先週末、新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界にある平ヶ岳に登ってきた。日本百名山のひとつで、標高2141mの山だ。2014年に登って以来、2回目となる。今回は、百名山を目指している人をはじめ、初平ヶ岳の人たちを何人も連れて登る事になった。
正規のルートというと、魚沼市鷹ノ巣地区の登山口から下台倉山~台倉山~池ノ岳を経て平ヶ岳山頂に至るのが本来らしいが、多人数で行くのはキツ過ぎる。山小屋はなくテント泊も禁止されていて、往復12時間もかかるコースではとてもいけない。日帰りで、短時間で帰ってこられる銀山平温泉宿泊後、宿の登山口送迎付きというコースで行くことにした。初日は、銀山平温泉現地集合という事で、各地から宿に集合してもらう。宿の夕食を早めに済ませ、翌朝は午前2時半に起床という事になった。

翌日、2時半に起床し、3時50分には宿の送迎車に乗り込む。宿から中ノ岐林道を1時間以上も走り登山口に着くと5時10分くらいになっていた。空を見上げると、青空に三日月がこうこうと輝いていた。

銀山平にあるいくつもの宿から、それぞれの送迎車が何台も到着して、多数の登山者が集まってきた。

メンバーが揃ったところで、出発前の集合写真を撮る。

登山口を出発すると、直ぐに沢があり、一人ずつ橋を渡っていく。大雨でもあると、沢が増水して橋を渡ることが出来なくなることもあるというが、この日は問題なさそうだった。

登りだして30分。木々の間から山並みがくっきりと見えてきた。天気予報では、11時過ぎくらいから雨が降り始めるという事だったが、この時点では、素晴らしい天気だった。

6:14。巨木の前を通り過ぎる。

倒木を乗り越えて、もう少し進めば、急登は終わりとなる。

急登が終わると、木道となり、平ヶ岳のシンボルともいえる“たまご石”へと向かうルートに進む。

5分ほどで、“たまご石”に到着する。1つの花崗岩が風化によって削られ、台の上に卵の形をした岩が乗っかっているような形になったものだ。自然の造形は、時にして面白いものを作ってくれる。

“たまご石”の先には多数の池塘群が広がっている。

“たまご石”の裏側に回ってみると、たまごのようには見えない。やはり正面から見た形が一番絵になる。

“たまご石”の先には行けないので、元来た道を戻り、平ヶ岳山頂に向かう。

8:18。平ヶ岳山頂2141mに到着する。周りは樹木に覆われ、山頂らしくない山頂だ。

山頂から少し歩いて木道の終点まで行く。こちらの方が、よっぽど山頂っぽい。

湿原の先には、尾瀬の燧ケ岳が間近に見える。

まだ時間に余裕があるので、池ノ岳の姫ノ池まで行くことにした。

姫ノ池前で早めの昼食休憩をする。Kさんの差し入れのブドウが美味しかった。Kさんが自分で栽培している自慢のブドウだ。

昼食も終わり、下山を開始する。好天もいつまでは続かず、次第に雲が多くなってきていた。何とか雨に降られずに登山口に到着したいと思っていたが、予報通り11時くらいから雨が降り始め、雨具を着ることになった。
雨の中、登山口手前にあるヒカリ苔のある岩穴を覗いていく。ノーフラッシュで撮ったが、これだけエメラルド色がはっきり見えるということは、なかなかのものだ。

11:40。続々とメンバーたちが下山してきた。全員無事に下山したところで、送迎バスで宿に戻り、温泉に入って汗を流し帰路についた。

参考1.平ヶ岳のコースマップ

参考2.平ヶ岳の高低図&コースタイム
正規のルートというと、魚沼市鷹ノ巣地区の登山口から下台倉山~台倉山~池ノ岳を経て平ヶ岳山頂に至るのが本来らしいが、多人数で行くのはキツ過ぎる。山小屋はなくテント泊も禁止されていて、往復12時間もかかるコースではとてもいけない。日帰りで、短時間で帰ってこられる銀山平温泉宿泊後、宿の登山口送迎付きというコースで行くことにした。初日は、銀山平温泉現地集合という事で、各地から宿に集合してもらう。宿の夕食を早めに済ませ、翌朝は午前2時半に起床という事になった。

翌日、2時半に起床し、3時50分には宿の送迎車に乗り込む。宿から中ノ岐林道を1時間以上も走り登山口に着くと5時10分くらいになっていた。空を見上げると、青空に三日月がこうこうと輝いていた。

銀山平にあるいくつもの宿から、それぞれの送迎車が何台も到着して、多数の登山者が集まってきた。

メンバーが揃ったところで、出発前の集合写真を撮る。

登山口を出発すると、直ぐに沢があり、一人ずつ橋を渡っていく。大雨でもあると、沢が増水して橋を渡ることが出来なくなることもあるというが、この日は問題なさそうだった。

登りだして30分。木々の間から山並みがくっきりと見えてきた。天気予報では、11時過ぎくらいから雨が降り始めるという事だったが、この時点では、素晴らしい天気だった。

6:14。巨木の前を通り過ぎる。

倒木を乗り越えて、もう少し進めば、急登は終わりとなる。

急登が終わると、木道となり、平ヶ岳のシンボルともいえる“たまご石”へと向かうルートに進む。

5分ほどで、“たまご石”に到着する。1つの花崗岩が風化によって削られ、台の上に卵の形をした岩が乗っかっているような形になったものだ。自然の造形は、時にして面白いものを作ってくれる。

“たまご石”の先には多数の池塘群が広がっている。

“たまご石”の裏側に回ってみると、たまごのようには見えない。やはり正面から見た形が一番絵になる。

“たまご石”の先には行けないので、元来た道を戻り、平ヶ岳山頂に向かう。

8:18。平ヶ岳山頂2141mに到着する。周りは樹木に覆われ、山頂らしくない山頂だ。

山頂から少し歩いて木道の終点まで行く。こちらの方が、よっぽど山頂っぽい。

湿原の先には、尾瀬の燧ケ岳が間近に見える。

まだ時間に余裕があるので、池ノ岳の姫ノ池まで行くことにした。

姫ノ池前で早めの昼食休憩をする。Kさんの差し入れのブドウが美味しかった。Kさんが自分で栽培している自慢のブドウだ。

昼食も終わり、下山を開始する。好天もいつまでは続かず、次第に雲が多くなってきていた。何とか雨に降られずに登山口に到着したいと思っていたが、予報通り11時くらいから雨が降り始め、雨具を着ることになった。
雨の中、登山口手前にあるヒカリ苔のある岩穴を覗いていく。ノーフラッシュで撮ったが、これだけエメラルド色がはっきり見えるということは、なかなかのものだ。

11:40。続々とメンバーたちが下山してきた。全員無事に下山したところで、送迎バスで宿に戻り、温泉に入って汗を流し帰路についた。

参考1.平ヶ岳のコースマップ

参考2.平ヶ岳の高低図&コースタイム
