リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

9月最後の日のあれこれ

2016年09月30日 | 日々の風の吹くまま
9月30日(金曜日)。晴れ。今日で9月もおしまいで、あっという間に1年の4分の3が過ぎ
てしまった感じ。でも、今年は去年に比べるとずっと緩やかなペースだったから、まっ、いい
か。国連保健機関(WHO)によれば、年を取ることに恐々としていると寿命が縮まるんだそ
うな。と言うことは、誕生日ごとに自分はこれだけ生きたんだぞ~とはしゃいでいる極楽とん
ぼは長生きできるのかな・・・なんてのんきな妄想。

カレシは朝からオタワの検疫局の人と電話で丁々発止。カレシ宛の小包に輸入禁止品目
が入っているから、すぐに「国外に送還すべし」と言うレターが来ていて、英語レッスンの生
徒が送って来て、しかも現物を受け取ってもいないのに送り返せるわけがないっ!と激怒し
ての電話だったけど、声の調子がだんだん事務的になるところを見ると納得が行ったという
ことかな。結局は、レターは輸入者向けのもので、個人的な贈答とは無関係(手違い?)で
あり、肉製品は産地をトレースできる証明なしではカナダへに持ち込めず、件の小包はすで
に「帰国の途」にあるということだった。まあ、何が入っているかわからない食品はNGなの
は「食の安全」の見地からすればわかるけど、ちょっと残念だな、やっぱり。

午後はスロークッカーにローストチキンを仕込んで、カレシのスカイプレッスンが終わってか
ら切らしたジンを買いに8番アベニューのショッピングセンターまで。この方向は徒歩15分
ほどで、しかも急な坂がないから運動と言うよりも散歩。最近のカレシは少し運動すると息
切れはしないけど胸がひりひり痛くなるんだそうで、坂を上りたがらない。鼻が詰まって口呼
吸しているときに起きるらしいけど、それ、最近はあまり動かないからじゃないのかな。ま、
年を取ったということでもあるだろうけど、ワタシは脚力に任せて早歩きするもので、ときど
き立ち止まってカレシが追いつくのを待たないとならなくてじれったい。カレシさぁ、自分の健
康はちゃんと自主管理しなくちゃ。長生きするつもりなんでしょ?

ところどころで止まりながらやっとマンションの近くまで来たら、あら、ライトを点滅させたパト
カーが2台いて、歩道はちょっとした人だかり。「バッグ一杯に現金が~」なんて声が聞こえ
て来たりして、もしかしてまた銀行強盗とか?でも、野次馬は思いがけない「非日常」のひと
ときを楽しんでいるようだったから、何とも平和なもんだ・・・。

忙中閑なしで

2016年09月29日 | 日々の風の吹くまま
9月29日(木曜日)。予定が詰まってだんだん忙しくなって来た。大きな旅行の前はいつも
こんなもんだけど、今回はなぜかやたら忙しいっ!という感じ。きのうは朝から近所の小さ
なブティックに壊れたジッパーの取替えができたカレシの愛用のカジュアルパンツを取りに
行って、ついでにズボンの裾上げを頼んで、前日に到着の通知のあった通販の注文品を取
りに行って、はっと思い出してヘアカットの予約を入れて・・・とご近所をひと回り。

午後は早めの夕食を済ませて、今日から始まるArts Clubのシーズン2本目、アメリカの若
手劇作家アン・ベーカーのピュリッツァー受賞作『The Flick』の舞台げいこを見にグランヴィ
ルアイランドへ。今にもつぶれそうな映画館で働く若い3人が主役で、本番でないから幕間
の演出家と制作スタッフの「会議」が長い。私たちもロビーでせりふの間があり過ぎるとか、
それが今どきの若者の思考速度かもしれないとか、リアルの人間関係が苦手だということ
だとか喧々諤々。ワタシには過去の映画に関して持っている知識(というか「データ」)をひ
けらかし合う場面がデジタル時代に育った若者の「知識観」を表しているように思えた。帰っ
て来たら11時過ぎ・・・。

今日はカレシが出かけた後にシーラが来て、背中の筋を違えて掃除ができそうにないと言
うことで、掃除は私たちが留守の間に心行くまでやってもらうことにして、コーヒーを飲みな
がらおしゃべり。子供時代を過ごしたニューファウンドランド州の小さな村の暮らしはワタシ
が子供だった頃の釧路での暮らしと環境や雰囲気が似ていて、シーラがまるで共通の話題
のように話すのを聞いていてちっとも違和感がないし、母から聞いたことのある北海道開拓
時代の先祖のエピソードとシーラのおじいさんの武勇伝がワタシの頭の中でひとつのイメー
ジになって、おばあちゃん2人が(ホームかどこかで)日向ぼっこをしながら昔話をしている
みたいな図になって来るからおもしろい。

午後は裾上げしたズボンを取りに行って、スーパーに行って、ファーマーズマーケットに行っ
てと大忙し。最後は郵便局でけさ到着通知が来ていた小包の引き取り。6月に予約して首
を長くして待っていた『Onegin』のCD。終演後にキャストがスタジオで録音したもので、予
約販売版はキャストのサイン入り。さっそく聞いていたら、あの感動が蘇って来て、また涙が
ほろほろ。ま、出発まであと1週間。気合を入れないと・・・。

少し元気すぎかも

2016年09月27日 | 日々の風の吹くまま
9月27日(火曜日)。晴れ。注文してあった本を取りに行くために、英語教室に行くカレシに
便乗してメトロタウンへ。車を降りたところから道路を渡ってモールに入って、無機質な長い
モールの中を歩いて、ゆうに10分はかかって反対側のメトロタウン駅へ。まずはメインスト
リート駅で降りて、出版社のある1番アベニューへてくてく。ドアに名前を書いてあるだけの
小さなオフィスを何とか見つけて、8冊の本を受け取っててくてくと駅に戻って、Nespresso
用のエスプレッソのカプセルを買うために2つ先のグランヴィル駅へ。Bayの地下フロアは
もうクリスマス用品の売り場になっていてびっくり。まだ9月が終わってないんだけどっ。

VertuoLine用のカプセルは大きなスーパーでも売っていなくて、専用の「ブティック」はバン
クーバーではここにしかない。黒を基調にしたおしゃれな店で、「コーヒースペシャリスト」の
バッジを着けたすんごいお澄ましの男性スタッフがいて、「アカウントは?」と聞くから、機械
を買って間もないのでまだ作ってないけど、家に帰ったら作りますと返事をしておいて、サン
プルのうちで気に入ったコーヒーのカプセル10個入りをひと箱、エスプレッソのカプセル10
個入りを2箱。エスプレッソはローマの空港で3日は眠れそうにないと思いながら飲んだの
を思い出すくらいこってり。けっこうお高いけど、毎日飲むわけじゃないから、「ごちそう」って
ことで・・・。

カプセルを買って、エスカレータを上がってCliniqueのカウンターで化粧品を買って、つい
でにHマートまで足を伸ばしてダウンタウン店にしかないものを買ったら、ずっしりと重くなっ
たトートバッグの他に買い物袋が2つ。グランヴィル駅からメトロタウン駅まで戻って、モー
ルのフードコートでギリシャ料理のランチをテイクアウトしたら袋が増えて、カレシの英語教
室のある協会のオフィスまでえっさえっさ。後で調べたら有効時間90分のところ、グランヴィ
ル駅でタップインした時は残り時間3分。メトロタウン駅からグランヴィル駅までは15分だか
ら、ほぼ70分で4件の用事をやっつけたわけで、どうりで今にも死にそうなくらい腹ペコの
はずだぁ。

ピタに包んだスヴラキで満腹になって、さっそくエスプレッソを飲んで、さっそく新しい本(モリ
ス・パニッチ作の『The Shoplifters』)を読み始めたら、これがおもしろいの何のって。重い
荷物を運んで凝った肩をもみながら、歩き読み。ワタシって元気だなあ・・・。

何かと月曜日

2016年09月26日 | 日々の風の吹くまま
9月26日(月曜日)。空は晴れ、川沿いに低lく朝もや。朝ご飯が終わったところで、ヒーター
のすぐ上の窓敷居においてあったカレシのUPS(無停電電源)をきのう買って来ておいた
延長コードにつないでコンピュータデスクの下に移す作業。システムを落としてもらって、い
ざ始めようとしたら、「ついでにCPUも下に移そう」とカレシ。渡りに舟と箱の裏のコネクタを
外して身軽になったCPUをカレシに置きたい所に動かしてもらったけど、カレシはデスクの
下にもぐれないから、コネクタの類をつなぎ直すのはワタシの仕事。コンピュータデスクの後
ろは半分しか開いていないので悪戦苦闘。しまいには床に腹ばいになって半ば手探りでの
作業で汗だく。でもこれでカレシのCPUの後ろから出る熱がワタシの方に来なくなったから、
めでたし、めでたし。

ひと仕事終わってのんびり本を読んでいたら、けたたましいサイレンが近づいて来て、すぐ
外でピタリと止んだ。バルコニーに出てみたら、銀行の前にパトカー。ほどなくしてサイレン
を鳴らしながらもう1台。おっ、事件だっ、と野次馬心が騒ぐ。サイレンが6番ストリートを駆
け抜けるのは日常茶飯事でも、事件や事故やさっぱり。でも、銀行に来た人が中に入れな
いで帰っていくところを見ると、今日のは何やら本物の事件らしい。この銀行は前にも強盗
にやられているんだけど、角にあるからかな。となりが錠前屋で金庫も売っているは何だか
皮肉な感じ。

午後は運動がてら(って、ワタシは十分に運動して汗をかいたけど)メトロタウンのモールへ。
下り坂を駅までとことこ歩いて、電車で4駅目。新しいカメラが欲しくて、Best Buyで下見。
キャノンのIXYは小さくて、使いやすくて好きなんだけど、日が照って明るいところではディ
スプレイがよく見えないのが難で、ファインダーのついたデジカメが欲しくなって、どんなの
があるか調べて見ることに。ずらっと並んでいるのをいじくり回して、これっ!と思ったのが
キャノンのPowershotのG5Xと言う機種。値札は999.99ドル。9万円てとこか。これに
12%の税金がついたらエライお値段。でもいたく気に入ったので、買うことに・・・。

ところが、量販店なのに在庫がない。(なぜか量販店チェーンほど在庫がないことが多いの
は皮肉な現象だけど。)ということで、結局買えずにがっかりして帰って来たけど、東京に行
けば免税で買えるし、ヨドバシには在庫もあるようだし、お預けってことにしとこ・・・。

セレブの実物をひと目見たい心理って

2016年09月25日 | 日々の風の吹くまま
9月25日(日曜日)。曇りのち晴れ。テレビは朝から(きのうからだけど)もっぱらウィリアム
とケイトの子連れ訪問のニュースで大賑わい。もっとも、子供たちが姿を見せたのはビクトリ
アに到着して飛行機から降りてきたときと州議会議事堂前での歓迎イベントのときだけで、
後はずっと副総督の公邸で過ごすということだった。イギリスの直系の王室はカナダの王室
でもあるから、カナダ訪問はどっちかというと「領地の視察」みたいなもの。

それにしても、トルドー君夫婦のはしゃぎようと来たら、自分たちが主役だと勘違いしてるの
かと思うくらい。飛行機から降りて来たジョージ君と握手しようと先に手を出して拒否されて
たけど、王族の方から手を差し伸べない限り握手はしないのがプロトコル。ジョージ坊やは
まだ3歳なのにちゃんと心得ているみたいで、(メディアが見てるから)何とか握手しようと焦
るトルドー君に大笑いしちゃった。一国の首相だってのに、スピーチでは未来の国王夫妻に
「You guys」(キミたち)と呼びかけるは、女房のソフィーがスター気取りで集まった市民に
投げキスを連発するはで、かっこわりぃよ。さっさとオタワへ帰りなって。

それにしても、ウィリアムとケイトの実物を一目見るために朝の5時から柵際を確保して待っ
ていた人や遠くから何時間も車を飛ばして来たという人がいたからすごい。王室とか芸能界
とか、今どきはメディアで見ない日はないのになあと思うけど、何なんだろうな、その心理。
小学生の頃、昭和天皇夫妻が来ていて、先生も生徒も全員が道路際に並ばされたことが
あった。日の丸の旗を持たされたかどうかは覚えていない。(1500人分を作る予算なんか
なかったんじゃないかな。)長いこと待たされて退屈しておしゃべりに夢中になっていたら、
黒い自動車が何台かすすっと通り過ぎたようで、ワタシたちは拍子抜けするでもなく、おしゃ
べりを続けながらぞろぞろと校舎に戻ったのだった。

視覚メディアの時代とテレビが普及していなかったあの頃とではもう比べる基準さえないくら
いに時代が変わったということかな。それでもやっぱりトルドー君夫婦の振る舞いには違和
感がある。フェスティバルだ、パレードだと、メディアの集まるところに飛んで行っては先頭で
愛想を振りまくばかりで、国政の責任者としては軽すぎるんじゃないかと思うけど、それって
ワタシが年を取りすぎたってことになるのか・・・。

(幻の)二重国籍が幻になる?

2016年09月24日 | 日々の風の吹くまま
9月24日(土曜日)。曇りのち晴れ。朝のうちだけリビングとオフィスでヒーターが入ってい
た。はぁ、もうそんな季節か。北米には1800年代から発行されている『Farmer’s Almanac』
(農事暦)というのがあって、そのカナダ版によると、この冬はBC州では温暖だけど、その
他の地域はタイヘンなことになるという予言。 当たる確率は高いんだそうだけど、はて、どう
かな。日本では富士山に初雪が降ったという話。年中雪を被っているベーカー山は夏の山
腹には黒い筋がいくつも見えるけど、それもずいぶん減って、山全体が白くなって来た感じ。

いつものまじめ掃除の後でのんびりとネットを眺めていたら、ある掲示板に、重国籍のカナ
ダ人はカナダのパスポートでしか帰国できなくなると書き込んであった。ほお、カナダも入国
管理を強化し始めたのかな。日本は重国籍を認めていないから、カナダ生まれか片親がカ
ナダ人でもない限り、カナダ国籍になった瞬間に日本国籍は消滅して、パスポートも即無効
になるんだけど、カナダ国籍を取った後も日本へ行くときは日本のパスポートを使う日本人
がけっこういるらしい。日本では国籍法と戸籍法が連動していないせいで、国籍を喪失して
も戸籍は抹消するまで残る。それで二重国籍だと思い込む無邪気な人もいるだろうけど、
国籍喪失を承知の上でカナダ国籍を取って、あの手この手で日本のパスポートを取得して
いる人もずいぶんいるらしい。

今回の措置では出発地でカナダ国籍を証明しないと飛行機に乗せてもらえないそうで、永
住者を装っても「永住者証」がないから、帰って来れても旅行者扱いになるらしい。その前に
「(幻の)二重国籍」の日本人は旅券法違反か入国管理法違反で日本で捕まってしまうかも
しれないな。(同じ日本人だから大目に見てくれるのかな。)そんなに日本「国民」であること
が大事なら、何でめんどうな手続きをして、試験を受けてまで「カナダ人」になったんだろう。
永住者は外国籍のままでも選挙権がない以外は不便はないんだから、わざわざ物事をや
やこしくすることはないだろうと思うけど。

まあ、動機や目的は人それぞれだろうし、カナダのパスポートしか持っていないワタシには
関係ないからどうでもいいことなんだけど、あんがい、日本国政府がカナダ政府の公安政
策に便乗して、裏で不法パスポート摘発の罠を仕掛けていたりして・・・。

その気になったら吉日の模様替え

2016年09月23日 | 日々の風の吹くまま
9月23日(金曜日)。雨。かなり本気で降っているから、朝から何となく薄暗い。暗いから何
にもする気になれなくて、今日は日がな1日だらだらするつもりでいたら、カレシが「デスクを
動かすから手を貸せ」。おお、やっとその気になったのか。もうずっと前から新しく買う(つも
りの)ラップトップとデスクトップの両方を使えるようにオフィスのカレシの領域を模様替えす
ることになっていた。たぶん春からそう言ってたんじゃないかと思うけど、カレシのいつもの
MO(手口)で「週末にやるか」、「そのうちに」、「いつでもいいよ」等々・・・。

でも今日はさっさと袖机をオフィスの外に押し出したので、本気だと判断。椅子を外に出し、
エリアラグを除け、プラスチックのフロアマットを除け、ごみを掃除してから、2人がかりで長
いデスクをそろりそろりと90度回転。(下にパッドがついているのでけっこうよく滑る。)予め
寸法を測って、外壁と本棚の間に収まるのを確認してあったけど、ほんとにぎりぎりで、は
め込んでみたら壁との隙間は1センチもなかった。次はコンピュータデスク(キャスター付き)
を窓際に移動。CPUの後ろのコネクタがワタシのデスクの方に突き出しているので、デスク
の上のものをなぎ倒されないように除けてから、よいしょっ。カレンダーが見づらくなったけ
ど、CPUをデスクの下に移すまでの辛抱。いつかなあ・・・。

袖机をコンピュータデスクの隣において、ラグと椅子を戻したら、何だか広くなって見える。
「窓際ってのはいいもんだなあ。初めからこういう風に置けばよかったのに、オレ、何を考え
てたんだろう」とカレシ。(知らないよ、そんなの。)午後になって、カレシが「スイス風サラダ」
のレシピを持って来て、「ほうれん草、ある?スイスチーズ、ある?」 ない、ない。どっちもな
い。牛乳もないし、アナタのトマトジュースもないし、夕ご飯の材料もない。ということで、この
秋初めて愛用の黄色い雨がっぱを来て、雨の中を2人で向かいのBuy-Lowまでひとっ走
り・・・。

まずカレシがキッチンに入ってサラダを作り、反対側のバーに回ってマティニを作り始めたと
ころで、ワタシがキッチンに入って夕食のしたく。(オープンキッチンはこういうところが便利。)
今日は鶏の胸肉のバジリコペストソース焼きとシャンテレルきのこのリゾットとブロッコリ。ほ
うれん草とチーズのマヨネーズ和えのようなスイス風サラダはあっさりして美味・・・。

秋の始まりで人生にも変わり目?

2016年09月22日 | 日々の風の吹くまま
9月22日(木曜日)。晴れ。日の出は午前6時59分。午前7時21分に秋分。明日の日の出
は7時1分。Googleの検索ページにも「First Day of Fall 2016」のドゥードゥル。カナダのカ
レンダーには「立秋」がないから、秋分の日を公式な秋の始まり。どこもかしこもとっくに秋
めいているけど、今年の立秋は8月初めだったそうだから、秋分の日の方か秋の訪れの実
感があるな。

今日はシーラが来れなくなったので、まずは昨日めんどうになって後回しにした小さい仕事
を超特急でやっつけてから、掃除。でも、それも何だかめんどうになって、掃き掃除だけで
お茶を濁して、陽だまりで昨日やっと届いた芝居の本を開いた。5月上旬に注文して、最初
の2冊が届いたっきり、入荷待ちという残りの5冊が来ないままで4ヵ月。しびれを切らして
問い合わせても、メールは読んでいないのか、なぜか無しのつぶてだったのが、FBでメッ
セージを送ったら次の日にとっくに発送済とのメッセージが返って来た。届いていないと言っ
たら、何だか平謝りのトーンになって、「すぐに揃えて発送します、遅れたお詫びに送料は
返金します」とのことで、待つこと3週間。うち2冊は絶版ということで届いたのは3冊だけ。
はて、ほんとに発送したのがどこかで行方不明になったのかなあ・・・。

でも特に読みたかった本が届いたので、気を良くして別のところ(出版社)にモリス・パニッチ
などさらに7冊を注文。「発注」をクリックしたところで、あと2週間になった東京に行く前に届
くのか心配になって来た。郵便局は15日しか保管しておいてくれないから、留守中に届い
たらアウト。あわてて連絡先を調べたら、何とバンクーバーにある会社じゃないの。早速こ
れこれの事情でオフィスまで取りに行ってもいいかとメールを送ったら、「明日中に揃えるの
でいつでもどうぞ。送料は返金します」との返事。こっちの都合だから返金は特にいらない
けど、何だったら欲しい本がたくさんあるから「次回購入券」をもらってもいいけど、と返事を
しておいた。

何かとてつもなく演劇にのめり込みたくなったり、パニッチ作品の翻訳家に会えることになっ
たり、制作部門のステファニーに「今度は翻訳についてセッションをしない?」と言われたり、
何だかよくわからないけど、ワタシの人生に微妙な変化が起き始めているような、ざわざわ
した気がする。季節の変わり目だから、たぶん気のせいだろうとは思うけど、だけど、だけ
ど・・・。


ワードの取消し機能不全は困る!

2016年09月21日 | 日々の風の吹くまま
9月21日(水曜日)。晴れ。何だか眠い。季節の変わり目だからかな。よく寝たつもりなのに
眠い。小さい仕事がひとつあるんだけど、気乗りがしないからやめとこ。午前中にHマートへ
ひとっ走りしようと思ったら、カレシが午後のスカイプレッスンが終わったら車で行こうと言う
ので、日中は駐車場が込んでいると言ったら、「じゃあ、夜に行けばいい」で決まり。午前中
が空いたので、それなら仕事を片付けてしまおうか、と思ったのはいいんだけど・・・。

うっかり消してしまった文を元に戻そうとCtrl+Zで操作の取り消しをしたら、あれっ、取り消
せない。せっかく訳した文章が消えてしまったままで、なぁ~んにも起きない。困るよ、それ。
キーボードのカスタマイズでEditUndoのコマンドを見たら、ちゃんとCtrl+Zに設定してある
のに。しょうがいないからUndoのボタンをアクセスバーにおいてみたけど、なぜかグレー
のままで使えない。困ったなあ、もう。18のときに英文タイプを習ってからもう50年もタッチ
タイピングでやって来たけど、タイプライターの頃はカーボン紙を挟んで何枚もコピーを作る
から、1字打ち間違っただけでも修正が大変で、正確さはスピードと並んでタイピスト必須の
スキルだった。

それが、タイプライターがコンピュータに取って代わられてからは打ち間違いは日常茶飯事
になってしまった。何せいつでもキーを操作するかマウスのボタンをクリックするだけで間違
いが跡形もなく消えてくれるもので、ついお気楽な気持になってキーを叩くからだけど、上司
の金釘流の手書きのメモを見ながら、オフィスで1、2を争う猛スピードで1字も間違わずに
打ち上げていたワタシも落ちたもんだなあ、ほんと。でも、このまま元に戻せないままだった
ら、うっかり消してはいけないものまで消してしまうたびに泣きたくなってしまうから、ググリ
まくって取消し機能不全の原因追及。1時間ほど苦戦して、オプションでリボンの構成を調
べにかかったら、いつの間にか「Add-In」が勝手にチェックされている。余計なことをするな
とばかりにオフにしたら、おお、Ctrl+Zの機能が回復。やれやれ・・・。

夕食後、あまり乗り気でなさそうなカレシのお尻を叩いてHマートへ。冷凍のほっけやししゃ
も、たこ、まぐろ、スシ用のサーモンその他をどんと買って、出ていると予想していた松茸も
奮発。わりと小粒でかさがしっかり閉じたのが10本くらい入っていて4千円。週末は盛大に
松茸で行こう!

秋の夕暮れはぐうたらが一番

2016年09月20日 | 日々の風の吹くまま
9月20日(火曜日)。カレシが英語教室に出かけた後でバルコニーに出たら、タイヘン、鉢
の底から漏れた水が縁に向かって流れている。植木鉢やプランターの下には土が入ってい
た大きくて厚いビニール袋を敷いてあるんだけど、水をやり過ぎるとシートから溢れてバル
コニーの縁まで流れてしまう。雨の日ならカレシがついでにブラシでバルコニーを掃除して
雨水と一緒に縁から押し出すという芸当をやるんだけど、晴れた日はそうは行かない。まあ、
日が当たっているおかげで縁から落ちるぎりぎりのところで乾いているようだからいいけど、
何とかしないと・・・。

そこで、ウォルマートに駆けつけて、ペンキ塗りのときに床に敷くビニールの保護シートを見
つけて来た。バルコニー全体をカバーできる大きさだから、これで問題解決かな。高層マン
ションでの園芸では如雨露で盛大に水をやるわけに行かないのが戸建てでの庭仕事と違う
ところかな。昔カレシが誕生日のプレゼントに買ってくれたイギリスのHaws製のじょうろは
地下の収納ロッカーに眠ったまま。ウェリントンブーツの濃い緑色で、大きいのに軽々と使
えて、100ドルもしたんだけど、バルコニーの庭では出番がなくてかわいそう。来年はせめ
てルーフデッキで使ってあげたいと思うけど、水を入れようにも大きな流しがないから、ダメ
だろうなあ・・・。

日が傾き始めた頃、バルコニーから下の中庭を見下ろしたら、すっかり秋の色になった木に
夕日が当たって鮮やかな色。早速カメラを持ち出して、真上からズームでパチリ・・・。

     
     

     

ほぼ東に長~く伸びたマンションの影。日の入りは午後7時12分(標準時だと6時12分)で、
8時には暗くなってしまうから、到着便ラッシュの飛行機を追いかけることもできなくなった。

秋夕暮れのベーカー山。明日も天気になぁれ。

 

晴れたり、曇ったり、降ったり

2016年09月19日 | 日々の風の吹くまま
9月19日(月曜日)。雨、曇り、晴れ、曇り、にわか雨、晴れ・・・目が回りそう。鼻を突っ込み
たくなるような白い雲のすぐそばを行く真っ黒な雲。今日は雲が低いので、空港に向かう飛
行機が雲の中に突っ込んで行ったり、いきなりすぽっと出て来たりして、空のドラマはいつも
見飽きない。でも、ふと窓の外の青空に目を向けたら、きゃっ!

   ダメ、入れてあげない!

ズームしなければ名前も知らないただの足長虫でなんてことはないんだけど、大きくすると
やっぱりちょっと気持が悪いなあ。マンションの高層階には虫が来ないと言う都市伝説みた
いなものがあるようだけど、ちゃんと蚊も蜂もハエも、ときにはてんとう虫やモンシロチョウや
見たことのない奇妙な虫も飛んで来る。バルコニーやルーフデッキにはプランターや植木鉢
があるから、土と一緒に引っ越して来たり、高層の建物周辺の上昇気流に乗って来たりす
るんだろう。飛んで来るのは虫だけじゃなくて、たまにカラスやハトも飛来するし、夜にはガ
ラスにどんっとぶつかって来ることもある。気を取り直して飛んで行くようで、まだ朝になって
鳥の死骸を見つけたことはないけど・・・。

晴れ間を縫って昼前に散歩。ちょっと珍しい街路樹や生垣の実が採集できるくらい熟れた
かどうかチェックしながらクィーンズパークまで来たところで、最近売りに出ているのを見か
けた大きな家があって、スタイル(クィーンアン様式)や写真で見た内装からして築100年
は経っていると思ったら、何とたったの16年。ぐるりとベランダがあって、角にはタレットと言
う小さな塔があって、どう見ても前世紀の初めに建てられたという印象で、言い値は2.4億
円。ニューウェストでは超お高い値段だけど、バンクーバー市の高級住宅地なら少なくとも
3倍はするだろうな。オーナーが自ら設計して大事にして来た家だそうだけど、年を取って
管理や維持がめんどうになって売りに出したとか・・・?

午後はきのうちゃかちゃかと仕上げておいた2つのファイルを圧縮して2つのメールに添付
して納品。夕食の最中に電話がなって、何だか日本っぽい番号だと思ったら、東京から「納
品メールのひとつにファイルがついていませぇん」。ああああ、ごめんなさぁい!話しながら
オフィスに飛び込んで、即行でファイルを添付したメールを送り直して事なきを得たけど、シ
ニアモーメントか、これ・・・。

ひと雨ごとに秋

2016年09月18日 | 日々の風の吹くまま
9月18日(日曜日)。何となく早寝したので、何となく早起き。朝ごはんも早いから、何となく
時間の経つのが遅い感じで、時計を見上げて、何だまだ9時半!ならばと洗濯機を回し始
めたけど、11時になるかならないかのうちにおなかが空いて来た。(てんこ盛りが多い外食
が多かったから、胃袋が大きくなってしまったとか・・・?)でも、カレシの「ダイエット」に付き
合っているなので、カロリー低めのランチって何がいいのかなあと考えていたらよけいに腹
ぺこ。カレシの提案で、すぐ近くにある若いウクライナ人夫婦のベーカリーに行って、ワタシ
は豚肉入り、カレシはベジタリアンのボルシチをテイクアウト。サワークリームと大きく切り分
けたライ麦パンが付いて来て、温かいうちに家で食べられるのはまさに「スープが冷めない
距離」だから。おばあちゃんの味のボルシチはほわわぁ~んとおいしかった!

いかにも秋深しといった色合いの青空が広がっていたと思ったら、黒い雲がむくむくと出て
来て、雨がぽつぽつ。本気で降るのかと思っていると、真っ白な雲が雨雲を押しのけて太陽
が顔を出し、あちこちの建物の屋上に溜まった雨水が風に吹かれてキラキラしたさざ波に
なる。乙女心と秋の空というけど、空模様が刻々と変わるもので、つい時間が経つのも(仕
事をするのも)忘れて見とれてしまって、ひと雨ごとに秋が深まるのを実感するような気分。
最高気温は18度。カレシが「夏が短かった気がするなあ」。そうねえ、7月の初めに夏はど
うしたんだと言うくらい気温が低くて、その分夏が始まるのが遅かったから短かかったように
感じるんじゃないかな。

夕食は久しぶりにちょっと手をかけて、フィッシュケーキ(魚のコロッケ)。スライスしたにんに
くと一緒に電子レンジで蒸したジャガイモをよくつぶして、茹でてほぐしたロックフィッシュと
パルメザンチーズ、卵、パン粉と混ぜ合わせて、バジリコと燻製ハバネロ入りの塩と燻製こ
しょうで味付けをして、そのまま平たいパティに丸めて、オリーブ油でこんがり焼く。シアトル
のパイクプレースのタルタルソースを添えて、ちょっとごちそうっぽくシャンテレルきのこのバ
ター炒めと蒸したアスパラガスの付け合せ。ちょうどいい味にでき上がって、カレシは満足。
ニューウェストでも魚のバラエティがもっと増えるといいんだけど・・・。

相変わらず落ち着かない空模様だけど、夕暮れが迫るのも早い。

 
 
 

ないない尽くしでも代わりはたくさんある

2016年09月17日 | 日々の風の吹くまま
9月17日(土曜日)。せっかく何かおもしろい夢を見ていたのに、カレシに起こされた。レー
シングカーに乗っていたような気がするけど、何でかなあ。現実の世界でそんなイメージに
つながることがあったとは思えないし、そもそも何でレーシングカーなんだろう?夢ってほん
どに不可解。せめて目が覚めてから15分くらい記憶に留まっていてくれればキーポイント
をメモしておいて、後でじっくり考えることができるのになあ。と言っても、ワタシはメモを取
れない人なもので、せっかくの「持続する記憶」も役に立たないかもしれない。暗記ができな
い、メモひとつまともに取れないって、大丈夫か、ワタシ・・・。

暗記ができないから、数学や物理の公式を覚えられないし、詩の暗誦もできないし、歌の歌
詞も覚えられない。芝居のせりふも覚えられないから役者になれない。でも、科学的な仕組
みを説明することはできるし、詩や文章を書くことはできるし、歌だって鼻歌でお茶を濁せば
楽しいし、即興芝居ならせりふを覚えなくてもできる。つまり、何ごとにも「その代わり」っても
のがあるから、一見して「ないない尽くし」でもいろんな代わりがいっぱいあるわけで、それ
を見つけることができれば何とかなるってこと。

でも、暗記ができないからと言って、物覚えが悪いわけではないと思う。自分で言うのも何
だけど、子供のときから知識を暗記する学習方法がダメだったというだけの話で、ものごと
を視覚的に、つまり「見よう見まね」で覚えるのは得意中の得意。抽象的なことでも概念をイ
メージとして把握できたらこっちのものだから、ありったけの想像力を総動員して考える。乱
視と遠視と近視をかき混ぜて、裸眼では視界がぼやけっぱなしの視力なのになぜか目ざと
いところがあって、たとえば、あ、カレシの老眼鏡がこんなところにある・・・と言う具合にモノ
が目に留まって記憶に残るから、カレシが「めがねが見つからない」と言えば、どこそこにあ
るよと教えてあげられる。(カレシが忘れないのが一番だけど。)

こう考えてみると、ワタシって、目と脳の間の配線がおかしいのかな。もしかしたらアスペル
ガーっぽいところがあるのかな。それとも左利きで右手も使えるから、思考経路がどこかで
混線しているのかな。一度でいいから自分の脳の中がどんな具合になっているかのぞいて
みたいもんだな。うろ覚えばかりじゃないことだけは確かだと思うけど・・・。

今のうちに遊んでおこう

2016年09月16日 | 日々の風の吹くまま
9月16日(金曜日)。曇りがち。今夜から雨の予報。季節の変わり目だな、やっぱり。外を見
渡せば、針葉樹の濃緑の間に赤や黄色が点々。カナダ西部は針葉樹が多いので日本人
好みの紅葉は期待できないけど、カエデを含めて広葉樹が多い東部にはナイアガラ地域か
らケベックシティまで800キロの観光ルートは壮観な紅葉の名所で、日本人の間では「メー
プル街道」と呼ばれて人気がある。ワタシとしてはそれ花見だ、もみじ狩りだとみんな大挙し
て行くところに出かけようという気にはならないけど、たぶん子供の頃に花見や紅葉狩りが
身近になかったからかもしれない。それでも季節の変化にはけっこう敏感なんだけど・・・。

日本はまたハッピーマンデーなんだそうで、仕事を2つ置いて行かれた。ま、ごく小さいから
いいんだけど、来週は秋分の日もあって、何か日本て祝日が多いなあという印象。今年は
16日あるという話で、これに年末年始を5日として加えると年に21日も休みがあるわけで、
さらに土曜日と日曜日を加えたらあっさり1年の3分の1が休日という勘定になる。(カナダ
は州によって違って、BC州では祝日が10日で、慣習的に休みの日が2日あるから12日。)
休みが多すぎて毎日遅くまで残業をしないと仕事が片付かないってわけじゃないだろうとは
思うけど、週末も祝日もへったくれもないおひとり様稼業の身としてはねえ・・・。

仕事は2つ一緒にやっても半日で済みそうだし、期限は月曜日の夕方だから、今日は徹底
的にR&R(rest & recreation=休養とレクリエーション=休み)。まあ、ずっと忙しかったか
ら骨休めが先だとばかりに日がな1日のんびりとゲームをしたり、雑誌を読んだり。夕方か
らちょっと風が出て来て、予報通りの雨。夕食の支度をしていてふとバルコニーの方を見た
ら、白いタオルが落ちて来て手すりにばさっ。どうしたものかと思っているうちに風がさらっ
て行ってしまったけど、おいおい、バルコニーに洗濯物を干しちゃいかんのだってば。

東京でのバケーションまであと3週間。いろいろと準備があるんだけど、なかなか進まない。
東京ではArts Clubの芸術監督の計らいでカナダの劇作家の作品を翻訳している、ワタシ
には足元にも近寄れないような人に会えることになって、「いい人だから大丈夫だよ」と言わ
れたものの、どうしても興奮が先に立って、いろいろ勉強しておかなければと思いつつも上
の空。ま、少しふわふらしてしっかり鋭気を養っておこうっと。

     
     
     
    

ワインフェアのペアリングを制覇

2016年09月15日 | 日々の風の吹くまま
9月15日(木曜日)。秋晴れ。9月もとうとう半分。朝起きて、バスルームから出て来たカレ
シが「えらいこった」。何ごとかと思ったら、体重が180ポンドになったとおろおろ。メートル
法にしたら82キロ、BMIなら肥満ラインの25をわずかに出たところで、カレシの身長と年
齢では特に太り過ぎでもないんじゃない?(ワタシも1キロ増えたけど、BMIは22でまだ正
常域。)まあ、この1週間ほどファミレスとかパブのようなレストランでの外食が多かったの
が原因だと思うから、平常の食生活に戻って、ちょっと運動を心がければ1キロやそこらは
すぐに減るんじゃないのかなあ・・・。

この10日間は予定が目白押しの状態だったけど、今日はその最後のBCワインフェア。当
然お酒を飲むので、電車で終点の近くのコンベンションセンターへ。開場の午後7時ちょうど
に着いたらすでに長蛇の列で、入口でグラスとプログラムをもらって中に入ったら、人、人、
人。このフェアは『ChefmeetsBCGrape』と銘打って、ちょっといいレストランのシェフの創作
料理とBC産のワインをペアリングするもので、Arts Clubの重要なファンドレイジングのイ
ベント。今年はレストランが9軒で、ワインとのペアリングが一番良かったものを投票で選ぶ
ことになっている。

レストランのテーブルは壁に沿って並んでいるので、右手に回ってまずはイノシシのばら肉
とピノノワール。そこから順繰りに、軽く燻製したチョウザメとガメイ、コリアンダーポテトとま
ぐろにゲヴルツトラミナー/エーレンフェルサー/ヴィオニエのブレンド、アルバコアまぐろ
のポケとグリュナーヴェルトライナー、焼きホタテとシャルドネ/ヴィオニエのブレンド、ポー
クのテリーヌとヴィオニエ/リースリングのブレンド、鴨のコンフィとゲヴルツトラミナー、きの
ことパンチェッタのリゾットとピノノワール、そして会場の端から端までの長い列に加わって、
最近話題になっている新しいレストランのビーフのテリーヌとカベルネフラン。

今年はワタシが好きなヴィオニエの出品が目立っていた。シャルドネやドイツ語名前の白ワ
インは甘口だけど、こくのあるヴィオニエでその甘さを抑えているのかな。ヴィオニエもシャ
ルドネもアジア料理によく合うし、日本酒の代わりにもなるので、アジア系の多い土地柄きっ
と人気が出ているんだろう。それにしても、9種類の料理とワインのペアリングを制覇したら
おなかがいっぱいで、ダイエットどころじゃないかも・・・。