2泊目の宿は、焼石クアパーク・ひめかゆ。ここは焼石岳登山の拠点となる宿だったが、日程の関係で焼石岳登山は時間がかかるので、今回は登山を断念して、五葉山に向かう。
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五葉山は、日本三百名山に選定されている。岩手県の釜石市、大船渡市、住田町の2市1町にまたがる準平原地形の山だ。藩政時代には、伊達藩直轄の山で、ヒノキなどの林産資源が豊富で藩にとって重要な山であったことから「御用山」と呼ばれ、それが後に五葉松になぞらえ、「五葉山」と呼ぶようになったという。
10時過ぎ、曲がりくねった山道を進むと、赤坂峠登山口に到着する。山岳宗教の霊山とも称されており、登山口には鳥居も建っている。
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しばらくは緩やかな登山道を進んで行く。前方には小さい子供連れの登山者も歩いている。
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快晴の天気となり、山並みがくっきり見え、ダム湖も見えている。
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11時過ぎ、賽の河原に到着する。石がゴロゴロしており、石を積み上げた塔も見られる。まさしく賽の河原だ。
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さらに10分ほどで畳石に到着する。細長い直方体の巨大な石だ。近くには、ベンチなどが設置され、登山者の休憩ポイントだ。
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畳石の前にある鳥居を潜っていくと本格的な登山道となる。
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中腹付近から上はダケカンバ・ミズナラ・ヒノキアスナロ・ゴヨウマツ・コメツガなどの木々に覆われており自然な森の表情を楽しむことができる。
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7合目通過。
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お地蔵様を祀った小さなお堂。
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8合目も通過。
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ダケカンバの森が美しい。
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ナナカマドの葉がだいぶ落ちてしまっているが、赤い実はまだ残っている。
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ほどなくして“石楠花荘”と名前が付いた山小屋に到着する。
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石楠花荘は無人の避難小屋だが、まだできて新しいようで、中はきれいに管理されており快適そうな山小屋だ。近くには水場やトイレもあり、宿泊するのも楽しそうだ。
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石楠花荘からさらに進み山頂を目指す。ゴロゴロとした岩とハイマツだらけの平原だ。
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東側には入り組んだ地形の三陸海岸も見える。
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12:40.五葉山1341mに到着する。ただ、あとで調べたところ、三角点より先にある巨岩のピークが1351mで五葉山の最高点であったらしい。ちょっと心のこりが出来てしまった。
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大きな岩の上に立つと、三陸海岸の様子がよく見える。釜石市方面だろうか?この辺りは、津波の被害が大きかった場所なのだろう。
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山頂から少し戻ったところには、延暦20 (810) 年に創建されたという五葉山日枝神社があり、 天照大神など5柱の神々が祀られている。
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日枝神社の西側にも、なだらかな稜線が続いており、身持ち良さそうな山並みだ。
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日枝神社から石楠花荘に下っていく。この辺りは、例年7月上旬ころには、豪華に咲き誇るシャクナゲの群落が広がるそうだ。田中澄江の「花の百名山」にも選定され、五葉山はシャクナゲの花が選ばれている。
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石楠花荘前の広場に到着する。この辺りで休憩する人が多い。
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14:30。赤坂峠登山口に無事到着する。
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登山口駐車場には、まだまだ多くの車が止まっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6c/a8f465f8ea802ad41dbbb4248ed3d8fd.jpg)
その後、一ノ関駅まで戻り、レンタカーを返して帰路についた。五葉山は、地元の人以外にはあまり知られていないようだが、歩きやすくて展望が良く、季節によっては石楠花やツツジの花も群生するいい山だった。
参考1.五葉山の高低図&コースタイム
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参考2.五葉山のコースマップ
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五葉山は、日本三百名山に選定されている。岩手県の釜石市、大船渡市、住田町の2市1町にまたがる準平原地形の山だ。藩政時代には、伊達藩直轄の山で、ヒノキなどの林産資源が豊富で藩にとって重要な山であったことから「御用山」と呼ばれ、それが後に五葉松になぞらえ、「五葉山」と呼ぶようになったという。
10時過ぎ、曲がりくねった山道を進むと、赤坂峠登山口に到着する。山岳宗教の霊山とも称されており、登山口には鳥居も建っている。
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しばらくは緩やかな登山道を進んで行く。前方には小さい子供連れの登山者も歩いている。
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快晴の天気となり、山並みがくっきり見え、ダム湖も見えている。
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11時過ぎ、賽の河原に到着する。石がゴロゴロしており、石を積み上げた塔も見られる。まさしく賽の河原だ。
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さらに10分ほどで畳石に到着する。細長い直方体の巨大な石だ。近くには、ベンチなどが設置され、登山者の休憩ポイントだ。
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畳石の前にある鳥居を潜っていくと本格的な登山道となる。
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中腹付近から上はダケカンバ・ミズナラ・ヒノキアスナロ・ゴヨウマツ・コメツガなどの木々に覆われており自然な森の表情を楽しむことができる。
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7合目通過。
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お地蔵様を祀った小さなお堂。
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8合目も通過。
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ダケカンバの森が美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/c3/dc2068e9226bd59380d0851345281e78.jpg)
ナナカマドの葉がだいぶ落ちてしまっているが、赤い実はまだ残っている。
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ほどなくして“石楠花荘”と名前が付いた山小屋に到着する。
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石楠花荘は無人の避難小屋だが、まだできて新しいようで、中はきれいに管理されており快適そうな山小屋だ。近くには水場やトイレもあり、宿泊するのも楽しそうだ。
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石楠花荘からさらに進み山頂を目指す。ゴロゴロとした岩とハイマツだらけの平原だ。
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東側には入り組んだ地形の三陸海岸も見える。
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12:40.五葉山1341mに到着する。ただ、あとで調べたところ、三角点より先にある巨岩のピークが1351mで五葉山の最高点であったらしい。ちょっと心のこりが出来てしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/00/3dc873e375af6307ec187037016cc576.jpg)
大きな岩の上に立つと、三陸海岸の様子がよく見える。釜石市方面だろうか?この辺りは、津波の被害が大きかった場所なのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/df/46ea2aa7c97903e1272bda91169ed45b.jpg)
山頂から少し戻ったところには、延暦20 (810) 年に創建されたという五葉山日枝神社があり、 天照大神など5柱の神々が祀られている。
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日枝神社の西側にも、なだらかな稜線が続いており、身持ち良さそうな山並みだ。
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日枝神社から石楠花荘に下っていく。この辺りは、例年7月上旬ころには、豪華に咲き誇るシャクナゲの群落が広がるそうだ。田中澄江の「花の百名山」にも選定され、五葉山はシャクナゲの花が選ばれている。
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石楠花荘前の広場に到着する。この辺りで休憩する人が多い。
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14:30。赤坂峠登山口に無事到着する。
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登山口駐車場には、まだまだ多くの車が止まっていた。
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その後、一ノ関駅まで戻り、レンタカーを返して帰路についた。五葉山は、地元の人以外にはあまり知られていないようだが、歩きやすくて展望が良く、季節によっては石楠花やツツジの花も群生するいい山だった。
参考1.五葉山の高低図&コースタイム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/ea/1159248a9d7949e1a5aa837d77e2d38e.jpg)
参考2.五葉山のコースマップ
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