2日目の朝。蓮華温泉ロッジを5時半に出発する。朝日小屋の清水さんから“5時半には出発してください”と言われていたので、その助言に従って朝日岳を目指し歩き出す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ff/84dec695e0b6bb6f31c5b4b417e3eef1.jpg)
30分も歩くと、目の前の山に日が当たり始めてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/fa/2ac8b799d9178483b6abb01e740a6648.jpg)
木道をどんどん下っていくと「兵馬の平」と呼ばれる湿原に出る。蓮華温泉からは基本的に下る一方で、濡れた木道が滑りやすく、慎重に歩かなければならない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/5a/61e3874777bb2e0688fa453c34917e41.jpg)
湿原には、靄がかかり幻想的な風景だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/58/f4f37ea3d04702d56e9786962e6f9f6f.jpg)
湿原の中の砂利が多く足元がしっかりしている場所で少し休憩だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/91/05eaa0684d57e3ba7e8f349f4781cf22.jpg)
兵馬の平が終わると、いよいよ本格的な上り坂となる。ブナ林に光が差し込み、すがすがしい朝の景色だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/90/26af71b42dc2936dab997b9df988bd79.jpg)
白高地沢を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/77/dcef7f9031db1bae4e583690417a374e.jpg)
青空が広がり、気持ちの良い天気になってきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/e8/d72363e45a9e99a875b95972e9573a4d.jpg)
白高地沢橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/4b/808d0527d07383ad1b21684e3f20822d.jpg)
草紅葉の草原の中の木道は、空に向かってどこまでも続いているかのように見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/74/d6712873d30ba7365401224b2b5df281.jpg)
振り返ってみると、蓮華温泉の湯けむりが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/00/a780cb8c585bab2ffaf201ca8a4e3320.jpg)
左側に見えるピークが朝日岳だ。雪渓がわずかに残っているのが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/7e/78a39e6a2858dd3c1bd675946fdfe9c8.jpg)
もう紅葉が始まっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c5/783d3dccd3c8701a96c6b86c456532dc.jpg)
花園三角点で昼食休憩する。目の間には、五輪高原と呼ばれるなだらかな高原が広がっている。色鮮やかな紅葉が始まっているのが見え、これからその中に入っていくと思うとワクワクする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/c4/da3ee2d6ea1051b0230bdcd58ce2cdea.jpg)
さらに上に登ったところから五輪高原を振り返って見る。まさに北アルプス最北部の秘境という雰囲気だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fe/5c4b5d645882979729de0ebf18beabc6.jpg)
高度が増すごとに素晴らしい紅葉が目に飛び込んでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/27/69eceb3a9f7eef6a9ba7972d0f409682.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/c5/5d7ed5852939844bdd3e9ffcaaa683d0.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/44/e514d2e1f03a9de57eb2685829dc55f9.jpg)
標高が2000mを越えると、山にガスがかかってきた。どうやら、今後天気が悪くなってくるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/2f/42eabced36de17385f9838d22f38017b.jpg)
12:50。吹上のコルに到着する。ここは、朝日岳と栂海新道との分岐点だ。右に進めば栂海新道だが、とりあえずこの日は朝日岳に登り、朝日小屋に泊まる事にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/0a/98879ea9b36fe623158c0c875b2ac01c.jpg)
13:25。登り始めたころ、はるか遠くに見えた雪渓にやっと到着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d0/a02ab5e39184539e9d86cbaf7e44e1da.jpg)
風になびくワタスゲ。後ろには雪渓。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/43/728306e46744533fa0946631b8249521.jpg)
13:30。朝日岳2418mに到着する。残念ながら、周りは白いガスに覆われ展望はきかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/6d/5d3952e0feb756e622c33d783a9bd594.jpg)
こういう時に限って、ライチョウが現れるものだ。これから雨が降るのは間違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/07/9c43c07b626767e044b009c34fb5f08b.jpg)
山頂で出会ったマレーシアの青年。長年、朝日町に住んでいて、朝日岳に登ってきたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/84/980771c588a94dce511a2702f74b307b.jpg)
朝日岳を下っていくと、朝日平が見える。その先に何だか赤っぽい屋根が見えるのが朝日小屋だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/9f/2c98743dd7f6a1e628f410aaddfe78ab.jpg)
14:30には、朝日小屋に到着する。15時までには小屋に着いてくださいと言われていたので、約束を果たすことが出来て良かった。
朝日小屋の夕食は、山小屋としてはトップレベルのメニューだ。今回で2回目だが、富山名物の、昆布締めのお刺身やホタルイカの沖漬けもついている。小屋番の清水さん曰く、「なるべく、富山の味や地元食材の美味しさも味わって頂きたく、またお母さんが作ってくれるような手作りも心掛けた」という、いろいろと工夫を凝らした夕食だ。また、食前酒の赤ワインが付いているのが嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f3/d082cb3f1e0ec3de8cbc4ac9b7e132bd.jpg)
今年は、コロナ感染予防で個人個人のスペースにアクリル板の仕切りが設けられ、感染対策もしっかりしており、厳しい山小屋経営の中でも良くやっているなと感心した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b9/884ecd98293e2b2176ce84aec8c1a6a9.jpg)
3日目からは、いよいよ本来の目的の栂海新道縦走に入る予定であり、早々に就寝する。
参考1.2日目の高低図&コースタイム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6e/0cfcd099fda2c2f23f633e76115b7683.jpg)
参考2.2日目のコースマップ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a8/abacbf498ec3a89e64b8d873b46b7f15.jpg)
「2021栂海新道縦走ツアー:3日目朝日小屋停滞」に続く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/ff/84dec695e0b6bb6f31c5b4b417e3eef1.jpg)
30分も歩くと、目の前の山に日が当たり始めてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/fa/2ac8b799d9178483b6abb01e740a6648.jpg)
木道をどんどん下っていくと「兵馬の平」と呼ばれる湿原に出る。蓮華温泉からは基本的に下る一方で、濡れた木道が滑りやすく、慎重に歩かなければならない。
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湿原には、靄がかかり幻想的な風景だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/58/f4f37ea3d04702d56e9786962e6f9f6f.jpg)
湿原の中の砂利が多く足元がしっかりしている場所で少し休憩だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/91/05eaa0684d57e3ba7e8f349f4781cf22.jpg)
兵馬の平が終わると、いよいよ本格的な上り坂となる。ブナ林に光が差し込み、すがすがしい朝の景色だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/90/26af71b42dc2936dab997b9df988bd79.jpg)
白高地沢を通過する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/77/dcef7f9031db1bae4e583690417a374e.jpg)
青空が広がり、気持ちの良い天気になってきた。
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白高地沢橋を渡る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/4b/808d0527d07383ad1b21684e3f20822d.jpg)
草紅葉の草原の中の木道は、空に向かってどこまでも続いているかのように見える。
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振り返ってみると、蓮華温泉の湯けむりが見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/00/a780cb8c585bab2ffaf201ca8a4e3320.jpg)
左側に見えるピークが朝日岳だ。雪渓がわずかに残っているのが見える。
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もう紅葉が始まっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/c5/783d3dccd3c8701a96c6b86c456532dc.jpg)
花園三角点で昼食休憩する。目の間には、五輪高原と呼ばれるなだらかな高原が広がっている。色鮮やかな紅葉が始まっているのが見え、これからその中に入っていくと思うとワクワクする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/c4/da3ee2d6ea1051b0230bdcd58ce2cdea.jpg)
さらに上に登ったところから五輪高原を振り返って見る。まさに北アルプス最北部の秘境という雰囲気だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/fe/5c4b5d645882979729de0ebf18beabc6.jpg)
高度が増すごとに素晴らしい紅葉が目に飛び込んでくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/27/69eceb3a9f7eef6a9ba7972d0f409682.jpg)
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標高が2000mを越えると、山にガスがかかってきた。どうやら、今後天気が悪くなってくるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/2f/42eabced36de17385f9838d22f38017b.jpg)
12:50。吹上のコルに到着する。ここは、朝日岳と栂海新道との分岐点だ。右に進めば栂海新道だが、とりあえずこの日は朝日岳に登り、朝日小屋に泊まる事にする。
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13:25。登り始めたころ、はるか遠くに見えた雪渓にやっと到着する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/d0/a02ab5e39184539e9d86cbaf7e44e1da.jpg)
風になびくワタスゲ。後ろには雪渓。
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13:30。朝日岳2418mに到着する。残念ながら、周りは白いガスに覆われ展望はきかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/6d/5d3952e0feb756e622c33d783a9bd594.jpg)
こういう時に限って、ライチョウが現れるものだ。これから雨が降るのは間違いない。
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山頂で出会ったマレーシアの青年。長年、朝日町に住んでいて、朝日岳に登ってきたという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/84/980771c588a94dce511a2702f74b307b.jpg)
朝日岳を下っていくと、朝日平が見える。その先に何だか赤っぽい屋根が見えるのが朝日小屋だ。
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14:30には、朝日小屋に到着する。15時までには小屋に着いてくださいと言われていたので、約束を果たすことが出来て良かった。
朝日小屋の夕食は、山小屋としてはトップレベルのメニューだ。今回で2回目だが、富山名物の、昆布締めのお刺身やホタルイカの沖漬けもついている。小屋番の清水さん曰く、「なるべく、富山の味や地元食材の美味しさも味わって頂きたく、またお母さんが作ってくれるような手作りも心掛けた」という、いろいろと工夫を凝らした夕食だ。また、食前酒の赤ワインが付いているのが嬉しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/f3/d082cb3f1e0ec3de8cbc4ac9b7e132bd.jpg)
今年は、コロナ感染予防で個人個人のスペースにアクリル板の仕切りが設けられ、感染対策もしっかりしており、厳しい山小屋経営の中でも良くやっているなと感心した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b9/884ecd98293e2b2176ce84aec8c1a6a9.jpg)
3日目からは、いよいよ本来の目的の栂海新道縦走に入る予定であり、早々に就寝する。
参考1.2日目の高低図&コースタイム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6e/0cfcd099fda2c2f23f633e76115b7683.jpg)
参考2.2日目のコースマップ
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「2021栂海新道縦走ツアー:3日目朝日小屋停滞」に続く。