伊藤とし子のひとりごと

佐倉市議会議員4期目
議会、市民ネットワーク千葉県、さくら・市民ネットワークの活動あれこれ、お知らせします

「市民ネットワーク千葉県2021年度予算要望&政策提案書」提出

2020-10-18 16:18:38 | ネット活動
9月議会が終わった翌日 10月14日 千葉県に予算要望書を提出しました。
昨年度の予算要望書の実行できたかどうかを担当課が〇△×で自己評価。
それを6月末にもらいました。
それから、来年度は何を政策提案していくかの作業、担当課にヒアリング、
予算要望書&政策提案書にまとめ挙げた成果を県副知事に提出しました。
丸3カ月かけ、お盆休みも担当課職員に対応してもらいました。
ご協力ありがとうございました。

予算要望書の前文には、私たちの活動から出てきた思いがこもっています。

予算要望書 はじめに******************
 昨年の台風15号、19号、10月25日豪雨による被害の傷跡も未だ生々しく残る中、
今年に入っての新型コロナウイルスによる感染症拡大は、私たちの社会生活に
大きな影響をあたえ、生活様式そのものが変わりました。
マスクの常時着用、感染予防対策など、常に緊張を強いられる生活が依然続い
ています。
 2月末に安倍首相(当時)が突如学校の一斉休校を要請。児童生徒の教育を
受ける権利の保障が問われましたが、学校一斉休校がもたらした影響と弊害を
しっかりと検証し、今後に生かすことを要望します。
 また、コロナ対応では、最前線である保健所の人員増強と、インフルエンザ・
コロナ対策として医療機関の体制強化は喫緊の課題です。
感染者へのいわれのないバッシングも、不安と恐怖心からくるものであり、
PCR検査、抗原検査の拡充で「いつでも、だれでも、何度でも」検査できる
社会的検査の早期実現が、安心感につながると考えます。

 私たちは、5月連休中に仕事や住まいを失う生活困窮者が増えるという予測の元、
生活相談事業を船橋市を拠点にスタートしました。
当事者が望む自立した生活ができるよう、住まいの確保を最優先課題として、
生活保護申請に同行することにより、現場から生活保護制度の改善を求めて
声を上げています。
 女性や子どもに関する悲惨な事件が後を絶たず、昨年1月に起こった野田市
虐待死事件の記憶がまだ新しい中、またも本年1月、市原市で乳児虐待死が発生
してしまいました。
生きづらさ、貧富の差、社会のひずみが罪のない子どもたちへ、DV被害者へ、
弱きものへと向かっているようです。
「子どもの貧困」の解消、若者の居場所づくりなども重要な課題です。
 男女平等参画に関しては、女性のあらゆる分野での意思決定過程への参画を
更に進めると共に、LGBTについても、性の多様性を認め尊重することが県政に
求められています。
 
 命の源である水と大気を守る観点から、水源地に立地する産廃処分場の汚染水
漏洩問題の改善を至急県に求めます。
更に、県内で計画が進められている巨大メガソーラー建設や、全国各地のCO2
削減に逆行する石炭火力発電所の新設、そして原発の再稼働、福島原発事故
汚染水の海洋放出に反対します。
 
 本年も、2021年度千葉県予算編成に向けて、市民ネットワーク千葉県は多くの
県民とともに創りあげた予算要望書を提出いたします。
知事ならびに執行部におかれましては、なにとぞよろしくご協議の上、来年度の
予算編成に反映していただきたく、お願い申し上げます。

2020年10月14日
                            市民ネットワーク千葉県  
                           共同代表 伊 藤 とし子
                                小 室 美枝子

予算要望書全文はこちらから



高橋副知事に提出





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