3日目の朝6時半、熊本市内を出て熊本港に向かう。熊本港からはフェリー・オーシャンアロー号に乗って島原港に向かう。
九州は、静岡と比べると日の出がかなり遅い。7時半過ぎになってやっと太陽が上がってきた。
島原港から車を走らせ、雲仙岳(雲仙岳は、長崎県の島原半島中央部にそびえる火山群の総称)方面に向かう。1時間弱で仁田峠に到着する。すでに標高1000m以上あり、気温もかなり低い。ただ、風がほとんどないのがありがたい。
仁田峠からは、数分で雲仙ロープウェイ乗り場に歩いて行ける。
ロープウェイ乗り場のテラスは、平成新山の絶好の展望地だ。平成新山は、雲仙岳の最高峰で、平成2年(1990)から平成8年(1996)にかけて起こった大規模な噴火により形成された。それまで最高峰だった普賢岳を抜いて、雲仙岳の最高峰1483mとなったが、現在も火山活動が続いており登山は禁止されている。
展望テラスからは島原の街並みや有明海が良く見える。
ロープウェイには乗らずに、まずは普賢岳を目指して歩き始める。
登山道の脇には、ところどころに雪が見られる。
霜柱が、こんなにも成長している。
妙見岳の斜面は、白くなっており雪や氷に覆われているようだ。
登山道にも、雪と氷が混じってきた。
紅葉茶屋まで来るとさすがに凍った道になってきたので、アイゼンを装着する。
西の風穴。この穴からは冷たい風がひゅ~っと流れてくる。かつては、氷や蚕の卵の貯蔵に使われていたという。
岩肌から真横に生えている木は、ヤマグルマという植物だ。
青空が広がり、ますますいい天気になってきた。
北の風穴。ここでは柱状節理を穴の中に見ることができる。
鳩穴分かれから、険しい登りとなる。上を見上げると、尖った岩が見えてきた。鷹の横向きの顔に似ていることから鷹岩と呼ばれている岩のようだ。
立岩の峰展望所からは、平成新山がすぐ真横に見える。ところどころから、水蒸気が上がっているのも見える。
11:10。普賢岳1359mに到着する。普賢岳から見る平成新山は圧倒的な迫力だ。
普賢岳を下りると、紅葉茶屋に再び戻り、改めて国見岳への登山道に入る。国見岳は、岩場が多くかなり険しい登山道となる。途中まではアイゼンを装着していたが、岩場では刃が危ないので外して登っていく。
12:36。国見岳1347mに到着する。ここからも平成新山の全体が良く見える。
国見岳からの下山は、同じ道を戻る。岩場に打ち付けられた鎖を持って慎重に下っていく。
13:06。妙見神社のある妙見岳1333mまでの登山道は、緩やかな登山道となりハイキング気分で行くことができた。
10分ほどで雲仙ロープウェイ山頂駅に着いた。
展望台からは、車を止めた仁田峠の駐車場が見える。
帰りは、ロープウェイに乗って下山。あっという間に山麓駅に到着し、仁田峠まで無事戻ってくることができた。
雲仙岳は、最高峰の平成新山をはじめ、三岳(三峰)とも呼ばれる普賢岳・国見岳・妙見岳、五峰(五岳)とも呼ばれる野岳・九千部岳・矢岳・高岩山・絹笠山を含め、東の眉山から西の猿葉山まで、総計20以上の山々から構成されているという。今回は、たくさんある雲仙岳の峰の主要な三峰をすべて制覇できて大満足だった。
参考1.雲仙岳のコースマップ
参考2.雲仙岳の高低図
「2019熊本城マラソンツアー:3日目雲仙温泉観光」に続く。
九州は、静岡と比べると日の出がかなり遅い。7時半過ぎになってやっと太陽が上がってきた。
島原港から車を走らせ、雲仙岳(雲仙岳は、長崎県の島原半島中央部にそびえる火山群の総称)方面に向かう。1時間弱で仁田峠に到着する。すでに標高1000m以上あり、気温もかなり低い。ただ、風がほとんどないのがありがたい。
仁田峠からは、数分で雲仙ロープウェイ乗り場に歩いて行ける。
ロープウェイ乗り場のテラスは、平成新山の絶好の展望地だ。平成新山は、雲仙岳の最高峰で、平成2年(1990)から平成8年(1996)にかけて起こった大規模な噴火により形成された。それまで最高峰だった普賢岳を抜いて、雲仙岳の最高峰1483mとなったが、現在も火山活動が続いており登山は禁止されている。
展望テラスからは島原の街並みや有明海が良く見える。
ロープウェイには乗らずに、まずは普賢岳を目指して歩き始める。
登山道の脇には、ところどころに雪が見られる。
霜柱が、こんなにも成長している。
妙見岳の斜面は、白くなっており雪や氷に覆われているようだ。
登山道にも、雪と氷が混じってきた。
紅葉茶屋まで来るとさすがに凍った道になってきたので、アイゼンを装着する。
西の風穴。この穴からは冷たい風がひゅ~っと流れてくる。かつては、氷や蚕の卵の貯蔵に使われていたという。
岩肌から真横に生えている木は、ヤマグルマという植物だ。
青空が広がり、ますますいい天気になってきた。
北の風穴。ここでは柱状節理を穴の中に見ることができる。
鳩穴分かれから、険しい登りとなる。上を見上げると、尖った岩が見えてきた。鷹の横向きの顔に似ていることから鷹岩と呼ばれている岩のようだ。
立岩の峰展望所からは、平成新山がすぐ真横に見える。ところどころから、水蒸気が上がっているのも見える。
11:10。普賢岳1359mに到着する。普賢岳から見る平成新山は圧倒的な迫力だ。
普賢岳を下りると、紅葉茶屋に再び戻り、改めて国見岳への登山道に入る。国見岳は、岩場が多くかなり険しい登山道となる。途中まではアイゼンを装着していたが、岩場では刃が危ないので外して登っていく。
12:36。国見岳1347mに到着する。ここからも平成新山の全体が良く見える。
国見岳からの下山は、同じ道を戻る。岩場に打ち付けられた鎖を持って慎重に下っていく。
13:06。妙見神社のある妙見岳1333mまでの登山道は、緩やかな登山道となりハイキング気分で行くことができた。
10分ほどで雲仙ロープウェイ山頂駅に着いた。
展望台からは、車を止めた仁田峠の駐車場が見える。
帰りは、ロープウェイに乗って下山。あっという間に山麓駅に到着し、仁田峠まで無事戻ってくることができた。
雲仙岳は、最高峰の平成新山をはじめ、三岳(三峰)とも呼ばれる普賢岳・国見岳・妙見岳、五峰(五岳)とも呼ばれる野岳・九千部岳・矢岳・高岩山・絹笠山を含め、東の眉山から西の猿葉山まで、総計20以上の山々から構成されているという。今回は、たくさんある雲仙岳の峰の主要な三峰をすべて制覇できて大満足だった。
参考1.雲仙岳のコースマップ
参考2.雲仙岳の高低図
「2019熊本城マラソンツアー:3日目雲仙温泉観光」に続く。