2日目は、朝食を早めに済ませ、ホテルの玄関に集合する。
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出発前の集合記念写真を撮る。
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ホテルの玄関から歩きだして、大山寺の参道を歩き、夏山登山口に向かう。
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車道を離れ、細い階段を上がって行くと夏山登山道だ。
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しばらくは長い階段が続く。上を見ると大勢の登山者で数珠つなぎになっている。
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歩き出して、2時間ほどで8合目まで来た。歩き始めは、まずまずの天気だったが、8合目辺りからガスの中に入り、展望がなくなってきていた。
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大山の8合目(標高1,600m)付近から頂上にかけての北西傾斜面には、約8haに及ぶキャラボクの群落が広がっている。日本最大のキャラボクの群落で、学術的にも貴重であることから、国の特別天然記念物に指定されている。
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キャラボクはイチイ科の常緑低木で雪に強く、日本海沿いの山地に沿って分布しており、大山が分布の南西限となっている。ダイセンキャラボク保護のため、8合目から頂上まで、ずっと木道が敷かれている。
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10:10。大山(弥山)山頂1709mに到着する。歩き出してほぼ2時間だった。ガイドブックなどには大山の標高は1729mと出てくるが、これは最高峰の剣ヶ峰の標高を示している。しかし、剣ヶ峰へのルートは崩落が激しく、入山が禁止されているため、実質的に「弥山」が大山の頂上とされているのだ。因みに看板の標高は、1710mになっているが、年々標高が変化しており、現在は1709mになっているそうだ。
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ただ、山頂とされている場所は、仮設の足場で組み立てられた仮の山頂だ。本来の弥山山頂周辺は、避難小屋などの改修工事が行われており、何とも味気ない山頂で、いささか興ざめだった。
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仮の山頂で、早めの昼食休憩をしていたが、風が出て急激に寒くなってきてしまい、景色も見えないので早々に下山することにした。しかし、山の天気はわからないもので、木道を歩いていると、急に雲が晴れて視界が広がり、麓の景色や日本海が見えてきた。
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6合目を過ぎ、行者谷別れから行者谷コースに向かう。急で長い階段がずっと下まで続いている。
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森を抜けると、広大な元谷と呼ばれる川原に出る。元谷は、大山北壁から崩落してきた土砂がたまり、広大な川原状となった場所だ。
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振り返ると、屏風のように広がる大山北壁は、圧巻の迫力だ。
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元谷を抜けると、緩やかな森のハイキング道となる。
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森を抜けると、古色蒼然とした社が見えてきた。大国主命(おおくにぬしのみこと)を御祭神とする大神山神社(おおがみやまじんじゃ)の奥宮だ。最初は奥宮だけだったらしいが、雪深い大山の懐に位置しているため、冬季の参拝は難しいため、麓に本宮が建てられたそうだ。
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大神山神社には“後向き門”と呼ばれる神門がある。これは扉が開かないようにするための閂(かんぬき)が外側についているので“逆さ門”とも言われ、もともと大山寺本坊西楽院の表門にあったのが1875年寺から神社に引き渡され、この奥宮の門に移転された。その時そのまま移転したので後向きというわけなのだ。
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逆さ門を通り抜ける。
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石畳の参道を下っていく。
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大山寺本堂に到着する。かつては、山岳信仰に帰依する修験道の修行道場として栄えた大山寺。平安時代以降、山岳信仰の仏教化が進むにつれて寺院が増え、最盛期には100を超える寺院と3000人以上の僧兵をかかえるほどの一大勢力として、比叡山、吉野山、高野山に劣らないほどの隆盛を極めていたという。
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大山寺山門を出ると、スタート地点のホテルが間近だ。
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13:10。ホテルに到着する。ホテルの風呂に入って汗を流してから、蒜山高原に向かう。ちょうど大山の西側になる場所からは、きれいな円錐状の形に見えることから伯耆富士と呼ばれている。見る方向によって姿かたちを変えるのが大山だ。
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こちらは、南側から見た大山。荒々しい岩壁が広がり、伯耆富士とは全く違った表情を持つ。
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16時過ぎ、岡山県真庭市の休暇村蒜山高原に到着する。夕食の時間までには余裕があるので、グラウンドゴルフをやろうという事になった。メンバーの一人であるNさんが前から一度やってみたかったらしく、道具を無料で借りて、駐車場のすぐ隣のコースで2チームに分かれてゲームが始まった。
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グラウンドゴルフ(Ground Golf)は、日本で高齢者向けに考案されたスポーツの一種だ。老人クラブでやっているのをよく見るが、実際やってみるのは初めてだ。
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年寄りのスポーツだと馬鹿にしていた面もあるが、考えてみれば、自分もそれなりの歳になっているのは間違いない。実際、みんなでワイワイやりながらプレーするのは結構楽しかった。
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参考1.大山のコースマップ
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参考2.大山の高低図&コースタイム
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「2020大山&蒜山登山ツアー:3日目蒜山登山」に続く。
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出発前の集合記念写真を撮る。
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ホテルの玄関から歩きだして、大山寺の参道を歩き、夏山登山口に向かう。
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車道を離れ、細い階段を上がって行くと夏山登山道だ。
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しばらくは長い階段が続く。上を見ると大勢の登山者で数珠つなぎになっている。
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歩き出して、2時間ほどで8合目まで来た。歩き始めは、まずまずの天気だったが、8合目辺りからガスの中に入り、展望がなくなってきていた。
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大山の8合目(標高1,600m)付近から頂上にかけての北西傾斜面には、約8haに及ぶキャラボクの群落が広がっている。日本最大のキャラボクの群落で、学術的にも貴重であることから、国の特別天然記念物に指定されている。
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キャラボクはイチイ科の常緑低木で雪に強く、日本海沿いの山地に沿って分布しており、大山が分布の南西限となっている。ダイセンキャラボク保護のため、8合目から頂上まで、ずっと木道が敷かれている。
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10:10。大山(弥山)山頂1709mに到着する。歩き出してほぼ2時間だった。ガイドブックなどには大山の標高は1729mと出てくるが、これは最高峰の剣ヶ峰の標高を示している。しかし、剣ヶ峰へのルートは崩落が激しく、入山が禁止されているため、実質的に「弥山」が大山の頂上とされているのだ。因みに看板の標高は、1710mになっているが、年々標高が変化しており、現在は1709mになっているそうだ。
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ただ、山頂とされている場所は、仮設の足場で組み立てられた仮の山頂だ。本来の弥山山頂周辺は、避難小屋などの改修工事が行われており、何とも味気ない山頂で、いささか興ざめだった。
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仮の山頂で、早めの昼食休憩をしていたが、風が出て急激に寒くなってきてしまい、景色も見えないので早々に下山することにした。しかし、山の天気はわからないもので、木道を歩いていると、急に雲が晴れて視界が広がり、麓の景色や日本海が見えてきた。
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6合目を過ぎ、行者谷別れから行者谷コースに向かう。急で長い階段がずっと下まで続いている。
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森を抜けると、広大な元谷と呼ばれる川原に出る。元谷は、大山北壁から崩落してきた土砂がたまり、広大な川原状となった場所だ。
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振り返ると、屏風のように広がる大山北壁は、圧巻の迫力だ。
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元谷を抜けると、緩やかな森のハイキング道となる。
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森を抜けると、古色蒼然とした社が見えてきた。大国主命(おおくにぬしのみこと)を御祭神とする大神山神社(おおがみやまじんじゃ)の奥宮だ。最初は奥宮だけだったらしいが、雪深い大山の懐に位置しているため、冬季の参拝は難しいため、麓に本宮が建てられたそうだ。
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大神山神社には“後向き門”と呼ばれる神門がある。これは扉が開かないようにするための閂(かんぬき)が外側についているので“逆さ門”とも言われ、もともと大山寺本坊西楽院の表門にあったのが1875年寺から神社に引き渡され、この奥宮の門に移転された。その時そのまま移転したので後向きというわけなのだ。
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石畳の参道を下っていく。
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大山寺本堂に到着する。かつては、山岳信仰に帰依する修験道の修行道場として栄えた大山寺。平安時代以降、山岳信仰の仏教化が進むにつれて寺院が増え、最盛期には100を超える寺院と3000人以上の僧兵をかかえるほどの一大勢力として、比叡山、吉野山、高野山に劣らないほどの隆盛を極めていたという。
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大山寺山門を出ると、スタート地点のホテルが間近だ。
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13:10。ホテルに到着する。ホテルの風呂に入って汗を流してから、蒜山高原に向かう。ちょうど大山の西側になる場所からは、きれいな円錐状の形に見えることから伯耆富士と呼ばれている。見る方向によって姿かたちを変えるのが大山だ。
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こちらは、南側から見た大山。荒々しい岩壁が広がり、伯耆富士とは全く違った表情を持つ。
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16時過ぎ、岡山県真庭市の休暇村蒜山高原に到着する。夕食の時間までには余裕があるので、グラウンドゴルフをやろうという事になった。メンバーの一人であるNさんが前から一度やってみたかったらしく、道具を無料で借りて、駐車場のすぐ隣のコースで2チームに分かれてゲームが始まった。
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グラウンドゴルフ(Ground Golf)は、日本で高齢者向けに考案されたスポーツの一種だ。老人クラブでやっているのをよく見るが、実際やってみるのは初めてだ。
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年寄りのスポーツだと馬鹿にしていた面もあるが、考えてみれば、自分もそれなりの歳になっているのは間違いない。実際、みんなでワイワイやりながらプレーするのは結構楽しかった。
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参考1.大山のコースマップ
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参考2.大山の高低図&コースタイム
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「2020大山&蒜山登山ツアー:3日目蒜山登山」に続く。