とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2018JRさわやかウォーキング:豊川いなり寿司フェスタin豊川稲荷

2018-12-08 22:35:21 | ウォーキング
今日は、妻とその友人でJRさわやかウォーキングに行くというので、予定がなかった私もそれに便乗していくことにした。最近、ウォーキングも毎日やっているので距離を稼ぐつもりでもあった。

最近は、歩く人も多く、このような鉄道会社が企画するウォーキングイベントはよく見かける。このイベントのいいところは、予約も参加料もいらないということだ。時間だけ合わせて急に思い立って参加することもできる。

今回のコースは、飯田線の三河一宮駅から砥鹿神社、大いちょう、ヤマサ、桜ケ丘ミュージアム、豊川稲荷を経て豊川駅までの約10キロのコースだ。豊橋駅から飯田線に乗り換えるといつも乗車人数が少ない飯田線の車両が満席になっていた。ほとんどウォーキング参加の人たちのようだ。三河一宮駅に停車すると、一気に客が下車して列車内はガラガラとなっていた。神社の社をかたどったような三河一宮駅を出るとJRの職員たちがパンフレットを配っていた。ここからウォーキングのスタートだ。


10分ほど歩くと、砥鹿神社の境内に入る。


砥鹿神社里宮本社には、大己貴命(おおなむちのみこと)がお祀りされている。大国様(だいこくさま)と慕われる御祭神は、福徳の神・国土開拓の神・縁結びの神として尊崇され、交通安全・家運隆昌・厄難消除等の御利益があるとされている。四囲を欅、楠の大樹に囲まれて、荘厳な檜造りの社殿が建つ。その信仰の歴史は千三百年を遡り、古くから朝廷の崇敬篤く、平安時代には「延喜式内社」に列せられ、三河国の国司が国内神社に巡拝奉幣する筆頭神社「一之宮」となったという。また砥鹿神社奥宮は、本宮山にある。


砥鹿神社を出て、道を下っていくと、のどかな田園地帯に入る。さわやかウォーキングにふさわしい風景だ。


さらに10分ほどで一宮地域の人たちが開催するイベント会場に着いた。会場では、焼き芋や甘酒をいただく。

 
会場の奥には、大和保育園の裏手にあたる場所にいちょうの巨木が立っていた。高さは約25mで、枝は水平方向に10m以上あり、毎年12月初旬には鮮やかな黄色に色づき、遠くから見るとまるで、打ち出のこづちに見えるという。「大和の大いちょう」と呼ばれ、一宮のシンボルになっているそうだ。残念なことに、10月の台風24号の塩害の影響で、南側の葉が茶色に変色したり、枯れてしまっている。もとに戻るにはかなりの年月がかかりそうだ。


東名豊川インターを潜り抜けると、ヤマサちくわの里があり、そこでちくわの試食などをしていく。

桜ヶ丘ミュージアムでは、古代から現代までの郷土の歴史を系統的に展示している歴史常設展や、市民の写真などを展示した市民ギャラリーを見学していく。ちょうど特別展として開催されていた「大岡越前守忠相と豊川展」では、天下の名奉行としてその名をうたわれた大岡越前が、豊川のお殿様だったということを初めて知った!


ゴールまであとわずか。稲荷公園に入る。


豊川稲荷「千本のぼり」の中を進む。のぼり1本奉納すると、1,000日分の精進の効果があるそうだ。


豊川稲荷本殿にお詣りしていく。


この日は、豊川いなり寿司フェスタなるイベントが行われており、いなり寿司の食べ比べがあった。数種類のいなり寿司を買って無料の味噌汁と一緒に食べる。


会場では、「いなりんのお誕生会」もお行われ、いなりんからお餅のプレゼントを受ける人たちの行列が続いていた。いなりんは、愛知県豊川市の観光マスコットキャラクターだ。


豊川稲荷を出る。


12:30。豊川駅に到着してウォーキングのゴールとなった。10キロほどのコースを4時間ほどで歩き、初めてのさわやかウォーキングを楽しむことができた。


参考.今回のコースマップ