リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ラップトップが届いて、6週間の待ちぼうけにピリオド

2021年08月31日 | 日々の風の吹くまま
8月30日(月曜日)。☁🌥☁。朝寝坊して、起床は8時半。カレシは9時のレッスンをキャンセルして、朝ご飯。まあ、月曜日と火曜日は朝から晩まで4回レッスンが入っていて、全部終わるころにはカレシの声が枯れかけてしまうことが多いし、生徒たちだっていろんな理由でよくドタキャンするんだから、あいこってことでいいじゃないの。朝ご飯が済んだら、まずメールチェックのついでに「輸送中」のカレシのラップトップがどこまで来ているかチェック。金曜日に発送されてから、カナダポストの追跡サイトにリンクされて、きのうは「輸送中」で配達予定は9月2日。マニトバかサスカチュワンの大平原をトラックに揺られて悠々と横断しているイメージだったけど、けさ見たら何と「輸送中」から「本日中に配達」になっいていて、思わずええええっ。

受領の署名が必要なので、たぶん郵便箱に「明日午後1時以降」に道路向かいの郵便局で受け取るようにという通知を入れて行くだろうから、実際には明日到着ということだけど、それでも予定より2日も早い。とにかく、すぐそこまで来ているわけなので、さっそく6週間も最初のステップで立ち往生していたオリジナルの注文をキャンセルするのに、HPのセールスに電話。担当者に代替品が届くので元の注文をキャンセルしたいと言ったら、「代替品はHPからお買い上げですか」と来た。そうだよぉ。注文番号はこれこれで、注文の記録を見たらわかるけど、プリンタのトナーに交じって、カレシにHPのオールインワン、ワタシもHPのオールインワン、そしてカレシにHPのラップトップ。長い付き合いだから、ポイントカードがあったら、PCと引き換えられるくらい貯まってると思うよ。延長保証を売り込んで来たので、持って出歩かないから大丈夫よぉとお断りして、グッドバイ。

今週もマンションの窓拭きが続いていて、金曜日に下洗いしたバルコニーの手すりパネルの外側とリビングの窓を大きなスクィージーでていねいに拭き掃除。思うところがあって、雑巾とガラスクリーナーを持ち出して、汚れているパネルの内側を1枚だけ拭いてみたら、うはぁ、何たる違いっ。気を良くして、残りのパネル7枚も拭いてしまって、ついでにと雑巾を変えてリビングの窓の内側も手の届く4面だけ拭いたら、何だか世界が明るく見えて来た。考えたら、もう3年くらい窓掃除をさぼっていたわけで、どうりで世界が薄汚れて見えていたはずだな。せっかくのすばらしい眺望がかすんでいてはもったいないよね。だって、我が家の値段のうちに入ってるんだから。ついでのついでで、園芸ルームのパティオドアも拭いたけど、雑巾が汚れてしまっていたので、内側から見たらちょっと縞々模様。それでも見通しが良くなって気分爽快。ルーフデッキ側の(上階の)窓拭きが終わったら、腕まくりして残りを全部きれいに拭いてあげようっと。

午後、ラップトップの追跡サイトを再びチェック。おっ、「配達済み」になっている。さっそくロビーに降りて行って、郵便箱を覗いたら、ちゃんと通知が入っていた。明日の午後にいよいよ現物が我が家に届いて、これで6週間の待ちぼうけドラマにピリオド。世界的な半導体不足と関係あるかどうかは知る由もないけど、長かったなあ。マイクロソフトの欠陥Surfaceは、30万円もしたのに廃棄処分一択。でも、その前に底をがばっと剥がして、中を分解してみたらおもしろいかも。


接着剤で貼り付けただけなんて・・・


変てこな夏の最後の日曜日はのんびりと

2021年08月30日 | 日々の風の吹くまま
8月29日(日曜日)。☀☀。8月(というか夏)最後の週末で、猛暑じゃないごく普通の8月の陽気。快晴の空は、山並みの輪郭に沿って綿花みたいな白い雲がふわふわ、ぷかぷか。子供たちにとってはあと1週間で夏休みがおしまいだから、今のうちに遊び納めってところかな。

のんびり起きて、朝ご飯を食べて、昨日寝室の外にセットしておいたモスキートキラーをチェックしたら、あはっ、網で囲った底の部分に蚊が入っているっ。へえ、すごい威力だなあ。商品レビューなら五つ星級かな。吸い込まれたら外には出られない構造になっているから、まだ生きているのかどうかは知らないけど、5匹か6匹。夜はかなり涼しくなる時期なのに、まだ蚊が飛んでいることにちょっとびっくり。でもまあ、これでもう蚊に食われてかゆい思いをしないで済むよういになれば言うことなしだなあ。天気がいいので、カレシはルーフデッキに出て、野菜の種を採取。レタス、アルギュラ(ルッコラ)、シラントロ(コリアンダー)、ラディッシュなど、2ヵ月前の炎暑であっという間にトウが立ってしまったもの。それにしても、大きな農場でもないと使い切れないくらいの豊作だから、菜園を持っている友だちにおすそ分けしなくちゃね。

今日のカレシはカリフォルニアのパロアルトに住むリリーとのレッスン(というよりはほとんど雑談)が終わった後はまたのんびりの1日。リリーは中国人で、留学先のボストンの大学で修士を取って、今は大きな企業でビッグデータのスペシャリスト。去年アップルに勤める中国人のITエンジニアと結婚して、その夫氏はアメリカでの就労ビザが切れたために、アップルが法務部がビザ更新の手続きを進めている間バンクーバーに「転勤」させて、リリーがビザの関係でアメリカを離れられないので単身赴任中。アップルのような大企業が一時的に住居付きでアメリカ国外に転勤させるくらいだから、よっぽど手放したくない人材なんだろうな。いずれは2人ともグリーンカードを取得してアメリカに永住するつもりだそうだけど、世界情勢を考慮して、念のためにカナダでの就労ビザを申請したらあっさり通ったというからすごい。つまり、カナダでもぜひ欲しい人材ということだから、移民申請したらあっという間に永住権が取れるだろうな。まあ、まだ30代の2人としてはシリコンバレーの方が刺激があっていいらしいけど。

午後は買い物。いつも同じ時間帯に行くんだけど、曜日によって客層がちょっと違うなあと思うことが多いからおもしろい。今日はなぜかカップルが多くて、若いカップルはいかにもバンクーバーから引っ越して来たばかりという雰囲気。年配のカップルは地元組が多いようで、その中間あたりのひとり客と共に真っ先に目につくのがそのメタボぶり。幅も厚さも決してスリムとは言えないワタシの倍はありそうで、通路で前に立ち止まられたら横をすり抜けるのが大変。人間の体って、よけいなお世話だけど、もしかしたらどこまでも無限に拡張できるようになってるのかもしれないと感心してしまう。でも、足腰の関節への負担は大変そう・・・。


世界のコロナとワクチン接種の事情を生の声で聞くと

2021年08月29日 | 日々の風の吹くまま
8月28日(土曜日)。☀🌤。何となく夏っぽい感じだけど、空を行く雲は鯖雲のような模様で、何となく秋っぽい感じ。それだから体中のいろんなセンサーが混乱して、何となくすきっとしないんだろうなあ。血圧を測ったら今日は3回計っても上が110以下、下が70以下で、血中酸素飽和濃度は98%~99%で変わっていないからいいけど、これもいわゆる加齢現象ってやつなのかな。でも、一度スラニナ先生に対面診療をお願いしてみようかな。最後に先生に会ったのはもう4年も前のかかりつけの患者として登録したときで、カレシが心筋梗塞を起こす前のこと。健康だと思っていても、それなりの年なんだから、もうちょっと自分自身のめんどうを優先した方が、長い目で見ればカレシのためにもいいような気がする。

午前中いっぱいかかって掃除と洗濯をしたら、後はのんびり。というか、何だかギアが入らない感じで、あんまりやる気が出ない。それでも、きのう届いたモスキートキラーの箱を開けて、ルーフデッキの寝室とオフィスの間の壁にある屋外コンセントにプラグを差し込んで、寝室のすぐ外にセット。もう夜は涼しいので、日が暮れてからもパティオドアを開けていることはないけど、屋外でも蚊はワタシの大敵。カレシは刺されないのに、ワタシだけどうして蚊やブヨに好かれるんだろうな。カレシが言うように、ワタシってそんなにおいしいのかしらね。この夏最初に食われたところは、1ヵ月経ってもまだ点々と痕が残っていて、時たまかゆくなって引っ掻くとまた赤くなるから、虫にとってはご馳走かもしれないけど、ワタシまったく迷惑もいいところ。(モデルナアームになったのと関連があるかも。)

今日はこのところ英語レッスンのキャンセルが続出しているカレシも、バスルームの掃除が終わって、今日本から来てバンクーバーで演劇修行中のY君とのレッスンが終わった後はのんびり。個人レッスンの生徒は中国、日本、タイ、ベトナム、イランと主にアジア人で、新しいラップトップが来るまで休止中のグループレッスンにはアジアだけじゃなくてロシアを含むヨーロッパや南米と実に国際色豊か。今話題の中心になりがちなのはもちろんコロナで、各国の感染状況やワクチン接種の実態が生の声で伝わって来る。ベトナムの生徒は完全に外出禁止になって買い物にも行けず、軍隊が配って回る食料品でやりくりしているそうだし、イランでは政府がアメリカ製のワクチンを拒否する一方で宗教行事などの集まりを規制しないのでかなりひどい状態になっているらしい。大学院生のファルザネは祖父母、母親、叔母が感染したのに入院できず、父親も兄も毎日仕事に行ってしまうので、4人の患者と叔母の子供たちを彼女ひとりで世話しているそう。中国ではチオンが准教授をしている南京の大学が休校になって、いつ再開するかわからない状態。カレシがワクチンを接種したのか聞いたら「信頼できないからしない」という返事だったそう。上海でイギリスの大手小売チェーンのバイヤーをしているセレナも中国製ワクチンは断固拒否なんだそうで、中国製ワクチンはお膝元の中国人も信用していないのが現実らしい。

日本ではモデルナ製ワクチンに異物が混入しているのが見つかって、接種の中止が相次いでいるとか。日本に送っているのはスペインで製造したものだそうだけど、新興企業のモデルナとしては生産と供給が需要に追い付かなくて、世界中でジェネリックメーカーに依頼しているんだろうな。カナダのワクチン接種が立ち上がりで躓いたのも、モデルナがアメリカ国内の製造拠点で品質管理の問題が見つかったと言って、供給日程を遅らせたからに他ならない。カナダではやむなく2回目までの間隔を当時のデータに基づいて16週間に伸ばして、手持ちのファイザーを1回目接種に集中したわけだけど、それが後で(オランダの製造拠点からの)供給が順調になったときに2回目接種の間隔を短縮して、さらにアストラゼネカ、ファイザー、モデルナをミックスすることで、結果として世界でもトップクラスの完全接種率を達成できたんだから、災い転じて何とかかな。今はデルタ株による第4波の最中だけど、感染者数と重症患者数の80%以上がワクチン未接種だそうなので、巷では第2波、第3波の時ほどの危機感はないみたい。


8月も残りはいつの間にか片手の指の数だけ

2021年08月28日 | 日々の風の吹くまま
8月27日(金曜日)。☁🌥🌤。はあ、もう金曜日。コロナのパンデミックが始まって以来、どう見ても時間の足は速くなったような気がするけど、どうしてかな。けさはオフィスでヒーターが入っていてびっくり。まだ8月だってのにこの低温ぶりは何なの、と文句のひとつも出て来るってもんで、もろに異常気象。

何だかやたらと買い物をしたので、整理しておかない、とどれが届いてどれがまだなのかわからなくなりそう。きのうHammacher Schlemmerに注文したサウンドマシンはもう「発送済み」のメール。早っ。アメリカから国境を越えて来るから、コロナ対策で何かと制限がある今はそこで滞りがちなんだけど、HSはカナダ側で契約している大手の通関業者に一括して送るので、通過してしまえば後はけっこう早くて、カナダポストに引き渡されたら配達予定日がわかるし、それより2日くらい早く着くことが多い。その前に注文しあモスキートキラーは来週31日の予定。ランズエンドのはBorderfreeという、配送関係の大手ピットニーボウズの子会社を通して来るけど、こっちはあまり評価は高くない。HPはまだ「準備中」で発送の通知はないけど、だいたいはカナダ側の在庫から2日くらいで発送されるので、今日あたりかな。こっちもカナダポストだから、配達予定日より早く着きそうな感じ。

バルコニーでごとごという音がしていたと思ったら、手すりの外にロープが4本。今週と来週はマンションの窓の清掃で、今日は南側ということか。住人の手が届かない部分だけを拭くので、ほとんどがバルコニーとルーフデッキに面している我が家が掃除してもらえるのは手すりの外側とリビングの窓だけ。手すりの外側を掃除しているお兄ちゃんに、雨の日も作業をするんですかぁと聞いたら、「どっちみち水を撥ねかすから、晴れでも雨でも同じですよ」。なるほど、そうだよね。ありがとうと言ったら「どういたしまして」。あとで見たら、バルコニーの床に盛大に水をスプレーして掃除してあった。午後にはローブがリビングの方に移動して来て、じゃぼじゃぼと水が垂れて来たと思ったら、窓の外に2本の足。スパイダーマンの登場。きれいになったおかげで、内側の汚れが目につくようになってしまったから、うん、今年こそは内と外とで大中小114面あるガラスの拭き掃除をしなくちゃ。





午後遅くに1年半会っていなかった友だちが来て、しばしのおしゃべり。おみやげをいっぱいもらっちゃって、うれしいなあ。ありがとう。また寄ってね。晩ご飯はタイカレーを作って残っていた鶏ももで何となく「親子どんぶり風」。ケイラの玉ねぎは甘くておいしい。夜、HPからラップトップを発送したというお知らせメール。やったぁ。配達予定は9月2日だけど、カナダポストで来るからそれより早いかもしれないな。ワタシのオールインワンなんか予定日より3日も早く着いてしまったもの。はあ、8月もあと片手で数えるほどしか残っていない。せわしない気分になるのはそのせいかな。いつになったら、友だちとお茶をしたり、ぶらりと出かけたりの、のんびりゆったりのリタイア暮らしができるんだろうな。


今日はオンラインとオフラインでショッピング三昧

2021年08月27日 | 日々の風の吹くまま
8月26日(木曜日)。☁🌧☁。きのうとは打って変わって、また寒々とした天気で、雨の予報。それにしても、しっかり眠れなかったせいで、けさはなぁんかとろぉ~んとした気分。というのも、午前3時ごろにふと目が覚めたら、このところちょっと不調だったホワイトノイズマシンがストップ。しぃ~んとし過ぎていて、「雨」のノイズがないと眠れないので、とりあえずオフィスのデスクに置いてあるサウンドマシン付きの時計で代用。夜中の3時に寝ぼけ頭でごそごそ電源コードを外すわけには行かないから、(旅行先のように)電池で使うことにしたけど、いつ電池を入れたか思い出せなくて、その場で新しいのと入れ替えて、寝室のスタンドに置いて、やっとベッドに戻って、8時まですやすや。

サウンドマシンは必需品なので、朝ご飯が終わったらさっそくHammacher Schlemmerのサイトで新しいサウンドマシンを注文。オリジナルは55年前に発売されて、今でもよく売れているんだそうで、レビューの欄に「20年使って今でも満足」と言うコメント。注文確認のメールが来て、ついでにHPの確認メールからきのう注文したカレシのラップトップの処理状況をチェックしたら、「発送準備中」になっていて「配達日推定9月1日」。おお、カレシや、あと1週間の辛抱だぞよ。勢いに乗って、今度は久しぶりにランズエンドのサイトにアクセス。カレシのズボンを新調するのに、ウェストのサイズを聞いたら「昔は33だったけど」と頓狂な返事。で、今はどうなのか聞いたら、「36かなあ。大き過ぎる気もするけど、ベルトをすればいいし・・・」。希望の色を聞いたら、「黒か紺。プリーツはダメ」。はいはい。結局は隠しゴムでウェストが伸びるタイプでサイズ35で妥協して、クルーズ前に届かないと困るから「即発送可」を確認して、黒と紺色を1本ずつ。どっちの買い物もマイナス残高になっているアメリカドルのクレジットカードで決済。まだずいぶん残ってるもので、ついでにLL Beanで新しいシーツを買おうかと思ったけど、こっちはカナダドルでしか決済できないので、やぁ~めた。

今日の「やること」はショッピングでおしまいにして、後はのんびりとクロスワードをしたり、新聞を読んだり。BC州政府が、来月半ばから特定のイベントやビジネスを利用するのにコロナのワクチン接種を証明する「ワクチンカード」の提示を義務付けると発表したとたんに、最近は1日8000人に落ち込んでいた接種の予約が17000人に跳ね上がったという記事につい笑ってしまった。若い世代のワクチン接種の促進が狙いじゃないかと思ったけど図星だったみたい。ワクチンカードがないと入れなくなるのは主にプロスポーツやコンサート、ナイトクラブといった接種率が低迷している若者世代が集まるところだから、効果てきめんというところかな。考えたら、ボニー先生はキャリアの初めで軍医としてカナダ軍の軍艦に乗って血気盛んな若い水兵たちの健康管理をやっていた人だから、そういう世代の行動心理がわかっているんだと思う。

もうひとつ笑ってしまったニュースは、バンクーバー市警察がダウンタウンで暴れている男を逮捕しようとしたら、その男が警察犬に噛みついたので、犬は噛んだ相手に噛みつき返したんだって。犬はごく軽傷で、逮捕された男の方は病院で手当てを受けたとか。人が犬を噛んだらニュースになると言われる通りだけど、犬が人を噛んでもニュースになることがあるってことか。さて、今日はファーマーズマーケットの日。ケイラが今年最後のパティパンかぼちゃと小粒ながら甘い玉ねぎを持って来るそうなので、雨が降っているけど、スリッカーを着て行って来ようっと。エレベーターとロビーではマスク着用を忘れずに・・・。


注文から6週間も待たせておいてそれはないでしょ

2021年08月26日 | 日々の風の吹くまま
8月25日(水曜日)。☀☀⛅。今日は8時過ぎにのんびりと起床。何となく残暑という感じで、ちょっとだけ夏っぽいので、オフィスのシーリングファンも最低速だけどやっと出番。気温が下がったおかげで内陸地方で猛威を振るっていた山林火災の勢いが衰えて来て、避難命令や勧告の件数もぐんと減ったという朗報。日常が戻ってくれば、まだ猛威を振るっているコロナとの戦いに集中できて、ワクチン接種が進むんじゃないかな。

今日は日常の生活用品の買い物に使っているクレジットカードの支払い期限なので、朝ご飯が済んだらいの一番に銀行のサイトにログイン。請求額をカードに振り込んで、生活用品以外の買い物に使っているワタシ名義のカードの残高をチェックしたら、おいおい、HPに注文してあったカレシの新しいラップトップの請求が消えているじゃないの。7月半ばに注文して、在庫の入荷待ちのままもう6週間も発送を待っていたんだけど、毎週「仮請求」が上がって来ていたのが急に削除されたということは、HPが請求を取り消したということで、やぁ~な予感。すぐにHPのサイトで型番を入れて検索したら、あはっ、やっぱり。みごとに「Out of stock」(品切れ)の表示になっているじゃないの。注文したのが7月16日で、そのときには発送まで「1週間から2週間」と表示されていたので、在庫が品切れになったんじゃなくて、入荷しなかったということだと思う。今月の6日にセールス部門の人にチャットで問い合わせたときは、「あと2週間か3週間」と言っていたけど、アメリカから来るのか中国から来るのか知る由もないけど、とにかく入荷の見通しが立たなくなったんだろうな。辛抱強く6週間も待ったのにと思うとムカッと来るけど、セールをやり過ぎて、入荷予定数をはるかに超える注文があったもので、世界的に物流が滞っているときに、にっちもさっちもいかなくなったということか。

でも、カレシのSurfaceは青息吐息だし、クルーズに出かけるまであと6週間なので、今さら待つなんて選択肢はないから、すぐに代替品を探して、型式が違っているけど、スペックはそっくりなのを発見。価格は5000円高くなるけど、「在庫あり/即発送可」となっているので、さっそく元の機種(ENVY)と見つけた代替候補(PAVILION)のスペックをコピーして印刷したのをカレシに渡して、オッケーだったら注文するから決断してちょうだい。トイレに持ち込んだカレシ、じっくりと比較検討したようで、やっと出て来たと思ったら、「どこが違うのかわからないから、注文して」。それではとHPのサイトに戻って、アカウントにログインしてささっと注文。USBでつなげるキーボードとマウスをおまけして、注文完了。すぐに確認メールが来て、午後にはクレジットカードに仮請求が上がって来て、やれやれと安堵の深呼吸。図らずして午前中がまるまるつぶれてしまったけど、明日か明後日にでも発送してくれれば1週間とかからずに届くはず。

でもねえ、1~2週間と言っておきながら6週間も待たせたあげくに、「品切れ」と仮請求を取り消して何の連絡もないってのはちょっとムカつくね。アカウントの注文のステータスを見たら、新しいのと一緒に元の注文もまだ載っているから、またまたやぁ~な予感。忘れた頃に「実は入荷しましてぇ~」と送って来てしまうかもしれないから、あしたにでも電話してキャンセルしておこうっと。ああ、やれやれ、くたびれた。


再びマスク着用を義務化、そしてワクチンパスポート導入

2021年08月25日 | 日々の風の吹くまま
8月24日(火曜日)。☀☀。ブランケットを変えたおかげで、2人ともよく眠れた気分。今日はちょっとだけ夏がカムバックの感じで、オフィスに付けたばかりのシーリングファンの出番。横から吹き付けて来る扇風機の風と違って、上から何となく涼しい空気がふわぁ~っと降りて来る感じなのがすごくいい。扇風機よりゆっくり回るので静かだし、たぶん電気代も安いだろうし、何よりも、屋内の空気そのものを冷やすために屋外に熱い排気を出すエアコンと比べたらエネルギー消費が少ないし、ヒートアイランド現象にもまったく貢献しないから、体にやさしいだけじゃなくて環境にもやさしいよね。

けさはのっけからBC州のコロナ対策を指揮するボニー先生から、明日25日から州全域で公共施設の屋内での「マスク着用」を再び義務化するという電撃発表。内陸のインテリア保健局管内での感染拡大が止まらないし、メトロバンクーバーの2つの保健局管内でも感染者数が増えていて、ホーガン州首相が計画当初の期待通りに再来週からステップ4(規制の全面解除)に移行できそうにないと言っていたので、当面は今のステップ3の規制を続けるのかなと思っていたところ。マスク着用の義務化は実質的にステップ2への逆行とも取れるけど、インテリア保健局管内は完全にステップ2に戻っているし、新規感染の90%がデルタ株で、重症患者の95%はワクチン未接種ということと、ボニー先生が「接触する人が接種済みかどうかはわからない」と言っているのを考え合わせると、まあ、妥当な措置と言えそう。マスクが推奨になってからでも、スーパーなどでは大半がマスクをしていたし、私たちもマスクを持って出ていたから、さほどの不便はないと思うけど。

マスク義務化に先立って、きのうはBC州がワクチンパスポートを導入するという発表があったばかり。屋内での商業スポーツやコンサートなどの大規模イベントや、レストランやクラブ、カジノ、フィットネスジム、劇場や映画館、結婚披露宴やパーティ、会議や講習会などが対象で、来月13日から1回目の接種を済ませた人を含めて「ワクチンカード」を発行し、10月24日からは2回目を接種して7日間を経過した人たちのみが利用できるようになるそうで、11月に新シーズンを立ち上げるArts Clubもワクチンカードを持っていない人は入れなくなる。でもまあ、BC州ではすでに12歳以上の85%がワクチン1回、75%が2回接種しているし、ホーガン首相もディックス保健大臣もボニー先生も、マスク着用を含めて、あくまでもデルタ株による第4波を鎮めるための「臨時的な措置」だと言っているので、理由が何であれまだワクチンをしていない人たちを、未接種のままだと何かと不便なことになるんだから早く受けなさいよと説得する意図があるんじゃないかと疑ってみたくなるな。

もっとも、内陸地方や北部でワクチンの接種が遅れているのは、広大な地域に少ない人口が散らばっている上に、大規模な山林火災が多発して、ボランティアで消火活動に当たっていたり、避難させられたり、避難勧告がいつ命令に変わるかわからなくて自宅を離れられなかったりして、ワクチン接種どころじゃない人が多いからで、何だかんだとあり得ないような屁理屈をこねて接種を拒否する頑迷な反ワクチン派が多いアメリカとは事情が違うのは明らか。でも、これからインフルエンザや普通の風邪などの呼吸器疾患が増える季節を迎えるわけで、それまで第4波を抑え込んでおくためには少々の不便はしょうがないよね。まあ、長いことやって(やらされて)いれば、知らず知らず習慣として身に付くものだってあるんだし・・・。

   




夏らしさが戻って来ても、こっちの遅れはどうも・・・


ニュージーランドのことをいろいろと・・・

2021年08月24日 | 日々の風の吹くまま
8月23日(月曜日)。⛅🌤⛅。まだ8月なのに、空の色が何となく秋空の青みたいだけど、まあ、暑くもなし、寒くもなしでいっか。でも、寝ている間にちょっとおなかが冷えるような感じがするので、思い切って夏の木綿のブランケットを除けて、秋のアクリルのブランケットに替えて、足元の方には純毛の半毛布。大人でも油断すると寝冷えするそうで、カレシはパジャマが嫌いで、夏には肌着も脱いでパンツ1枚で寝ているし、ワタシも夏も冬も同じ竹繊維のスリップみたいなナイトウェア1枚だから、寝冷えして体調を崩したらタイヘンだもの。

きのうメールを送った銀行のトニーから来月1日の午後2時に道路向かいの支店で会うのはどうかという返事が来て、オッケーと2つ返事。コロナのせいでずっとテレワークをしていて、前に電話で話したときには、オフィスに出られるようになったらスーツを着るのが怖いなあと笑っていたけど、はたして着られたのかな。そうだ、スーツで思い出したけど、クルーズに行く前にカレシの新しいズボンを何本か買ってあげなくちゃ。クローゼットに下がっている古いのは、どれもこれもきついどころじゃなて、まあ全滅。(見ただけでわかるんだけど。)ランズエンドならアメリカドルで払えるから、ちょっとウェブサイトを覗いてみるか。

トニーとのアポが取れたので、今度はArts Clubの専務理事のピーター宛に、rain check(またの機会に)として保留になっていた我が家でのディナーの日時を決めようよとメール。ピーターのパートナーのダグがニュージーランド航空のバンクーバー空港業務のマネージャーで、おととし南半球のクルーズに行ったときに、Silverseaが手配した帰りのフライトの座席が離ればなれだったのを一緒にしてくれて、行きも帰りもブリッジまで送り迎えしてもらったので、そのお礼としてディナーに招待したのが1年半も前。ダグの勤務時間が飛行機の発着に合わせて正午から午後8時までだったのと、ピーターの時間が不規則だったのとで、スケジュールを調整をしているうちにコロナで自由な行き来ができなくなっていた。ダグはその後ニュージーランド航空の旅客便が欠航になってfurloughという、月々微々たる手当は出るけどほぼ無給の無期休暇のような宙ぶらりんの状態で、失業給付とアルバイトで凌いでいるけど「早く制服を着て出勤したいね」。でも、何だかおなかの周りが太くなって来たそうだから、制服は小さくなっているかも。

ニュージーランドと言えば、コロナ対策を担当している大臣が記者会見の席でstretch your legs(脚を延ばす=外に出て歩く)と言おうとして、spread your legs(脚を広げる)と極めてきわどいことを言ってしまったんだそうな。北米だったら失言問題で大炎上しただろうけど、言い間違いを訂正して「これはメディアにいじられるだろうな」と会見を締めくくったところ、SNSに(脚を広げている)ユーモラスな写真の投稿が相次いで、ついには「Spread  your legs, not virus」(ウィルスを広げずに脚を広げよう)がコロナ対策のスローガンになって、政府がポスターまで作ったという話で、世界のあちこちで独り善がりな失言警察が跋扈している今どき、政治家の悪意のない「失言」を笑いの種にしてしまったニュージーランドの人たちのユーモアのセンスは大人のそれだと思うし、それをコロナ対策に利用することを思いつく政府もすごい。おととしのクルーズで私たちが出会ったニュージーランドの人たちの穏やかさ、温かさを思い出して、ワタシまで癒された感じ。このクリスマスにはニュージーランドにいたはずなのに、行けなくなってほんっとに残念。


夫婦が二人三脚で稼いだお金なんだから

2021年08月23日 | 日々の風の吹くまま
8月22日(日曜日)。⛅🌤☀。何だかのんびりした気分の日曜日。きのうから雨が降るというジンクス持ちのPNEが始まって、子供たちにとっては夏休みも残すところあと2週間。新学年は来月のレイバーデイ翌日の7日から始まる予定で、今年はオンライン授業はやらないらしい。今の時期は学用品などを買い揃えるのにアメリカ側のショッピングセンターに出かける家庭が多いんだけど、アメリカが物資の輸送やビジネス以外の陸路での不要不急の入国を禁じていて、それが来月21日まで延長されたから、今年はそれもできない。ワクチン接種を完了したアメリカ人は観光目的でもカナダに入国できるのに、カナダ人はワクチンをしていてもアメリカに買い物に行けないってことで、何だかなあという気もするけど、アメリカでは感染が爆発的に増えているので、無理して出かけて行ってコロナをもらって来たら悲惨だから、当面はこのままの方がいいのかな。

なかなかクリアにならない「やることリスト」から、今日はトップになった銀行のポートフォリオマネジャーのトニーにメール。カレシとの共同名義の投資口座から100万円ほどを預金口座に移してもらうのが目的その1。次に、その口座のワタシの持ち分(半分)をワタシの年金口座と同じ内容で運用したいというのが目的その2。おととしの秋からトニーに運用してもらうようになったのは、ワタシとカレシの個人年金口座(RIFF)と非課税貯蓄口座(TFSA)それぞれと毎年一括で引き出す個人年金を入れる普通の投資口座(共同名義)で、合わせてざっと1億円ほど。長い間フリーランスで稼いだのを所得控除付きの個人年金貯蓄(RRSP)に限度いっぱい積み立てて来て、引き出しを始める規定の71歳になってRIFFに転換するときに、銀行の支店長が出て来て「ただ引き出すのはもったいない。ぜひ資産運用をお勧めします」とプッシュして来たのが始まり。そのときに支店付きの運用担当者が「私が扱える上限を超えているので」と上のレベルのトニーに紹介してくれて、それまで考えたこともなかった「投資家」になった次第。

実際のところはトニーに丸投げしちゃっているんだけど、お金がお金を呼ぶとはよく言ったもので、「低リスク」のポートフォリオ構成でも2年弱で9%も増えて、規定額の年金を払い出してもお釣りが来たからびっくり。でも、共同名義の投資口座は、リスク嫌いのカレシの意向でほとんどを債券とGICという元本保証の定期で運用しているので、超低金利の今は増えたと言っても微々たるもの。カレシも80代が目の前の年齢になって、さすがに生活資金は2人の公的年金で十分以上に賄えているなら「老後資金」を融通の利かない定期預金にしまい込んでおく必要があるのかと考え始めたらしい。ワタシは(生活費以外の)お金は自分がハッピーになることに使ってなんぼと思っているので、2人がまじめに働いて貯めたお金は自分たちへのご褒美としてリタイア暮らしを楽しくするために使って当然で、老後の余剰資金は残り少なくなりつつある人生を楽しめるうちに楽しむために使わなければ宝の持ち腐れと常々言っていたのが、じわっと効いて来たのかもしれないな。

もちろん余っていないお金は使えないけど、ないからと使わないで済ませるとか、ちょっと貯めれば何とかなるからそうしてみるとか、選択肢はいろいろで、すべては自分次第。もちろん、毎日の暮らしに不自由しないだけの年金があるのはありがたいことだけど、それだって結婚以来ずっとカレシと二人三脚で働いて来た結果でもあるわけで、誰に遠慮することもないと思う。まあ、一時はカレシの倍以上を稼ぎ出していたワーカホリック女房にヤキモチを焼いて、「(ダンナを立てる)いい奥さんになる」というニッポン女子にうつつを抜かしていたカレシも、今になってときたま悠々自適のリタイア暮らしは「キミがじゃんじゃん稼いだおかげだよ」と宣うくらいだから、ワタシの貢献度は高かったと思うけど、共同名義の口座に「世帯収入」として入ったお金には稼いだ人の名前は書いてないからね。ともあれ、トニーには可能なら面談をリクエストして「送信」をクリック。

8月の満月は「とうもろこしの月」


スーパーで売っている商品は大き過ぎ、肉類は多過ぎ

2021年08月22日 | 日々の風の吹くまま
8月21日(土曜日)。☁⛅☁。今日も秋の気配が濃厚。でもまあ、まじめに掃除をする土曜日は、そんなに大がかりじゃなくても、動き回っているうちに汗が吹き出して来るから、暑くない方がいいな。カレシがバスルームの掃除を始める前にコンタクトレンズを入れて、まずは乾燥機の中に溜まった洗濯物を下の洗濯機に移して、洗剤のポッドをポイっと投げ入れて洗濯開始。あとはダスターをかけて、箒で隅のごみやほこりを掃き集めて、掃除機をかけて、モップで仕上げ。

先週の掃除のときに洗剤の漏れがひどくて途中でやめたので、きのうのウォーキングのついでに買って来た新しいスプレーモップでちょっと念入りにごしごし。新しいのは同じブランドだけど交換できるパッドの大きさが倍以上。パッドは袋のようになっているのをホルダーに被せるようになっていて、しかも一面が汚れたらバッドごとひっくり返して反対側を使えるようになっている。新しいボトルに水を入れて、柄に嵌めてある専用の計量カップ(小さじ2杯)で洗剤を計って混ぜて、キャップをするところで先端のゴムのОリングを見て、あはっ。バルコニーに出してあった古いボトルを持って来て比べたら、あるべきところにОリングがないっ。漏れが始まったのは先々週だったけど、ボトルをセットするときに、劣化していたОリングが切れたんだろうな。週一とは言え、6年も使ってたからなあ。新しい大きなモップで家中の床をごしごしやって、ああ、せいせいしたぁ。

午前中はしっかりと家事をやったから、午後はクロスワード三昧。ウォーキングから帰って来て、カレシが急に「今日はドレッシングのいいレシピがあるから、それで作る」。はあ、どうぞ、どうぞ。でも、キッチンで材料を揃え始めたとたんに「キャノーラ油はどこ?」と「○○はどこ」のその1。キャノーラ油はないの。揚げ物をしなくなって使わなくなったから。だって、大きな容器のしか売ってないんだもん。それではとオリーブ油を出して来たカレシ、今度はカレシ専用の砂糖を入れておいた小瓶を振って「砂糖はどこ?」と○○探しのその2。ココアに入れている黒砂糖があるけどと言ったら、「普通の砂糖じゃないとダメ」。あ、そうなの。パントリーに小さいビニール袋に入れたのがあったのでそれを渡したけど、白砂糖も大きな袋ばかりで、ほとんど使わないから長いこと買っていない。○○探しのその3はケチャップ。冷蔵庫の一番奥に減塩のがあるけど、使わないでいたから古くなり過ぎ。「ケチャップは腐らないだろ」とカレシ。でも、賞味期限は2018年1月と聞いて、「じゃ、チリソースで代用する」。ケチャップはその場で廃棄処分。小瓶のがあればいいのに、もったいないね。

年を取るにつれて2人とも小食気味になっているのかもしれないけど、最近は食品のパッケージがどれも大きすぎ、多過ぎで、買い物に行くたびにため息が出る。それでもばかでかいファミリーパックを積み上げている郊外のスーパーほどではないけど、ニューウェストに引っ越して来る子育て世代が増えたと見えて、肉のパッケージも私たちが住み始めた頃に比べるとかなり大きくなっているのは確か。肉売り場では真っ先にラベルの値段を見て「安い」のを探すようになったのは「小さいの」を買うためで、たいていのものはその小さいのを半分にして2人前。豚ひれなんかそれでも1回に半分しか使わないし、鶏の胸肉は隅っこにある「おひとり様用」のコーナーで値段が「高い」(大きい)のを探して来て半分こ。おかげで意図せずして節約になっているところもあるから、ぜいたくな悩みとして、あまり文句は言わないけど・・・。


安く買えてあたりまえは安物を買って銭失いする人の特権

2021年08月21日 | 日々の風の吹くまま
8月20日(金曜日)。☁☁🌧。何だか涼しいを通り越して、寒くなって来たけど、夏はもうおしまいってことなのかな。まだ8月の下旬に入るところなのに、3回も記録的な猛烈ヒートウェーブがあったのに、その暑さに慣れる暇も与えずにあっさりと秋になっちゃうのかな。もしかして、今度は猛烈な寒波の冬になるとか言うんじゃないだろうなあ。今日の予想最高気温は19度。やぁ~だっ。

きょうのランチはきのうマーケットで買って来たハムとチーズ入りのクロワッサン。売っているのはBread Affairという、マンション前の道路で冬のマーケットをやっていた頃にいつも大好きなブリオシュローフを買っていた「手作りパン」のベーカリー。おととしあたりからニューウェストのマーケットには来なくなってがっかりしていたのが、この夏になって再登場。農作業のスケジュールとの調整がつかなくて木曜日のニューウェストのマーケットを休んでいたケイラも戻って来たし、マーケットのそのものが公園の駐車場から市役所の駐車場の一部にまで拡大して、テントの数もこれまでの倍近く。特に近郊の小さい有機栽培農家は、コロナの規制でそれまで作物を納入していた高級レストランなどからの需要が激減して困っていたそうだし、手作りの食品や工芸品を売っていた人たちは出店できなくなってもっと困っていただろうから、屋外イベントの規制が解かれたところでどっとファーマーズマーケットに出店して来たんだろうと想像がつく。

コロナによる世界的な物流の混乱が、グローバル化による低価格大量販売、大量消費の落とし穴を見せつけてくれたように思うな。BC州政府は「ローカルビジネスを応援しよう」とPRしているし、安くても高くても生活必需品が買えないというような場面に遭遇して、多くの人たちが特に食料を自給する大切さを理解しつつあるという潮流が感じられる。いいことだと思う。そりゃ、発展途上国で低賃金で作らせた安い製品を持って来て、「安く買う」ことが崇高な権利であるかのように消費者を洗脳しまくって来たウォルマートなんかの価格には太刀打ちできないけど、まあ、どんなものにもそれ相応の「対価」というものがあるんで、昔から日本には「安物買いの銭失い」という諺があるように、何が適正なのかは個々の消費者の価値観しだい。

雨が降りそうだったので、いつもより早めに買い物。アメリカとの国境はまだ規制されたままだし、輸送の大幹線であるコクィハラハイウェイが山林火事で一部で通行止めになっていたので、週末を控えているというのに、商品棚のあちこちに何もない空間が目立つようになった。よく考えると、もう1年以上もこんな感じで、不足しがちなものは入ったときにそのときは必要でなくても買っておくとか、モノがないことに慣れつつあるような気もするな。レジではなじみのランディが「もうあと何かひとつ買ったらポイントが20倍になったのになあ」。あ、そう。でも、もう4万点も貯まっているのに、交換したいものがないか、あっても品切れなのよねえ。ま、今日の晩ご飯は、ぎちぎちになって来たフリーザーから出しておいたジャンボホタテとモレルきのこで、メインのホタテと玉ねぎのレモン焼きに、ほうれん草とモレルとヒマワリの種のリゾット、蒸したインゲン豆と、ちょっぴりご馳走風。おいしいものをおいしく食べると、だらけ気分が抜けて、やる気がむくむく・・・。



コロナの後はインフレがやって来るんだって

2021年08月20日 | 日々の風の吹くまま
8月19日(木曜日)。☁🌤☀。曇っているせいだろうけど、何となく秋のような気配が感じられる朝。何だかまだくたびれた気分だけど、夏疲れかな。バスルームから出て来たカレシが「また1キロ減った」と上機嫌。先月は体重が少しばかり増え過ぎたと言って、ダイエットというほどでもないダイエットで少しずつ減って来てはいたらしい。ワタシも先月からちょっとばかり増えていたけど、夏の暑い盛りにはいつも体重が増える傾向があるので、ああ、夏太りだぁと思っていたから、カレシの場合も同じじゃないのかな。何たって暑かったもの。

今日は朝一番にVAIOを立ち上げて、真っ先にノートンを解約。また「まずチャットを」というメッセージが出たけど、そっちは無視。アカウントのページをあれこれ探し回ってやっと見つけた「更新をキャンセル」。なるほど、すぐにはキャンセルさせないわけか。解約する理由は何だというメッセージには、「もうデバイスを使わないから」を選んでクリック。それでもまだ未練がましいことを言ってるから、来年の4月になって「うっかり」自動更新できないように、支払い方法のページにあったクレジットカードの情報をばっさり削除。ノートンとは25年くらいの長い付き合いだったけど、何だかせいせいした気分で、ついでにWIFIの接続を断ってVAIOをシャットダウン。ああ、やれやれ。

連邦議会の総選挙戦が始まって、ラジオからは食いっ逸れ寸前の弁護士のコマーシャルの合間を縫うように支持政党の応援(と対立政党の批判)コマーシャルが流れるけど、コロナ対策以外はさしたる争点がないから、今のところはちっとも盛り上がってない感じ。コロナの給付金や賃金補助を手厚く出し過ぎたおかげで(それで国民生活は助かったけど)国の財政は巨大赤字なのに、ジャスティン君は公共事業だ何だとお金をばらまいてるけど、いいのかな。消費者物価指数(CPI)が7月の時点で年率にして3.7%になったというニュースがあって、住宅費やガソリン代の値上がりに加えて、コロナによる物流の混乱で輸送コストがうなぎ上りで、さらには異常気象や山林火災の影響による食料品の供給減で値上がりしている上に、深刻な人手不足が経済活動再開のネックになっていて、インフレは5%に達すると予測する専門家もいるくらい。私たちリタイア組は物価指数との連動で年金の支給額が増えるし、定番のインフレ対策で金利を引き上げれば預金の利子も増えるけど、目いっぱいのローンを組んでマイホームを手に入れた世代は金利引き上げと物価上昇の挟み撃ちで家計が破綻しかねない。これこそ選挙の争点になるべき問題だと思うけど。

やっぱり猛暑疲れなのか、1日何となくだらだら、ぐずぐず。Silverseaから10月の地中海クルーズの日程変更のお知らせ。モナコがクルーズ船の寄港禁止を年末まで延長したので、モンテカルロからニースに変更するというもので、トラベルエージェントのジェフは「モンテカルロよりはニースの方がずっといいよ」。うん、そう思う。カレンダーを見たら、あと2ヵ月を切っているじゃないの。夏疲れだなんてぐだぐだしてないで、そろそろエンジンをかけなくちゃ。よし、今日のウォーキングは坂道を半分下ったティペラリ公園のファーマーズマーケットに行こうよ。帰りの上り坂はそれほどきつくなくて、鈍った体にはいい運動になるから。


システムの移行に伴ってセキュリティソフトのアカウントを整理

2021年08月19日 | 日々の風の吹くまま
8月18日(水曜日)。☁⛅☀。何だかもやぁ~んと寝足りなくて、ふわぁ~んと眠い感じなのは、朝の7時に目を覚まして眠れないからとワタシを起こしにかかったカレシのせい。で、目が覚めてしまったワタシに「ちょっとガーデニングやるから、今すぐ起きなくてもいいからね」。はあ、ご親切さま。寝返りを打って背中を向けたら、「何時に起こしたらいい?」と来たから、もうっ。ちょっと眠ろうとしたけど目が冴えてしまって、おまけに朝ご飯の食器をテーブルに並べるのにがちゃがちゃと音を立てるもので、結局ワタシも早起き。

きのう新しいPCに付いて来たアンチウィルスソフトのマカフィーの「1ヵ月無料お試し期間」が切れたタイミングで、アカウントの整理について問い合わせていたMalwarebytesから回答があって、指示に従って、まずVAIOにインストールしてあるWindows 7版のライセンスをさっくり解除。次にラップトップに入れてあるライセンスで新しいPCもカバーするために、ソフトをダウンロードしてインストールしてから、ライセンスに追加料金(年間1300円)でデバイス1台を追加して、早期更新(自動更新まで1ヵ月)すると割引になるというので、ついでに更新しちゃって、クレジットカードで払って、新しいPCのセキュリティは万全。

このMalwarebytesはカレシが絶賛するのでワタシも使い始めたアンチウィルスソフトで、こうもりが羽を広げたようなちょっぴり不気味なデザインの「M」のロゴがご愛敬。ノートンやマカフィーよりもずっと高性能だし、何よりもあれを使え、これを買えとうるさくポップアップを出さないのがいい。デバイスの追加ついでにプレミアム版にアップグレードしたら、クロスワードで利用するオンライン辞典のページから広告がきれいに消えてしまったからびっくりするやら、うれしいやら。いきなりポップアップして画面の上を動き回っては下半分とか真ん中を隠してしまう邪魔っけな広告をそっくりブロックしてくれるのはすごい。トラッキングもブロックしてくれるし、マルウェアもさくっと駆除してくれるし、VAIOでノートンと併用していたけど、けんかせずにやってたし・・・。

これで新しいシステムへの移行が90%以上済んだので、VAIOのノートンも解約しようとしたら、こっちはまあ何なんだって感じ。解約をクリックしたら、「まずチャットしてから」というメッセージが出るので、「チャットする」をクリック。そこまでは良かったけど、チャットにつながらなくて、いつまでもグルグル、グルグル。早まった決定をする前に、解約がどういうことかわかっているということを確認したいらしいけど、30分経ってもまだグルグル。チラ見するにうんざりしたので「✖」をクリックしまくって、さっさとVAIOをシャットダウンしちゃった。まあ、やたらとうるさく売り込みをかけて来るようになったのがうざったくて気に入らなかったからMalwarebytesに乗り換えたんだけど、ノートンを解約しないことには、VAIOをリタイアさせてデスクからどけることができないじゃないの。まったく、もうっ。


自賠責保険を更新したら保険料が35%も減った

2021年08月18日 | 日々の風の吹くまま
8月17日(火曜日)。☁⛅🌤。寝ている間に雨が降ってくれたようで、ルーフデッキはずぶ濡れ。朝8時のバルコニーの気温は14度。まあ平均的な気温ではあるけど、家の中は涼し過ぎて、きのうせっかくワルデマーに付けてもらったシーリングファンは出番がない。それにしても、オフィスに座っていて見上げるにつけ、でっかい。一番小さい寝室を転用したオフィスは11平方メートルの広さで、そのど真ん中の天井に羽根の端から端まで差し渡し1.3メートルのファンが下がっているから、よけいに大きく見えるのかもしれない。これでも小さい方なんだけど。

今日は道路向かいのBCAA(BC自動車連盟)のオフィスで車の自賠責保険を更新する日。予約の時間は11時で、実際の更新期限より1週間早いけど、今は何でも要予約なので念のため。行く前に走行距離計のタイムスタンプ入りの写真を撮って印刷しておかなければならないので、朝ご飯が終わってひと息ついたところで、スマホを持って地下2階の駐車場へ。おととしからだったか、自賠責保険を独占事業にしている州の保険公社(ICBC)が、保険期間1年間の走行距離が5000キロ以内だと保険料を10%割引してくれるようになっていて、去年の更新時に初めて走行距離計の写真を提出したので、割引してもらえるのは今回が初めて。



みんな出勤してがらぁ~んとしている中で、我が家の専用区画2つの真ん中に大きな顔をして鎮座しているのがトヨタの2005年型エコー(今はヤリス)。地下2階と3階(と地下1階の一部)の居住者用駐車場は約250台収容で、総戸数188戸のうちで3寝室のユニットには2台分が割り当てられている。引っ越して来た頃はまだトラックもあったけど、今はエコー1台だけなもので、区画の境界線にはおかまいなしでずぃ~っと真ん中。(これなら駐車が大の苦手のワタシでも楽々。)スマホに入れてあるタイムスタンプ付きの写真を撮るアプリで現在の走行距離をパチリ。どれだけ走ったかなあと、去年の写真と比べてみたら、あらまあ、たったの908キロだって。





自賠責保険は今年の5月から無過失損害賠償責任制に変わって、些細な怪我でも「精神的苦痛を被った」とか何とかと訴えては保険金とは別に賠償金をせしめていた、俗にambulance chaserと呼ばれる交通事故専門の弁護士を締め出したもので、訴訟費用や賠償金の支払いが不要になった文保険料がぐぅ~んと下がって、去年の約14万円から今年は約10万円。その上で年間走行距離5000キロ以内の割引が加わって、最終的に保険料は9万円とちょっと。最後に保険料が3桁だったのは前世紀じゃなかったかなあ。それにしても、救急車追っかけの弁護士を締め出したら保険料が35%も減ったなんて、長い間そんなにも甘い汁を吸われていたってことか。ちなみに、儲け口を無くした連中は今、労災補償や民間の損害賠償保険に鞍替えして、ラジオで「弱き者の権利を守る白馬の騎士」みたいなコマーシャルを盛んに流している。


ダイソン扇風機が昔ながらのシーリングファンに負けた

2021年08月17日 | 日々の風の吹くまま
8月16日(月曜日)。☁🌧☁。雨は夜の間に降らなかったようだけど、しっかりと曇り空。でも、10時近くなってルーフデッキに黒いポツポツ。見ているうちにポツポツが大きくなって、おお、本気の雨。窓を開ける必要がないくらいの気温で、何だか秋風のような感じもして、先週の猛暑は何だったんだろうと思ってしまう。そんなときに出て来るのが、「PNEが始まるからなあ」という古いご当地ジョーク。夏の終わりを告げるPNEは1910年に農業共進会として始まったフェアで、なぜかこのPNEが始まると雨が降り出すというジンクスがあって、実際に開催期間の2週間ほぼぶっ通しで雨が降った年もあったな。去年はコロナのせいで中止されたけど、今年はゴー。今週の土曜日から始まるけど、ジンクス通り雨が降るか、それともヒートウェーブ第4波が来るか・・・。

昼近くなって、音なしの構えだったワルデマーからシーリングファンをピックアップして1時間くらいでこっちに着くという電話。リビングのよりも大きいのでステファンを連れて来る、と。うん、4枚の羽根を回すモーターが入っているから、重くて1人で取り付けるのは無理だろうと思うよ。時計を見たらちょうど12時。急いでランチを作って食べて、オフィスのファンの真下になる家具を動かして作業スペースを確保。ヒートウェーブの間は30度になっていたけど、今日はダイソンを回さないでも27度なので、暑くなくてラッキー。ワルデマーとステファンが大きな箱と道具箱と脚立を持って到着したのは1時ちょっと過ぎ。一時背中を痛めていたステファンがすっかり回復して元気なのが何より。箱から取り出したのはけっこう大きなモーターのハウジングとLED照明。さっそく部品をチェックして、ステファンがリモコンに電池を入れている間にワルデマーが取付説明書を読んで「よしっ」。

オフィスでの最初の仕事は安っぽい照明器具を外して、ごちゃごちゃしているワイヤをチェック。マンション業者の手抜きにはもう慣れっこになったけど、器具を電気用じゃない普通のねじで天井のアウトレットボックスに取り付けてあって、本来のねじ穴は使わずに漆喰で埋めてペンキで塗りつぶしてあったからびっくり。「ねじを落っことしてなくしたから、そこらにあったのを使ったんだろうな」とワルデマー。ステファンがワイヤを接続して、ロッドを通したカップを取り付けた後は、我が家の脚立も使って、ワルデマーと2人がかりで直径30センチのモーター部分を取り付け、さらに小さなLEDランプがポチポチとたくさん並んでいるプレートにワイヤを接続して取り付けて、最後に照明のシェードをはめ込んで完了。壁のスイッチを入れてから、リモコンの照明のボタンを押したら、うわっ、まぶしいくらい。次にファンのボタンを押して、速度を「1」、回転方向を「夏用」に設定して試運転。ためらうようにゆっくる回り始めて、少ししてフルスピード。速度を上げて行って、最高の「6」になったときは、デスクの上のレシートが舞い上がったくらいのパワーで、小さな部屋だから、暑いときでもせいぜい「2」か「3」で間に合いそう。



取付作業は2人がかりで2時間で3万円。ちょうど当座預金に入金したカレシの年金の一時金をそのままにしてあったので、ワルデマーとステファンが駐車場で道具箱と脚立を車に積んでいる間に道路向かいの銀行に駆け込んで、ATMから3万円を引き出して来て、ありがとぉ~と即金払い。晩ご飯の後で、今日は涼しいけどと思いつつスピード1でファンを回したら、すぐに室温が1度下がって、やっぱりちょっと涼しかった。効率が抜群のはずのダイソンが昔ながらのシーリングファンに勝てないんだからすごい。このまま不要になりそうなダイソンタワー、はて、どこにしまおうか・・・。