[7月1日24時00分 天候:不明 群馬県吾妻郡東吾妻町某所 ペンション『いたち草』地下3階]
私がしばらくリサを探していると、ようやくリサは見つかった。
資料室は2層構造になっており、私がいる場所は上層部。
恐らく地下中3階と思しき場所。
リサは下層部の地下3階にいた。
リサもまた、何かの映像を観ているようだった。
だが、様子がおかしい。
ヘッドホンをしているので、音声は聞こえないが、リサはオ○ニーしているようだった。
グチョグチョという音が聞こえてくる。
まさか、こんな所にエロDVDでも保管されていたのだろうか?
私は階段をそっと下り、リサの背後にそっと近づいた。
性的興奮のせいで人間形態から鬼形態に戻っており、角が生えているのが見えた。
一体何を観ているのだろうと、モニタを覗き込んでみると、随分古い映像であった。
往年のポルノ動画だろうか?
確かに、最近のエンターテイメント性に寄り過ぎているAVと比べ、平成時代初期から中期くらいのAVの方が『いかにも』的な感じで良いかもしれない。
とはいえリサ、まだ3ヶ月早いぞ。
AVも18歳になってからだ。
リサの誕生日は10月1日である為。
いや、それにしても……映像が古過ぎるな。
平成どころか、昭和時代か?
となると、日活ロマンポルノとか……。
いや、何かそれも違う。
リサ「お母さん……お母さん……お父さん……お父さん……!い、イク……イク……ゥゥッ!!」
愛原「え?」
リサが何故かそんなことを言いながらイッた。
何で、お母さんとお父さんなんだ?
何か、そういう設定のポルノ作品なのか?
だが、大きく後ろに仰け反ったリサに見つかった。
リサ「ア……?」
愛原「り、リサ……。そ、そういうのは、18歳になってから観ようね」
私は作り笑顔で言った。
まあ、パチンコ店などにしても、表向きは18歳であっても高校生はダメとか言ってるが、私服に着替えた18歳が高校生とは分からんだろう。
ここにいるリサは、制服姿であるが……。
リサ「ダーリン……」
リサは牙を剥いたまま、涎を垂らした。
リサ「お母さんとお父さんの映像見つけたよ……」
愛原「ええっ!?」
すると、画面内の男が呻いて射精したようだ。
その男には、見覚えがあった。
もちろん、実際に見たわけではない。
しかし、写真で見たことがある。
愛原「上野医師……!?」
リサの実の父親とされる上野医師であった。
すると今、膣内射精されたのは……随分と若い女であった。
ここにいるリサと遜色ない年頃だが、リサよりはグラマーである。
上野医師は北東北から南東北まで、逃亡の旅を続けていた。
その際、リサの実の母親とされる斉藤玲子と一緒であった。
そして逃亡の最中、2人はずっと貞操を守っていたわけではない。
親子ほど歳の離れた2人であったが、逃避行初期の頃から既に両想いであり、少しでも安全が確保されれば、性交に及んでいたという。
斉藤玲子が逃避行を開始したのは14歳、最終的には17歳の時に福島県桧枝岐村の郊外に落ち着き、上野医師との間に何人もの子供を産んだと聞いている。
だが、そこへ白井伝三郎率いる日本アンブレラが乗り込み、2人を殺害、娘達は日本版リサ・トレヴァーとなるべく、全員拉致されている。
愛原「すると、あれは斉藤玲子……」
心底満足そうな笑みを浮かべる斉藤玲子は、リサと顔はよく似ていた。
リサの地頭が良いのは、父親が医師だからだろう。
リサ「お父さんね、こういう映像を残していたんだよ……。何の為だかは知らないけど。でもねぇ、わたしもヤりたい。当然……先生……ダーリンと……!!」
リサは両手の爪を鋭く長く伸ばし、唸り声を上げて飛び掛かって来た。
性欲と食欲が入り混じった人食い鬼娘そのものだった。
愛原「待て待て待て!」
私は近くにあったモップを取ると、飛び掛かったリサの口を挟んだ。
愛原「お、落ち着け!落ち着けって!!」
リサ「ウウウ……!ガァァァァァッ!!」
何て力だ!
これが鬼型BOWの力……!
私が諦めかけた時だった。
リサの背後から銃声が聞こえた。
リサ「ガハ……ッ……!!」
それはリサに被弾し、リサは私に倒れ込んだ。
何が起きた?
リサは頭を撃ち抜かれても死なないはずだが……。
執事「危ないところでしたな」
リサの背後には、ライフルを持った執事が立っていた。
執事「お怪我はございませんか?」
愛原「だ、大丈夫。だけど、どうやって?リサはマグナム撃ち込んでも死なないぞ?」
執事「これは麻酔銃です。日本アンブレラは、BOWが脱走してしまった場合、射殺の他に麻酔銃を使って動きを止めるという事もやっていました。この辺りは山の中ということもあり、野生動物も出没しますから、表向きにはその対策用として、麻酔銃の所持は許可されています」
愛原「それがリサに効いたのか?」
執事「一か八かでした。本当はハンター用ですが、日本版リサ・トレヴァーにも効いたようですな」
愛原「そうか……」
私は立ち上がった。
確かにリサは意識を失っているが、呼吸はしているから、生きているようだ。
愛原「オーナーは?」
執事「公務執行妨害の容疑で、吾妻警察署に行かれました」
愛原「えっ?何したの?」
執事「御主人様自体は、何もされておられません。まあ、管理者責任といったところでしょうか」
パトカーから警察官2名がやってきて、オーナーとエントランスホールで話をしていた。
ところが、突然警察官達が立っている場所に穴が開き、2人はそこに落ちてしまった。
落ちた先は地下1階の大浴場。
2人の警察官は、そのまま湯船にダイブしてしまった。
執事「どなたかが、施設のギミックを作動させてしまったようです。どなたかが」
愛原「ギクッ!」
も、もしかして、暖炉の取っ手を最初に引いた時、『ガコン』という音がしたのだが、それのことか!?
愛原「え、えっとぉ……それは……」
執事「まあ、古い建物ですし、設備も古くなってございますから、たまたまそういう不具合が発生することもあるのでしょう。たまたま」
愛原「た、たまたまね……」
執事「とはいえ警察官達の心証を著しく悪化させてしまったことは事実。御主人様は警察官達を追い出す為に、わざとあのギミックを作動させたのではと疑われ、警察署に連れて行かれました」
愛原「ま、まさか逮捕なんてことは……」
執事「あくまでも任意同行です。取り調べが終われば、戻って来られることでしょう」
愛原「そ、そう……」
執事「それより、何か興味のある物はございましたか?私共は、捜査にはいくらでも協力させて頂く用意がございます」
愛原「えっとね……2つあります」
私は長野県白馬村の屋敷の動画と、リサが観た動画の2つを所望した。
執事「ほほぉ……。これでございますか。さすがは愛原様、お目か高うございます」
愛原「1つ、教えて欲しい。この動画に出ている執事は、あなたにそっくりだが、同一人物ではないのでしょう?」
執事「お察しの通りです。長野で働いていた男は、私の双子の弟でございます。私は兄です」
愛原「そうだったのか。その弟さんは?」
執事「最初は白井本部長の秘書を務め、その後は副社長の秘書を務めておりましたが、今は刑務所の中です。……ええ、副社長があのような感じですから、弟も共犯として裁かれました。ただ、弟は控訴することはなく、地裁判決に従い、今は服役中です」
愛原「そうか。あなたは社長秘書だったから、ギリギリ裁かれずに済んだのか」
執事「はい。もっとも、逮捕されて取り調べは受けましたが、最終的には起訴猶予となりました」
愛原「そうかそうか」
執事「どちらも、古いVHSテープですね。特に、リサ様が御覧になっておられた物は劣化が激しゅうございます。お時間は頂きますが、宜しければ私共の方でDVDに焼き直させて頂きますが、いかがでしょうか?」
愛原「そう、ですね。じゃあ、お願いします。ただ、一応、原本も頂けないでしょうかね?」
執事「はい。お時間は頂きますが、御希望に沿えるようにさせて頂きます。まずは、お部屋へどうぞ。宜しければ、サトウ様がお使いになっておりました301号室をお使いになりませんか?翌朝の御朝食も、そちらにお持ちさせて頂きますが?」
愛原「あー……そうだな。まあ、もう斉藤さんは戻ってこないだろうし、ベッドも綺麗だったし、そうさせてもらおうかな」
執事「かしこまりました。では、どうぞ。エレベーターへ。御案内させて頂きます」
私はリサを背負い、執事の先導で別のエレベーターに乗り込んだ。
こちらは地下3階と3階だけでなく、各階のボタンが付いていた。
私がしばらくリサを探していると、ようやくリサは見つかった。
資料室は2層構造になっており、私がいる場所は上層部。
恐らく地下中3階と思しき場所。
リサは下層部の地下3階にいた。
リサもまた、何かの映像を観ているようだった。
だが、様子がおかしい。
ヘッドホンをしているので、音声は聞こえないが、リサはオ○ニーしているようだった。
グチョグチョという音が聞こえてくる。
まさか、こんな所にエロDVDでも保管されていたのだろうか?
私は階段をそっと下り、リサの背後にそっと近づいた。
性的興奮のせいで人間形態から鬼形態に戻っており、角が生えているのが見えた。
一体何を観ているのだろうと、モニタを覗き込んでみると、随分古い映像であった。
往年のポルノ動画だろうか?
確かに、最近のエンターテイメント性に寄り過ぎているAVと比べ、平成時代初期から中期くらいのAVの方が『いかにも』的な感じで良いかもしれない。
とはいえリサ、まだ3ヶ月早いぞ。
AVも18歳になってからだ。
リサの誕生日は10月1日である為。
いや、それにしても……映像が古過ぎるな。
平成どころか、昭和時代か?
となると、日活ロマンポルノとか……。
いや、何かそれも違う。
リサ「お母さん……お母さん……お父さん……お父さん……!い、イク……イク……ゥゥッ!!」
愛原「え?」
リサが何故かそんなことを言いながらイッた。
何で、お母さんとお父さんなんだ?
何か、そういう設定のポルノ作品なのか?
だが、大きく後ろに仰け反ったリサに見つかった。
リサ「ア……?」
愛原「り、リサ……。そ、そういうのは、18歳になってから観ようね」
私は作り笑顔で言った。
まあ、パチンコ店などにしても、表向きは18歳であっても高校生はダメとか言ってるが、私服に着替えた18歳が高校生とは分からんだろう。
ここにいるリサは、制服姿であるが……。
リサ「ダーリン……」
リサは牙を剥いたまま、涎を垂らした。
リサ「お母さんとお父さんの映像見つけたよ……」
愛原「ええっ!?」
すると、画面内の男が呻いて射精したようだ。
その男には、見覚えがあった。
もちろん、実際に見たわけではない。
しかし、写真で見たことがある。
愛原「上野医師……!?」
リサの実の父親とされる上野医師であった。
すると今、膣内射精されたのは……随分と若い女であった。
ここにいるリサと遜色ない年頃だが、リサよりはグラマーである。
上野医師は北東北から南東北まで、逃亡の旅を続けていた。
その際、リサの実の母親とされる斉藤玲子と一緒であった。
そして逃亡の最中、2人はずっと貞操を守っていたわけではない。
親子ほど歳の離れた2人であったが、逃避行初期の頃から既に両想いであり、少しでも安全が確保されれば、性交に及んでいたという。
斉藤玲子が逃避行を開始したのは14歳、最終的には17歳の時に福島県桧枝岐村の郊外に落ち着き、上野医師との間に何人もの子供を産んだと聞いている。
だが、そこへ白井伝三郎率いる日本アンブレラが乗り込み、2人を殺害、娘達は日本版リサ・トレヴァーとなるべく、全員拉致されている。
愛原「すると、あれは斉藤玲子……」
心底満足そうな笑みを浮かべる斉藤玲子は、リサと顔はよく似ていた。
リサの地頭が良いのは、父親が医師だからだろう。
リサ「お父さんね、こういう映像を残していたんだよ……。何の為だかは知らないけど。でもねぇ、わたしもヤりたい。当然……先生……ダーリンと……!!」
リサは両手の爪を鋭く長く伸ばし、唸り声を上げて飛び掛かって来た。
性欲と食欲が入り混じった人食い鬼娘そのものだった。
愛原「待て待て待て!」
私は近くにあったモップを取ると、飛び掛かったリサの口を挟んだ。
愛原「お、落ち着け!落ち着けって!!」
リサ「ウウウ……!ガァァァァァッ!!」
何て力だ!
これが鬼型BOWの力……!
私が諦めかけた時だった。
リサの背後から銃声が聞こえた。
リサ「ガハ……ッ……!!」
それはリサに被弾し、リサは私に倒れ込んだ。
何が起きた?
リサは頭を撃ち抜かれても死なないはずだが……。
執事「危ないところでしたな」
リサの背後には、ライフルを持った執事が立っていた。
執事「お怪我はございませんか?」
愛原「だ、大丈夫。だけど、どうやって?リサはマグナム撃ち込んでも死なないぞ?」
執事「これは麻酔銃です。日本アンブレラは、BOWが脱走してしまった場合、射殺の他に麻酔銃を使って動きを止めるという事もやっていました。この辺りは山の中ということもあり、野生動物も出没しますから、表向きにはその対策用として、麻酔銃の所持は許可されています」
愛原「それがリサに効いたのか?」
執事「一か八かでした。本当はハンター用ですが、日本版リサ・トレヴァーにも効いたようですな」
愛原「そうか……」
私は立ち上がった。
確かにリサは意識を失っているが、呼吸はしているから、生きているようだ。
愛原「オーナーは?」
執事「公務執行妨害の容疑で、吾妻警察署に行かれました」
愛原「えっ?何したの?」
執事「御主人様自体は、何もされておられません。まあ、管理者責任といったところでしょうか」
パトカーから警察官2名がやってきて、オーナーとエントランスホールで話をしていた。
ところが、突然警察官達が立っている場所に穴が開き、2人はそこに落ちてしまった。
落ちた先は地下1階の大浴場。
2人の警察官は、そのまま湯船にダイブしてしまった。
執事「どなたかが、施設のギミックを作動させてしまったようです。どなたかが」
愛原「ギクッ!」
も、もしかして、暖炉の取っ手を最初に引いた時、『ガコン』という音がしたのだが、それのことか!?
愛原「え、えっとぉ……それは……」
執事「まあ、古い建物ですし、設備も古くなってございますから、たまたまそういう不具合が発生することもあるのでしょう。たまたま」
愛原「た、たまたまね……」
執事「とはいえ警察官達の心証を著しく悪化させてしまったことは事実。御主人様は警察官達を追い出す為に、わざとあのギミックを作動させたのではと疑われ、警察署に連れて行かれました」
愛原「ま、まさか逮捕なんてことは……」
執事「あくまでも任意同行です。取り調べが終われば、戻って来られることでしょう」
愛原「そ、そう……」
執事「それより、何か興味のある物はございましたか?私共は、捜査にはいくらでも協力させて頂く用意がございます」
愛原「えっとね……2つあります」
私は長野県白馬村の屋敷の動画と、リサが観た動画の2つを所望した。
執事「ほほぉ……。これでございますか。さすがは愛原様、お目か高うございます」
愛原「1つ、教えて欲しい。この動画に出ている執事は、あなたにそっくりだが、同一人物ではないのでしょう?」
執事「お察しの通りです。長野で働いていた男は、私の双子の弟でございます。私は兄です」
愛原「そうだったのか。その弟さんは?」
執事「最初は白井本部長の秘書を務め、その後は副社長の秘書を務めておりましたが、今は刑務所の中です。……ええ、副社長があのような感じですから、弟も共犯として裁かれました。ただ、弟は控訴することはなく、地裁判決に従い、今は服役中です」
愛原「そうか。あなたは社長秘書だったから、ギリギリ裁かれずに済んだのか」
執事「はい。もっとも、逮捕されて取り調べは受けましたが、最終的には起訴猶予となりました」
愛原「そうかそうか」
執事「どちらも、古いVHSテープですね。特に、リサ様が御覧になっておられた物は劣化が激しゅうございます。お時間は頂きますが、宜しければ私共の方でDVDに焼き直させて頂きますが、いかがでしょうか?」
愛原「そう、ですね。じゃあ、お願いします。ただ、一応、原本も頂けないでしょうかね?」
執事「はい。お時間は頂きますが、御希望に沿えるようにさせて頂きます。まずは、お部屋へどうぞ。宜しければ、サトウ様がお使いになっておりました301号室をお使いになりませんか?翌朝の御朝食も、そちらにお持ちさせて頂きますが?」
愛原「あー……そうだな。まあ、もう斉藤さんは戻ってこないだろうし、ベッドも綺麗だったし、そうさせてもらおうかな」
執事「かしこまりました。では、どうぞ。エレベーターへ。御案内させて頂きます」
私はリサを背負い、執事の先導で別のエレベーターに乗り込んだ。
こちらは地下3階と3階だけでなく、各階のボタンが付いていた。
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