2日目は、八甲田山に登る計画であったが昨夜から雨風が酷くなり、とても山に登れるような状況ではなかった。ついに台風11号の影響が東北にも及んできていたのだ。酸ヶ湯温泉から最短のコースで八甲田山の最高峰大岳に登るにしても4~5時間はかかる。この日の天気は、まったく山に登れるような状況ではなく、八甲田山を手前にして泣く泣く断念せざるを得なかった。
山を諦めるにしても、待機している余裕はない。次の山に向かうため、車に荷物を積み込んで宿を出る事にした。
とりあえず、酸ヶ湯温泉玄関前で記念撮影。
雨でも、楽しめる場所を考えて奥入瀬渓流、十和田湖方面に向かう事にした。奥入瀬渓流には、遊歩道が渓流沿いに整備されており十和田湖まで2時間40分ほどで歩いていくことが出来る。車があるので、石ノ戸から雲井の滝までの約45分のコースを歩くことにした。雨具着用の上、傘を持って完全防備で出発だ。
雨は相変わらず降り続いていたが、渓谷なので風はほとんど吹いてこない。
雨で水量が増し水は濁っている。それでも、緑の森の中を清流が流れている様は、写真で見た奥入瀬渓流そのままだ。
渓流沿いには、コブコブだらけのこんな不思議な樹もある。
「馬門岩前」を通過する。
「阿修羅の流れ」という流れが激しい場所。岩と流れが激しくぶつかり合って白濁している。
「千筋の滝」。小さな流れが、筋のようになって流れ落ちている滝だ。
「雲井の滝」で、車を運んでくれた仲間と合流し、「銚子大滝」には車に乗って全員で移動する。奥入瀬渓流では、最大の滝だという。
激しい雨の中で「銚子大滝」を見たあと、再び車に乗って十和田神社に向かった。
苔むした石段を登って拝殿に向かう。
十和田神社には日本武尊と湖の主・南祖坊が祀られている。参道から拝殿までは清々しいエネルギーが満ち溢れた神秘的な空間だ。最近、密かなパワースポットとして注目を浴びているそうだ。
拝殿前には、参拝の作法が日本語と英語で記されていた。
十和田神社から、十和田湖畔に歩いていく。雨も小降りとなり湖面も静かになっていた。ところがこの数分後、地震があって湖面がしばらく揺らいでいた。青森県沖で震度5弱の地震があったらしい。この辺りでも震度3だったようだ。
十和田湖畔には、詩人にして彫刻家の高村光太郎の「乙女の像」がある。十和田湖の文字どおりのシンボルとなる像だ。
お土産屋の前にも、こんな「乙女の像」が…。
十和田湖を後にして、2日目の宿泊場所になる八幡平の籐七温泉に向かった。藤七温泉は、海抜1400mの東北最高峰の山の宿で、子宝温泉としても有名だという。内湯の入り口には金勢様が4体(あるいは4本)置かれており、女性が入浴すると子宝に恵まれるらしい。
露天風呂はまったく囲いがなく、開放感は抜群である。一番上の露天風呂から下に降りて行くに従って湯の温度がぬるめになっていく。囲いがない露天風呂は、すべて混浴ではあるが女性だけ専用の入浴時間が決められている。
一番上の露天風呂では、底のほうから泡がブクブク浮き上がっている。
我々グループの女性陣も、女性専用タイムに露天風呂を満喫し、泥パックをしたりして遊んできたようだ。
さて、天気のほうはといえば、相変わらず雨は降り続き、夜中には強風と共に部屋の中で雨漏りが発生する。果たして、翌日の天気はどうなるものかと不安と期待が入り混じりながら一晩を過ごした。
2014東北登山「3日目:八幡平」に続く。
山を諦めるにしても、待機している余裕はない。次の山に向かうため、車に荷物を積み込んで宿を出る事にした。
とりあえず、酸ヶ湯温泉玄関前で記念撮影。
雨でも、楽しめる場所を考えて奥入瀬渓流、十和田湖方面に向かう事にした。奥入瀬渓流には、遊歩道が渓流沿いに整備されており十和田湖まで2時間40分ほどで歩いていくことが出来る。車があるので、石ノ戸から雲井の滝までの約45分のコースを歩くことにした。雨具着用の上、傘を持って完全防備で出発だ。
雨は相変わらず降り続いていたが、渓谷なので風はほとんど吹いてこない。
雨で水量が増し水は濁っている。それでも、緑の森の中を清流が流れている様は、写真で見た奥入瀬渓流そのままだ。
渓流沿いには、コブコブだらけのこんな不思議な樹もある。
「馬門岩前」を通過する。
「阿修羅の流れ」という流れが激しい場所。岩と流れが激しくぶつかり合って白濁している。
「千筋の滝」。小さな流れが、筋のようになって流れ落ちている滝だ。
「雲井の滝」で、車を運んでくれた仲間と合流し、「銚子大滝」には車に乗って全員で移動する。奥入瀬渓流では、最大の滝だという。
激しい雨の中で「銚子大滝」を見たあと、再び車に乗って十和田神社に向かった。
苔むした石段を登って拝殿に向かう。
十和田神社には日本武尊と湖の主・南祖坊が祀られている。参道から拝殿までは清々しいエネルギーが満ち溢れた神秘的な空間だ。最近、密かなパワースポットとして注目を浴びているそうだ。
拝殿前には、参拝の作法が日本語と英語で記されていた。
十和田神社から、十和田湖畔に歩いていく。雨も小降りとなり湖面も静かになっていた。ところがこの数分後、地震があって湖面がしばらく揺らいでいた。青森県沖で震度5弱の地震があったらしい。この辺りでも震度3だったようだ。
十和田湖畔には、詩人にして彫刻家の高村光太郎の「乙女の像」がある。十和田湖の文字どおりのシンボルとなる像だ。
お土産屋の前にも、こんな「乙女の像」が…。
十和田湖を後にして、2日目の宿泊場所になる八幡平の籐七温泉に向かった。藤七温泉は、海抜1400mの東北最高峰の山の宿で、子宝温泉としても有名だという。内湯の入り口には金勢様が4体(あるいは4本)置かれており、女性が入浴すると子宝に恵まれるらしい。
露天風呂はまったく囲いがなく、開放感は抜群である。一番上の露天風呂から下に降りて行くに従って湯の温度がぬるめになっていく。囲いがない露天風呂は、すべて混浴ではあるが女性だけ専用の入浴時間が決められている。
一番上の露天風呂では、底のほうから泡がブクブク浮き上がっている。
我々グループの女性陣も、女性専用タイムに露天風呂を満喫し、泥パックをしたりして遊んできたようだ。
さて、天気のほうはといえば、相変わらず雨は降り続き、夜中には強風と共に部屋の中で雨漏りが発生する。果たして、翌日の天気はどうなるものかと不安と期待が入り混じりながら一晩を過ごした。
2014東北登山「3日目:八幡平」に続く。