今日で4月も終わり。早すぎるなあ。と、いつも嘆いてみるけど、ほんとに時間の足は年を
追うごとに早くなるばかりで、だんだん追いつかなくなる感じ。難病を患っている友人の掲示
板に体調が良くないと書いてあったので、お見舞いのコメントを入れようとしたら、「パスワー
ドが必要」。前からそうだったっけ?だとしたらmごぶさたしている間にパスワードをど忘れ
したということか。いくら考えても思い浮かばないから、お見舞い、ここに書いとこう。「心身
共にストレスが溜まっていたんだと思うから、無理をしすぎないようにね!」
物品サービス税の第1四半期の申告をして、月末処理は全部終わり。ゆっくりして、トレッド
ミルで汗をかいて、ささっと夕食を済ませて、カレシを急き立ててグランヴィルアイランドへ。
今日は『Kim’s Convenience』のオープニングナイト。トロントで韓国から移民して来たキム
さんが経営する街角のコンビニが舞台。故国では教師だったけど、カナダではコンビニの店
主として、子供たちに将来の夢を託して年中無休で働いて来たけど、子供たちが追い求め
る夢はあまりにもカナディアン・・・。
劇作家/俳優のインス・チョイが両親と共に韓国から移住して来たのは1975年だそうだか
ら、ワタシと同じ年だ。60年代後半にカナダがアジアに移民の門戸を開いてから、日本か
らもちょうど世界に溢れ始めた日本製テレビや車を修理する技術者が移住して来た時代。
家族同伴の男性がほどんどで、自分たちを「新移民」と呼んで戦前からいる日系人と区別し
ていたけど、年に数百人だったそうだから、存在感のある「日本人コミュニティ」を作るには
数が少な過ぎた。同時代に来たワタシも新一世ということになるけど、カナダ人との結婚で
ひとりで移住して来た女のワタシが仲間に入れる雰囲気でもなかったと思う。
移民一世は多かれ少なかれまだ故国に顔を向けているから、カナダ人として育つ二世との
軋轢が出て来るわけだけど、二世の代から先はカナダ人。作品の中でも、キムさん夫婦の
会話は韓国語。でも、娘は黒人の警察官と結ばれ、家出していた息子はチベット人との間
に子供が生まれて、「未来のカナダ」の姿が暗示されていた。笑わせて、ほろっとさせる「カ
ナダの古典になる」作品。終わったとき、満員の客は総立ちで拍手喝采・・・。
追うごとに早くなるばかりで、だんだん追いつかなくなる感じ。難病を患っている友人の掲示
板に体調が良くないと書いてあったので、お見舞いのコメントを入れようとしたら、「パスワー
ドが必要」。前からそうだったっけ?だとしたらmごぶさたしている間にパスワードをど忘れ
したということか。いくら考えても思い浮かばないから、お見舞い、ここに書いとこう。「心身
共にストレスが溜まっていたんだと思うから、無理をしすぎないようにね!」
物品サービス税の第1四半期の申告をして、月末処理は全部終わり。ゆっくりして、トレッド
ミルで汗をかいて、ささっと夕食を済ませて、カレシを急き立ててグランヴィルアイランドへ。
今日は『Kim’s Convenience』のオープニングナイト。トロントで韓国から移民して来たキム
さんが経営する街角のコンビニが舞台。故国では教師だったけど、カナダではコンビニの店
主として、子供たちに将来の夢を託して年中無休で働いて来たけど、子供たちが追い求め
る夢はあまりにもカナディアン・・・。
劇作家/俳優のインス・チョイが両親と共に韓国から移住して来たのは1975年だそうだか
ら、ワタシと同じ年だ。60年代後半にカナダがアジアに移民の門戸を開いてから、日本か
らもちょうど世界に溢れ始めた日本製テレビや車を修理する技術者が移住して来た時代。
家族同伴の男性がほどんどで、自分たちを「新移民」と呼んで戦前からいる日系人と区別し
ていたけど、年に数百人だったそうだから、存在感のある「日本人コミュニティ」を作るには
数が少な過ぎた。同時代に来たワタシも新一世ということになるけど、カナダ人との結婚で
ひとりで移住して来た女のワタシが仲間に入れる雰囲気でもなかったと思う。
移民一世は多かれ少なかれまだ故国に顔を向けているから、カナダ人として育つ二世との
軋轢が出て来るわけだけど、二世の代から先はカナダ人。作品の中でも、キムさん夫婦の
会話は韓国語。でも、娘は黒人の警察官と結ばれ、家出していた息子はチベット人との間
に子供が生まれて、「未来のカナダ」の姿が暗示されていた。笑わせて、ほろっとさせる「カ
ナダの古典になる」作品。終わったとき、満員の客は総立ちで拍手喝采・・・。