宮下奈都(著)
短編小説が収められている。
後で知ったことだが、どうやら「旅」をモチーフにしているらしい。
私にとっては「旅」にこだわらず楽しく読めた。
「アンデスの声」よかったな。
「秋の転校生」も懐かしい気持ちにさせれくれる。
ブログのお友だちのレビューで知り得た作家さん。
「誰かが足りない」が出会い。
今となってはもう一度読まなきゃならぬ作品。
その後、「太陽のパスタ、豆のスープ」で彼女の食の豊かさを知り、
「メロディ・フェア」では女子の葛藤と成長を身近に感じた。
「田舎の紳士服店のモデルの妻」は、さらりと読んだ。
圧巻は「よろこびの歌」それに続く「終わらない歌」である。
実際には耳にすることができない歌声が、あたかも私の真横で奏でられているかのように届けられる。
作者は日常を慈しみ大切に思い、
そこから溢れ出る思いや感情を丁寧にすくいとる。
それが読み手に確実に届くのだ。
思いを共有できる。
本を閉じて眼を瞑り、
ふーと息をした後に、またページをめくりたくなるような、
一つ一つが大切な大切な文章です。
目立たない作家さんかもしれませんが、寡黙で実直な姿勢が好きです。
短編小説が収められている。
後で知ったことだが、どうやら「旅」をモチーフにしているらしい。
私にとっては「旅」にこだわらず楽しく読めた。
「アンデスの声」よかったな。
「秋の転校生」も懐かしい気持ちにさせれくれる。
ブログのお友だちのレビューで知り得た作家さん。
「誰かが足りない」が出会い。
今となってはもう一度読まなきゃならぬ作品。
その後、「太陽のパスタ、豆のスープ」で彼女の食の豊かさを知り、
「メロディ・フェア」では女子の葛藤と成長を身近に感じた。
「田舎の紳士服店のモデルの妻」は、さらりと読んだ。
圧巻は「よろこびの歌」それに続く「終わらない歌」である。
実際には耳にすることができない歌声が、あたかも私の真横で奏でられているかのように届けられる。
作者は日常を慈しみ大切に思い、
そこから溢れ出る思いや感情を丁寧にすくいとる。
それが読み手に確実に届くのだ。
思いを共有できる。
本を閉じて眼を瞑り、
ふーと息をした後に、またページをめくりたくなるような、
一つ一つが大切な大切な文章です。
目立たない作家さんかもしれませんが、寡黙で実直な姿勢が好きです。
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