萌えてばかりもいられない!

そんなに色々なことにやたらと深い造詣などいだけないから適当に綴っていこうかしらん

この本貸してます この本借りてます その本予約済みです

2023-12-17 05:45:00 | プチ萌え
23年の年の瀬。早明戦に向かう途中で寄る青山ブックセンター。藝術系に強い書店。
ビジネス書のコーナーにこの本を見つけた。


現役87歳、トレーダー シゲルさんの教え

丁度私の親父世代。
デイトレードで日々を過ごしているシゲルさんの日常を垣間見る感じ。

デイトレードはどのレベル(金額サイズ)でやるでもいいけど、頭を使う為のツールとしては丁度いい。

大きな期待もせずに読んだのだけど、自分は見込んだ銘柄をかなりの確率でナンピンで株数増やす。このあたり、ほぼ普通の指南書では禁じ手扱いだが、シゲルさんは「別にするし、してるし、なんなら塩漬けもしてる」と堂々と書いている。

ここには検討・判定での厳重さを行った上での結果だという点が重要だろう。
その点が読み応えのある場所かと思う。またテクニカルの達人のようなのでファンダメンタル重視派とは違う。ただ老後の過ごし方の参考になった。

金曜日に中学の同級生と忘年会したのでお貸ししました。

次は
最近の関心事は山田太一のふぞろいの林檎たちのⅢとⅣの映像かシナリオだった。
絶版でメルカリとかだと吹っ掛けられた値段で売られている。DVDとかになっていないし、配信も見つからない。
過去のドラマでお気に入りはシナリオ購入するべきと思わされた。

最近、山田太一氏の訃報に触れ、その直後に出身高校の名簿が送られてきた。
初めは親父や伯父の名前を探したり、同級生の情報を確認したりしていたが。山田太一さんの名前も卒業年度から探し当てた。
本名は違うと聞いていたが、名簿は完全に山田太一名だった。

懐かしさから、様々なドラマの再放送を期待したが、BS放送かも知れず、私達家族は見れない。

思いついたのが、晩年の棲家が私の現在の借家のある川崎市なのなら、川崎市の図書館に蔵書が沢山あったりするのでは?
これが大当たり。

(絶版で高額なので)所蔵は諦めましたけど、ちょくちょく借りて味わうことに決めた。

今読み始めだが、全シーンが像を結ぶのが新鮮である。

シナリオには、雰囲気や態度が括弧書きで書かれる。俳優がどういう演技でそれに応えたか?演出家はどういうカットやアングルでそれを成立させたんだっけ?

これを思い出しながら読むのが最高である。


こちらは予約済みのいちばんすきな花の下巻である。
来週最終話。

(メインテーマと思われた)潮と赤田の、塾友の存続が薄っすら継続成立して、夜々ちゃんと紅葉くんが美男美女だが、がっつり友情だけで出来ている関係辺りも秀逸。

4人の会話やフォローも絶妙で、その4人と美鳥ちゃんの関係が有り得る、それぞれバラバラな状態の4人vs1人の構図。一番身近に感じた人間関係の様子だったりした。

こういうのが昂じていくと舞台観に行くとか脚本集めとかにいくのだろうか?

確かに三谷幸喜さんの脚本は読んでみたいかも。

山田太一さんの作品集はもう一つ「深夜へようこそ」という当時流行り出したコンビニの物語も借りてきている。


観たものを今度は読んで味わう。
ドラマを自分で解釈しながら撮影でもしているかの様な気分になるのだ。

シナリオ読書が今年再認識して一気に趣味の高次域を占めた。



コメント