リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

キッチンキャビネットの据付け~2日目

2021年02月28日 | 日々の風の吹くまま
2月27日(土曜日)。☀☁☁。きのうの強風警報は何だったのかと思うくらい静か。建物の反対側は風当たりが強かったのかもしれないけど、地上のビル風のように回りこんで来ないらしい。おかげでかなりぐっすり眠って、ブラインドの隙間から差し込む朝日で目が覚めた。ごく普通に朝ご飯を食べて、さて、今日も忙しいよ。

エレベーターの予約は10時から正午までで、今日だけは荷物の量が多いので、23階直行にロック。10時ちょっと過ぎにワルデマーから「ドロータとヤチェクが着いたよ。ぼくも2分で行くから」と電話。それっとマスクとフォブをつかんで飛び出すのが習性になったみたい。ロビー階で降りたら、となりの2号機のドアが開いたままで、入口横にRESERVED(予約済み)というサインがついていた。キャビネットチームは荷物を降ろしているのか、姿が見えなかったけど、玄関脇に隣のジャネットがいたので、しばしリフォームの話。土曜日だけどキャビネットの取り付け作業があって騒音が出るのでご理解とご容赦をとメモを配っておいたので、ジャネットは「全部終わったら見に行きたいわ」。迎えの家族の車が来たので、うん、ぜひ見に来てね。道具箱を抱えたワルデマーが到着して、ドロータとヤチェクがキャビネットを降ろしている間にとりあえず23階へ。道具箱を置いたらとんぼ返りでロビーへ。

キッチンのキャビネットの残り数個とスペーサーや化粧パネル、棚板の類を、台車に積んで全部運び上げるのに6往復で、あっという間に足の踏み場がないくらいの混みよう。でも、11時15分に終わったので、(予約は正午まででも、終わったらすぐロックを解除して他の人たちが利用できるようにするのがグッドマナーだと思うから)管理人のカリードにエレベーターのロックを解除してと連絡。すぐに「了解」の返事が来て、よし、アイランドからキャビネットの据付けを開始。まずは(手抜きで)あまりしっかり固定されていなかった金属の間柱の壁を補強。アイランドはキャビネットが3つで、シンクが入る大きなのは水周りのパイプを通す穴を開けるのに、ドリルや糸鋸でバリバリ、ガリガリ。

夫婦チームの作業は阿吽の呼吸でてきぱき進むけど、ときどきは言葉の勢いがけんか腰に聞こえることもある。そこへ左官工事や電気工事をやっていたワルデマーが茶々を入れるので、我が家の中は笑いが絶えない。ワタシは園芸ルームの照明を取り替えるワルデマーの「助手」。と言っても、電球を箱から出して手渡したり、ワルデマーが「ないなあ」と探している部品を見つけて来たりの「走り使い」をして役に立っているつもり。でも、好奇心満開のせいか、ワルデマーがいろいろと説明してくれるので、走り使いも楽しからずや。最後の作業として電磁レンジの棚を取り付けて、アイランドのキャビネットの上にバルコニーにおいてあった合板を天板代わりに載せて、今日はおしまい。土曜日なのに1日ごくろうさまでした。







キッチンキャビネットの取り付けが始まった

2021年02月27日 | 日々の風の吹くまま
2月26日(金曜日)。☀☀。またまた強風警報発令中。この冬はほんっとにやたらと風の強い日が多いような気がする。でも、今日は我が家の反対側の角になる西からの風ということなので、特に心配はないかな。きのうの雪は嘘みたいにすっかり解けて、日差しはやっぱり春めいた感じがする。このまま春に突入だといいけどね。

10時をちょっと過ぎて、ワルデマーから「ドロータとヤチェクが到着したから入れてあげて」という電話。さっそく管理人のカリードにテキストして、小切手帳を持ってロビーへ。最初の荷物は道具類を入れたバッグや箱なので、予備のフォブを持たせてすぐに上がってもらって、ワタシはロビーでカリード待ち。10分ほどしカリードが降りて来たので、引っ越し以外はエレベーターの保証金2万円は預けなくてもいいんだけど、台車に載せて1回か2回で運べる量なので、保証金を入れて、できるだけパッドを入れた2号機を使うと言う条件で、エレベーターをロックせずに運び込む許可を取り付けた。これならカリードはいちいちロックしたり解除したりする手間が省けるし、私たちは他の人たちに不便をかけずに済んで一石二鳥。小切手を渡して、キャビネットを降ろしに行っていたドロータとヤチェクが台車を押して来て、そのままエレベーターに直行。

ほどなくしてワルデマーも来て、さっそく延長キッチンのキャビネットの取り付け。ダイニングの家具の色に合わせた仕上げという注文だったけど、実際に出来上がってきてみたら、うはぁ、いい色に仕上がっていて、木目もしっかり出ていて、すばらしいでき。一番端のパントリーは2段の収納庫で、上のドアの内側にはスパイスラックがつく予定。その隣は壁に収納キャビネットとその下に電子レンジ専用の棚(その下は小型冷蔵庫を置くスペース)、そしてフリーザーの上の壁にもキャビネットがついて、旧居から持って来てパントリー代わりにしていた新築当時のキャビネットに比べたら、収納スペースが一気に3倍くらいになったという印象。

   

1日中ポーランド語が飛び交っていて、覚えた2、3語以外は何を言っているのかわからないけど、そのうち『子犬のワルツ』を聴いているような感じがしてきて、なるほどショパンの音楽はポーランド語なんだと納得。今日の作業を終えたドロータとヤチェクが帰って行って、ワルデマーは明日キャビネットを取り付けるための下準備を済ませて、「あのねえ」とバッグから出した紙袋から引っ張り出したのはポーランドで一番人気のウォッカ「ジュブルフカ」とトリニダッドトバゴ産の「クラーケン」というラムで、「すごくおいしいから、試してごらんよ」。うわっ、うれしい。さっそく小さいスプーンでクラーケンを味見したら、スパイスが焦がしたチョコレートのような何とも香ばしい風味て、うん、おいしいっ。どうもありがとう。さて、今日は冷凍ラザーニャを電子レンジでチン。我が家のキャンプ場キッチンにも慣れて来た感じ・・・。

   



配管工の仕事は繊細かつ力こぶ

2021年02月26日 | 日々の風の吹くまま
2月25日(木曜日)。☁☀☁。雪っ。たしかに夜中過ぎに高台で雪が降るかもという予報はあったけど、うちは高台じゃないのに、ルーフデッキに5センチくらい。まあ、見たところべちゃっとした雪だし、最高気温は7度とか8度って言ってるから、1日でほとんど解けるんじゃないかな。でも、メトロバンクーバーの市町村は除雪や融雪塩の散布の準備がなくて、朝のラッシュは大変だったらしい。そうだろうなあ、想定外の不意打ちだもんね。

9時過ぎにワルデマーが来て、「今日は配管工事に集中するからね」。カレシの園芸ルームのシンクに本命のグローエの水栓を取り付けるのに、まずは仮につけてあった水栓を外して「重さを比べてごらん」。渡された聞いたこともないメーカーのと、ワルデマーが箱から出してくれたグローエの水栓を両手に持ってみたら、うはっ、グローエのはずしっと来る重さ。これが8千円と4万円の違いなのかな。園芸ルームの次は寝室のバスルーム1に2つあるシンクのうち、カレシの方のを本命と取り替える作業で、重さの違いもさることながら、水量が絶対的に違う。元から付いていたのはしょぼかったので、仮の水栓になって「改善」したと思っていたら、本命はもっとすごい。聞くところによるとグローエはリクシルとか言う日本企業の傘下に入っていると言う話。もっとも、どこの国の企業が買収してもみぃ~んな中国製なんだから、さして変わりはないのかな。

次はバスルーム1から外した仮の水栓をバスルーム2に持って行って取り付け。それにしても、配管の仕事って、仰向けになって頭からシンクの下に潜り込んだりして、まるでアクロバットみたいで、いかにもきつい仕事って感じ。BC州での配管工の時給は平均3千円ちょっとだそうで、中には年収が1千万円とか1500万円とかいう人たちもけっこういるらしい。電気工もだいたい同じような時給で、タイル工も平均2700円だから、技能工の時給の方がそこらのホワイトカラー職より高いみたい。簡単にAIに取って代わられると思えないし、もし子供がいたら。大学なんかに行かずに人手の足りない業種で技能工になった方が食いっぱぐれなくていいよと勧めたかもしれないな。

最後に、キャビネットの据付けが始まるので、キッチンのシンク用の配管を準備。今どきの形状記憶パイプを使っているけど、ちょこっと相談して、耐久性は同等かそれ以上と言う白いパイプに変えた。1日中目を皿のようにしてワルデマーの作業ぶりを見ていると、細くはないけどとっても繊細そうな手で、それでいて相当に力のいる仕事。今日の仕事が完了したところで、「はい、ほくからのプレゼント」と、PEXの銅のクリンプリングをくれたので、小指にはめてみたら、何だかファッションリング風。さて、いよいよ明日だね。佳境に入るってところかな。楽しみ・・・。

     


ダサいキャビネットがなくなって、次のステップにギアアップ

2021年02月25日 | 日々の風の吹くまま
2月24日(水曜日)。☀☀。今日もいい天気。そして今日も忙しい日。(実際に忙しいのはワタシじゃないけど。)キッチンがなくなってしまったので、水へのアクセスはカレシの園芸ルームか寝室のバスルーム1。カレシがコーヒーがなくなったと言うのでレクルームに取りに行き、かぼちゃの種がないよと言うので(立っているカレシをどけて)サイドボードから出して、トースターがないと言えば新しいのが仮の調理台の上よぉと、朝ご飯のしたくは何となくあたふた。まあ、キャンプしていると思えばけっこうおもしろいけど。

今日はワルデマーとステファンが早々と「出勤」して来て、すぐに残りのキャビネットの撤去作業。まずは真ん中のオーブンを外して、台車に乗せてトラックに運び、次にガス台を外してレクルームに保管。後は3つ並べて取り付けてあるキャビネットを外すわけだけど、最後のひとつは奥にガスの元栓とガス代の着火装置の電源と(高電圧の)オーブンの電源があるので、えいっと引っ張り出すわけに行かなくてちょっと苦戦。それでも、昼前には入居したその日からダサくて気に入らなかったキャビネットがすべて姿を消してばんざぁい~い。



産業ごみになったキャビネットをトラックに積みに行って、今度はバスルーム2のキャビネットの天板を運んで来て、(接着剤で取り付けてある)天井際の照明をパネルごとガシッと剥がしてから、キャビネットに取り付け。ステファンが接着剤の名残でぼこぼこの壁を掃除機につないだサンドペーパーで均している間に、ワルデマーはにやっと一部入荷した注文品を取りにSplashesに駆けつけ、壁のやすりかけが終わったステファンがランチにでかけ、ワタシたちも冷凍の点心を電子レンジで温めてランチ。待ちに待った水周りの注文品が届き始めて、これでリフォームにもやっと拍車がかかろうというもの。カレシも何となく刺激されたのか、バルコニーの園芸ルームの外に何年もごちゃごちゃと放置していた園芸用品をどかして、外に出してあった元の作業台を壁際に移動。この作業台は、引っ越して来て間もなくワタシが旧居から持って来た本棚の棚板を組み合わせてL字型のブラケットとねじで固定して作ったもので、まだがっちり。

大きな袋を提げて帰って来たワルデマーが、「キッチンの水栓だから大事にしまっておくんだよ」と大きな箱をワタシに持たせ、別の箱から園芸ルーム用の水栓を出してカレシに見せて「いいだろう」、3つ目の箱から3個注文して1個だけ届いていたバスルームの水栓を出して見せて、「これで残りはシャワーの部品と水栓2個だけ」。それも来週には入荷しそうというおとで、ああ、よかったぁ。でも、今日中にキッチンのキャビネットを撤去した後のむき出しのコンクリートの床にタイルを貼らなければならないので、配管屋の仕事は後回し。工事業者が残していったごみを片付けて、きれいに掃除機をかけて、「ステファン、1時間でやろう」。ポーランド語がぽんぽん飛び交う中、ステファンが半端なタイルを切り、ワルデマーが惚れ惚れするくらいきっちりした手際でタイルを貼って行って、30枚近い床タイルを貼り終えるのに65分。今日はほんとにごくろうさまでした。また、あしたね。



キッチンの解体作戦

2021年02月24日 | 日々の風の吹くまま
2月23日(火曜日)。☀☁☀。今日はいい天気。きのうは夕暮れの頃に川べりから垂直に立ち上がる虹が出ていて、いいことがありそうな感じ。いよいよキッチンの解体が始まるので、朝ご飯が終わったら、まずはアイランドのカウンターの上のものをどける作業。きのうのうちにサイドボードの上に飾ってあったミニチュアを寝室の本棚の上に移動しておいたので、コンセントに近い端に湯沸しポットを置き、隣にフレンチプレス、さらにいつも朝ご飯のバナナを入れてあるバスケット、カレシのサラダ用小道具。次にキャビネットの中のものを全部出す作業で、これがけっこうタイヘン。大きな段ボール箱やトレイを持って来て、上の方は脚立を上がったり降りたり。

半分くらい空っぽになったところで、ワルデマーとステファンが台車に工具を積んで登場。さっそくアイランドの分厚いクォーツの天板を2つに切ることになって、騒音と埃を最小限にするにはどこで切るといいかをあれこれ議論。結局はシンクと水栓の穴を利用して切る長さを最短にすることで話がまとまって、ワルデマーが「オフィスに入って、ドアを閉めて、耳栓して」。まあ、耳栓はやり過ぎだけどと思っていたら、削岩機みたいな爆音。でも、雨漏り修理で金属の間柱を切ったときよりはうるさくない感じで、10分ほどで静かになったので見に行ったら、厚さ3センチの天板に2センチほど切り込んであって、ワルデマーがバールでガシッと溝をこじ開けるように力を入れたら、あっさり破断。思ったほどの大仕事じゃなくて良かったぁ。





カウンターは2枚に分けても300キロ近い重さがあるそうで、台は小さいけど大きな車輪がついた台車で2度に分けて搬出して、いよいよキャビネットの取り外し。アイランドは、一番端が普通のキャビネット、次に食洗機、次にシンク、そして反対側の最後が一番大きなキャビネット。ひとつずつ外して、2つずつ運び出している間に、ワタシはレンジ側のキャビネットの中身を出す作業。ダンボール箱にまとめたものをレクルームに立体ジグソーパズルみたいな気分で積み上げたけど、仮のキッチンで使うものは見つけやすいところにおこうということで、重い箱を上げたり下げたりで微調整。アイランドのキャビネットがすべて撤去された後に残ったのは、配管とワイヤを支えいる金属製の間柱の壁で、ちょっと押すとゆらゆら。



次は壁のキャビネットを外すのに、まずレンジの上の電子レンジを外す作業。ハンドルが壊れて3年半で、ステファンが回転台を取り出してドアを閉めたら、弾みで上の放熱グリルが落っこちて来た。何となく外れかけてはいたんだけど、何で今じゃなきゃダメなんだろうね。ワルデマーがアイランドの最後のキャビネットを横倒しにしてフリーザーと並べて調理台を作って、新しい電子レンジの箱を開けて、フリーザーの上に置いてくれたので、ワタシはその調理台にエアフライヤーを置いてみたら、お、なかなかいいじゃないの。それにしても、今日は1日中よく歩き回ったから、膝が痛い・・・。



嵐の前の静けさかな

2021年02月23日 | 日々の風の吹くまま
2月22日(月曜日)。☁☀ゆうべはすごい南風がバルコニーで唸っていたけど、朝には収まって、空模様はいたって穏やか。2月最後の週なんて、ほんっとに時間の足は速いなあ。朝のうちに管理人のカリードの主な作業の予定をメールで知らせて、同じフロアのご近所さん4軒への手紙をアップデートして、ふっと外を見たら、おや、景色が薄っすら青みがかって見えるじゃないの。青い霧なのか、どっから流れて来た煙なのか。外に出て深呼吸しても特に煙っぽい臭いはないから、やっぱり霧かな。ぼやぁ~っと青くて、何か幻想的・・・。



今日はまず、未だに物置になっているレクルームで、ミニチュア工房で使っていたキャスター付きのカートを、キッチンを「解体」してキャビネットの据え付けが終わるまでの「移動キッチン」にしつらえる準備。仕分けした材料の箱やミニチュア用道具箱、ヒートガンなどを作業台の下に移動して、引き出しは空にしようかとちょっと迷ったけど、浅いのでそのまま。このカートは元々は電子レンジなどを置くためのキッチンカートとして売られていたんだけど、カレシが1階の会議室で英語教室をやっていたときに、ラップトップを黒板代わりのテレビにつないで操作しやすいようにと買ったもの。英語教室をたたんでからは遊休状態だったので、ワタシがもらってミニチュア工房で材料棚として使っていた。アイランドを撤去してしまっても何とか最低限の料理ができるように、このカートにエアフライヤーや調理器具を置いてしのごうというわけ。非日常の暮らしは何かと工夫がいるよね。

ワルデマーがつかまらないまま午後になって、3時近くにやっと電話。バスルーム1のシャワーブースの強化ガラスの搬入と取り付けは明朝10時過ぎということになって、キッチンのアイランドの天板を2つに切る作業もあした。コンクリートの板を切るので相当な騒音が出そうだけど、ワルデマーが「20分くらいで済むからね」。まあ、やらなきゃならないことはやらなきゃならないもんね。連絡がついたので、即買い物に行って、帰って来たらAmazonからの配達品を引き取りにとんぼ返りで向かいの郵便局へ。朝から「少し遅れますが今日配達します」とメールが来て、午後には「配達しました」。他のところもこんなんだと気をもまないで澄むのにと思うけど、そのあたりもAmazonの成功の秘訣が見える感じ。

いろんな作業がどっと始まるので、前後にワタシがやるべきことを書き込めるように今後3週間の「予定表」みたいなものを作って、いの一番に書き込んだのはキッチンキャビネットを空にすること。晩ご飯の後で高いところのものだけでも下ろしておこうと脚立を上り下り。帰りがけというワルデマーが飛び込みで換気扇の排気筒の寸法を測りに来て、今日1日かかりっきりだったという仕事の写真を見せてくれたけど、白いタイルに白いグラウトを選んだのに(複雑な)モザイク模様が見えないとおばちゃん客が文句を言うので、グラウトは入れ直せないので色をつけていたら、時間がかかり過ぎるので「やっぱり白のままでいいわ」。う~ん、1日がかりの根気の要る作業をさせておいて、きっついなあ。さすがのワルデマーも疲れた顔。でも、あしたは9時に来ると言い残して帰って行った。うん、ちゃんと休んで鋭気を養っておいてね。おやすみなさぁ~い。


いよいよ胸突き八丁のホームストレッチ

2021年02月22日 | 日々の風の吹くまま
2月21日(日曜日)。☂☁。何だかよく眠ったのかどうかわからないけど、夢(たぶん)の中で新しいキッチンのキャビネットとカウンターの天板の色合いをほれぼれと眺めていた気がする。プロジェクトで一番ウェイトの高いキッチンの作業が終わればほぼ90%は完了ってことになるんだけど、コロナのおかげであちこちで遅れが出て、何とももどかしいねえ。

今日は、まず管理会社のオーナー用のサイトにログインしてエレベーターの予約状況をチェック。あらら、先週はまだ木曜日以外はオープンだったのに、いつのまにか月曜日、火曜日、水曜日にも半日ずつの予約が入っていて、今週何も入っていないのは金曜日だけ。そうなんだ、月末はいつも退去、入居の引越しが多い時期だからね。今週はけっこう作業が多そうだから、とりあえずワルデマーにエレベーターの予約状況、雨漏り修理と騒音苦情、Amazonでの買い物の報告するメールを送ったら、行き違いに電話が来て、何か興奮した声で、「たった10分前に電話があって、キッチンのキャビネットを据え付けるってさ」。おお、やったぁ。やっぱりあの夢は空夢じゃなかったんだね。「いやぁ、やっと動き出した感じだね」。ほんとにいよいよだね。

ワルデマーの心積もりでは、金曜日にキャビネットとアイランドを取り外して、その後に即行でマーティンに床タイルを敷いてもらって、キャビネットのない延長キッチンに新しいキャビネットを据え付けて、土曜日にメインのキャビネットを据え付けると言うもの。わわわ。メールを送ったけど、エレベーターがけっこう込んでるよと言ったら、「金曜日と土曜日は空いてる?」と聞くから、予約状況をチェックしたら、お、どっちも空いている。「じゃ、両方に10時から正午まで予約をいれといてね」。はぁい。それと、これからやる大がかりな作業のリストをカリードに知らせておいて、同じフロアのご近所さんにもアップデートのメモを配ろうと思うんだけどと提案したら、「それはグッドアイデアだね。今夜中にも大体の予定をメールで送るよ」。はぁい、よろしくお願ぁい。

「天板ができて来るまでのちょっとの間キッチンが使えなくなる」というのは予告されていたことなので了解。園芸ルームとバスルーム2に水栓とシンクがあるし、天板代わりに合板を置いてもらえば、エアフライヤーと延長キッチンに置く新しい電子レンジで簡単な食事のしたくはできるから、ま、何とかなるさ。食洗機を取り付けてもらえば御の字だけど、なくても2人分の食器なんて高が知れたもんだから、食事のたびに大きなボウルにお湯を張ってささっと手で洗ってしまえばいいしね。うん、早めにキャビネットの中身を出し始めて、シンクがない間の食事プランを考えなくちゃ。あはは、俄然もりもりとエネルギーが沸いて来ちゃった。「近所のレストランからテイクアウトするのもいいな」とカレシ。うん、お試しテイクアウトで、コロナが落ち着いたら行きつけにしたいレストランに出会えるかもしれないしね。来週1週間ほどは胸突き八丁のホームストレッチ。アップビートで行こうね。


強風でバルコニーを転げ回っていたミニあやめ


今日は楽々なことがたくさん

2021年02月21日 | 日々の風の吹くまま
2月20日(土曜日)。☀☁☂。まぁた土曜日。まぁた掃除と洗濯の日。でも、火曜日と水曜日の作業の後でしっかり掃き掃除をしたので、粉のような埃はそれほどでもなくて、掃除機をかけた後の集塵ボックスの掃除も楽々。モップかけも新しいタイルの部分はフローリングよりも掃除がしやすい。カレシの担当はトイレ2つと寝室のバスルームのカウンターだけなので、「あっという間に終わった。すっきりして気持がいいな」。う~ん、すっきりして見えるのは、掃除のためにカウンターから寝室のドレッサーの上に移したものを戻し忘れてるからだと思うけど。

土曜日恒例の家事が終わって、メールをチェックしたら、おっ、Amazonから「発送済み」のお知らせ。木曜日の夜に注文して、きのうのうちに発送で、指定した道路向かいの郵便局に届くのは月曜日。注文品は、最初のがカレシの園芸ルームに備え付ける屋内用の水やりノズルとコイルタイプのホース。元々ワルデマーの発案で、水遣りのたびに水栓に取り付けなくてもいいように、シンクの下に専用のパイプを用意してくれて、カレシが楽しみにしているもの。注文その2はMoenのトイレットペーパーホルダーとバスタオルかけとハンドタオルかけのセット。郵便局に(サイズの関係で)送れなくて小包受取代行オフィスに送ったバスタオルバーだけは金曜日の予定だけど、後は全部月曜日に着いてしまうなんて、今どきは奇跡みたいな感じがするなあ。ペーパーホルダーは、旧居で使って気に入っていて、絶対にこれと決めていたピボット式のタイプで、ロールの交換が超簡単なのが何よりも魅力。


午後早々に行きつけのスーパーの薬局から、カレシに「処方箋の確認が取れた」と電話。電話診療の場合、処方箋はドクターが患者が指定する薬局に直接メールで送るしくみになっていて、前回から用量などに変更があると、薬剤師から確認の電話がかかってくる。今回はスラニナ先生が送った処方箋のうち、アトルヴァスタチンが今までの40mgから10mgに変わっていたことで問い合わせがあって、減量はもっと先の話だと思っていたカレシが先生に確認してくれるよう頼んであった。で、薬剤師がスラニナ先生に問い合わせた結果、たぶん減らし過ぎということになったようで、最終的に20mgに落ち着いたというもの。処方箋はいつも3ヵ月分だから、この次の更新のときに検査をして、さらに減らせるか元に戻すかを判断しようということかな。(減っても増えても、旅行保険では「不安定」ということになって保険料が高くなる・・・。)

手持ちのがまだ2週間分残っているけど、用意ができているというので、買い物のついでに薬局に寄ってピックアップ。薬局は店の中にあるけど、処方薬の支払いは、医療保険との兼ね合いでレジではなく薬局。でも、スーパーの中に薬局があるのは便利でいい。行きつけのスーパーならなおさらのことで、記録が残るから、今回のように変更があれば気づいてくれて、間違いでないかどうか確認してくれるので安心。各種の予防注射も薬剤師がしてくれるので、コロナのワクチンもここで打ってもらうことになるのかな。そうだと徒歩3分で楽々だなあ。


雨漏りした壁を修理してもらったけど

2021年02月20日 | 日々の風の吹くまま
2月19日(金曜日)。☁☀☁☂。今日はリフォームの作業がないからのんびりできるはずだけど、残念でした。先月フローリングの修理の許可を取る過程で発見した雨漏りの修理がある日で、まず同様に雨漏りが見つかった隣で作業をしてから、予告通り11時過ぎにドアにノックがあって、開けたら台車に道具を積んだXTRのお兄ちゃん1人。リビングのソファとコーヒーテーブルをどけて、作業スペースを作って、はい、よろしく。

前回XTR(外壁専門の会社)が浸水箇所を調べに来たときに、窓の下のコンクリート壁にひび割れができているということで、内側から防水剤を注入するのに理事会の承諾待ちだったんだけど、幸いその間に床下浸水が広がった形跡はないので、ひびと言ってもほんとに微細なもので、嵐のときだけ風で吹き付けられた雨がしみ込んできていたらしい。前回壁の中を見るのに2ヵ所で切り取った石膏ボートを止めてあったテープをべりべりと剥がして、石膏ボードを外して、突っ込んであった断熱材をかき出して作業開始。後はお任せとオフィスにこもっていたら、耳を劈くような爆音(に聞こえた)。コンクリートを削っているのかと思ったけど、片付けのときにのぞいてみたら、何とコンクリート壁の角に取り付けてあった金属製の間柱の下の方を切り取ってしまっていた。そのまま外した石膏ボードをまたはめ込んでテープで止めて行ったけど、間柱がなくなった角はぶかぶか。修理は管理組合の責任だけど、何だか大がかりになりそうな予感。しぃ~らないっ。



まあ、石膏ボードをとめてある真っ赤なテープは、ソファを元の位置に戻せば肘掛の陰になって見えないからいいけど、お隣さんとこの被害はどんな様子かな。隣は南角の90平方メートルの部屋で、生まれつき年寄り顔のミニチュアシュナウザーという子犬を飼っている若いお兄ちゃんが(所有者の親から借りて)住んでいるんだけど、おととしだったか4ヵ所!で雨漏りが見つかって、傷んだ石膏ボードや部屋全体のフローリングを張り替える間ほぼ1ヵ月もどこかに引っ越さなければならなかったから、またかぁとがっくりしているんじゃないかな。

昼前に作業が終わったので、後はのんびり。カレシがいろいろと野菜がいると言うので一緒に買い物に行って、水やジュース類の大きなボトルでずっしり重くなったカートをカレシに引っ張らせて帰って来たら、管理人のカリードから電話で「下の方から騒音の苦情が来た」とのこと。いや、今日は雨漏り修理があって、外部の人間を何人も入れるのはまずいから、うちの改装工事は休み。修理で工具を使っていたし、どっかでもトンカチの音がしていたけどと言ったら、「ああ、今は改装中が2軒あるからね。そう言っておいたけど、一応知らせておこうと思って」。ありがとうね。それにしても、工事をしていい時間は「月曜日~土曜日の午前8時~午後4時」と言うことになっているんだけどなあ。はあ・・・。


プロジェクトの遅れはコロナによる世界貿易のかく乱のせい

2021年02月19日 | 日々の風の吹くまま
2月18日(木曜日)。☁☂(❄)☂。起床8時。バスルームに行ってライトのスィッチを入れたら、うはぁ~、明るいっ。前よりもずっと明るくなって、まっ白な新しいキャビネットやホワイトチョコレートのカウンターが引き立って見えるし、シャワーブースのタイルの揺らめく水面のようなテクスチャがぐんと映えて見える。(明る過ぎて、寝ぼけ眼でも顔の小じわがはっきり見えてしまうけど・・・。)

バスルーム1のシャワーブースのガラスとバスルーム2のキャビネットの天板が週明けか早々に搬入予定ということで、ワルデマーもそれまで我が家のプロジェクトは休み。取り付けを監督するので、自分でやる作業もそういう日に合わせた方が、たしかに時間的に効率がいいかもしれない。キッチンのキャビネットは家具の色にできるだけ合わせてという注文なので、まだ塗装の専門業者のところで仕上げの最中。かなり深い色なので、見本の色に近づけるのに時間がかかるんだろうな。家電の類は、「入荷は8月」という食洗機の機種を変更したおかげで来週中に残り2点が届きそうなので、最後のボトルネックはグローエの水栓。シャワーの部品いくつかをのぞいて、1月下旬の注文時点でどれも入荷まで4~6週間ということだったので、早くても来週、遅ければ3月第2週。もっともワルデマーがDIYセンターで調達して来た安いもので園芸ルームとバスルームが何とか「一応」の完成を見たので、生活上の支障はないけど。

コロナのせいで世界的に貿易の流れがいびつになって、アジアからの輸出に必要なコンテナが不足しているんだそうで、生産を中国に依存して来たメーカーは悲鳴をあげ、さらに各地の販売店がもっと悲鳴を上げているもよう。一般人には閉鎖中のアメリカとの国境をフリーパスで通過できるはずの輸送トラックの数が減っているそうだし、何ともだだっ広いカナダ国内でも州ごとにコロナ対策が異なるもので、流通の要である長距離トラックの運転手が食事や衛生の確保に苦労するなどして物流が滞っているそうで、全国的なチェーンでさえ配送拠点からの入荷が滞って四苦八苦の状態らしい。そういうわけで、年末年始のセールで買ったものが未だに「入荷待ち」という消費者がいたるところにいて、11月にキッチンを改装したヤチェクの客はそのときに注文した冷蔵庫が何と先週やっと届いたそう。たぶん古い冷蔵庫で間に合わせたんだろうけど、きっついなあ。

我が家の改装プロジェクトも始まってから今日でちょうど4週間だけど、進捗率はやっと40%くらい。ワルデマーが私たちの日常生活に大きな支障が出ないように、不便を最小限にとどめるようにするのを最優先で考えてくれるので助かっているけど、そうでなかったらストレス110%だろうな。今日は来週までの「宿題」ということで、ワタシはバスルームのアクセサリーのネットショッピング。幸い気に入ったものがAmazonで「在庫あり」だったけど、ほんと、こうなったらもう開き直って、のんびりと休み休みで行くしかないよね。


リフォームだってチームワーク

2021年02月18日 | 日々の風の吹くまま
2月17日(火曜日)。☀☀。いつの間にか日の出が7時15分になっていて、目がさめたときにはもう朝日が昇って、まぶしいくらいのいい天気。日の入りは5時35分で、昼の長さが冬至の頃に比べて2時間近く伸びているから、何となく春の気配を感じるのは日が長くなったせいかもしれないな。今年はいつもよりずっと春の訪れが待ち遠しい気がする。

ワルデマーは午後に来るので、午前中はトレイに入れて寝室のあちこちに置いてあった化粧品や衛生用品をバスルーム1のキャビネットに戻す作業。引き出しの構成が変わったので、前はごちゃごちゃ入れてあった小さいものを整理しようと、前にフリーザーのバスケットを買った6番アベニューの店に走って、あまり深くなくて小さめのバスケットを大小取り混ぜて大量にゲット。引き出しの中に並べられるだけ並べて、トレイの小物を仕分けして収納。整理整頓ってのは、こういうときでないとなかなかできないもんだよね。





整理が終わったら、かかりつけの家庭医のスラニナ先生が移籍したポートコクィットラムのクリニックに電話して、カレシの処方箋をもらうための電話診療の予約。まだ新しいところで登録した患者が少ないのか、今日の午後2時に予約が取れて、その時間ぴったりに電話が来たからびっくり。で、新しいクリニックでは土曜日だけ診療という話だったのが、そこは火曜日から金曜日までで、土曜日と月曜日は今までのクリニックで患者を診ると聞いてまたびっくり。対面診療が必要なときは「今まで通りにニューウェストのクリニックに来なさい」と言うことで、車で30分かけて行かなくても、歩いて3分で済むと言うのは助かるね。10分ほどの診療で、懸案だったプロトンポンプ阻害薬の服用を週1回に減らしてもらって、カレシは万々歳。

カレシの電話診療が終わったところでワルデマーが来て、バスルーム1の照明器具を取り付けてから、コンセントの位置を変える作業。またまたちょっとしたびっくり箱でに予想外の時間がかかってしまったけど、ワタシにセンサーを持たせて、「鳴り止んだら言って」と配電盤のあるオフィスへ。センサーをワイヤに当てていると、電気が通っている間は赤いライトがついてピーピーなっていたのが、オフになると鳴り止んでグリーンのライト。無事にコンセントを移動して、予定が狂ったから「キッチンのトラックライトを付け替えてあげる」。へえ、今日は徹底して電気屋さん。新しいトラックを天井に取り付けるのに、ワタシも脚立を出して来て、トラックを支えたり、押さえたりの即席アシスタント。4個のLEDライトが点って明るくなって、息の合った?チームワークにハイタッチ。ごくろうさまでした!


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男による男が楽しむためのマンケイブ(男の洞窟)

2021年02月17日 | 日々の風の吹くまま
2月16日(火曜日)。☁☀。連休明け。バルコニーの気温はプラス4.8度で、どうやら北極方面から来た「冬」は駆け足で通り過ぎて行ったよう。隣のワシントン州でもシアトルでけっこうな雪が降って、寒気はさらにオレゴンから果てはテキサスまで南下したそうだから、この程度で済んだのはめっけものかな。

今日はまずワルデマーが来てバスルーム2のキャビネットを取り付ける準備。予定の時間をちょっと過ぎてヤチェクとドロータの夫婦が台車に園芸ルームとバスルーム2つのキャビネットのドアや金具や工具を積んで登場。全部でドアが10枚、引き出しの前板が3枚。シンクの後ろの壁に付けるメディシンキャビネットは鏡がまだ入荷していないので、保留が3枚というところか。設計した人間にセンスがなかったのか、バスルーム1のキャビネットにはキッチンと同じ木目風の縞々模様のドア5枚、引き出しの前板4枚に丸くて平たいつまみが9個も並んでいて、何ともダサかったけど、縞々模様を白に変えて、キャビネットの下の引き出しをドアの中に入れてもらったら、取っ手の数がぐんと減って見た目がすっきり。

オリジナル

リフォーム後(ドアがつくまで外した鏡を置いて代用)

ドアを開けると引き出し

バスルーム2にキャビネットを取り付けるのに、後ろに給水管と排水管を通す穴を開けなければならないので、まずヤチェクが後ろから電動ドリルにホールソーを取り付けて板の厚さの半分くらいまでガリガリ。次にドロータが内側から残りを厚さをガリガリ。ところが、途中でけっこう太いドリルビットがぽっきり。キャビネットを押さえていたヤチェクが「給料から差し引くからな」と言うと、ドロータがすかさず「じゃあ、今日はご飯はなしね」と返して、見ていたワルデマーがワタシの方を向いて「これがファミリービジネスってやつさ」とやったので、4人とも大爆笑。どっちかと言うと無口なヤチェクに対して、押せ押せの活気にあふれるドロータはどう見たってかかあ天下なんだけど、そのおとなしいヤチェクがここぞというところで気の利いた一言をかますから、夫婦っておもしろいね。

カレシの園芸ルームはウォールキャビネットだけにドアをつけて後はオープンな棚形式。2000年代になってから、man caveと言う言葉をよく聞くけど、訳せば文字通り「男の洞窟」で、つまり夫が妻に干渉されずに趣味やゲームなどに好きなように打ち興じることができる「城」のこと。地下室やガレージに作られることが多いようで、凝り性の男はインテリアで映画やゲームの世界を再現したりするらしい。カレシの趣味(のひとつ)はママ譲りの園芸だから、新装成った園芸ルームはまさにカレシの「男の洞窟」というところ。まあ、オクサンは乱雑でも汚れていても我関せずでいっさい干渉しないから、葉っぱをいじってストレス解消してね。


デラックス過ぎるかな

事故防止のため、お湯は出ないけど


ぜんぜん便利じゃない便利さもある

2021年02月16日 | 日々の風の吹くまま
2月15日(月曜日)。☁☂☁。暖まってきた感じで、寝ている間に予報に反してルーフデッキの雪は半分くらい解けていた。三連休の最終日はファミリーデイ。元旦から(早くて3月下旬、遅くて4月下旬の)復活祭まで連休がないのはかわいそうと言う理由で作られた祝日。実際のところは、家族がどうのこうのというんじゃなくて、行楽だ外食だとお金を使うような連休がなくてかわいそうなのは経済界ってことなんだろうな。

きのうからキッチンのトラックライトのひとつが消えていて、ガス台の方に向けてあったので、手元がちょっぴり暗くなった感じ。開発業者がつけたライト5個のトラックは見るからに安っぽい代物で、電球を差し込むプラグは2本のワイヤを差し込んではんだ付けしただけのお粗末なもの。園芸ルーム側の端っこのライトはワイヤが抜けて修理不能のままだし、LEDの電球も口金があまり見かけなくなったGU4タイプ。そして、きのう消えたのは去年の夏に切れて修理に手こずった真ん中のやつで、LEDの電球が半年で切れるとは思えないから、問題はワイヤの接続じゃないかな。まあ、すでに新しいトラックライトを買ってあるので、もしかしたら「風前の灯」だと感づいてむくれているのかもしれないな。機械類を取り替える話をしているとなぜか都合よく故障してくれることがよくあるもの。

新しいトラックはライト4個が固定されているもので、電球はごく普通に売っているGU10タイプ。むくれているトラックは可動式だけど、ライトはなぜか動かそうとしてもびくともせず、調節できるのはライトの方向だけ。ここまで徹底して扱いにくいと、もしかしたら欠陥品じゃないかと思ってしまう。前のオーナーが私たちより高齢のアジア人夫婦だったので、5個のライトは開発業者が取り付けた位置から動いたことがないと見ていいし、ワタシも動かせないままで別に不便しなかったわけで、だったら固定式でも不都合はないし、園芸ルームにはライト4個の方向を変えられるシーリングライトをつけて延長キッチンもカバーするので、トラックのライトは4個で十分・・・。

それにしても、消えたタイミングの何とも絶妙なこと。植物には「耳」があって動物とは違う意味で「感情」を持っているそうだけど、機械にもそんなものがあるとしたら、まるでホラー映画だな。でも、昔あったSF映画『2001: Space Odyssey』(『2001年宇宙の旅』)に出て来た人工知能のコンピュータ「HAL」のイメージが浮かばないでもないかな。でも、ワタシは機械というものは人間がその頭と手で「使うもの」だと思っているから、ほんとに必要なのかわからないような機能をやたらとつけては「さらにもっともっと便利になりましたぁ」とすり寄ってくるキカイはつい疑り眼で見てしまうところがある。便利さって裏を返せば人間の進化の鍵となった頭と手をわずらわさなくてもいいということだから、そのうち人間がキカイに「使われる」ようになるんじゃないかという気がしてしまうわけ。安物のトラックライトの話がヘンな方向に飛んでしまったけど・・・。


ステンシルを作って、バレンタインのご馳走をテイクアウトして

2021年02月15日 | 日々の風の吹くまま
2月14日(日曜日)。☁❄。雪景色のバレンタインデイ。ホワイトデイを待たずにホワイトバレンタイン、なぁ~んて。幹線道路はすっかりクリアになっているので、午後のお出かけは大丈夫そうかな。でも、雪ひらがだんだん大きくなって来る感じで、昼前にはもう「大雪注意報」。といっても10センチから15センチという予想だけど、5センチでも交通が混乱したりして大騒ぎになるところだから、15センチなんて言ったらパニックになっちゃうかも。

でも、気をもんでいてもしょうがないので、午前中はステンシル作りに専念。寝室のエンスイートはキャビネットにシンクが2つ並んでいて細長いので、反対側にだだっ広い壁ができる。そこで、ステンシルでパターンを添えてちょっと躍動感を持たせようと思い立って、ググッて使えそうなパターンを探していたら、これはいいと言う型紙が見つかって、さっそくいただき。覗き込んだカレシも「いいねぇ、それ」。全体にL字型のパターンだから、角度を変えることで波のような流れを演出で競う。すっかり気を良くしたもので、キッチンの壁タイルにはめ込む模様タイルをステンシルにして延長キッチンとの間にある幅広の柱にも模様がほしくなって、さて、何がいいかとググりながら思いついたのが、無地タイルの間にはめ込むアクセントタイルの模様を切り出してステンシルを作ること。タイルをスキャンして、模様の輪郭を鉛筆でなぞって、フェルトペンで塗ってできあがりだから、簡単なもの。



雪は一向にやみそうになくて、予報が「べた雪」に変わったので、バレンタインデイのご馳走をピックアップしに余裕を持たせて2時ちょっと前に出発。バンクーバー市内のArts Clubの劇場まで行くのに車でゆうに1時間以上かかるんだけど、コロナの影響で交通量がぐんと減ったせいで週日でも45分くらいになっていたのが、三連休の日曜日の今日は何と35分。ピックアップは3時から4時の間ということなので、あり余った時間を利用してブロードウェイ界隈をウォーキング。(バンクーバーのブロードウェイはオフィスが並んでいるだけの変哲のない幹線道路だけど。)レストランの前に止めた車に戻ったのがちょうど3時で、電話で名前と注文番号を伝えて、ブルーのトヨタのエコーですぐ前に止まってますと言ったら、ちょっとして女性がきれいなピンクの風呂敷で包んだ2段ボックスを持って来てくれた。中には入らないけど、これもテイクアウトのうちかな。

帰り道はぼた雪状態になって、何だか積もりそうな感じ。それでも所要時間はまた30分だったから、1時間ちょっとで往復できてしまったわけで、2人していつもこうだったらいいのになあ。帰って来て、カレシが作ったマティニを片手に、豪華な盛り合わせを小皿に盛り付け。全部は食べ切れないので、煮魚、焼き魚、揚げ物の類は明日の晩ご飯ということにして、今夜は寿司や刺身、巻き物を小皿に盛り付けて、ロブスターと和牛の寿司は一枚のお皿で出して、超特急でアサリのお吸い物作り。2人が揃って大好きなシャルル・アズナブールのCDをかけて、冷やしておいたお酒をついで、うぅ~ん、おいしぃ~っ。ハッピーバレンタイン!






食洗機、待ちくたびれる前に注文の機種を変更

2021年02月14日 | 日々の風の吹くまま
2月13日(土曜日)。☃❄☁。目が覚めたら外はまっ白。あ、雪だ。ルーフデッキ全体に積もっていて、プランターの上はちょっとこんもりして見えるのはきっと湿った雪だな。三連休だから、困る人はまあ少ないだろうけど、とうとう来たか、冬景色。でも、雪の日は雨の日と違って空が気が滅入るような灰色にはならないからいい。何となくゴム長を履いて出て行って、雪だるまを作ってみたいような気分になるけど、う~ん、冷たそうだからやめとこ。

ファミリーデイの三連休だから、リフォームの作業も休み。ワルデマーは土曜日でも祝日でも仕事をするらしいけど、マンションには管理組合の規約があって、日曜日と法定祝日は衝撃音を伴う工事は禁止。まあ、ガンガンやると、コンクリートの壁を伝ってけっこう遠くまで響くから、せっかくの休みにそれをやられた迷惑千番なのあたりまえだな。もっとも、物理的な作業がないだけで、事務的な業務はどっさり。ワタシの方も家電ディーラーの担当者からのメールで、残り2点の入荷予定は「食洗機は8月、小型冷蔵庫は2月半ば」。ええっ、8月って半年も先の話じゃないの。でも、メールの下の方に「代替候補」のリンクが張ってあって、ひとつはサムスン、もうひとつは入荷待ちのと同じワールプール。食洗機は汚れた食器を洗ってくれればいいので、パネルが黒であればブランドにはこだわらないから、半年待つより鞍替えした方が得策の感じ。

サムスンのはなかなかいいんだけど、洗い終わったら自動的にドアが開いて蒸気を逃がして乾燥を速めるという機能がどうもピンと来ない。我が家は洗い終わってから3時間くらい放置して、寝酒を始める前になって食器を出すので、その頃には食器はすっかり乾いているから、何となく便利そうな機能だけど宝の持ち腐れになりそうだな。だいたいドアがパカッと開いて蒸気がふわぁ~というのが気に食わない。ということで、もうひとつのワールプールの方がいいと決めたけど、当初注文した型式より1万円以上も安いので、どこか違うのか比べてみたら、なぁ~んだ、運転サイクルが3つしかなくて、我が家には用がなさそうな機能がオプションになっているだけ。ワタシは普通のサイクルしか使わないのでこれで十分。担当のフィオナにいつ入荷するか聞いたら、何と「在庫ありますよ」。おお、小型冷蔵庫は来週中に入荷するので、これで買い替える家電が全部そろう勘定。やったぁ~っ。

さっそくワルデマーにテキストメールを飛ばしたら「Great」と返事。連休明けの火曜日にキャビネットチームが園芸ルームとバスルームのキャビネットのドアを持って来て取り付けるから、9時にエレベーターを予約しておいてと言うので、管理会社のサイトにログインしてカレンダーをチェックしたら、あちゃ、8時、9時と立て続けに予約が入っているじゃないの。しゃあないから10時にする?とメールしたら、「じゃあ10時」。さっそく10時から11時の枠に予約リクエストを入れておいた。来週は忙しくなりそう。三連休はしっかり休んで鋭気を蓄えておかなくちゃ。