リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

暑いのに何だかんだと忙しい日

2020年07月31日 | 日々の風の吹くまま
7月30日(木曜日)。☀☀☀。暑いなあ。まあ、今まで7月なのに何でこう寒いんだぁと愚痴っていたから、よけいに暑いのかもしれないな。今日がピークと言う話だけど、何だか明日もまだ暑そう。ま、北国の短い夏だと思って楽しんじゃった方がいいか。どうせすぐに秋が来て、いやでも雨の季節になっちゃうんだから。

バルコニーでのんびり日を浴びていて、ふと手すりから下の方を見たら、ああぁ~。カレシが野菜くずを入れて堆肥を作っていた大きな鉢の底から流れ出した茶色の水がバルコニーの縁から下に流れ落ちた跡がくっきり。まずいなあ。水やりのときに下のバルコニーに水が落ちないように、手すり沿いにゴムのヨガマットを手すり下の隙間を覆うように敷いてあったんだけど、堆肥の鉢からの水はそのマットの下に浸み込んで、そのまま縁から滴り落ちていたらしい。だいぶ前からのようだけど、苦情が来ていないのは下の階の住人は気づいていないからか、賃貸でテナントが気にしていないからか。どっちにしても、今年は経費削減でバルコニーの清掃をしないそうなので、汚れた部分の掃除は雨の日を待つとして、とりあえず重い鉢を2人がかりでルーフデッキに移動。やれやれ。

カレシがランチの後で急に車の「運動」を兼ねて園芸センターに行ってみようと言い出して、行く先は西の方なのに、東の方からぐるっと遠回り。7月、8月の園芸センターは閑散期のはずだけど、駐車場にはけっこう車が止まっていたし、カートいっぱいに花の苗を買っている人もいて、何だか秋の準備を急いでいるような感じ。もっとも、カレシの買い物も秋の準備なわけで、大きな鉢とその下に置くトレイを6個ずつと25キロのプランター栽培用の土を3袋(と、ついでに殺虫石鹸スプレー)。車の後部座席を倒して積み込んで、意気揚々と帰って来たけど、駐車場から部屋まで運ぶのがひと仕事。トランクに残して置きたくても、3袋では倒した座席を戻せないので、後でというわけには行かない。まずは鉢とトレイを運んでから折りたたみ式キャリーカートを持って駐車場に戻って、重い土の袋を3つとも積み上げて、荷崩れしないように2人がかりでそろぉ~りそろぉ~り。いい運動にはなったけど、くたびれた。
 

後はご飯したくの時間までひと休みのつもりで、プチアトリエで絵の仕上げ。山はうまく描けていると自画自賛の気分だけど、何となく近代の山岳信仰の巨石記念物みたいな感じがしないでもないかな。パレット代わりにしている(額縁から外した)ガラス板の乾いた絵の具をかみそりスクレーパーでていねいに削り取って、いつも貯めている容器に追加。薄膜のようになったアクリル絵の具はいつまでもゴムのようにソフトなので、捨てずに取っておくとコラージュの材料とかいろいろとおもしろいことに使えていい。ま、何かと忙しい1日だったけど、明日も暑いのかなあ。
 
 



すぐ近いのに行くに行けない遠い国

2020年07月30日 | 日々の風の吹くまま
7月29日(水曜日)。☀☀☀。起床8時半。夏、夏、夏。ずっと昔、Lazy Hazy Crazy Days of Summerという歌があったけど、今のところは主にLazyでHazyがちょっとかな。またもや週の中日だと思ったら、あら、この週末はもう8月で、1日は「BCデイ」という三連休のための祝日。夏真っ盛りの天気は週明けまで続くそうだから、何だか危なっかしい感じ。暑いから外に出る人が多いし、それで郊外の大きな公園やビーチは週末でなくても駐車場が溢れるそうだし、危ないな。たしかに気の緩みという面もあるだろうけど、何ヵ月も外に遊びに行きたくても、どこもかしこも閉鎖や休業で遊びに行けるところがなく、否応なしに巣ごもりを強いられていたことへの反動の方が大きいような気がする。だからこそ今が一番の気の引き締め時と思うんだけど、なかなかねえ・・・。

朝のコーヒーを飲みながらのんびりとメールチェックをしていたら、カナダポストから「発送人から荷物を受け取った」というお知らせ。えっと郵便小包で来るのは、おととい注文を出したプリンタのトナーでこれは6日配達の予定だし、アメリカのオハイオ州の手芸工作材料の会社に注文したものもオンタリオ州で国境を越えて通関中だし、中国の蘇州に注文したミニチュアキットはイギリスから発送ということでまだ通知さえ来てないし、絵の具はきのう注文したばかりで早すぎる感じ。でも、メールのトラッキングをクリックしたら、あ、画材店のOpusか。きのう気まぐれに絵を描き始めた勢いで絵の具箱の中身を点検して、古くなってチューブのキャップが外れなくなった絵の具がいくつかあったので、Opusのオンラインショップであれこれと絵の具を10本買い込んで、ついでに工作用のカッティングマットも今のより一回り大きいのを買ってしまった。やっぱり地元だから早いね。

カレンダーに配達予定のフラグを付けて、午前中は風通しが良くてちょっと涼しすぎるくらいのプチアトリエでお絵かき。きのうは山と山裾までだったけど、今日はさらに手前に広がる「森」。空から見下ろしたら、灰色の部分までがアメリカ側で、緑がかった森はカナダ側ということになるかな。アメリカ合衆国はそれくらい近いんだけど、今は物流と他に特別に認められる理由がなければ国境を越えることができない。我が家の窓からはオリンピック半島の山並みやサンフアン諸島の島影が見えているのに、アメリカは近いようで遠い国になったみたいで不思議な感覚。地続きだからこっそり国境を越えて遊びに来るアメリカ人は後を絶たないようだけど、カナダとしてはアメリカが猛烈な勢いで広がっている感染を抑え込むまでは国境閉鎖を解除したくない。北米での感染拡大抑止の成功例と言われるBC州では特に「アメリカ人、来るな」。アメリカナンバーの車に嫌がらせをするのは大人気ないとは思うけど・・・。

森の部分の絵の具が乾くのを待って、午後はさらに手前になる川向こうのサレーセントラル地区の高層ビル群。サレーの絵を描いているわけじゃないので、建物の数は適当。ちょっと見ると現代のトーテムポールのような感じもして、並んで夏でも雪を被った山の方を向いているというイメージになったら、何となく「テーマ」みたいなものが浮かんで来たような・・・。
 


突然気まぐれで絵を描くことにした

2020年07月29日 | 日々の風の吹くまま
7月28日(火曜日)。☀☀☀。今日はちょっと暑さが緩んだような感じで、朝のうちはダイニングのパティオドアとリビングの南側の窓とキッチンからバルコニーに出るパティオドアを開けておいたら、何だか涼しすぎるくらいに快適。この暑さは木曜日がピークで、その後は晴れても平均的な22、3度にまで下がるそうだから、夏ばての心配はあまりなさそう。何となぁくだらけた気分なのが夏ばてのうちに入らなければの話だけど。

朝ご飯の後の最初の仕事は水汲みリレー。真っ黒なトマトが鈴なりなので、カレシはせっせと水をやって、早く大きくなぁれっ。キッチンのシンクの前に立って「水汲みガール」をやっていたワタシは風通しが良すぎてひんやり。最後のボトルをルーフデッキに出ていたカレシに届けて、室内に戻ったときに目に留まったのがカレシが座っているダイニングチェアのクッション。隅2ヵ所に付いているリボンを椅子の背に結んで固定するよくあるタイプだけど、そのリボンが1本ちぎれてしまっている。よく見たら、窓際に置いてある予備の3脚の椅子のクッションのうち茶色のが2枚ともリボンがちぎれて、詰め物がはみ出していたりするので、急遽3枚ともレクルームに持ち込んで修理。ちょうど5年前に引っ越して来たときにウォルマートで買ったもので、窓際の椅子のクッションは色が褪せた感じ。そろそろ買い替え時かな。でもまあ、とりあえず今日のところは修理だけして、ゆっくり考えようっと。

裁縫仕事が済んだら、ミニチュア第14作目になる「リビングルーム」の箱を開けて、予め白く塗っておく壁や土台を並べてさぁてっと思ったら、何だか急に久しぶりに絵を描きたいような気分になって、工作は一旦停止。パーツの箱の上に絵の具箱をどんっと置いて、イーゼルに置いたまっさらのカンバスを睨んでいたら、ちょうど地平線の向こうに聳えている万年雪のベーカー山のイメージが見えて来たので、よぉし、風景画にしよう。コバルトブルーでカンバス全体を薄く下塗りして、まずは空を塗って、次に山ひだの雪のない部分の色(フタロブルー)で山を描いて、その上に白で雪を被った部分を重ねて、乾いたらまた青を塗り重ねて、さらに白。

ベーカー山はアメリカ側にあって、富士山より500メートル低いんだけど、ひと冬の積雪量で世界記録を持っているというくらいで、夏でも雪が消えることはない。ちょっと下がって眺めて見たら、あら、何となくいい線行ってるじゃないの。ワタシはデッサンやスケッチは昔からわりと苦手なので、カンバス上に思い描いたイメージの一番遠くにあるものから絵の具を置いて行く形で描くけど、まあ、そこは独学の独断の独りよがりの自分流。この先は山裾へ、手前の風景へ、とイメージを重ねて行くことになるんだけど、どんな風に仕上がることやら、出来上がってのお楽しみ。
 


やることリストのやることをまとめてやった日

2020年07月28日 | 日々の風の吹くまま
7月27日(月曜日)。☀☀☀。朝から暑い。急に暑くなり過ぎたのか、地平線がもやぁ~っとかすんで見える。もしかしたらスモッグかな。でも、きのうは何となく蒸していた感じだけど、今日は湿度が下がったし、風も良く通るのでいたって快適。金魚鉢のオフィスも、夜寝るときにブラインドを下げておいて、太陽が上階の角に隠れる正午あたりまで直射日光を遮って、朝からダイソンのタワーを「5」くらいで回しておけばけっこう快適。それで暑くなり過ぎたら1日中涼しいレクルームにラップトップを持って避難すればいいわけで、角部屋のご利益かどうか知らないけど、気温が30度を超えてもクーラーは不要(元から部屋には付いて来てないし)。

今日はあんまりやる気が出ないからぼちぼち行こうと、(ミニチュア道具を片付けた)趣味工房でマスクをもうひとつ。大きなハンカチを三角に2つ折りにして耳にかける部分とあごの下の3点を縛って使っていたのを、しわを伸ばして、3重にたたんで、3つプリーツを付けて、余分の端を切って、髪を縛るゴムバンドを両端に付けて綴じたらできあがり。バンダナと違って生地が柔らかいので唇の辺りがガサガサしなくていいかな。でも、この暑さじゃあ、どんなマスクでも道路を歩くのはきついだろうな。湿度はそう高くないけど、高緯度地方の日差しは厳しいから、気をつけないとほんとに熱中症になっちゃいそう。ま、ニューウェストの道路はあまり込み合わないので、マスクは店の中にいるときだけで十分。追加で3枚作って日替わりでも追いつかない数になったから、これでマスク作りはおしまい。
 
(上)作り直したハンカチマスク (下2枚)バンダナで作ったマスク

汗をかくのにちょうどいいちょっとスパイシーなサラワク風ラクサで元気をつけて、午後は「やることリスト」のやることを今日こそやるぞぉと気合。まずプリンタのトナーを注文して、次にカレシの77歳の誕生日の来月8日にお気に入りのTojo’sにディナーの予約。東條シェフの「夏のおまかせ」メニューはなかなかよさそう。少し早めの6時に予約して、万が一満席でも無理を言わせてもらえるかもと、リクエスト欄に「77歳の誕生日ディナー」と書いておいたら、カレシ宛に「77歳おめでとう。8日にお待ちしています」みたいなメッセージが来てびっくり。ワタシの名前で予約を入れてカレシの名前はどこにもないんだけど、東條シェフは商売上手だから何か記録のようものがあるんだろうな。2人で外食するのはほんっとに、ほんっとに久しぶり。ああ、楽しみだぁ。

8月のカレンダーにもうひとつ「楽しみな予定」のフラグをぺたっ。カレシの喜寿のお祝いの2週間後はArts Clubのリーディングシリーズ『SPACED OUT』の第2回目だし、少しずつ私たちも外へ出て楽しいことをする機会が広がって来た感じで、うれしいね。あと何年2人一緒に遊んで楽しめるかわからないんだから、いつまでも巣ごもりしている場合じゃないの。早くコロナを何とかして欲しいもんだとぶつぶつ言いながら、払い戻されたクルーズの料金から、Arts Clubのマッチング寄付キャンペーンに50万円追加、PTC(劇作家集団)のワークショップ支援に5万円と、それぞれ寄付して気分がすっきりしたところで、今日はおしまい。明日も暑いみたい・・・。

常に回り回っているのが人間の世の中なんで

2020年07月27日 | 日々の風の吹くまま
7月26日(日曜日)。☀☀☀。あっつぅ~いぃっ。本気で真夏だっ。きのうサボったモップかけをしようと思ったけど、やぁ~めたっ。その代わりというわけじゃないけど、シーツ類の洗濯。その間に枕をバルコニーに持ち出して、椅子に並べて仲良く日向ぼっこ。たっぷりの紫外線で消毒になるし、ふかふかになるしで一石二鳥。これがまったく新しい意味の「pillow talk」だよとFBに投稿したら、ロリーンがギャハハと爆笑絵文字でコメント。夫氏のエイドリアンは「いい眺めだね。ガーデンもすばらしい」と持って回ったコメント。あはは。直訳したら「枕話」で、つまりは男女のベッドの中での睦言のこと。まあ、みんな少々際どいジョークに茶々を入れて遊べるお年頃になったのよね。
 

それにしても、この暑さではビーチも公園も人でいっぱいだろうな。バンクーバーの市内のビーチはそんなに広くないから、ソーシャルディスタンスなんかあっという間に吹っ飛んでしまいそう。先週はスタンレー公園のビーチにドラムサークルとか言う若い人たちが太鼓を持って集まって、さらにそれを見ようという人たちが集まって、遊歩道に溢れると言う「事件」があって、州のホーガン首相が「キミたちはそんなレベルなのか」と叱り付ける始末。若い人たちに人気のチェーンのレストラン2つで感染者が出たのを受けて、客がテーブルを離れていいのはトイレか店を出るときだけで、ナイトクラブでのダンスは禁止と規制が強化されたし、内陸のケロウナに集まった6人組に端を発したクラスターは今では州内で70人以上に膨れ上がっていて、貸し別荘やハウスボート、民泊などの滞在人数が制限されたし、とにかく大勢で集まって羽目を外したがる若者のけん制に大わらわ。このあたりは世界のどこでも似たような事情らしく、第2波、第3波の元凶は若者で、だけど命を脅かされるのは高齢者ということになりそうな感じ。

カナダではコロナのせいで150万人が親元や家族のところへ「戻った」そうだけど、つまりは失業したりして家賃が払えなくなって「出戻った」ということか。老齢年金に非課税の追加給付があったばかりで、安定した年金収入があって収入が減るわけじゃないシニアには不要だろうにと思っていたし、州の公務員年金も歯科保険と追加医療保険の保険料が3ヵ月間一時的に減額されるという知らせが来て何でぇと思ったんだけど、なるほど、いったん自立した息子や娘が転がり込んで来たらいやでも何かと出費が増えそうだから、助かるシニア世帯がたくさんいるってことか。いや、政府が実際にそこまで考慮しているのかどうかは疑問で、働いている人たちや企業に緊急給付金や補助金をばら撒いていたら、誰かがシニアにも何か上げないと不公平じゃないかと言いだしたのかもしれない。

でも、若い人たちが自分たちは大丈夫だと高をくくってたがを緩めて遊びまくっていて、感染しても無症状なせいで家族や周囲にウィルスを撒き散らして感染者がうなぎ登りになったら、いずれまたロックダウンせざるを得なくなると思うんだけど、そのときに一番大きな経済的打撃を受けるのは再び失業の憂き目を見る当の若い人たちじゃないのかな。人間の世界って、みんないつも回り回っているわけだから。


今年初の猛暑が来るんだって

2020年07月26日 | 日々の風の吹くまま
7月25日(土曜日)。☀☀☀。夏が戻って来た!と思ったら、明日から来週末までは今年最初の「猛暑」だそうで、注意報が出ている。寒くなったり、暑くなったり、忙しいこっちゃ。何でも、パンデミックでいつも世界の空を飛び回っている飛行機が激減したせいで、地上の気象台が頼りにしていた上空の気温や風などの情報が手に入りにくくなって、天気予報の当たり外れが目立つようになったんだそうな。こんなところにも「側杖被害」が出ているんだな。ということは、気温の乱高下は気象情報の不足とは関係がないとしても、もしかしたら「猛暑」の予報も外れるかなあ。明日は予想最高気温が28度で体感温度が33度。月曜日なんか29度で体感温度が35度。まあ1週間だけのことらしいけど、それでも暑すぎ・・・。

今日は掃除日なんだけど、足が痛い。2、3日前にウォーキングの最中にまた歩道の縁を踏み外してギクッ。幸い足首は無事だったけど、今度はくるぶしよりちょっと先の足根中足関節というあたり。人間の足って骨の組立てがすごく複雑で、解剖図を見るとひとつ間違うとばらばらに分解してしまいそうな感じ。どうもリスフラン関節と言うあたりのよで、けだるい感じの痛みなので捻挫と言うほどでもないのかな。テーピングすれば外を歩くのに支障はないからいいかと思うけど、7、8年前だったか、椅子から後ろ向きに下りたときに足の中指を突き指して、炎症が関節から関節へと広がって、すっかり腫れが引いて靴を履けるようになるまで半年近くかかったから、無理は禁物。

と言うことで、ミニチュア工房のあるレクルームは散らかったままなので、サロンパスを貼っておいて、ゆっくりと掃き掃除をして、掃除機をかけたら、モップかけは休み。きのう13作目の「ダイニングキッチン」が完成したので、今日はまた思いついて迷彩服模様のバンダナでマスク作り。カレシは「マスクが必要なところへは行かないからいらない」と言うけど、どうしても行かなければということもあり得るだろうから、カレシ用に1枚作っておくのもいいなとちくちく縫っていて、やっぱりあの冷蔵庫は気に入らないやと、マスク作りを中断。冷蔵後のドアに3枚の切り抜き風の紙切れとメモ用紙を貼り付けて、ペンを糸でぶら下げて、上に置いた木箱のボトルが大きすぎるので小さい小瓶に変えて、ついでだぁ~とダイニングテーブルの隅に置いたスマホに糸でイヤホンを付けちゃった。ディナーのテーブルでスマホいじりなんて、マナーがなってない人、どこの誰だろうねえ。
 
 

で、マスクの仕上げは明日に回して、もう第14作目にかかる気満々。今月は、誕生日プレゼントの「森の隠れ家」が小さくて早々と完成してしまったので、勢いで月に1個の基本方針に反して2個。でも、広州のおもちゃメーカーのキットは作っていてもあまりおもしろくなくて、あと1個あるけどもういいよぉ~という感じがする。棚に積み上げた箱を眺めて、次はどれにしようかなあ・・・。


寝冷えで済んでよかった/ミニチュア13作が完成

2020年07月25日 | 日々の風の吹くまま
7月24日(金曜日)。☁☂☁☀。ちょっと目が覚めて何か寒いなあと思ったら、ベッドの裾半分にかけておいた半毛布がいつの間にか90度回転してばっちりとカレシの上。おいおい、今度はワタシが寝冷えしちゃうじゃないの。まあ、元々あんまり寝相が良くないので、寝返りのたびにシーツや毛布を横取りなんてのはしょっちゅうだから、上のシーツや毛布はいつもベッドよりもひと回り大きいキングサイズのを買うわけだけど、半毛布はどうしようもないね。でも、けさはおなかの調子もほぼ普通だそうだから、やっぱり寝冷え(か消化不良)だったんだろうということでひと安心。ちょっと心配したけどシリアスじゃなくてよかったねと言ったら、「シリアスだったんだぞ。レッスン中にトイレに走ったりしてタイヘンだったんだから」。あっ、そ。

とにかく事なきを得たようで安心したけど、午前中のヨーロッパ組のグループレッスンは「休講」。まあ、休養するのもいいよねと言ったら、「座っていてばかりじゃ健康に良くないからね」。そうだよねえ、もう少し動き回らないとね。でも、カレシの「座りすぎ」対策」と来たら、歩く姿勢から90度の回転で、ソファにごろんと寝転がってスマホいじり。ま、年だからと言ってしまえばそう言うことだからしょうがないか。カレシの誕生日まであと2週間。うん、今年は喜寿だもんね。でも、西洋には喜寿というものがないから、Tojo’sでハッピーバースデイと行こう。忘れないうちに予約を入れておくね。

と言うことで、今日はミニチュア工房で「プロジェクト13号」の総仕上げ。何だかわからないけど、ちょっとばかりつまらないなあと思ってしまうのは、いかにも郊外の分譲地に建てたモダンな住宅という雰囲気だからかな。生活感と言うか、人間臭みたいなものが感じられない。ダイニングテーブルのデザートのお皿にワイヤの先を潰して作った「フォーク」をちょっとずつ変えて添えてみたり、ワイングラスを置いてみたり、大きい方のショッピングバッグにセロファンに包んだ「花束」を入れて見たりしたけど、ごく平凡な中流の郊外族のイメージしか浮かんで来なくて、なぁ~んか今ひとつストーリー性がないと言うのか、やっぱりどうしてもつまんない感じなんだよねえ。はて、冷蔵庫のドアにメモやら何やらを貼ってみたら、少しは生活感が出るかなあ。
 
  
 ペットの目線で見たらこんな感じ? 
 おうちパーティはこんな感じ? 

ま、明日は土曜日で床掃除の日だから、後始末にはいいタイミング。紙を切った細かなくずがスツールの周りに散らかっているのを見ると、何となくすっきりした気分。くず入れを置いてあるあるのに、紙切れはほぼ100%の確率でくず入れの外にひらひらと落ちる。それが何とも言えない快感なんだから不思議。たぶん、子供の頃のように叱られずに好きなだけ散らしてもいいからだろうと思うな。そういうのも工作の楽しさのうちなんだもの。


我もしてみんとてズームイン

2020年07月24日 | 日々の風の吹くまま
7月23日(木曜日)。☁☁☁。今日も夏はお休み中。カレシが朝から「腹具合が悪い」と言ってやたらとトイレに行ってばかり。コロナでも下痢症状が出ることがあると聞いているから、おなか痛くない?吐き気はする?熱っぽくない?喉は痛くない?体はだるくない?朝ご飯はちゃんと味がした?と質問を連発したら、「腹具合がちょっと緩いだけで、他は何ともないよ」。ふぅ~ん。じゃあ何なんだろうな。ゆうべの晩ご飯は(大きい1枚を半分にした)リブアイステーキ、とうもろこし、ポテト、アスパラガスを全部グリルにして、後はいつものサラダ。あ、カレシはデザートに冷蔵庫で冷えたすいかを何切れも食べてたっけ。ゆうべは気温が下がって朝方はちょっと寒いくらいだったのに「夏気分」で半毛布をかけていなかったから、もしかしたらもしかして「寝冷え」かも。

まあ、カレシもコロナの確率は限りなくゼロに近いと判断したけど、ときどき「おなかの具合はどう?」と声をかけやすいように、今日のワタシはオフィスで前からやろうと思っていたZOOMの設定。カレシがもう何年も英語レッスンにスカイプを使っていて、ビデオの不具合とか音声の不具合とか接続環境が良くないようで、ずっと文句を聞かされて来たワタシは別にチャットする相手もいないしぃ~と無視。でも、生徒の1人の勧めでZOOMを使い始めたら調子がすこぶるいいそうなので、何となくじゃあワタシもという気分。そこへ先週のArts Clubのディナーで知り合った俳優のシアとFBで友だちになって、「時間の都合が合ったらおしゃべりしない?」と打診されて、今が潮時かなぁ~となったわけ。

めったに使っていないラップトップならカレシがレッスンをしているときはミニチュア工房に持ち込んでZOOMを使えると思って、とりあえずアカウントを設定して、アプリをダウンロードして、インストールして、ミーティングをクリックしたら、きゃっ、画面に自分の顔。誰もいないからお一人様会議だな。次はBluetoothでBoseのヘッドフォンをつなぐわけだけど、何とかコネクトをダウンロードしろと言われてもよくわからない。そこでデスクトップでググって、Boseのサイトにあった説明を横目で読みながらやってみたら、お、Pairedと出て来た。これでヘッドフォンを使えると言うことかな。その先はまだよくわからないんだけど、カレシが日曜日にでも実際に2人でチャットしてコーチしてくれると言うので、今日はここまで。

小さなオフィスで2人の間は1メートルも離れていないけど、カレシのコンピュータデスクの裏側に(ワタシ用の)コルクボードを取り付けて隔壁にしてあるので、お互いの姿は見えないから2人とも「ここ」にいないつもり。薄い壁のあっちとこっちにいてZOOMでチャットするなんて何かヘンな感じだけど、デート気分とか何か、ちょっとおもしろいことになりそう。そこんところはやってみてのお楽しみ。


じじとばばの穏やかな日

2020年07月23日 | 日々の風の吹くまま
7月22日(水曜日)。☁☁☀。夏、ちょっとひと休み。日本は4連休に入って、どうなんだろう。メディアのどこを見ても梅雨明けに関する記事がなかったけど、もうとっくに全国で明けているはずだなあ。日本時間では、今日は東京に住む妹の誕生日で、あしたは元同業で埼玉に住む親友の誕生日。どっちも祝日なんていいなあと思うけど、もしかしたら「めでたさも中くらいなり」なのかな。元気で次の1年を過ごしてね。

銀行のサイトをチェックしたら、おお、来ているっ。キャンセルになった10月のクルーズの払戻し。ニューヨークからニューイングランドの沿岸沿いに北上して、プリンスエドワード島のシャーロットタウンに寄港して、ケベックシティでは2日停泊して、最後は10月27日にモントリオール入港という日程だったけど、カナダ政府が10月31日までカナダ領海へのクルーズ船の入域を禁止したもので、Silverseaが即キャンセルして、全額払戻しか125%のクレジットのどっちかを選べ。どっちみちパンデミックが収まったら即クルーズ三昧というつもりだったのでクレジットでも良かったんだけど、エージェントのジェフがクルーズ業界の先行きが不安だからクレジットは危ないとアドバイスしてくれたので、じゃあ払戻しということで220万円。ニューヨークで船に乗る前に芝居のひとつも見たかった。プリンスエドワード島で「赤毛のアン」の家を見に行きたかった。ケベックシティでトロントの弟夫婦と落ち合って観光してモントリオールで私たちには甥孫にあたるエヴァンに会いたかった。どれもすごく楽しみにしていたから、お金が全部戻って来たってぜんぜんうれしくなぁ~いっ。

ま、戻って来た分の一部はArts Clubに寄付することにして、今日はそのArts ClubのLegacy Circleのニュースレターに載せるワタシのプロフィールの原稿書き。Legacy Circleは遺言書にArts Clubへの遺贈を入れている後援者のグループで、芸術監督サークルからさらにもうちょっと内輪のサークル。一定の金額を遺す人がほとんどだけど、子供のいない私たちはどっちが後に逝っても残った財産はそっくりArts Clubに丸投げ。2人がどれだけ長生きして、後にどれだけの財産が残るかなんて神のみぞ知るだけど、冗談半分に相続したら一番先に廃品回収業者を呼んでね。自分の子供がいないから若い演劇人が子供みたいなものだし、もしも(もしも、もしも)永遠なる劇作家志望の極楽とんぼが上演に値する脚本をどこかにしまい込んだままこの世を去ったとしたら、そのときに舞台演劇が存続していなければ「遺作」を上演してもらえないしね。

今日はカレシが「奥さんスパ」にヘアカットとペディキュアの「予約」を入れていて、まずはバスルームにスツールを持ち込んで、伸び過ぎたという(あんまりない)髪を電気バリカンでじゃじゃじゃっ。シャワーを浴びてさっぱりしたら、リビングのソファでワタシの膝に足を乗せてペディキュア。元々体が固いもので、前に屈んで足の爪を切るのは大の苦手で、放っておくとぎざぎざに切ってソックスに穴を開けてしまう。世間的には手のかかる亭主と言うことになるんだろうけど、45年も一緒だとじじとばばのゆったり穏やかなひとときという感じで悪くないね。


GoToキャンペーンて、何で英語なの?

2020年07月22日 | 日々の風の吹くまま
7月21日(火曜日)。☀☀☀。今日も暑いかな。やっと来た夏だけど、何だかちょっと湿度が高めのような感じ。それでも夏は夏、かな。今日発表された感染者数は30人でほとんどが若い人たち。ほぼ隣町で従業員に感染者が出た人気チェーンのレストランとパブも若い人たちが集まって飲んで食べてするタイプで、ボニー先生も増加傾向が止まらなければ特定業種を対象にした対策を考えると言うくらいの状況。ある調査では再度のロックダウンにBC州民の大半が対処できると答えたそうだけど、ほんとかなあ。ボニー先生は、再度のロックダウンは闇営業や感染隠しが増えて、感染者との接触を追跡するのが難しくなるから、絶対に必要にならない限りしたくないと言っているけど、大丈夫かなあ。週末にまた天気がいいとちょっと厄介なことになりそうで、何とか若い人たちの手綱を引き締める手はないのかな。

日本ではアベちゃんが「GoToキャンペーン」とか言う何かよくわからない観光振興政策を進めようとしているようで、英語っぽい名前だから外国人観光客を呼び戻そうと言うのかと思ったら、国内旅行に補助を出そうという話。でも、コロナ感染が増えているときに地方へ旅行に繰り出せってのはちょっと危なすぎないのかな。何を考えてるんだろうね。そもそもGoToと言うのは「Go to travel」、「Go to eat」、「Go to event」、「Go to 商店街」(何でここだけ日本語?)をまとめたものだそうで、何でまた怪しげな英語なんだろうな。日本国民向けの観光補助政策なんだから、日本語でびしっと決めた方がかっこいいんじゃないかと思うけど、そのあたりがアベちゃんのずれているところ。

で、今週末は4連休だそうで、何でぇ?と思ったら、そっか24日はオリンピックが開会される日だったんだね。何でも10月の「体育の日」(昭和のオリンピック開会式の日だったな)をこの日に持って来て、ハッピーマンデーの「海の日」を木曜日(ハッピーサーズデー?)にずらして、(アベちゃんの)オリンピックを祝う4連休を作ってしまったらしい。で、今年のカレンダーでは祝日の赤になっているので、オリンピックが延期されたからって今さら祝日をキャンセルするわけには行かなかったということかな。それで、オリンピックを見られなくなった国民が4連休でもどこにも行くところがないということにならないようにと、GoToキャンペーンとやらを「前倒し」したのかな。でも、地方では感染が増えている東京からどっと観光客が押し寄せたら困ると言うので、じゃあ東京都民は除外すればいいだろうということになったらしい。

つまりは国税でまかなう事業から特定の国民(東京都民)をのけ者にするわけで、これって「差別」以外の何ものでもないと思うんだけど、平等であることが一番のはずの日本人は気にならないのかな。パンデミックの世界ではびっくりするようなことがたくさんあるけど、海の反対側から見ていると、アベちゃんのやっていることは今いちわけがわからない。大丈夫なのかな。


コロナパンデミックはウィルス感染だけじゃない

2020年07月21日 | 日々の風の吹くまま
7月20日(月曜日)。☀☀☀。あっつぅ~いっ。きのうごみを捨てに行くのを忘れていて、慌ててバルコニーに置きっぱなしだったごみ袋と有機ごみを、途中でエレベーターに誰も乗って来ないように祈りつつ地上階の有料駐車場の一角にあるマンション住人専用のごみルームへ。コロナ対策で管理会社がエレベーター内では両側に離れて立つようにとの標識をでんと貼り出したけど、ごみの臭いはそんなの知ったこっちゃないもんね。
 

やっぱりそうなるだろうとは思っていたけど、三密規制の緩和前には10人ちょっとに抑えられていた新規の感染者数が、規制緩和と同時に夏らしい陽気になったもので、先週から20人を超えるようになっていて、この週末は金曜日正午から土曜日正午までの1日では何と51人。その翌日も19人、日曜日正午から今日正午までは32人という気になる数字で、ボニー先生も「状況は悪化している」。最悪なのは1日のカナダデイから週末にかけて内陸の行楽地ケロウナでのどんちゃかパーティに集まったという若い6人組で、帰った先でウィルスを撒き散らして、最初に感染がわかってから1週間ちょっとの間に当人たちを含めて60人が陽性。まさにコロナバカの典型で、こういうのは国境や人種の壁というものがないらしい。

コロナバカのもうひとつがマスク大反対の「アンチマスカー」の抗議デモ。ガンの原因になるとか、ビルゲイツの陰謀だとか、何だかんだと理由をつけてワクチン接種に反対する「アンチヴァクサー」(日本語風に言うなら「アンチワクチャー」かな)と同じことを主張しているから笑える。BC州ではまだ(「強く要請」みたいなレベルで)法律でマスク着用を義務付けてはいないのに、アメリカの猿まねなんかすんなよと言ってやりたいな。公共交通機関でマスクを義務化したオンタリオ州では、医学上の理由でマスクを着けられない人たちのために「マスク免除カード」を発行しているそうだけど、偽物のカードがオンラインで売られているというから、人間の性ってのはしょうもない。あのさ、大勢の集まるところでみんながマスクをすればそれだけ感染の拡大を抑えられるってことで、いうなれば「マスクは世のため人のため」なんで、したくなかったら不特定多数の人がいるところには行かないという選択肢があるんだけど、どうなのよ。

コロナパンデミックは人間性や人間関係にいろんな副作用をもたらしたけど、離婚もそのひとつだそうで、離婚弁護士はうなぎ登りの離婚相談にてんてこまいと言う話。すでにギクシャクし始めていた夫婦がロックダウンで在宅勤務になったりレイオフされたりして家に閉じ込められた結果、亀裂が深まって一気に破局というケースが多いらしい。ところがロックダウンで別居したくても新居探しがままならず、裁判所もオンラインで細々と裁判をやっている状態で離婚訴訟は(不要じゃないけど)不急の案件だからと先に進めずで、八方塞になっているのは特に夫婦歴10年以上のカップルが多いらしい。日本でもコロナ離婚の相談が増えているそうだけど、うまく行っている夫婦はどこでもパンデミックで絆が強まったと言っているそうだから、コロナ離婚はふだんから夫婦と言う「2人で生きる人生」を磨いて来なかったツケが回って来たということなのかも。


ミニチュアの電気工事は一番の難関

2020年07月20日 | 日々の風の吹くまま
7月19日(日曜日)。☀☁☀。うぅ、暑くなりそうだぁ。朝ご飯が済んだら、2人がかりで「空中ガーデン」の水遣り。キッチンのシンクのところに立って、カレシが次々持ち込んで来る空のジュースボトルに水を入れるのがワタシの役目。空のボトルを2本ずつシンクに置いて、満タンになったら蛇口を次のボトルに移して、パンッと蓋をしてカウンターに置くと、カレシが2本ずつ外へ持って行き、ワタシはカレシが置いていった空ボトルに水を入れる、という流れ作業。けっこう息が合ってるじゃないの、ねえ。

ミニチュア工房のあるレクリエーションルームは東南向きだけど、バルコニーの奥行きが深いので、上階のが日よけの屋根になって直射日光が入らないせいで我が家で一番涼しい。今日はまずキッチンの設備で最後になったアイランドとスツール2個から作業開始。シンクはキットの薄っぺらな銀紙を止めて、少し厚めの銀色のシートに変更。シンクの縁もただの白い紙を止めて同じ銀色のシート。水栓もはと目の口径が大きすぎて、ワイヤを曲げて作る蛇口が安定しないので、宝物の箱をピンセットでかき回して、銀色のビーズと入れ替え。蛇口の口先に小さなビーズを糊付けして、両側にはベースより少し小さい銀色のビーズで水とお湯のハンドル。スツールは赤い布のベースのテンプレートが何と小さ過ぎ(欠陥品だ)。しょうがないから布を貼って、乾いてからハサミでトリム。角材みたいな足は銀紙を貼ったらよけいヘンなので、「木材(S)」の箱にあった古い1/12スケールの階段の手すり子を適度の長さに切って、下の太いところにだけ銀紙。足置きは紙で何ともしょぼいので銅色のワイヤに変更。デザインした人に想像力があるのかないのか知らないけど、広州製のはどれもテキトー過ぎて粗悪品に近いレベル。

これで大きな設備調度品が全部できたので、午後はいつも難問の「電気工事」で、今回ははたと頭を抱える難関。5個のLEDライトはワイヤ付きなのはいいんだけど、どれもキャビネットの裏に置く電池ボックスまで届かない。60センチくらいの予備のワイヤが付いて来たけど、それだけではとっても足りない。そこで、ダイニングとの間の床から突き出しているヘンてこな照明をボツにしてワイヤだけいただき。涼しいからとソファで昼寝を決め込んでいるカレシを尻目に、ほっそいワイヤを切らないように細心の注意を払っての被膜を剥がして、窓の上とキャビネットの下のライトは2ヵ所で切ってつないで熱圧縮チューブで固定して、最後に3個分をひとまとめ。ダイニングテーブルの上のライトのシェードはキットのでは裸電球みたいに見えるので、ボツにしたピンクハウスのをリサイクル。

ダイニングからの配線は長いので、予備のワイヤを利用して陽極と陰極を間違えないようにマーカーで赤と黒に塗り分け。窓の外の壁を伝わせて、キッチンからのワイヤと合わせて、電池ボックスのワイヤに接続。おっかなびっくりスイッチを入れたら、おっ、成功だっ。4個のライトが輝くと温もりが感じられるね。ためしに設備調度品を入れて見たら、何だか郊外のモダンな戸建てというよりは都心のマンションみたいな雰囲気になったような・・・。
 
 
 



夏、やっと満開

2020年07月19日 | 日々の風の吹くまま
7月18日(土曜日)。☀☀☀。夏、満開!リビングの押し出し窓を2つとも開けて(と言っても15センチしか開かないけど)、ダイニングのルーフデッキへのドアを開けて、キッチンの端のバルコニーのドアを開けると風通しは満点。バルコニーの小さいテーブルを2つとも陽だまりに移動して、枕を日光消毒。足首はまだちょっと痛いけど、テーピングでかなり改善したので、寝室だけルンバ君に任せて、洗濯機をかけながらの床掃除。

これからは夏らしい陽気がこのまま続くようなので、デッキとバルコニーの「農場」も忙しくなりそう。春に種を蒔いたラディッシュは間引きした葉を食べていたけど、残した方はなぜか実が硬くて「不作」。プランターの土が痩せたせいだから、今年は食べるのは諦めて、種ができるのを待つことにしたと、カレシ。冬越しをしたパセリは花をサラダに散らして食べていたけど、種ができたので茎まで硬くなってもう食べられない。コリアンダーやタイム、オレガノは順調で、いちごも赤くなっているのは1個だけだけど、実がたくさんあるからこれからが楽しみ。デッキのトマトがどんどん花を咲かせるようになって、赤ちゃんトマトがたっくさん。一番先に大きくなったブラックラシアンはほぼ真っ黒だったのが、何となく紫がかって来たし、グリーンゼブラにもちょっと縞々が見えて来て、うん、いい感じ。

土曜日はいつも掃除洗濯の家事だけで午前中が終わってしまうな。気温がずいぶん上がって来たので、カレシは「ウォーキングは晩ご飯の後にしよう」。それではと、午後はスマホの写真をダウンロードしたり、FBで「転んじゃった」投稿への友だちのコメントに茶々を入れたりして、だらだら。何しろきのうは傷めた足首の大事をとって買い物をスキップしたので、今日はリストがちょっと長い。テーピングのおかげで、暑いからサンダル履きでも足首が横にぶれないので助かるね。野菜売り場でトマトを並べていたアーシンが「あれ、足をどうしたの?」と聞くもので、久しぶりの友だちとの集まりが楽しくて飲みすぎてふらついで転んじゃったのと言ったら、「やっと夏だもんね」。うん、うれしいよね。「みんなどこかへ行ってしまって、今日はお客が少ないよ」。うん、みんな公園かどこかに行って盛大にバーベキューをやってるのかもね。

晩ご飯の後で一番楽なルートを選んでウォーキング。7月と8月の毎週土曜日午前10時から午後8時まで、市が5番アベニューとモール外の6番アベニューの区間の6番ストリートを「歩行者天国」にしてしまったので、どんな具合かなと窓から見下ろしたら、日差しは暑いせいかどうか知らないけど、道路にはあんまり人がいない感じ。そこでちょっと道路のど真ん中を歩いて見たら、あちこちにテーブルや椅子をおいてあるけど、座っている人は少なくて、子供が何人か走り回っている以外はみんな普通に歩道を歩いている。車線を潰して歩道を広げたときも、人が歩いているのを見るまでちょっと時間がかかったから、いつも車が溢れている車道に下りて自由に歩き回るには、心理的な「慣れ」のようなものが必要なんだろうな。広々としていて、実に気分爽快なんだけどね。


楽しく飲んで食べたせいで武勇伝ができちゃった

2020年07月18日 | 日々の風の吹くまま
7月16日(木曜日)。☀☁☀。天気が良くて良かった。今日は前から楽しみにしていたArts Clubのディナーの日。Signature Dinnerと銘打ったレストランとタイアップしてのファンドレイジングの会食で、6月半ばにバンクーバーのクィーンエリザベス公園にあるレストランで予定されていたのがキャンセルになっていたのが、規制の緩和が進んでレストランで小規模な会食ができるようになったところで再開。普通でも多くても60人くらいの規模で、会費に寄付(寄付の部分だけ税控除の対象)が含まれているから、集まるのは常連の後援者グループのメンバーがほとんどなので、ま、一種の懇親会みたいなものかな。

でも、でも、なぜか朝から調子が良くない。ゆうべは夜になって体中が痒くて、夜中はおなかが痛くてよく眠れなくて、今朝は何と38度の熱。ワタシの平熱はだいたい37度なので、1度くらい上がっても熱っぽいなあと感じる程度なんだけど、今回は顔が火照ってやたらと汗が出る。すわコロナかと思って、政府のサイトにあるセルフチェックを調べて見たら、該当する症状は熱だけ。でも、ほんとにコロナだったら今日のディナーには行けないなあ。楽しみにしていたんだけど、Arts Clubのみんなに移すわけにはいかないもんね。それでも、何か腑に落ちないので、午前中はミニチュア工房に座って家具類を組み立てながら、20分くらいおきに熱を測っていたら、少しずつ下がってランチの頃には平熱に戻ってしまったから、いったい何なんだ、これ。

そういえば、おなかの筋肉がぼごぼことパンチを食らったように痛いし、きのうは晩ご飯の後で体中が痒くなってぼりぼり引っ掻くのに忙しかったな。何て考えているうちにはたと思い当たったのが、紅鮭のハラミ。晩ご飯のしたくをしていて、おなかが空いていたので、切り落としたハラミを何となく口に放り込んだんだっけ。自分の小指くらいの大きさだったけど、刺身用の鮭じゃなかったから、もしかしたらもしかするかもと、ググってみたら、出たっ。ヒスタミン中毒。こっちは熱を含めて該当する症状がいくつもあって、ヒスタミン中毒なんてのがあるとは知らなかったけど、要するに一種の「食中り」ということか。

午後になっても熱は平熱のままだったし、元気も回復したので、コロナの確率は限りなく低いと判断して、シャワーを浴びて、ちょっとおしゃれして、4時半ごろにいざ、しゅっぱぁ~つ!

☆☆遊びにおでかけ☆☆

7月17日(金曜日)。☁☀。いやぁ、朝方から猛烈なこむら返りで起きてばっかり。痛いのはきぃ~っと突っ張る筋肉だけじゃなくて、左の足首は痛いし、右足の(外反母趾の)親指も痛いし、おまけに右手の中指と薬指の関節に痣ができていて痛い。会場のレストランがあるクィーンエリザベス公園はリトルマウンテンと呼ばれる125メートルの丘で、かっては石切り場だったところ。カレシが日課のウォーキングを兼ねて下から歩いて行こうと言うので、公園の裾の道路に車を駐車して、てっぺんの北側にあるレストランまで南側から大回りをして坂道をてくてく。右の親指がいたいのはヒールの付いたサンダルを履いていたせいだと思う。どう見たってウォーキングのいでたちじゃなかったよね。それでもけっこう早めに着いたので、近くの(観光名所の)ブローデル温室植物園の辺りを散策しながらスマホで写真をパチパチ。そうそう、ここで2人が将来を語り合ったのは46年前の5月だったよね。
   
     

     

いや、ディナーは楽しかった。仲良しのケイトやイーディス、受付をやっていたスタッフのアマンダやエリカと顔を合わせるのは2月のディナー以来。イーディスとはたまにメールでご機嫌伺いをしていたし、ケイトとはFBでジョークをかまし合っていたけど、やっぱり面と向かって会っておしゃべりするうれしさには及ばないね。でも、ハグするのはまだ2mルール違反だから、肘と肘でポンッと「エルボーバンプ」。8月下旬の(ファンドレイジングを兼ねた)リーディングシリーズ第2回が発表になったばかりで、ボックスオフィス担当のアマンダにさっそくチケットを買ったのと言ったら、「一番乗りよぉ。すぐにチケットを送ったから印刷しておいてね」。みんなまだ在宅勤務中で、オフィスに戻れるのは夏の終わりあtがりと言うところらしい。

Arts ClubのゲストはECOSというアウトリーチチームのメンバーのローギとシア。ローギは台湾出身のなかなか味のある演技をする俳優で、私たちのテーブルに座ったシアはシエラレオネ生まれのセネガル育ちという、とっても快活な女優。ローギとはFB友だちとしてしょっちゅう互いの投稿にコメントし合っているけど、顔を合わせるのはこれが初めて。シアとは話が弾んで、ほんとに楽しい人。ディナーはワインのペアリング付きで、前菜にロゼ、サラダに白、鴨の足のコンフィに赤と、大きなグラスになみなみと注いでくれるので、おしゃべりに夢中になりながら食べて飲んでしていたら、あは、何だか酔っ払ってしまったみたい。最後には仲良し同士で「ちょっとくらいいよね」とがっちりハグ。(ボニー先生、怒らないでね。)帰り道で少々ちどり足で歩いていたら、暗かったので歩道の縁を踏み外してすってんころり。カレシと手をつないでいたし、芝生の方に倒れたから良かったけど、たぶんそのときに左の足首をねじったんだろうな。拳骨の痣はどこで作ったのかは不明だけど。

でも、足首は捻挫と言うほどじゃなくて、ぐるぐると動かしたり、歩いたりするとちょっと痛いだけで、腫れや痣はないから、くるぶしの辺りにサロンパスを貼って、ちょっと大事にすれば、まあ2、3日で治るんじゃないかな。お天気がいいので、ちゃんとした靴を履いて、少しばかりゆっくり気味のウォーキング。それでも、親しい仲間たちと飲んで食べておしゃべりする楽しさに勝るものはないな。きのうはほんっとに楽しかったぁ~。


夜の街の社交飲食店の社交ってどんなこと?

2020年07月16日 | 日々の風の吹くまま
7月15日(水曜日)。☀☀☀。やっぱり夏はいいなあ。紫外線がたっぷりで、日差しを浴びていたらコロナなんか殺菌してくれそうな感じ。今日はバンダナでマスク2枚。1枚は三角に折って両端とあごの下を結んでいたのを解いて、プリーツ付きのマスクに作り直して、もう1枚はきのうサニーの雑貨屋で買って来たバンダナのうちチェック模様ので、新品のパリパリだから縫いやすい。ただし、使う前に一応洗っておいた方がいいと、キッチンで熱湯でざっと洗ったら、あちゃ、赤い色がなぁ~んか色落ちしたような感じ。ま、中国製の190円だから、そんなもんだろうな。

この週末に内陸のケロウナでかなりの数の感染者が確認されたのは、10日ほど前の1日のカナダデイとそれに続く週末に(バンクーバー圏から出かけた)若い人たちがバカ騒ぎをやっていたせいのようで、週明けに10人前後に戻って落ち着くのかと思ったら、今日はまた21人。ロックダウンからフェーズ2、フェーズ3と徐々に規制を緩めて来たことで人が巣の外に出るようになって、夏の陽気になれば若い人たちがパーティだ何だとビーチや公園に繰り出すので、ある程度は感染者が増えるのは避けられないだろうとは思うけど、アメリカのフロリダみたいにならないといいけどね。あそこはほんっとにコロナバカが蔓延しているという感じで、まあ、トランプがいてもいなくても、アメリカ人は(特に権力のある)他人の言うことを聞くなんぞオレのプライドが許さねぇというタイプが多いから、「馬鹿につける薬はない」を地で行っている感じだな。

若い人たちの感染が増えているのはどこでも似たようなもので、第1派は主に老人の感染が問題だったけど、第2波は若い層が中心になるのかな。東京での感染増だって、大半がまだ若い20代、30代。新宿の歌舞伎町界隈を「夜の街」なんて思わせぶりな呼び方するから、中年のサラリーマンおじさんたちがホステスや女子高生(もどき)を相手に鼻の下も手も伸ばしているところかと思ってしまったじゃないの。昔のすすきのだってそうだったから、家族持ちの同僚が飲みに行きたいときの「口実」としてバーやスナックに連れて行かれて、おばさんホステスから「オトコというものは」といろいろ薀蓄を聞かされて、勉強させてもらったもんだった。まあ、ほぼ半世紀前の大昔の話なんだけど、今はそういう「夜の街」も若い人たちの遊び場になっているってことか。キャバクラにホストクラブにセクシーパブにガールズバー。他にまだあるのかな。どれもこれも擬似恋愛とか擬似セックスの商売にしか見えないけど、きっと日本の若い人たちはさびしがり屋になんだろうね。

一律に「夜の街」と呼ぶと、まっとうなレストランや居酒屋が風評被害で迷惑するからと「社交飲食店」と呼びかえることになったそうだけど、そうなると今度は飲食店での「社交」とは何ぞやということになりそう。ストレートに英語にしたらどうしても大人が何人かテーブルを囲んでおいしい料理と会話を楽しむちょっといいレストランのイメージになってしまいそう。つまりは「社交」とは何なのかに大きなギャップがあるってことだな。こっちにはホステスやホストがそばに座ってくれていちゃつかせてくれるところなんか、基本的には違法だからないだもん。アジア人が経営するクラブならホステスがいると聞いてるけど、つい最近バンクーバーのストリップクラブで感染者がでたばかりだし、そんなところでクラスターが発生したらタイヘンだよ。