[6月12日12時30分 天候:晴 東京都墨田区菊川2丁目 愛原家⇔愛原学探偵事務所]
善場「変わった金庫を見つけたのですか?」
愛原「そうなんです」
約束の時間になり、昼食休憩から戻って来た善場係長に、私は金庫の件を報告した。
愛原「こちらなんですけど」
私は善場係長を4階に案内した。
納戸や水回りのある辺りは日当たりが悪い為、昼でも薄暗い。
もちろん照明はあるので、それを点けて納戸の中を確認する。
善場「なるほど、そうですか」
善場係長は金庫を隅々まで調べた。
因みに大きさは、一般家庭用の冷蔵庫くらい。
1人暮らしをしている男の部屋の、2ドアの冷蔵庫くらいの大きさである。
善場「これは……ハンドメイドですね」
愛原「えっ、どうして分かるんですか?」
善場「まず、どこにもメーカーが分かる物が付いていません。また、例え金庫であっても、規格というものが決まっています。こんな扉の錠は有り得ません。どこかの鉄工所か何かで製造したものではないでしょうか?」
そういえば高橋の知り合いに、板金屋とかで働いているのがいたような気がしたけど……。
愛原「なるほど……」
善場「問題は、これをどうやって開けるかですね。恐らく、六角レンチか何かで開けるのでしょうが、このサイズのレンチがあるかどうか……」
最初は一辺が1cmくらいかと思っていたが、よくよく見ると、もっと大きいことが分かった。
こんなサイズのレンチ、私は見たことがない。
愛原「パール。車かバイクの工具に、こういうの無いか?」
パール「スパナはありますが、レンチは無いですね。しかも、こんな大きな穴……」
リサ「あー……」
その時、リサは何かを思い出したようだった。
愛原「どうした、リサ?」
リサ「わたし、持ってるかもしれない」
愛原「何だって!?」
リサ「来てみる?」
愛原「うん!」
私はリサと一緒に、リサの部屋に向かった。
部屋の中には、チェストの上に祭壇のように祀られている物がある。
それは、オリジナルのリサ・トレヴァーの肖像画。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8c/fd7c231fc6086cb58bc41e523284d6b5.jpg)
鬼型BOWたる日本版リサ・トレヴァーとは似ても似つかないが、Gウィルスを世界で真っ先に体内で造り出した始祖ということで、ここにいるリサは創造神のように崇めている。
そしてその肖像画の前に、お供え物のように置かれている物がある。
それは白い仮面だけでなく、クランクハンドル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fa/59f9e8fb92cb2063f0176ce7fac348f6.jpg)
(写真では1本だが、実際は2本ある)
オリジナルのリサ・トレヴァーが寝泊まりしていた小屋には、部屋の飾りとしてクランクハンドルがあったということで、ここのリサも部屋の飾り……というか、『祭壇』の飾りとして置いてある。
リサ「これかな?」
ピカピカに磨かれたクランクハンドル。
1つは六角形、もう1つは四角形である。
大きさは、あの金庫の穴と同じくらいだ。
愛原「おお、きっとそれだ!」
BSAAの創設メンバーの1人であるジル・バレンタイン。
まだラクーンシティの警察官だった頃、リサ・トレヴァーの小屋でクランクハンドルを見つけた。
しかし、それを取った直後、ちょうど散歩から帰って来たリサ・トレヴァーと鉢合わせし、手枷を付けたままの彼女に両手でぶん殴られ、気絶したという。
だが、リサ・トレヴァーの攻撃はそれだけで、ジル氏を殺そうとはしなかったとのこと。
愛原「これを貸してくれ!きっとこれで金庫が開く!」
リサ「先生がそこまで言うのなら……。報酬にキスして?」
愛原「ええっ!?」
リサ「オリジナルのリサ・トレヴァー様は、クランクを取ったヤツをぶん殴ったそうだよ。キスくらい、いいよね?」
愛原「分かった分かった」
リサが自分の唇を指さしたものだから、私は仕方なく、リサの唇にキスしてあげた。
リサ「きゃーっ!」(≧∇≦)
天井に頭をぶつけるくらい、ジャンプした。
そして、ベッドにダイブしたかと思うと、そのまま枕に顔を突っ伏して悶絶した。
黒いスカートが捲れて、白いショーツが丸見えになってしまっている。
愛原「そ、それじゃ借りるぞー!」
私はクランクハンドルを持って、さっきの金庫の所に戻った。
愛原「お、お待たせしましたー!」
善場「大丈夫でしたか?何か、さっき、リサの叫び声が聞こえましたが?」
愛原「あー、大丈夫です!大丈夫です!それより、早速これを!」
私がクランクの先を穴に入れると、案の定ピッタリと嵌まった。
愛原「やはり!」
善場「回してみてください」
愛原「はい!」
私がクランクを回すと、ガチャンという音がした。
どうやら、中のロックが外れたらしい。
ハンドルを外して、取っ手を引く。
中にあったのは……。
愛原「また金庫!?」
今度は黄色に塗られた金庫が中に入っていた。
しかもこの金庫、“赤いアンブレラ”のロゴマークが扉にペイントされており、カードキーで開くシステムになっている。
この手のカードキーを持っているのは……リサだ!
リサはゴールドカードキーを持っており、これで開けられるはずだ!
愛原「リサ!……あれ、いない?」
まだ部屋にいるのだろうか?
愛原「ちょっと呼んできます!」
ついでにこのクランクも返そう。
そう思ってリサの部屋に行ったのだが……。
リサ「はぁ…はぁ……はぁ……!」
ヴヴヴヴヴヴ……(ピンクローターをアソコに押し当てている)
リサ「ひゃあぅぅぅっ……!!」
お取込み中だった!!
善場「変わった金庫を見つけたのですか?」
愛原「そうなんです」
約束の時間になり、昼食休憩から戻って来た善場係長に、私は金庫の件を報告した。
愛原「こちらなんですけど」
私は善場係長を4階に案内した。
納戸や水回りのある辺りは日当たりが悪い為、昼でも薄暗い。
もちろん照明はあるので、それを点けて納戸の中を確認する。
善場「なるほど、そうですか」
善場係長は金庫を隅々まで調べた。
因みに大きさは、一般家庭用の冷蔵庫くらい。
1人暮らしをしている男の部屋の、2ドアの冷蔵庫くらいの大きさである。
善場「これは……ハンドメイドですね」
愛原「えっ、どうして分かるんですか?」
善場「まず、どこにもメーカーが分かる物が付いていません。また、例え金庫であっても、規格というものが決まっています。こんな扉の錠は有り得ません。どこかの鉄工所か何かで製造したものではないでしょうか?」
そういえば高橋の知り合いに、板金屋とかで働いているのがいたような気がしたけど……。
愛原「なるほど……」
善場「問題は、これをどうやって開けるかですね。恐らく、六角レンチか何かで開けるのでしょうが、このサイズのレンチがあるかどうか……」
最初は一辺が1cmくらいかと思っていたが、よくよく見ると、もっと大きいことが分かった。
こんなサイズのレンチ、私は見たことがない。
愛原「パール。車かバイクの工具に、こういうの無いか?」
パール「スパナはありますが、レンチは無いですね。しかも、こんな大きな穴……」
リサ「あー……」
その時、リサは何かを思い出したようだった。
愛原「どうした、リサ?」
リサ「わたし、持ってるかもしれない」
愛原「何だって!?」
リサ「来てみる?」
愛原「うん!」
私はリサと一緒に、リサの部屋に向かった。
部屋の中には、チェストの上に祭壇のように祀られている物がある。
それは、オリジナルのリサ・トレヴァーの肖像画。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/8c/fd7c231fc6086cb58bc41e523284d6b5.jpg)
鬼型BOWたる日本版リサ・トレヴァーとは似ても似つかないが、Gウィルスを世界で真っ先に体内で造り出した始祖ということで、ここにいるリサは創造神のように崇めている。
そしてその肖像画の前に、お供え物のように置かれている物がある。
それは白い仮面だけでなく、クランクハンドル。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/fa/59f9e8fb92cb2063f0176ce7fac348f6.jpg)
(写真では1本だが、実際は2本ある)
オリジナルのリサ・トレヴァーが寝泊まりしていた小屋には、部屋の飾りとしてクランクハンドルがあったということで、ここのリサも部屋の飾り……というか、『祭壇』の飾りとして置いてある。
リサ「これかな?」
ピカピカに磨かれたクランクハンドル。
1つは六角形、もう1つは四角形である。
大きさは、あの金庫の穴と同じくらいだ。
愛原「おお、きっとそれだ!」
BSAAの創設メンバーの1人であるジル・バレンタイン。
まだラクーンシティの警察官だった頃、リサ・トレヴァーの小屋でクランクハンドルを見つけた。
しかし、それを取った直後、ちょうど散歩から帰って来たリサ・トレヴァーと鉢合わせし、手枷を付けたままの彼女に両手でぶん殴られ、気絶したという。
だが、リサ・トレヴァーの攻撃はそれだけで、ジル氏を殺そうとはしなかったとのこと。
愛原「これを貸してくれ!きっとこれで金庫が開く!」
リサ「先生がそこまで言うのなら……。報酬にキスして?」
愛原「ええっ!?」
リサ「オリジナルのリサ・トレヴァー様は、クランクを取ったヤツをぶん殴ったそうだよ。キスくらい、いいよね?」
愛原「分かった分かった」
リサが自分の唇を指さしたものだから、私は仕方なく、リサの唇にキスしてあげた。
リサ「きゃーっ!」(≧∇≦)
天井に頭をぶつけるくらい、ジャンプした。
そして、ベッドにダイブしたかと思うと、そのまま枕に顔を突っ伏して悶絶した。
黒いスカートが捲れて、白いショーツが丸見えになってしまっている。
愛原「そ、それじゃ借りるぞー!」
私はクランクハンドルを持って、さっきの金庫の所に戻った。
愛原「お、お待たせしましたー!」
善場「大丈夫でしたか?何か、さっき、リサの叫び声が聞こえましたが?」
愛原「あー、大丈夫です!大丈夫です!それより、早速これを!」
私がクランクの先を穴に入れると、案の定ピッタリと嵌まった。
愛原「やはり!」
善場「回してみてください」
愛原「はい!」
私がクランクを回すと、ガチャンという音がした。
どうやら、中のロックが外れたらしい。
ハンドルを外して、取っ手を引く。
中にあったのは……。
愛原「また金庫!?」
今度は黄色に塗られた金庫が中に入っていた。
しかもこの金庫、“赤いアンブレラ”のロゴマークが扉にペイントされており、カードキーで開くシステムになっている。
この手のカードキーを持っているのは……リサだ!
リサはゴールドカードキーを持っており、これで開けられるはずだ!
愛原「リサ!……あれ、いない?」
まだ部屋にいるのだろうか?
愛原「ちょっと呼んできます!」
ついでにこのクランクも返そう。
そう思ってリサの部屋に行ったのだが……。
リサ「はぁ…はぁ……はぁ……!」
ヴヴヴヴヴヴ……(ピンクローターをアソコに押し当てている)
リサ「ひゃあぅぅぅっ……!!」
お取込み中だった!!
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