おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2016年版)の377ページ「第 2-5-90 図 経営支援サービスを推進する上での課題」をみましたが、今日は377ページ「第 2-5-91 図 金融機関が支店のみで経営支援サービスを提供できない場合の体制」をみます。
下図から金融機関が支店のみで経営支援サービスを提供できない場合の体制について確認すると、支店内で対応できない場合、ほぼ全ての金融機関が自社の本店・本部のどの部署につなげば良いか理解できていることが分かります。
他方で、自社内で対応できず、外部との連携が必要な場合、どの外部専門家・外部専門機関と連携すべきかを理解できている金融機関は、都市銀行、地方銀行・第二地方銀行で7割程度であり、信用金庫・信用組合では4割程度となっていることも分かります。
この結果について白書は、支店内においては、具体的な外部の専門家や専門機関の顔が見えていない状況が推察される、とあります。
私のところにも地方銀行から支援要請が係ってくることがありますが、その背景がこれだった訳ですね。読み進んでいきましょう!!
昨日は中小企業白書(2016年版)の377ページ「第 2-5-90 図 経営支援サービスを推進する上での課題」をみましたが、今日は377ページ「第 2-5-91 図 金融機関が支店のみで経営支援サービスを提供できない場合の体制」をみます。
下図から金融機関が支店のみで経営支援サービスを提供できない場合の体制について確認すると、支店内で対応できない場合、ほぼ全ての金融機関が自社の本店・本部のどの部署につなげば良いか理解できていることが分かります。
他方で、自社内で対応できず、外部との連携が必要な場合、どの外部専門家・外部専門機関と連携すべきかを理解できている金融機関は、都市銀行、地方銀行・第二地方銀行で7割程度であり、信用金庫・信用組合では4割程度となっていることも分かります。
この結果について白書は、支店内においては、具体的な外部の専門家や専門機関の顔が見えていない状況が推察される、とあります。
私のところにも地方銀行から支援要請が係ってくることがありますが、その背景がこれだった訳ですね。読み進んでいきましょう!!