リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

道路向かいの印刷屋さん/マーケットのきのこ屋さん

2024年08月31日 | 日々の風の吹くまま
8月29日(木曜日)。🌤☀。目が覚めたら、ベッド脇のワタシの時計は8時24分。カレシを突いて起こしたら、ちらりと自分の側の時計を見て「まだ早い」。あら、ほんと、まだ8時17分。同じ型の時計なのに7分の差はちょっと行き過ぎだな。ワタシのが早過ぎるのか、カレシのが遅すぎるのか。起き出して携帯をオンにして時刻をチェックしたら8時19分。それではとまずワタシの時計をリセットして、次にカレシの時計をリセット。これで2人とも当分は同じ「時間帯」ってことで、時計をいじっているうちに8時半になって、起きる時間だよぉ~。

結局起きたのは9時近くで、朝ご飯が済んだら9時半過ぎ。いつもの10時にウォーキングに行って来て、ひと息ついたらもう11時近く。まずはきのうやっと仕上がった「Heijiro」の 脚本を表紙と本体の別々のPDFファイルにして、メモリスティックにコピー。ランチの後で道路向かいのプリントショップへ。大小いろんな印刷機を見ていたおじさんがカウンターに来たので、メモリスティックを出して両面印刷で6部頼んだら、「三つ穴開けますか」。ええ?穴を開けてもらえるの?三つ穴パンチを持っているけど、6部だと200枚以上になるので、それは大助かり。まず試しに1部だけプリントして見せてくれたら、うわっ、両面印刷で片側にちゃんと3つ穴が開いている。すごいプリンタがあるんだぁ。(まあ、印刷屋だから当然だけど。)

そのまま残りの5部もプリントしてもらったけど、家でなら丸1日かかりそうなプリントと穴あけがあっという間で大感激。だいたい家のプリンタで両面印刷しようとすると、まず奇数ページをプリントして、次にひっくり返して偶数ページをプリントするので、途中でペーパージャムが起きたらもうページの順番がめっちゃくちゃ。ファイル全体をプリントし直すことになるだろうから、何十ページもある場合はいったいどれだけ用紙がむだになるかわかったもんじゃないし、何よりも精神衛生の上でよろしくない。ということであっという間に6部のプリントができ上って、料金は白黒で1ページ15円ということで税込み7千円弱。まだ温かい袋をトートバッグに入れて、その足でモールの上のウォルマートへ。火曜日から新学年が始まるとあって、学用品をどっさり入れたカートを押している親子連れがけっこういる中を、三つ穴フォルダ6枚とそのフォルダが入るサイズの封筒の20枚入りパックをゲット。帰って来てさっそくフォルダに綴じて、後は釧路のJ子と東京の先生に手紙を書いて、週明けに脚本郵送するだけ。




長い間いつ果てるとも知れない感じだった大プロジェクトが終わったところで、今日はファーマーズマーケットの日。今週はケイラがファミリー・バケーションで来ないので、目当てはきのことブリオシュローフだけ。まずはポールのテントで一番大きいヤマブシタケが入っているパッケージを探したら、今日はいつものシイタケとの2種類パックとヒラタケも加えた3種パック。うわぁ、ヒラタケ、欲しい。でも3種パックはその分ヤマブシタケが少ないので、ちょっと迷って、えいっ、シイタケが多過ぎになってしまうけど、2種パックも買っちゃおう。箱2つを閉じながらポールが「パーティでもすんのかい」。ううん、干しておいてマーケットが休みの冬の間に食べるの。テーブルの片端にはビニール袋に入ったごつい塊があって、「ヤマブシタケの栽培キット。いるだけ切って水をやるだけだから簡単だよ」。へえ、やってみたいなあ。バケーションから帰って来てまだあったら買うね。ヤマブシタケの隣にはひまわりとラディッシュのもやしがあったので、食べ応えのありそうなひまわりのをゲット。想定外の重さになったトートバッグにいつものブリオシュローフも詰め込んで、食いしん坊の極楽とんぼは夏っぽい日差しの中を上り坂の家路・・・。





敵も味方も入り乱れて世の中はややこしくなるばかり

2024年08月30日 | 日々の風の吹くまま
8月28日(水曜日)。☁⛅🌤。まだちょっと寒いけど、明日の朝方に11度まで下がった後で、日中には23度くらいになるという予報。夜は秋、昼は夏ってことかいな。で、連休の土日は26度、夏休みの最後の最後の日の月曜日は23度。その後は暑くなってみたり寒くなって見たりだけど、まあ9月だからね。それでも内陸のオカナガン地方のハイウェイでは標高の高いところで雪が降って一時は白くなったそうだし、ロッキーの向こうのジャスパーやバンフでも雪。おかげで一時は州内で400ヵ所以上燃えていた山火事が半分に減ったそうで、延焼中はわずか40ヵ所を切ったというから、捨てる神あれば何とやらかな。

寒いせいで今年の園芸は(ワタシの唯一の作物の)シソ以外は不作。というかカレシは園芸センターで買ったトマト2本を鉢に植え替えてバルコニーに置いて水をやっていただけで、後は勝手に生えて育ったケールを摘み取るくらいなもんだったから、ガーデニングをやったと言えるのかどうか。トマト2本は今までのところ食べられたのは買って来た時に咲いていた花から育った3個だけで、暑くなってから咲いた花は、(蜂が来ないので)指先でやさしくこちょこちょとくすぐってやっていたら実が3個なったんだけど、まだ小さくて青いまま。でも、けさよぉ~く見たら、葉っぱに隠れるようにして小指の先ほどもない小さな小さなベビートマトが2個。これも雌しべと雄しべのあたりをこちょこちょ。タワマンの高層階にはあまり虫が飛んで来ないんだけど、これでの人間がキューピッド役をすればちゃんと花粉が行きわたってトマトがなるということを実証したようなものかな。でも、今ごろこんなに小さい実が付いても、食べられるほどには育たないだろうなあ。



育つかなあ・・・

いよいよ9月に入るこの週末はレイバーデイの三連休で、連休明けの火曜日には一斉に新学年の始まり。先週、州政府がその新学年から学校での携帯の使用を禁止すると発表。実際にどのように実施するかは管轄の教育委員会に任せるそうだけど、基本的には教室は元より、廊下でも校庭でも使用禁止というから思い切ったもんだな。生徒たちが授業に集中できるように、教室や校庭での交流から健全な人間関係を育てる術を学べるようにということだそうで、いい事だとは思うけど、携帯が身体機能の一部になっているような今どきの子供に使用禁止なんて言ったら、へたをするとドラッグの禁断症状みたいになるんじゃないのかな。まあ、BC州だけじゃなくて、マニトバ州、サスカチュワン州、アルバータ州、ケベックk州、オンタリオ州、ノヴァスコシア州と、カナダのほとんどの州で携帯禁止をきめたか、あるいはその方向で検討しているそうだから、どういう展開になるか興味津々。

BC州では10月に州議会の総選挙があって、右傾化の潮流を反映して、長らく鳴かず飛ばずだった保守党が与党の新民主党(NDP)と肩を並べる勢い。長年NDPと政権を争って来た保守派の民主党は、トルドー君の中道左派の民主党との混同を避けるために「BCユナイテッド」と改称したものの、ファルコン党首が不人気過ぎて支持率はがた落ちになるは、ベテラン議員たちがファルコン党首に追い出されたラスタッド議員が率いる保守党に寝返るは。それでもきのうまでは負けん気で保守党を攻撃していたんだけど、突然今日になって政党としての選挙活動を停止して、ファルコン党首は辞任するという爆弾発表。保守同士で争っていたら保守票が分裂してNDPを有利にするからだそうで、一部の候補者を保守党から出馬させるべく交渉中らしい。それにしても政権担当の実績を持つ政党がライバルを勝たせるために選挙戦から抜けるというのは前代未聞だな。まあ、今どきは地球規模で「ガバナンス」が利かなくなっている観があるから、地方政治も然りなんだろうけど、何やってんだか・・・。


現代の民族大移動にも潮目が見えているのかな

2024年08月29日 | 日々の風の吹くまま
8月27日(火曜日)。🌤☀。今日は朝寝坊もいいところで、目が覚めたらもう9時。まあ、今週は予定のフラグがひとつもないからいいけど、やることはあるんだから寝坊はよくないな。寝室もオフィスもダイニングもしっかり暖房が入っていて、バルコニーに出ると風が冷たいの何のって。ゆうべもよく降ったようで、ルーフデッキの丸いプランターの下に置いてあるトレイは金曜日まではカラカラに乾いていたのに、もう縁まで満杯で溢れるくらい。は、夏が戻って来るなんて、冗談だろ。秋はすぐそこまで来てるよ。

朝ご飯が済んでほどなくしてウォーキングの時間で、バルコニーの温度が18度になっていたので半袖のTシャツ1枚で出かけたら、うはっ、寒いっ。まだ8月が終わってないのに、秋風なんてもんじゃないような冷たさ。モールの2階には予想した通り中央の大きな吹き抜けの周囲に雨漏りを受けるごみ箱がまた増えていた。外観は6番ストリートから8番ストリートまで一直線の長いコンクリートの箱のようだけど、中に入って見ると人口9万人そこそこの小都市には不釣り合いなモダンな印象があるモールが最初にできたのが45、6年前。よく見ると1階はちょっと気取った「近所の6丁目商店街」で、2階は大小6ヵ所の吹き抜けを挟んで医療関係のオフィスや保育園が並び、シニアが何人もウォーキングに来るという日常っぽさ。そこが、かってビクトリア女王が直々に命名したカナダ西部最古の「市」でありながら、ビクトリアを好んだ総督の策略でブリティッシュコロンビア植民地(のちに州)の首都になり損ね、新興のバンクーバー市の「郊外」になり下がったニューウェストミンスターらしさなんだけど、果てることのない雨漏りのとの戦いは寄る年波に勝てなくなっている証拠かな。

おとといだったか、トルドー君政府が(人手不足が緩和されたので)雇い主による就労許可申請の条件をコロナ前のレベルに戻して(過去4年に88%も増加した)「低賃金の外国人出稼ぎ労働者の流入を制限」し、移民の受入れ枠の縮小も視野に入れていると発表。カナダ人(と永住移民)の雇用を促進するというのが理由だけど、裏を返せば、マイホームの価格や家賃の高騰も若者の失業率が高いのも、いいかっこしいのトルドー君が調子に持って増やし過ぎた移民や外国人労働者、留学生のせいだという国民の不満を鎮めようという魂胆だろうな。最近日本でまた関心が高まっているらしい「ワーキングホリディ」そのものには影響はないだろうけど、そのまま就労許可を取って居残ろうとすると厳しくなりそうで、ワーホリや留学のエージェントの謳い文句に乗せられて来た日本の若者にはお先真っ暗かもしれないな。でもまあ、世界的に潮目が変わりつつあると言えそうで、グローバル化の終焉が近いということかもしれない。

気温はあまり上がっていないけど、午後にはちょっと夏らしい青空が広がって、白い雲がむくむく。まだ8月なんだから、そう来なくちゃね。出戻りの夏は猛暑にはならないらしい。




鼻先でモフモフしたくなるような・・・




故障に事故にストに・・・

2024年08月28日 | 日々の風の吹くまま
8月26日(月曜日)。☁🌧⛅☁🌧。夏が戻って来るという話だったけど、それにしては寒いなあ。朝起きたらどの部屋も暖房が入っているし、水曜日朝の予想最低気温なんか10度という予報で、朝起きたら山並みが白くなっているかもしれないというから、週末には26度になるなんて信じられない。まあ、夏休み最後の三連休の週末だから、子供たちにはうれしい予報かもしれないけど、当てにならない予報サイトの言うことだから、週末になってのお楽しみってことで・・・。

朝ご飯が終わってのんびりしていたら、頭の上の照明がチカッ。ええっ、もしかして停電するのか?と顔を見合わせたけど、それっきりだったので忘れてしまった、何と隣のバーナビー市からコクィトラム市の広い範囲とニューウェストミンスター市東部のサッパートン地区の一部で大規模な停電というニュース。原因は「送電回路の故障」だそうで、停電したのは4万4千戸。まあ、20分ほどで復旧したそうだけど、月曜日の朝っぱらから迷惑な話。それにしてもこの頃はやたらとインフラの「故障」が増えたなあ。これもコロナ対策による社会活動の制限で、保全が疎かになっていたのは理解できるけど、人間のやることがずさんになったと言うのか、不注意が増えたというのか、うっかり事故が多い感じ。道路を歩いていると、特に若い人たちが仮想現実空間のアバターのようにふらふらと漂っているように見えて、この子たちは身の回りの風景に現実感を持てなくなっているのかなと思ってしまう。家に籠ってゲーム三昧だったのかもしれないけど、長引いた行動制限のツケが回って来ているんじゃないかという気がするな。

鉄道大手2社のロックアウト騒ぎで全国でマヒ状態になっていた貨物輸送が、独立機関である労使関係調整委員会の職場復帰命令を受けて再開。経済活動がマヒすると警鐘を鳴らしていた産業界はほっとしただろうけど、労働協約の交渉はまだ行き詰まったままで、焦点は賃上げよりも勤務条件にあるらしい。(平均的な年収は1500万円とか2千万円とか・・・。)労働大臣が職権で拘束的な仲裁による解決を命じて、会社側がそれに応じてロックアウトを解除したものの、今度は組合の方がスト権を発動して月曜日からストに入ると宣言。そこで委員会が(大臣の指示に従って)組合側に職場復帰を命令したので一応は貨車が動き出したけど、組合は命令は憲法で保障された労働者の権利の侵害だと最高裁に訴えると発表。まあ、どれだけ勝ち目があるのかは神のみぞ知るだけど、とりあえずストは回避されたので、止まっていた通勤電車West Coast Expressも今日から再開。やれやれと思ったら、今度はエアカナダのパイロットが来月半ばにもストに突入するかもしれないというニュースで、こっちは賃上げが焦点。夏休みの旅行シーズンは過ぎたとはいえ、ストに入ったら1日千便が欠航して、12万人が影響を受けるそうだから、他の航空会社に乗り換えようとしても至難の業だろうな。楽しみにしているクルーズ、バンクーバーからの出発で良かったぁ。(帰りはANAだし。)

午後になって、道路向かいのヴィクターの店に肉だけの買い物。ベーコンはスーパーで売っているスモーク風味の水っぽいのとは大違いで、実際に煙で2度燻製しているから昔ながらのベーコンの味。後はシュニッツェル用の豚肉とローストとプライムリブのパティとフィンガーミートと呼ばれる牛の肋骨の間の肉。レジそばのケースの上に大きなピクルスの瓶が何本かあって、これなぁに?と聞いたら、ヴィクターが「トマトのピクルス。自家製だよ」。へえ、トマトのピクルスねえ。聞くところによると、ウクライナやロシアでは普通に家庭で作るらしくて、これはウクライナの家庭で作る「漬物」という保存食ね。(東ヨーロッパにはいろんなピクルスがある。)ピクルス大好きのカレシのために1本買って帰ったら、さっそく開けてひと切れ食べて「うまいっ」。大量生産してるわけじゃないし、季節的なものだから、まだあるかなあ。特注でお願いする?肩が痛いので、あまり手をかけずにローストの煮豚(しょうがとにんにくたっぷり)で晩ご飯。夜が更けるにつれて、またかなりの雨・・・。




奥さんが故障したら困るのはだぁれ?

2024年08月27日 | 日々の風の吹くまま
8月25日(日曜日)。☁⛅🌤☀。あぁ~あ、8月最後の日曜日。起きてみたら曇り空で、何となく寒々としているけど、天気は回復に向かっているらしい。きのうは買い物に行きそびれたのでバナナがないけど、その分ブルーベリーを盛大に入れて朝ご飯。コーヒーを飲み終わってひと息ついたら日曜日の掃除。でも、去年の春に傷めて以来なぜか良くならないでいる右肩がシクシクと痛くて、左手の親指の関節も何か動きが悪いから天気のせいかもしれないけど、ときどき腕を動かした弾みに関節のあたりでカクっとかパチンという音がするのが気になるところ。しょうがないから最後のモップかけはキッチンとバスルームのタイルのフロアだけにして掃除はおしまい。やれやれ。

掃除が終わったら即ウォーキング。日曜日のモールはけっこう閑散としていて、雨漏りが止まったのか、2階の雨漏りを受けるゴミ箱の数が少し減っていたけど、天井のあちこちに新しい染みができていた。エスカレーターの近くのきのう水浸しだった部分はまだ立入禁止?のテープを巡らしてあって、2ヵ所くらいに小さな水たまり。明日の夜にはまたかなりの雨が降るらしいから、知らないよぉ。朝ご飯にバナナがなかったせいで、ウォーキングから帰って来たらおなかが空いたので、今日はベーコンときのこのオムレツでランチ。刻んだベーコン(本式に2度燻製したもの)を焼いている間にシャンテレル(アンズタケ)とポルチーニ(ヤマトリタケ)を刻んで、分葱の根っこのミニ玉ねぎを刻んで、しっかり炒めたら溶いた卵を流し込んで、へらで2人前のオムレツに分けて仕上げ。これをトーストしたブリオシュローフに載せたら、まあわりかしグルメっぽいランチ・・・でもないか。



肩が痛いままだけど、午後には買い物。買い物リストにはオレンジジュース、牛乳、チリソース、マヨネーズといった液体や瓶詰の重いものがけっこうあるので、終わったら電話するから迎えに来てくれる?とカレシに打診したらあっさり「いいよ」。ついでに必要なものはない?「レタスとミニトマトとセロリとサラダのドレッシング」とカレシ。じゃあ、合図として電話を3、4回鳴らすから、ちゃんと聞こえるようにヘッドフォンをしないで、昼寝もしないでいてね。ということで、トロリーを引っ張ってスーパーへ。貸出制をやめたキャスター付きのレジかごが入口になかったので、まだ回収されていないレジかごを探してレジの台の下を見て回って、やっと見つけたのを列に並んでいたおじさんにお願いしてゲット。ワタシとしては貸出制だった時の方がちょっと手間がかかっても確実にもらえて便利だったけど、特に高齢者から不便だという苦情が殺到してやめちゃったらしい。レジかご一杯に買い物をして、電話してからレジに行って、トロリーに詰め終わって支払いが済んだ頃にカレシが登場。きょろきょろしながらワタシのそばを素通りしそうになったので、ヘェ~イ。古女房が目に入らないなんて何たることじゃ!

肩がいつまでも良くならないのは重いトロリーを引っ張るせいだと思うから、カレシが迎えに来てくれるのは大助かり。ワタシが白内障とか関節痛とか自律神経失調とか故障するようになって、奥さんが壊れたらタイヘンなのは自分なんだとやっとわかって来たのかもしれないな。今さら感が無きにしも非ずだけど、ま、学ぶのに遅すぎることはないというしね。せいぜいやさしくしてくだされや。今夜のディナーはギンダラの柚子味噌しそ焼きと黒ごまとネギの和風リゾットという、割とシンプルな一見ごちそう風。リゾットは少し時間がかかるけど作るのはいたって簡単。食後はまだシクシクする肩にサロンパスを貼って、Me Time(ひとり時間)。外は青空が広がって、白い雲がもくもく。次の週末あたりには夏がちょっとだけ戻って来るらしい・・・。






大雨の後はまぎれもなく秋の気配

2024年08月26日 | 日々の風の吹くまま
8月24日(土曜日)。🌧☁⛅☁。起きた時の気温は13度で、ヒーターが入っていた。ひと晩じゅうよく降ったようで、窓の外が何も見えないので霧かと思ったら、まだ雨雲の中に頭を突っ込んでいるらしい。天気サイトを見たら雲高が100メートルとなっているから、海抜170メートルの我が家はもろに垂れ込める雨雲の中ということか。ちなみにきのうの最高気温は8月の平均より10度も低い16度で、もう10月という感じ。東京の予報が34度なんて聞くと、せめて5度くらい分けてもらえないもんかなあという気分になるね。バルコニーでまだ健気にぶら下がっているトマトがかわいそう・・・。



まだ何となくしょぼついている中をモールに行ってウォーキング。モールの2階は何かいつもどこかで雨漏りしているようで、中央の吹き抜けに沿って1周すると400メートルくらいある廊下のあちこちにふたを開けた大きなごみ箱を置いてあるんだけど、今日はその数が倍。うん、夜の間にかなり降ったもんね。モールの屋上は駐車場になっているから、どこから漏れているのか見つけにくくて修理のしようがないのかな。今日はさらにメインの入口のエスカレーターで上がって来てすぐの吹き抜けの辺りの床が水浸しで、ローブで囲った中で清掃会社の人がせっせとモップで拭いていたからびっくり。吹き抜けの上はガラスの尖がりドームだから、あのあたりから漏れているのかな。それにしても、ごみ箱が廊下の真ん中に置いてあったりして、ちょっとした障害物競走のコースというところ。これから雨の季節に向かうから雨漏りが増えそうだな。屋根全体を大々的に修理しなければならなくなるかも・・・。

寒々とした日のランチは熱々のスープが何よりで、今日は鶏がらブロスをベースに実だくさんのチキンスープ。にんじんとセロリの定番に、葉ネギを食べた後に残ったベビー玉ねぎと使い残しのズッキーニ、さらに普通のマッシュルームとヤマブシタケ。冷凍庫にあった使い残しの鶏のささ身2本とモモ肉1枚を切って加えて、乾きかけているタイムをどっさり。栄養たっぷりの熱いスープをふうふうと吹きながら食べるのは寒い季節の風景だろうに、これでもまだ8月なんだから呆れるな。



このところご無沙汰していたきのこ屋のマットにテキストして今日は何があるか聞いたら、「シャンテレル(アンズタケ)にポルチーニ(ヤマトリタケ)にモレル(アミガサタケ)にヘッジホッグ(シロカノシタ)があるよ」。おお、すごっ。猛暑と干ばつで山に入ってもきのこが少なくて苦労していたのが、気温が下がって雨が降るようになったとたんに今度は大豊作か。うれしくなってどっさり欲しぃ~っとテキストしたら、4時をちょっと過ぎた頃に「ダンプカーで持って来たぜ」だって。さっそく道路に出て、ぷりぷりのシャンテレルを袋に上までたっぷり詰めて、ずっしり重いポルチーニは小ぶりのを何個か。かろうじて売れ残ったヘッジホックを全部もらって、旬を過ぎたモレルを10個くらい。重さを計ってもらいながら、しばしおしゃべりして、値段を聞いて、じゃあまた来週。



夜は「夏にさよなら」フェスティバルとか言って、9時からフレーザー川で打ち上げ花火。プロムナードの広場があるところが会場?なので、道路向かいのマンションの屋根が邪魔になって、高く上がったのしか見えないけど、まあ、10分くらいドドンドドンとやって、はいおしまいというしょぼい花火「大会」はこんなもの。これで暑くなったり寒くなったりのヘンテコな夏にさよなら・・・。





通勤電車がストップしたせいか周りは車の洪水

2024年08月24日 | 日々の風の吹くまま
8月23日(金曜日)。☁🌧。ゆうべは遊び過ぎたのか、2人とも疲れて寝酒もせずに早寝。おかげで目が覚めるのも早くて、7時過ぎには起きてしまった。やれやれ。朝方にけっこう気温が下がるので、けさはオフィスのヒーターが温かくなっていて、ダイニング/リビングのサーモスタットもぎりぎりの温度。それにしても8月に暖房なんて、霧がかかって寒い日には薪ストーブを使っていた子供の頃の釧路の夏を思い出すなあ。思い切って毛布をアクリルの秋のものに取り替えて、部屋着はこういう時のために1枚だけ残してあった七分袖のTシャツに着替え。今日は1日中こんな寒々とした感じで、夜には大雨警報発令・・・。

カレシの午前中のレッスンが休みなので、車の運動もかねて州営の酒屋へドライブ。駐車場に降りるまではちょっと遠くの酒屋に行くつもりだったけど、地下1階と地上階の有料駐車場が珍しく満杯で、次々入って来る車をよけながら外に出たら駐車場も路駐もぎっしりなもので、何かあるなと考えて近い方の酒屋に変更。こんなにたくさんの車が駐車場も道路も埋め尽くしている光景を見たのは初めてだけど、70キロ先のミッションを始発として1日3千人が利用するWest Coast Expressが運休したままなので、たぶん車通勤に切り替えた人たちがバンクーバーでは駐車できないと考えて、終点が同じスカイトレインのエキスポ線に乗ろうとしているんじゃないかな。モールの中にあるニューウェストミンスター駅の有料駐車場はたぶん満杯で、近くにあるコロンビアスクエア・モールの駐車場は無料だけど買い物客専用で3時間までだし、駅の周囲での路駐はメーターがなくてもほとんどが2時間までだし、ということで、「駐車難民」が駅から1.5キロ離れた我が家の辺りまで彷徨って来ているんだろうな。もしかしたら、歩道のところどころにポツンとあるメーターを見落として無料だと勘違いした車も多いかも・・・。

コロンビアスクエアの駐車場はスカスカで、端っこにある酒屋の前に止めて、ジン(ブードルズ)を3本、ベルモット1本、ワタシのムッシュ・ヘネシーを2本買って帰って来たけど、貨物列車がストップしたままだと、東部で陸揚げされるワインやコニャックやスコッチのようなヨーロッパからの輸入品がここまで来れなくなって、品切れになるかもしれないな。まあ、3週間後には船の上だから、それまで今日買って来た分で何とか持つだろうと思うけど、はてさて。何しろ組合は仲裁の命令に反発してストに入る気満々だから、野党の協力がなければ立法措置を取れないトルドー君は八方ふさがりの感じで、このままマヒ状態が続いたら来年の総選挙で負けること請け合い。もしかしてそれまで持たなかったりして・・・。

ランチの後は、自動車保険の更新のために道路向かいのBCAA(BC州の自動車協会)のオフィスへ。かなり待っている人がいたけどすぐに手続きしてもらえたのは、予め1時半に予約を入れてあったから。最近は人手不足を反映してか、オンラインの予約システムを取り入れたところが増えていて、予約優先だから予約なしは後回し。それでも昔の習慣のまま予約なしで来る人が多いんだろうな。自動車保険は基本の保険料から無事故の年数による割引、高齢者割引が差し引かれていて、さらに年間の走行距離が5千キロ以下だと10%割引。この割引を受けるには(当然)走行距離を確認するので、酒屋に行く前に携帯でタイムスタンプ付きの写真を撮っておいて、それを見せたら、「うわっ、走ってないですねえ」。そうなの、20年落ちのエコー君は去年やっと3万キロを突破(3万85キロ)したところで、今年は3万969キロだから、年間の走行距離はわずか884キロ。まあ、最近はウーバーを使うしねぇ。でもまあ1万円ちょっとの割引になって、保険料は10万円をちょっと出ただけ・・・。


1年かかって884キロ走ってこの数字


全国で鉄道がストップしてしまうと・・・

2024年08月24日 | 日々の風の吹くまま
8月22日(木曜日)。⛅☁。まあまあの朝。きのうの最高気温は何と18度。主要鉄道会社2社の労使交渉がまとまらず、とうとうCN、CP共にロックアウトに出て、ほぼカナダ全国で鉄道の貨物輸送がストップ。バンクーバーやトロントのような大都市圏では通勤用の旅客鉄道もストップ。毎日1千億円を超える貨物が鉄道輸送されていて、マニトバやサスカチュワンで生産される穀類はほとんど鉄道依存だし、対米輸出も20%が鉄道輸送なので、それをみんなトラック輸送に切り替えるなんて端から逆立ちしたって不可能。政府は「当事者同士で解決していただきたい」なんてのんきなことを言ってたけど、国の経済活動がマヒしちゃうよ。知らないよぉ。

でも、きのうまで介入はしないと言っていたのに、一夜明けてほんとに鉄道がストップしてしまったら、労働大臣が職権を発動して「拘束的仲裁」を命令というみごとな回れ右。立法措置でストを中止させられるけど、政権維持に協力している新民主党が「支持しない」と公言しちゃっために仲裁と言う次善の策を取らざるを得なかったんだろうな。何しろ真っ先に浮上したのが都市の上水道の消毒に使う塩素の供給が止まってしまう問題で、塩素がなくなったら全国で水道水の煮沸勧告が出される異常事態になるし、そうでなくても物資の流通が止まったら品不足が起きて(一時的でも)物価が上がるだろうから、少数政権で支持率が右肩「下がり」のトルドー君も頭を抱えていることだろうな。はて、どうなるんだろうねえ、これ。

今日はArts Clubの寄付者を集めての「謝恩会」があって、例年クロケーパーティの会場になっていたロバータの邸宅の庭が使えなくなって、急遽グランヴィルアイランドの劇場にある(休止中の)レストランに変更して、まだシーズン最後の作品を上演中なので午後4時から6時という半端な時間。午後3時を過ぎてウーバーででかけたけど、高速に乗るあたりで渋滞していて、西方面はほぼ普通だったけど東方面がまだラッシュでもないのにすごい混雑。鉄道の線路を使って遠い郊外とバンクーバーを結んでいるWest Coast Expressという通勤電車がストップしているのと、物資の輸送が大型トラックに切り替わったせいで半端じゃない交通量になっているらしい。それでも間に合って劇場に着いて、まずは2組に分かれて舞台裏や舞台装置を作る工作所の見学。ただし、公演中なので舞台裏は通るだけで、工作所は新シーズン第1作のセットを搬出したばかりでがらぁ~ん。その後で劇場に戻ってワインとおつまみでちょっとパーティをしてお開き。

何だかしょぼいパーティだったけど、私たちは終わったその足ですぐそばのレストランSandbarへ。ケイトお姉ちゃんとロバートと4人でのディナーだったのが、予約を引き受けてくれたケイトお姉ちゃんの声かけでマーヴィンとアーマが加わって6人になり、さらにティムとヒラリーも加わって総勢8人の会食。みんなそうそうたる学歴とキャリアの人たちばかりだけど、いつもArts Clubのイベントで会って、いわゆるオフ会でもわいわいやっている同年代のリタイア組だから、とにかくにぎやか。。それぞれに好きな飲み物と料理を注文して、カレシはクルーズに備えて今からダイエットするとチキンサラダ、ワタシは併設の星寿司のにぎりセット。親指の不調で箸が使いにくいので、普通の水を入れたグラスをもらって指先を洗いながら手でつまんでパクパク。偶然みんな旅行の予定が迫っていたので、若い頃の旅の冒険談が飛び交ったりして、年寄り8人のにぎやかな会食が終わったのは3時間後。いや、楽しかったね。





今の日本語は昔の英語で今の英語が昔の日本語?

2024年08月22日 | 日々の風の吹くまま
8月21日(水曜日)。☁。寒いなあ。朝起きてダイニングのサーモスタットを見たら24度で、あと0.5度下がったら暖房の設定温度になってしまう寒さ。きのうは21度までしか上がらなかったそうだから、下旬とはいえまだ8月だってのにほんとに異常低温だなあ。呆れてプログラムを「自動モード」に切り替えたけど、あしたは朝方に暖房が入った!なんてことになっていたりしてね。週末あたりは秋の毛布に替えた方がいいのかな。じゃないと寝冷えしてしまいそう。

きのうの夜はもう何ヵ月も音信のなかった友だちから電話が来て、10時過ぎまで1時間以上もおしゃべり。カレッジの通訳講座の仲間で、リタイアしたばかりのベテラン通訳だから、ワタシは英語、彼女は日本語で会話が始まったんだけど、「日本語の練習をしなくちゃ」と言われて、あ、そっかと日本語に切り替えたら、これがまたタイヘン。最後に本格的な日本語会話をしたのはコロナの前だったから、ずいぶん長い年月が経った勘定で、自分の耳には日本語っぽく聞こえないし、脳内では英語を勉強中だった60年前の英会話の練習みたいな感覚。まあ、日本を出て半世紀になるし、日常生活は100%英語だったし、仕事上の会話はビジネス日本語だったし、バブル期以降にできた日本人コミュニティとは年代が違うせいで接点がなかったから、翻訳業で「読む・書く」という能力は保持できたものの、「話す・聞く」という能力は劣化したんだろうな。このあたりは、英語の読み書きには不自由がなくても話せないという人がいるのと同じで、つまり、英語で暮らすワタシにとっての日本語は日本語で暮らす日本人にとっての英語のようなものになっているのかもしれない。日本人なのにけしからんと思われるかもしれないけど、今となっては話をするなら英語の方が言いたいことを言いたいように言えて、ストレスがなくて楽だなあ。


通訳講座を卒業した日本語組三羽烏(友だちが送ってくれた35年前の懐かしい写真)

さてさて、今日は週中の「こぶの日」。あした、あさってと忙しくなる前にぽかっと穴が開いたような日なので、今のうちにと東京でホテルの外に出ると必要になる携帯のSIMカード探し。前回日本に行ったのは6年前で、レンタルのSIMカードを予約して行って空港で受取り、空港で返還したんだけど、今回は船だからそれができそうにない。そこでホテルのある新宿のどこかにレンタルできる店がないかと探したんだけどよくわからなくて、はて困ったと思ったときに行き当たったのが「ジャパンSIMカード」というやつ。イギリスの会社が日本向けにHanaCell(話せる)という粋な名前でやっていて、39米ドルでSIMカードを買ったら、使用した月だけ料金を払えばよく、日本から帰って来ても、年間8米ドルの維持費を払えば何度でも同じカード(番号)を日本で使えるという便利さ。カナダでは数年前からSIMロックが禁止されているので問題はないし、身分証明の写真をアップロードすれば、その住所に配送してくれるというので、よし、これに決めたと、さっそく申し込んで、運転免許証の写真をアップロード。注文の確認と身分証明の受入れのメールが来て、後は送られて来るのを待つだけ。これだと日本で会う人たちに出発前に携帯の番号を連絡して置けるからほんとに便利。

これで「やることリスト」からまたひとつ項目が消えて、今日はこれでおしまい。ああ、やれやれ。窓から景色を眺めていたら、おや、架け替え工事中のパタロ橋に2本目のケーブルが張られている。あは、けさ起きた時に遠くでカンカンやっていたのはこれだったのか。張っているところを見たかったな。資材不足や人手不足で今年中に開通する予定が来年に延びたけど、それでも斜張橋の形が少し見えるようになって来た。隣のオレンジ色のアーチは築87年のパタロ橋で、縮こまって見えるのが何だかかわいそうでもある。完成したら窓からの眺めは様代わりするな。


2本目のケーブルが張られた新パタロ橋



白内障の手術の予定日も決まって

2024年08月22日 | 日々の風の吹くまま
8月20日(火曜日)。☁⛅🌤。曇りがちだったけど、ちょっと涼しいかなという程度で、まずまずの朝。さて、朝ご飯となったら、あら、バナナがないよ。ま、今日は買い物に行くから、ブルーベリーをゴロゴロと倍くらい入れればいいんじゃない?

今日は眼科で白内障手術の準備としての眼球やレンズについての測定検査の予約が午前9時半。ロビー階から裏口を出て、屋内駐車場を抜けて、屋外駐車場を通ったらクリニックのある医療ビル。エレベーターに乗って2階に着いたところで、予約カードを忘れて来たのに気が付いて、そのまま1階に降りて我が家へまっしぐら。予約の時間まであと5分というところで、部屋に入るなりオフィスのデスクに突進して、カードを掴んで回れ右。呆気に取られているカレシを後に、運よく23階で止まったままだったエレベーターに乗って、医療ビルに駆け込んで、クリニックの受付に着いたのは9時30分きっかり。クリニックには眼科医が10人近くいるので待合室はほぼ満席で、ひっきりなしに誰かが呼ばれて行って、空いた席はすぐに誰かが座ってという忙しさ。待つこと10分足らずで名前を呼ばれて検査室へ。検査技師のウォレンさんが2種類の機械を使って眼球のカーブと長さを測定。「相当な乱視がありますねえ。トーリックレンズを入れるんですか」と聞くので、普通の単焦点レンズです。乱視は生まれつきだし、9歳の時から眼鏡をかけていて、40年ほどコンタクトレンズを使っていた後で眼鏡に切り替えて不便を感じないし、年も年なので今のままでいいんです。「慣れているならそれが一番ですよ。白内障の手術は濁りを取るためですからね」。そうそう、もう76年もこの眼で二重、三重の世の中を見て来たんだもの。

今回は瞳孔を開かなくても良かったので、ランチも買い物も支障なし。べザードが窓ガラスの見積もりを加算した総額を知らせて来たので、即行で半額を支払い。すぐ外に室外機を置けて中には配電盤がある狭いオフィスだけに入れるのに120万円だから、普通にリビングと寝室というように2ヵ所か3ヵ所に取り付けるとしたら、1LDKでもどれだけかかるか推して知るべしで、理事会の議事録で見る限り、許可申請を出したのはエアコンのない184戸のうち低層棟1戸、高層棟2戸だけなのは、みんな見積りを見て諦めたということだろうな。コンサル氏も一番コストのかかる方式を推奨して、さらに工事計画を吟味して可否を理事会に進言することでさらに稼ごうとしたのが、すっかり当てが外れたってことか。それは残念だったねぇ。

ハッピーアワーでマティニを飲みながら旅行の話をしていたら、眼科クリニックから電話。けさ測定検査に行って来たばかりで何なんだろうと思ったら、「手術の予定を決めたいんですが」だって。おお、いつになるのかな。「9月5日はどうですか」って、うへ、はぁ~やっ。待機3ヵ月なんて言ってたのに、もしかして急ぐ理由でもあるとか?でも、それじゃあ1ヵ月のバケーションに出かける1週間前。手術から1ヵ月くらいはいわば観察期間みたいなもんだから、いやぁ、無理だよねえ。帰って来るのが10月10日なので、どうしたってそれ以降。「それでは10月18日はどうですか」。あ、それなら時差ぼけも治っているだろうから大丈夫ですと言ったら、お姉さんは朗らかに笑って「手術に関する注意書きは2日前までに送りますね」。はあ、エアコンに次いで手術のスケジュールも決まって、はあ、すごい解放感。ストレスが一気に吹っ飛んだところで、旅行の準備に集中することにして、まずは東京にいる間に必要な携帯のSIMカードをどうするか。でも、先に晩ご飯のしたくをしなくちゃ・・・。


来年の夏の猛暑に備えてエアコン設置?

2024年08月21日 | 日々の風の吹くまま
8月19日(月曜日)。🌤⛅☁⛅。曇っているという予報でブラインドを下ろさずに寝たら、まぶしい朝日。もろに日が差し込むオフィスはもう28度。また新しい1週間の始まりで、カレンダーには相変わらずフラグがぺたぺた。今日はエアコン業者のベザードが来て、明日はワタシの白内障手術のレンズの測定、あさってのこぶの日だけ何もなくて、木曜日はArts Clubの後援者の「謝恩会」でその後はケイトお姉ちゃんたちとディナーをして、金曜日は自動車保険の更新。はあ・・・。

午前中にエアコンの配管を通す窓ガラスを作る業者が寸法を取りに来る予定で、べザードが業者もすごく忙しくて設置の予定がタイトになりそうだと言っていたのを反芻しながら朝ご飯。食べ終わる頃には、秋の気配がしているんだから、今さらエアコンの設置を急ぐ必要はないじゃん、という結論に達して、さっそくベザードに電話。見積りの半分の手付金は今日払うし、ガラス屋も超多忙な中で小さな窓ひとつを無理にねじ込まなくてもいいから、エアコンの据え付けは私たちが帰って来る10月中旬まで延期したいんだけどと言ったら、工事の予定が立たなくて四苦八苦していたべザードの方も異論なしで、あっさり10月14日以降に決定。予定の時間枠最後の11時ぎりぎりにべザードとガラス屋のスコットが来て、部屋に上がるエレベーターの中でコンサル氏の「評価」。管理会社への支払小切手にやんわりだけど辛辣な手紙を添えたのよと言ったら、べザードも閉口していたようで「そのくらいして当然だよ」。ということで、ああ、肩の荷が下りた感じ。

今日のウォーキングはランチの後。カレシにエアコン申請騒動の顛末を話して聞かせながら、足取りも軽くすたすたと4周。カレシが「10月だったら、エアコン工事もなくて暇だから業者もいいんじゃないかな」と言うので、いや、それどころか、秋風が吹くと暖房の季節だからヒートポンプの設置工事で忙しくなると思うな。戸建てなんかは昔からの天然ガスを燃やす集中暖房が多いから、脱炭素を進める政府が冷房にも使えて一石二鳥?のヒートポンプに替えるように気前よく補助金を出したりして奨励しているもの。「補助金が出るならヒートポンプにすれば良かったな」と言うから、電気暖房のマンションの場合はどうなんだろうね。ヒートポンプなら非効率的なベースボードよりもエコかもしれないけど、電気を使うことには変わりないし、何よりも件のコンサル氏の「推奨」では、ヒートポンプの暖房機能をオフにして冷房オンリーとして使うべきということで、暖房にはベースボードヒーターをそのまま使えと言うんだから、どう見たってむだと言う感じ。ほんっとにヘンな人だわい。

今夜はブルームーン。同じ月に2度目の満月をブルームーンと呼ぶんだけど、今は月が10年ぶりとかの接近で特に大きく、明るく見えるスーパームーン。先住民の間では「チョウザメ月」、ちょっと曇りがちだけど、上って来た大きな満月は、あら、ひと筋の雲がかかってパックマンみたい。


パックマンムーン?

満月が真っ二つ!

お化け猫?


嵐の後の日曜日~戯れる雲を眺めてリラックス

2024年08月19日 | 日々の風の吹くまま
8月18日(日曜日)。☁🌧☁⛅。雨、降った!ゆうべは夜中近くからときどき南の方で空がパッと明るくなって、おお、カミナリ様の登場。初めのうちは音が聞こえなかったけど、夜中を過ぎてから遠くでゴロゴロ。寝てからは窓ガラスを叩く雨の音が聞こえ、風の音も大きくなって、予報通りの嵐。朝起きてみたら、ルーフデッキはびしょ濡れで、どんよりした空からはまだ降って来そうな気配。かなり荒れたようでバルコニーにはあちこちにどこからか飛んで来た紙くず。メトロバンクーバーでは2万戸が停電したんだそうで、その原因のほとんどが倒れた木が電線を切断したため。ずいぶん長いこと干ばつ気味だったので、庭木や街路樹の根が弱っていて、強風にあおられると踏ん張りが利かなくなって倒れてしまうんだろうな。

日曜日はウォーキングを休みにして掃除と洗濯。天気が変わったせいか、右肩が疼いて痛い。もう何年も調子が良くなかったのを、去年の春のリバークルーズで突発的な嘔吐でベッドに仰向けに倒れて窒息しそうになっていたカレシを抱き起そうとして悪化させたのが未だに治らないから困ったもんだ。動いているうちはサロンパスを貼って何とかなるけど、30年くらい前のようにカチカチに凍ってしまったら二の腕まで動かなくなるから、気を付けないとね。掃除が終わってひと息ついた頃にルーフデッキがぽちぽちと水玉模様になったと思ったら、何気なくデッキに出て行ったカレシが「降られた。濡れてしまった」と飛び込んで来て、それからひとしきりまともな雨。それでもランチが終わる頃には青空がのぞくようになって、やがて台風一過のような空模様。まだ風があると見えて、白い雲と黒い雲が入り乱れて、くるくる形を変えながら北の方へ移動。


2時35分・・・

午後のうちに脚本の手直しを終えて、USBスティックにコピーして、最後の仕上げをする前に読んでみてとカレシに渡して、後はきのうMP3ファイルにしてくれたハウザーのCD(The Player)を聞きながら、今日のクロスワードパズル(明日の日付)で息抜き。晩ご飯の後はニュースを読んだり、アーカイブのクロスワードをやったり、忙しなく変わる雲の写真を撮るのに熱中したりで、ひたすらリラックス・・・。








誰かの横顔に似ているような・・・



午後8時35分、日が暮れて夕闇が広がる空に昇って来た大きな月とベーカー山・・・


打たれ続けた出る杭のトラウマかな

2024年08月19日 | 日々の風の吹くまま
8月17日(土曜日)。☀🌤。今日は暑くなりそう。夏の最後のあがきと言うところかな。ひょっとして30度なんて猛暑になったらそれこそ「悪あがき」だな。夜には降水確率100%で、風も出て来てちょっとした荒れ模様になりそうな予報。日曜日の午後には日が差して来るらしいけど、予想最高気温は21度で、その先は20度前後で雨が降ったり止んだりのけっこう典型的な8月下旬の天気。子供たちの夏休みも残すところあと2週間・・・。

白内障の手術をする方向が固まったので、何となく気持が軽くなった感じで、外が妙にはっきり見える気がするからおもしろい。ついきのうまでは眼鏡を拭いても拭いてもはっきりしなかったので、あんがい知らず知らずにイライラ気分が募っていたのかもしれない。別に眼鏡がクリアになったわけじゃないし、視力が良くなったわけでもないのにね。たくさんあった懸案事項が少しずつ片付いて来ているというのも寄与しているかな。土曜日はワタシの「定休日」だから、ランチの後はしっかり腰を落ち着けて翻訳・脚色の脚本の肉付け。オリジナルでは第2幕で「経過報告」のようになっていた遭難事件とその後の顛末を最初に提示しておいて、そこからオリジナルにはなかった主人公の「あの日」を書き足して、オリジナルの場を書き直して『Mail Carrier Heijiro』という芝居に仕立て直したもの。背景にある植民地主義や先住民抑圧の歴史はカナダの先住民の歴史と通じるものがあるので、制作、上演のチャンスはあると思うんだけど・・・。

でも、おとといのディナーの席で、ワタシの劇作の先生を買って出てくれて個人指導してくれたArts Club常務理事キャシーが転職してBC州随一のバレエ団(Ballet BC;BBC)の専務理事に就任するという発表があって、それ自体はキャシーが前日に直接電話で知らせてくれていたんだけど、「Arts Clubでの17年は素晴らしかったけど、新しい冒険をしたくなった」というキャシーの挨拶を聞いて心にずしんと来るものを感じたワタシ。コロナで劇場の灯が消えていた間の資金集めに奔走した功績で事務方ナンバー2の常務理事に昇格したけど、満たされないでいるうちにヘッドハンティングされたということらしい。ちょっと寂しくなるけど、これからもArts Clubのイベントで会えると思えば、おめでとう、うんと活躍してね。

でも、あのとき輝いているキャシーを見て、一緒に来ていた夫氏のジョンが「彼女なら大丈夫。いい仕事をするよ」と言うのを聞いて、ワタシの心の中に巣くっていたもやもやが火花を飛ばしたのは想定外だったな。キャシーの指導を受けてからもう何年も経っていて、劇作のワークショップや講座をいくつも受講してワタシなりの勉強を重ねて来て、たくさんの人たちからアドバイスや激励をもらって来たのに、あと一歩のところで開きかけているドアを押すのを躊躇していたのは、中学高校時代の心理的ないじめや25年前の人生最大の危機のトラウマが燻っていて、成功して認められたら、図らずして「出る杭」になってしまったら、また辛い目に遭うんじゃないかという「危惧」が心の奥に潜んでいたから。それでも、この年になったら「出る杭」もいくら叩いたって引っ込まないし、抜こうとしてもおいそれとは抜けないくらい曲がっていると思うから、もう怖いことはない。何かをやり遂げたという自己満足感だけでいいんだから、簡単に投げ出さないのがワタシのいいところなんだから、がんばろうじゃないの。


やっぱり白内障を手術するときに来ていた

2024年08月18日 | 日々の風の吹くまま
8月16日(金曜日)。☁⛅🌤。目が覚めたのはまだ7時を過ぎたばかりのところ。何か怪しげな雲行きだけど、夜の間に雨が降った気配はなし。きのうの最高気温はまあ平均的な25度だったけど、朝方は14度とか15度とけっこう冷えているもので、この2、3日は半毛布をかけて寝ているくらい。起き出してサーモスタットを見たら、ダイニングは24度、オフィスは24.5度で、どちらもあと0.5度下がったら暖房が入っちゃう温度じゃないの。あしたはちょっと暑そうだけど、夜からは下り坂で降水確率は80%だって。気温が下がって雨が降るようになると、今州内の400ヵ所以上で燃えている山火事の消火活動には願ってもない助っ人なわけで、夏休みの遊び納めのイベントであるPNEが始まると雨が降るというジンクスが、どうも今年は当たりそうな感じ。


何だか怪しげな目が睨んでいるような・・・

ゆうべのファンドレイジング・ディナーはレストランのパティオが会場で、参加者は50人くらい。暑くもなく寒くもなくて、野外での食事にはもってこいの天気で、食事はまあまあだったけど、ちょっとワインを飲み過ぎた感じ。主賓はArts Clubの育ての親で引退して名誉芸術監督になっているビル・ミラードで、デザートの前に近日出版予定の回顧録の一節を披露。うん、出たらさっそく買わなくちゃ。サインしてくれるかな。最後のデザートのチョコレートケーキはおいしかったな。



夕べは帰って来たのが遅かったので、就寝も1時半ということで、空模様の写真を撮ったらベッドにもぐり込んで9時まで寝直し。今日のワタシは2時半に白内障の専門医の予約があるので、ウォーキングから帰った後はのんびりとリラックス。オフィスはマンションの隣の医療ビルで、まずはいろんな機械であれこれと眼球の測定。それから瞳孔を開いてまた検査。検眼では、うは、眼鏡をしていても(普通の表よりぐっと小さいけど)一番大きいラインから判読不能で、マイナス10Dの強度の近視だって。マケンジー先生が助手を2人連れて入って来て、さらに機械で目の中を検査して、「網膜は正常。白内障の手術のときですね」とあっさり。視界が何となくかすんでいて、いくら眼鏡を拭いてもクリアにならなかったのでそう思っていたの。ということで、手術の手順と成功率とリスクの説明を受けて、眼内レンズは単焦点で手元にピントを合わせるタイプに決めて、火曜日にサイズ測定の予約をもらって帰宅。遠くを見る時は度の弱い眼鏡が必要になるけど、1日のほとんどは室内で手元を見て過ごしているし、眼鏡そのものは9歳でかけ始めたのでめんどうくさいと思うことはゼロ。うん、遠くを見るのに眼鏡が必要なら、いっそのこと旅行のときに使えるように同じ処方のサングラスも作っちゃおうっと。

宇宙人の目で帰って来て、渡されたレンズ選びの説明書を読んで、どれがいいかなあ。説明の要点は手術にかかる費用で、医療保険の下で保健局が無償で支給する単焦点の標準レンズの他、精密検査の費用もかかって最終的に片方で5万円とか10万円になる高級?レンズや15万円かかる乱視対応の特殊レンズまでいろいろ。まあ、どっちみち眼鏡がいるなら視界がクリアになればいいってことで、あっさりレンズも手術も全額保険がカバーしてくれる標準レンズに決定。白内障の手術は現在3ヵ月待ちだそうなので、ワタシの番が来るのは早くても12月かな。決めたらあまりごちゃごちゃ考えないのがワタシで、まだぼんやり感が残っている目で晩ご飯のしたく。シュニッツェル用に叩き伸ばした豚肉を解凍しておいたので、ピンボケ目では簡単にやるのが一番ということで、きのう買って来た生シイタケとバルコニーから摘んで来たシソの葉を肉の上に重ねて、醤油を振りかけて巻いて、火が通りやすいように手で押さえて平たくして、後はフライの要領でフライパン焼き。いやぁ、思いつき料理にしては三重花丸の出来栄え。さて、さて、早く地球人の目に戻ってくれないかなあ・・・。




出たり入ったりのi忙しい1日

2024年08月17日 | 日々の風の吹くまま
8月15日(木曜日)。☁🌤☀。目が覚めるのがちょっとばかり早かったけど、この頃はなぜかいつもより早く目が覚めて、結局いつもより早く起きてしまうなあ。どうして?まあ、よく眠れてはいるようだからいいか。今日は猛烈に忙しい日だから、早く起きてエンジンを温めておくのも悪くないな。

今日は午前中にウォーキング、午後はまず買い物、帰って来てとんぼ返りでファーマーズマーケット。そして夕方にはArts Clubのファンドレイジングのディナーにグランヴィルアイランドへと外出続き。先週はカレシの誕生日のランチに行っていてマーケットには行けなかったので、買い物リストの必須はきのことブリオシュローフ。あしたの午後にはワタシの眼科の診察予約があるから、念のために買い物は今日のうちということにして。マーケットがオープンするのが3時なのでその前にスーパーへ。大きめの買い物には1時間はかかるから、出かけるのは1時半。トロリーを引っ張って帰って来て、買って来たものを収めるところに収めたら、もう3時10分前。空になったトロリーを引っ張って今度はマーケットへ。


青ネギのこの違い~左はスーパーのもの、右はケイラの農場のもの

イタリアなすと黄色いズッキーニ

しいたけのジャーキー

グランヴィルアイランドのDocksideでのディナーは6時半からなので、4時過ぎにはいつものマティニでハッピーアワー。ラッシュアワーなので1時間はかかるから、5時20分頃にウーバーを呼んでいざ。すぐに来た車に乗り込んでカレシがシートベルトをするのを手伝っていたら、あら、座席にすごい数の鍵がついているキーリング。これ、見つけたんだけどとドライバーに渡したら、「さっき降ろしたお客さんのです。行く先で予約がありますか」。え、特にないけど。「じゃあ、すぐ近くなので寄り道して届けてもいいですか」。うん、落とした人は真っ青になっているだろうから、いいよ。ということで、ちょっと回り道してアパートが並んでいる区画に行ったら、そのひとつの前を腕組みして行ったり来たりしている女性がいたので、ドライバーが「後ろの席にありましたよ」。キーリングを受け取った女性の喜びようと来たら。鍵の数からして、もしかしたらアパートの管理人だったのかなあ。そうだったら、ほんとに真っ青になるよなあ。良かったね。

☆☆思わずうれしくなるハプニングの後で、いざパーティへ☆☆