らく忙しがってぐうたらを決め込んでいたら、大小4個あるバーナーの周りには油汚れが目
立つし、ステンレスの天板も一番よく使う大きなバーナーの辺り一面が茶色。オープンキッ
チンはみんな丸見えなので、さすがのワタシもこりゃ、いかん・・・。

買い込んだ清掃用品を担いで帰って来たら、カレシが帰って来ていて、「ランチを食べたら、
Fitness Townに行こう。ボールも買いたいし」。じゃ午後はお出かけと言うことで、まずは重
い五徳を全部壁に立てかけて、バーナーの周りにクリーナーをシュッシュッ。少し待ってか
らゴム手袋をして、ステンレスたわしで力いっぱいごっしごっし。左手の親指の関節がしくし
く痛くて切なかったけど、30分ほどがんばったら、レンジは見違えるほどにピッカピカ。つい
でに汚れが目立っていた冷蔵庫のドアもステンレスクリーナーでピッカピカ・・・。
   

ランチの後でひと息入れたら、隣町バーナビーのブレントウッド地区にあるフィットネスショッ
プまでドライブ。3年前の引っ越し大作戦では第一候補だったところけど、今ではタワーが
林立する「コンクリートの森」になっていて、2人してここに引っ越さなくて良かったね。店で
は筋肉マンの店員さんに病院のHeart Healthプログラムでここにあると聞いて来たと言っ
たら、強さの違うバンジーコード2本と1階のジムにあるのと同じバランスボールを買って全
部10%割引。この直径65センチのバランスボール、専用のフットポンプで汗ばむまでせっ
せと空気を入れてもなかなか膨らんでくれなくて、もうくたびれたぁ・・・。
   

内輪で石油戦争をやってるとき?

2018年04月18日 | 日々の風の吹くまま
4月17日(火曜日)。晴れ。暗い灰色の雲と青みがかった灰色の雲とモフモフの白い雲が
入り乱れて、抽象画のような空模様。北からぐるっと見回して、あ、あっちは雨かな、こっち
は晴れ、あそこでは怪しげな上昇気流と、地形が複雑なせいであちこちに微気候帯が散ら
ばっているメトロバンクーバーならではの見飽きることのない風景・・・。

今日は大仕事の最終期限。仕上げたファイルと作業ファイルを一緒に圧縮して、指定のサ
イトにアップしておしまい。やれやれ、終わったぁ。かなりきつい仕事だったなぁ、これ。分納
したファイル全部のサイズを合計してみたら、何と180MB!長年フリーランスでやってい
ると、こういう途中で投げ出したくなる「ブラック」仕事もたまにあるけど、ワタシの生業なん
だしってことで、何とか最後までがんばれば、あとはお金の勘定。払いはアメリカドル建てだ
から、入金する頃にカナダドルが下がっていればそれだけ大きな為替差益が出て、ストレス
も一気に吹っ飛ぶと言うもの。

アルバータ州でオイルサンドから抽出した原油をパイプラインでBC州の海岸まで輸送して
タンカーに積んでアジア方面に輸出するという大事業があって、それが今てんやわんや。
何しろ瀝青油といわれるどろどろの原油だから、タンカーなどが流出事故を起こしてもした
ら、漁業資源が壊滅的な被害を受けかねないもので、BC州では、前から反対運動が活発
だったけど、去年の総選挙で勝った新民主党と緑の党の「協調」政権が「絶対に通さない」
と宣言。頭に来たアルバータのノトリー首相がBC州への石油供給をカットすると息巻けば、
オタワのトルドー首相は「パイプラインは必ず建設する」。(あれ、外交の舞台で偉そうに気
候変動対策をぶち上げているのは誰だっけ?)

アルバータが石油供給をカットしたら、ただでさえ北米で一番高いメトロバンクーバーのガソ
リンがさらに5割は値上がりするそうで、州経済への打撃は大きいだろうな。トランプが世界
の貿易秩序をかき回しているときに、子供みたいな内輪げんかはないだろと思うけど、どっ
ちも譲れない。アルバータとオタワが万一の流出事故の後始末や補償に全責任を持つと約
束して、さらにBC州に利益をお裾分けするというなら、考えてやってもいいかな。アルバー
タ州の経済と未来がかかっているパイプラインなんだからさ。ま、どっちに転んでもお先真っ
暗なのはどう見たって脳内お花畑のトルドー君・・・。

やっと終わった後は遊ばなきゃ

2018年04月17日 | 日々の風の吹くまま
4月16日(月曜日)。大雨。よく降るなあ。俗に「April showers bring May flowers(4月の
にわか雨で5月に花が咲く)」と言うけど、4月前半の平年の雨量の2倍半近く降ったと言う
から、にわか雨どころじゃなくて土砂降り。これじゃあ花芽も草木の根っこも溺れてしまって
5月に花どころじゃないかもね。今日はカレシが心臓リハビリに行く日なので、午前6時半起
床・・・のはずが、6時15分に「よく眠れなかったから、今日は行かない」。じゃあ、と目覚ま
しをキャンセル、でも、しばらくして「やっぱり行く」。6時45分・・・。

7時には出なければならないから、薬を飲んで、バナナとジュースの朝ご飯で、慌しくお出
かけ。ワタシも、眠りに戻るのもなんだからとそのまま起きて、テレビのニュースを(コンタク
トを入れてないので画面がわからないけど)見ながら、ひとりで朝ご飯。でも、テレビがつい
ていても、ひとりご飯はやっぱりつまんないなあ。カレシがいたって、iPodでメールやニュー
スをチェックしながら食べていることが多いんだけど、それでもテーブルの向こうにカレシが
座っていないと何となく落ち着かないし、食欲も今ひとつになるから、ひとりで食べるご飯は
つまぁ~んないのっ。

でも、起きしたおかげで、7時半には仕事開始。翻訳作業はきのう全部終わらせたので、今
日は作業用ファイルから(客先から来た)納品用ファイルにコピペするだけ。原稿のフォント
が6ポイントとか4ポイントとか拡大鏡がなければ判読できないサイズなので、オブジェクト
に重ねた何百もある小さいテキストボックスは無視。テキストを入れられるものでも、英文が
全部表示されなくても無視。テキストボックスをいじるとWordが応答しなくなっちゃうんだか
らしょうがない。それでも分納最終回の分割ファイルの最終分はまだ重過ぎて、スクロール
がだんだん鈍くなって、何とか半分まで来たところでオブジェクト外のボックスに入力するた
びに数秒ずつ止まるようになったので、思い余ってファイルを再分割。やぁ~れやれって、こ
のことだっ。

でもまあ、夕方までには何とか最終回のファイルが全部完了。期限はあしたの午後5時な
ので、時間が余ったからついでにと、繰り返し出て来る用語を拾い出して対訳用語集まで
作ってあげたワタシ。外はまだ雨がじゃぶじゃぶだけど、天候回復の予報。ヤッホォ~ッ。週
末に次の第2部のファイルが来るまで、うんと遊んで溜まっているストレスを発散しておかな
くちゃっ。

胸焼けも咳もストレスの赤信号

2018年04月16日 | 日々の風の吹くまま
4月15日(日曜日)。曇り時々晴れ。このところの天気は何だか交互に雨の日と晴れ/曇り
の日のコピペみたいな感じ。桜は満開、コブシも満開だけど、気温は二桁になったものの平
年並み以下のままで、まだ風が冷たい。

気が付いたらもう4月の半ば。仕事だ何だと、やたらとバタバタしているうちに、70歳の誕
生日まであと10日になっちゃった。60代の最後の10日なんだけど、また仕事の真っ最中
になるのかな。きのうの土曜日なんか、いったい何をしてたんだろう。まず掃除をしたっけ。
丸々1週間さぼったから、床はカレシの足跡だらけ。雨が上がってもまだ濡れているルーフ
デッキに出て、底が水を吸い込んだスリッパで入って来るからしょうがないけど、ごしごしと
モップをかけていたら胸焼け。ストレスが溜まって来ると、掃除のような前屈みが多い家事
をやっているうちに胸焼けがして来るから困る。たぶん逆流性食道炎とかいうやつかな。

若い頃には胸焼けがすることはほとんどなかったのに、年と共にストレス反応も変わって来
るのかもしれないな。昔から慢性的にひどい咳をしていて、あれこれ徹底的に検査をした挙
句のドクターの結論が「心因性」。ほんとにそうなのかどうかはわからないけど、いくら検査
をしても病理的な原因が見つからなかったのでそういう結論になったんだろうな。ワタシは
ストレスや痛みにかなり鈍感なところがあって、大きな病気を見逃す危険があるから気をつ
けるようにドクターに言われたくらい。何しろストレスになっていても自分でストレスだと気づ
かないでいることが多いので、咳は「赤信号」みたいなもんだけど、胸焼けもストレスの「赤
信号」というところかな。

そう考えたら、1月から3ヵ月近く続いたひどい咳き込み発作もカレシの入院や養生で知ら
ないうちにストレスが溜まっていたんだと思う。特にカレシが抗生物質の副作用で食べられ
なかったときは、2人とも泣きたかったくらいにきつかったもの。咳の方は今月に入ってから
収まっていたんだけど、この大仕事の初めの方でWordの不具合が頻発してイライラした
から、きっとまたストレスになってたんだろうな。まあ、まだ夜中に咳の発作が起きるところま
では行っていないし、客先の担当者に苦情を言って「マイウェイ」でやることをオッケーしても
らったから大丈夫かな。だけど、11月末のあの夜のカレシの猛烈な胸焼けは心筋梗塞の
始まりだったんだよねえ・・・。

山菜の季節がやって来た

2018年04月14日 | 日々の風の吹くまま
4月13日(金曜日)。雨。13日の金曜日だからというわけでもないだろうけど、風もあって
荒れ模様。日中の最高気温は未だに平年より低めで何か寒々とした春って感じだけど、ワ
タシが生まれた日には雪が降ったという話もあるからね。はあ、ワタシの60代も残すところ
あと12日。古希だから盛大にパーティをしようと思ってたけど、いろいろあって計画する暇
がないまま4月。でもまあ、カレシが「女房の特別な誕生日なんで」と予約を入れてくれたワ
タシの一番のお気に入りのレストランで水入らずのお祝いもいいよね。

春に生まれた子は冬枯れの大地が息を吹き返す季節にふさわしい生命力に溢れて、とに
かくポジティブなんだそうな。特に北国の厳しい冬に母の胎内で芽を出す時をじっと待って
いたワタシは辛抱強い方だと思う。自分でそう評価しちゃうところが「謙虚さがない」ってこと
になるのかもしれないけど、ワタシってすごいと自分で思うことはあっても人がそう言ってく
れなくても気にならないし、自分よりすごい人には単純にすごぉ~いと感嘆するけど、自分
と比べないので嫉妬することもないかな。ワタシってあくまでもマイペースで「ワタシ」なんだ
ろうな。だから「自己中だ」とか「自己完結してる」とか言われるのかもしれないけど、自分は
他の誰でもない自分なんて・・・。

春はまた、植物が一斉に芽吹き、葉を出す季節。冬の間マンション前の道路で月に2回開
かれる冬のファーマーズマーケットにも山菜が姿を見せるるのがうれしい。来月からは坂の
下のティペラリー公園に夏のマーケットとして移動ので、来週の土曜日が最終回。冬の間は
野菜類は根菜やりんごがせいぜいだけど、雪解けが進むと、きのこ屋のお兄ちゃんが山に
分け入って採って来た山菜が並ぶ。先週の土曜日はお待ちかねのコゴミ!「予想以上にた
くさん生えていたよ」と言いながら勧めてくれたのは、初めて見るアスパラガスに似た野菜。
「Solomon’s sealと言って、甘みのあるネギって感じ。ボクは茎をスライスしてサラダに入
れるんだ」。そう言われるとつい試してみたくなるのがワタシ・・・。
   
   コゴミ
帰って来てさっそく薄く切ったのを試食してみたら、おお、ほんとにネギみたいな味だけどほ
のかな甘さがある。ググッてみたら「アマドコロ」というものらしい。食べて残った筆の先よう
な葉っぱを広げてみたら、中に花芽らしいものがあったので、とりあえず水に挿しておいて
鑑賞しよっ。
   
   アマドコロの穂先

きのうはなぁ~んとなく二日酔い・・・

2018年04月13日 | 日々の風の吹くまま
4月12日(木曜日)。晴れたり曇ったり。4月半ばにしてはちょっと寒いけど、それでも窓か
ら見渡せば、針葉樹の濃い緑と落葉樹の若葉の緑に交じって、モクレンの濃いピンク、桜
の淡いピンク、暖かな白のコブシ、そしてレンギョウの黄色。高いところからのお花見もいい
もんだな。きのうはずっと雨が降っていたような気がするけど、日がな1日コンピュータの画
面を睨んでいたもので記憶がおぼろげ。苦情?に応えてファイルの大きさやテキストボック
スの処理方法を調整してくれたので、作業の効率はかなり改善・・・。

火曜日の夜のワインディナーは楽しかった。ビルの二階にあるレストランの細長いパティオ
の端から端まで一直線にテーブルが並んでいて、2列に並べた1人あたりワイングラス8個
(4コースのメニューに2種類ずつペアリング)と水のグラスがテーブルの端から端まで反対
側のと合わせて4列に一直線。ディナーには50人ほど集まっていたから、グラスの数はゆ
うに450個はある勘定で、たまたま日が差したら一斉にキラキラして、うっとりするほど壮観。
いつの間にかシェフが代わっていて、料理は昔よりずっとおいしかった。でも、メニュー1品
ごとにワイン2種類はちょっとタイヘン。何しろ普通サイズのグラスに普通に注いでくれるか
ら、全部飲んだら8杯ってことで、終わった頃にはさすがのワタシもほろ酔い加減・・・。

きのうはカレシが心臓リハビリの運動に行くので、朝の6時半起き。ジュースとバナナとトー
ストとコーヒーの慌しい朝ご飯の後、ラッシュ時には30分くらいかかるバーナビー総合病院
へ。ワタシはなぁ~んとなく二日酔い気味の寝ぼけ眼でもうひと眠りしようかなあと考えたけ
ど、「早出」することにして、カレシが残して行ったコーヒーを自分のマグに移してがぶ飲みし
ながらオフィスに「出勤」。9時半過ぎに帰って来たカレシ、ポータブル心電計を付けての運
動の後で血圧が始める前より下がったので療法士に褒められたとか。ひと通りの運動をし
て来たので、「後は自分で下のジムでやれる」。(グループでやるの(と早起き)は好きじゃな
いらしい。)

で、きのうの今日。カレシが英語教室に行っている間に、夕方が分納期限の仕事の仕上げ。
午後はカレシと1時間ほどのウォーキング。まだ風は冷たいけどどこも春爛漫。さて、仕上
げたファイルを送ったら、最終期限に向けてホームストレッチを猛ダッシュ・・・。