報恩坊の怪しい偽作家!

 自作の小説がメインのブログです。
 尚、ブログ内全ての作品がフィクションです。
 実際のものとは異なります。

物語の途中ですが、ここで今年初の大石寺御登山についてレポート致します。

2025-02-09 20:54:18 | 私立探偵 愛原学シリーズ
 普通の御講であり、支部総登山とか、本山行事などの特別な内容ではない為、比較的完結に述べさせて頂く。

 

 

 出発は東京駅7時27分発、“こだま”705号で。
 春節が終わったからか、中国人の姿が殆ど無くて静かなのは良い。
 私が乗ったのは先頭車両の1号車であったが、いつもより更にガラガラだった。

 

 朝食はこれ。
 弁当を開けた所は撮影していなかったが、肉の量もボリューム感満点だ。
 作中でも、愛原リサがこれを選んでバクバク食べるシーンがある。
 注意して頂きたいのは、どうもタレにアレルギー物質が入っているかもしれないということだ。
 食べた後で口の周りが痒くなった。
 アレルギー体質の無い人が食べる分には問題無いのだろうが、焼肉のタレでアレルギーを起こしたことの無い私が食べてアレルギーを起こすとは?
 以前にも同じ物を食べて、口の周りが痒くなったことがあった。
 何か特別な成分でも入っているのかな?
 味は駅弁の中でも美味と言って良い物だったのだが。
 また食べたい内容だっただけに、アレルギーがちょっと残念だ。

 え?精進潔斎の為に、“深川めし”にしないのかって?
 精進潔斎など、日蓮正宗で指導されたこと無いから問題ナシ!
 車両はJR東海の新型車両N700S。
 名古屋以西では雪の為に遅れているとのことだが、名古屋止まりの“こだま”号に乗ればダイヤ通り。

 

 新富士駅にはダイヤ通りに到着。
 ここからは初めて、8時45分発の富士急静岡バスが運行する登山バスに乗り込む。
 毎月第2日曜日しか運転されない便で、要は私のような大石寺塔中坊に所属する信徒がそこでの御講に参加する為に運行されるバスということだ。
 まあ、分類上は路線バスの臨時便なので、信徒以外も乗れるのだが。
 車種は普通の路線バス。
 2人席を多く配置し、シートベルトを備え付けた『ワンロマ』というものだな。
 首都圏だと貸切兼用車とか、深夜急行バス(ミッドナイトアローなど)に見られるタイプ。
 前乗りで運賃は片道1070円也。
 運用自体は珍しいと思うが、『バスターミナルなブログ』様は興味無いですか?
 車内は満席では無く、富士駅からの乗車客を入れると、私も含めて16名ほど。

 

 途中、自動車専用道路の西富士道路も国道139号線バイパスも渋滞は無く、バスはだいたい時刻表通りに着いた。
 総坊前で降りて、富士山の写真を撮影。
 終点は第2ターミナルだが、既に添書を持参していて、登山事務所に行きたい人は総坊前で降りると良い。
 かつてのバスターミナルで、学会専用のバスが多く発着する映像を観たことがある。
 今はそういった貸切バスの姿は無く、たまにこうした路線バスが発着する程度。
 それでも、ペンペン草は生えてませんぞ?

 

 というわけで、報恩坊に無事到着。
 御講の内容は寂日房御返事だったが、どちらというと開目抄の方が面白かったかも。
 どうして、日蓮正宗では宗祖の尊称を『大聖人』と統一するのか。
 どうして、日蓮宗では、宗祖の尊称がバラバラ、『大菩薩』だったり、『聖人』だったり、『大聖人』だったりするのかという話の方が面白かった。
 因みに、他にも日蓮宗では、『御祖師様』と呼んだりもするようだが、今回の話には無かった。

 御講の後は昼食。
 “なかみせ”さんでカレー。
 安心して食べられる食堂の味ですよ。
 まあ、無料ではあったが、勝手に大盛りにされていたのは【お察しください】。
 あとは土産物屋で自分用の土産を買う。

 それから御開扉。
 中央列の席は、妙観講さんで一杯でしたな。
 “となりの沖田くん”の作者さんは参加されていたのだろうか。

 

 

 御開扉終了。
 帰りもまた下山バスに乗る。
 土日祝日は2便運行されており、第1便は中国製の電気バスでの運行だった。
 ただ、座席数が少なく、乗客の多い第1便では着席が無理だった為、第2便に乗ることにする。
 こちらは往路と同じワンステップバスのワンロマ。
 ……逆の方が良かったんじゃね?
 第2便は空席が出るほどだったので。
 帰りのバスも渋滞に巻き込まれることはなく、ダイヤ通り……というか、所定のダイヤより早く着いたくらいだ。
 運行情報によると、東海道新幹線は今日も雪で遅れている。
 何が起こるのかというと、予定していた列車より、1本早い列車に乗れたということだ。
 名古屋始発の“こだま”730号だったが、それでも往路より賑わっていた。
 まあ、最後尾の1号車まで行けば窓側席空いていたが。
 どうしても“こだま”は後続の“ひかり”や“のぞみ”に抜かれるダイヤなので、それらが遅れると、こっちも遅れるのである。
 で、ここで面白いことが起きた。
 新横浜駅からは後続の“ひかり”や“のぞみ”も各駅停車となるが、“こだま”が上り副線ホームに入ると、後続の“のぞみ”が上り本線ホームに入って来た。
 ん?新横浜なのに、“のぞみ”が先に行くのかと思いきや、こちらの“こだま”は“のぞみ”が停車する前に発車した。
 で、品川駅では上り本線に入り、客扱いしている間に、先ほどの“のぞみ”が副線ホームに入る。
 “のぞみ”が止まり切る前に、“こだま”が発車する。
 このやり方、中央線快速の朝ラッシュ時の新宿駅上りホームじゃね?
 確か、専門用語があったはずだが失念した。
 しかし、朝ラッシュの通勤電車の捌き方を新幹線でも見られるとは……。

 東京駅には7分遅れで到着。
 だが、7分遅れてくれたおかげで、私はこの列車に乗ることができた。
 乗り換え先の京浜東北線は、ダイヤ通り。
 金は掛かったが、たまにはこういうルートも良いのかも。
 というか多分、公共交通機関利用では、正規のルートになんだろうな。
 今までの私のルートが裏ルートだっただけだ。

 というわけで、今年初の大石寺登山参詣は無事に終わりました。
 次回は……いつ御登山できるか分かりませんが、『来臨を企つべし』の御金言に従おうと思います。

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