村上春樹の新作が、近々発表されるというニュースを知って以来、どんな作品が発表されるか注目していた。
そして、今月12日に発売されるやいなや、1週間で累計発行部数が100万部に達したそうだ。
内容も題名も明らかでない時期から、早くも予約が殺到していたというから驚きだ。
発売されても、ほとんどレビューもなく、はたしてどんな小説かというのもわからず多くの人が作家名だけで買い漁っていたという訳である。
これって、出版社の販売戦略にうまく乗せらている人が多いってことだろうか。
しかも、題名が「色彩を持たない多崎(たざき)つくると、彼の巡礼の年」というのだから、
何だか長くて変わっていて宗教色ぽい小説なのかなあとも思ってしまった。
少し伝わってきた情報によれば、鉄道好きの主人公が自分の結婚するにあたって高校から大学時代に壊した友人との関係を修復しようとする話らしい。
この人の作品は、実のところほとんど読んでいない。
「ノルウェイの森」を読んだが今一つのめり込むことができず、食わず嫌いになっていた感もある。
ただ、エッセイの「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んで以来、
ウルトラマラソンを趣味にしているのを知ったので好感度は増している。
これだけの人気作家の作品とあらば、やはり読んでみたくなった。
本屋に行っても、ほとんど売り切れなので、昨日図書館の予約を入れておいたが、既に295位である。
そして今日見たら、345名の予約になっており、一日で50名も増えていた。
これでは、自分の番が来るのは1年後くらいだろう。
また、先日「本屋大賞」を受賞した百田尚樹の「海賊と呼ばれた男」も、凄いベストセラーになっているようだ。
「本屋大賞」受賞が決まった日に図書館の予約を入れたら211位だったが、今日の時点で419名の予約に増えていた。
これも、大賞受賞効果によるものだろう。
私としては、敗戦後焼け野原から日本経済を立て直し今の日本の土台を作った男の話だという「海賊と呼ばれた男」をまず先に読んでみたい。
そして、今月12日に発売されるやいなや、1週間で累計発行部数が100万部に達したそうだ。
内容も題名も明らかでない時期から、早くも予約が殺到していたというから驚きだ。
発売されても、ほとんどレビューもなく、はたしてどんな小説かというのもわからず多くの人が作家名だけで買い漁っていたという訳である。
これって、出版社の販売戦略にうまく乗せらている人が多いってことだろうか。
しかも、題名が「色彩を持たない多崎(たざき)つくると、彼の巡礼の年」というのだから、
何だか長くて変わっていて宗教色ぽい小説なのかなあとも思ってしまった。
少し伝わってきた情報によれば、鉄道好きの主人公が自分の結婚するにあたって高校から大学時代に壊した友人との関係を修復しようとする話らしい。
この人の作品は、実のところほとんど読んでいない。
「ノルウェイの森」を読んだが今一つのめり込むことができず、食わず嫌いになっていた感もある。
ただ、エッセイの「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んで以来、
ウルトラマラソンを趣味にしているのを知ったので好感度は増している。
これだけの人気作家の作品とあらば、やはり読んでみたくなった。
本屋に行っても、ほとんど売り切れなので、昨日図書館の予約を入れておいたが、既に295位である。
そして今日見たら、345名の予約になっており、一日で50名も増えていた。
これでは、自分の番が来るのは1年後くらいだろう。
また、先日「本屋大賞」を受賞した百田尚樹の「海賊と呼ばれた男」も、凄いベストセラーになっているようだ。
「本屋大賞」受賞が決まった日に図書館の予約を入れたら211位だったが、今日の時点で419名の予約に増えていた。
これも、大賞受賞効果によるものだろう。
私としては、敗戦後焼け野原から日本経済を立て直し今の日本の土台を作った男の話だという「海賊と呼ばれた男」をまず先に読んでみたい。
村上作品は「ノルウェイの森」と「1Q84」を読みましたが、精神性が強い作品で、どうも読んだ後スッキリしないんですよね。変に色々考えさせられてしまう。まあ、それが人気なのかも知れませんが。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は、話題性で私も予約しました。387番目です。
百田さんの「海賊と呼ばれた男」は、本屋大賞受賞前に、新聞批評で取り上げられていましたので、一ヶ月ほど前に読みました。上下2巻でしたが、最初に「下」の方が借りられたものの、「上」はまだ数十人予約が付いていて待てないので、「下」の方から先に読み、後から「上」を読みました。
まあ伝記物っぽく、村上作品と違って、読後感はスカッとしますね。百田作品「永遠の0」も予約して、今「Box!」(内容はボクサーのこと)を読んでいます。読み易いです。
本屋大賞受賞作品は、文学作品というより、ドラマ化されやすい作品が選ばれるようですね。東野圭吾の作品もそうですし、湊かなえの「告白」なども映画化されましたし、きっと百田作品も、映画化かTVドラマ化されそうな気がします。彼は放送作家ですからね。どういう作品を書けば読者が喜ぶか知っているようです・・・。
私もその仲間入りで、ずっときてますよ。
出版界には、申し訳ないけど慌てて買わずに、あとでゆっくり借りて読めばいいですよね。
買っても、2度も3度も読み返す本はほとんどないですからね(例外もたまにはありますが…)。
百田尚樹は先日テレビのインタビューで、
最初のページから読者の心を一気につかむような文章を考えたと言っていました。
つまり、映画の導入部分のような情景が浮かんでくるような文章です。
さすが放送作家だけあって、映像を意識した作品作りをしていると感じました。
精神論的な文芸作品よりも、読後感のスカッとする作品が私は好きです。