映画『プロメテウス』予告編
解説(goo映画より)
「ブレードランナー」「グラディエーター」などのリドリー・スコット監督が手がけるSFミステリー大作。人類の起源を探るために探査に乗り出したチームが未踏の惑星に赴き真実を追う。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」などの「ミレニアム」シリーズや「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」のノオミ・ラパスが様々な古代文明に共通して見られるサインを知的生命体からの招待状と位置付ける考古学者を、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「SHAME‐シェイム‐」のマイケル・ファスベンダーがアンドロイドを、「モンスター」「スノーホワイト」のシャーリーズ・セロンが冷徹な女性監督官を演じる。脚本はジョン・スペイツとTVドラマシリーズ『LOST』のデイモン・リンデロフ。
あらすじ(goo映画より)
エジプトやマヤ、メソポタミアなどの古代遺跡の壁画から、共通するサインが見つかる。発展した時代も場所も異なるこれら古代遺跡で見つかったサインを、考古学者のエリザベス(ノオミ・ラパス)は人類を創造した知的生命体からの招待状ではないかと分析する。人類の起源の謎を解くため、エリザベスや恋人ホロウェイ、女性監督官ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)、精巧なアンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)ら17名は巨大企業ウェイランド・コーポレーションが建造を手がけた宇宙船プロメテウス号に乗り込み、未踏の惑星を目指して出航する。2093年、目的の惑星にたどり着いた一行は、砂漠に広がる明らかに人の手により造られた遺跡を見つけ、その奥へと足を踏み入れる。しかしその惑星では地球の科学では計り知れない異常な出来事が次々と起こり、脅威となって彼らに襲いかかる……。
事前に見た映画館での予告編では、「人類の起源を検索してはいけない」とか「人類はどこからきたのか」というやけに思わせぶりなキャッチコピーで、何か壮大なSF映画が公開されそうだとかなり期待して見に行った。この映画の情報は、予告編だけ見ただけであまり良く調べてなかった。しかし、監督が「ブレードランナー」や「グラディエーター 」で知られるリドニー・スコットだから、やはり期待は出来るだろうと思っていた。
実際見ての感想だが、映像はとにかく素晴らしかった。最初の荒涼とした岩と水だけの惑星に巨大な宇宙船が飛来し、人間型の宇宙人がなにやら黒い液体を飲んで水中に飛び込んでいくシーンは、何を意味するのかよく判らなかったが、映画館のスクリーンで見る映像には迫力があった。また、空中に投影される天体図の立体映像も凄かった。
ただ、キャッチコピーどおりの内容だったかというと、はっきり言ってキャッチコピーは大げさすぎた。実際は、SFパニック、SFアクション、SFホラーというジャンルの映画だった。監督がリドニー・スコットだけに、あの有名な「エイリアン」の第1作の監督であったことを忘れてはならなかった。この「プロメテウス」という映画は、ギリシア神話に登場する人間を創造した神「プロメテウス」に由来してつけた様だが、むしろ「エイロアン・エピソード0」とでも言うべき作品だったのだ。つまり、「エイリアン1」よりも前の話で、エイリアンが誕生したエピソードを描いた作品といっていい。
今から思うと、遺跡発掘のシーン以降は、あの「エイリアン」と同じような展開になっていた。巨大企業の調査チームが、アンドロイドのデヴィッドの操縦のもと、冷凍睡眠から目覚め目的の惑星に到着する。そこには巨大な建造物と宇宙人の遺跡があったのだ。なにかが起こりそうな暗い遺跡内で、突然恐ろしい生物が現れ隊員が襲われる。ここまでくると、やはり次の展開が読めてしまった。調査チームは、遺跡内にあった宇宙人の死体や容器を持ち帰ってしまう。そんなもの持ち込んだら危ないよといいたくなるが、やはり映画だからどうしても危険を持ち込んでしまうわけだ。
予想通り、危険なものを宇宙船内に持ち込んだ為に、危険な生物が飲み物から男性の体内に入り、SEXを通じて女性の胎内にやどりエイリアンの原型となる生物を創造してしまうのである。もうここまで来ると、映画「エイリアン」と同じだ。もうあとは、エイリアンや生き返った宇宙人を交えてのパニック、ホラー、アクションの連続である。これはこれで目が離せない展開となり、ハラハラドキドキだった。特に、エイリアンといえばネバネバ、ダラーリ、ドバッといった言葉でしかいいようがない。実際、まともに見て入られないシーンが多く目を背けたくなる場面も多かった。
「エイリアン」でも、最後に生き残ったのは女性だったが、この「プロメテウス」でも最後まで生き残るのはエリザベスという女性科学者だ。エイリアンを胎内に宿しながらもその存在を察知して、自分の腹を切開して取除いてしまう。その後は、アクションシーンの連続となり、生き残った宇宙人が地球を滅ぼすために宇宙船を発進するところを、地球人の宇宙船が船ごと突入して身をもって食い止めるという辺りは安直過ぎる。
結局、「人類はどこからきたのか」という謎は、最初のシーンで説明していたということが後でわかった。人型宇宙人がいたのは原始の地球で、宇宙人が黒い液体を飲んで水の中に飛び込むと体がバラバラとなり、DNAレベルまで分解して水の中に広がり人間の始まりになったという解釈のようだ。「人類の起源」の説明はこれだけで、あとはエイリアンがどのようにして誕生したかを明らかにした内容だったといっていい。
最後まで生き残ったエリザベスは、アンドロイドのデヴィッドと共に地球には帰還せず、宇宙人の母星に向かうところで終わる。これもまた続編が作られるらしい。今回解き明かされなかった新たな謎は、解き明かされるのだろうか。キャッチコピーどおり、「人類の起源を検索してはいけない」のが正解かもしれない。
解説(goo映画より)
「ブレードランナー」「グラディエーター」などのリドリー・スコット監督が手がけるSFミステリー大作。人類の起源を探るために探査に乗り出したチームが未踏の惑星に赴き真実を追う。「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」などの「ミレニアム」シリーズや「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」のノオミ・ラパスが様々な古代文明に共通して見られるサインを知的生命体からの招待状と位置付ける考古学者を、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」「SHAME‐シェイム‐」のマイケル・ファスベンダーがアンドロイドを、「モンスター」「スノーホワイト」のシャーリーズ・セロンが冷徹な女性監督官を演じる。脚本はジョン・スペイツとTVドラマシリーズ『LOST』のデイモン・リンデロフ。
あらすじ(goo映画より)
エジプトやマヤ、メソポタミアなどの古代遺跡の壁画から、共通するサインが見つかる。発展した時代も場所も異なるこれら古代遺跡で見つかったサインを、考古学者のエリザベス(ノオミ・ラパス)は人類を創造した知的生命体からの招待状ではないかと分析する。人類の起源の謎を解くため、エリザベスや恋人ホロウェイ、女性監督官ヴィッカーズ(シャーリーズ・セロン)、精巧なアンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)ら17名は巨大企業ウェイランド・コーポレーションが建造を手がけた宇宙船プロメテウス号に乗り込み、未踏の惑星を目指して出航する。2093年、目的の惑星にたどり着いた一行は、砂漠に広がる明らかに人の手により造られた遺跡を見つけ、その奥へと足を踏み入れる。しかしその惑星では地球の科学では計り知れない異常な出来事が次々と起こり、脅威となって彼らに襲いかかる……。
事前に見た映画館での予告編では、「人類の起源を検索してはいけない」とか「人類はどこからきたのか」というやけに思わせぶりなキャッチコピーで、何か壮大なSF映画が公開されそうだとかなり期待して見に行った。この映画の情報は、予告編だけ見ただけであまり良く調べてなかった。しかし、監督が「ブレードランナー」や「グラディエーター 」で知られるリドニー・スコットだから、やはり期待は出来るだろうと思っていた。
実際見ての感想だが、映像はとにかく素晴らしかった。最初の荒涼とした岩と水だけの惑星に巨大な宇宙船が飛来し、人間型の宇宙人がなにやら黒い液体を飲んで水中に飛び込んでいくシーンは、何を意味するのかよく判らなかったが、映画館のスクリーンで見る映像には迫力があった。また、空中に投影される天体図の立体映像も凄かった。
ただ、キャッチコピーどおりの内容だったかというと、はっきり言ってキャッチコピーは大げさすぎた。実際は、SFパニック、SFアクション、SFホラーというジャンルの映画だった。監督がリドニー・スコットだけに、あの有名な「エイリアン」の第1作の監督であったことを忘れてはならなかった。この「プロメテウス」という映画は、ギリシア神話に登場する人間を創造した神「プロメテウス」に由来してつけた様だが、むしろ「エイロアン・エピソード0」とでも言うべき作品だったのだ。つまり、「エイリアン1」よりも前の話で、エイリアンが誕生したエピソードを描いた作品といっていい。
今から思うと、遺跡発掘のシーン以降は、あの「エイリアン」と同じような展開になっていた。巨大企業の調査チームが、アンドロイドのデヴィッドの操縦のもと、冷凍睡眠から目覚め目的の惑星に到着する。そこには巨大な建造物と宇宙人の遺跡があったのだ。なにかが起こりそうな暗い遺跡内で、突然恐ろしい生物が現れ隊員が襲われる。ここまでくると、やはり次の展開が読めてしまった。調査チームは、遺跡内にあった宇宙人の死体や容器を持ち帰ってしまう。そんなもの持ち込んだら危ないよといいたくなるが、やはり映画だからどうしても危険を持ち込んでしまうわけだ。
予想通り、危険なものを宇宙船内に持ち込んだ為に、危険な生物が飲み物から男性の体内に入り、SEXを通じて女性の胎内にやどりエイリアンの原型となる生物を創造してしまうのである。もうここまで来ると、映画「エイリアン」と同じだ。もうあとは、エイリアンや生き返った宇宙人を交えてのパニック、ホラー、アクションの連続である。これはこれで目が離せない展開となり、ハラハラドキドキだった。特に、エイリアンといえばネバネバ、ダラーリ、ドバッといった言葉でしかいいようがない。実際、まともに見て入られないシーンが多く目を背けたくなる場面も多かった。
「エイリアン」でも、最後に生き残ったのは女性だったが、この「プロメテウス」でも最後まで生き残るのはエリザベスという女性科学者だ。エイリアンを胎内に宿しながらもその存在を察知して、自分の腹を切開して取除いてしまう。その後は、アクションシーンの連続となり、生き残った宇宙人が地球を滅ぼすために宇宙船を発進するところを、地球人の宇宙船が船ごと突入して身をもって食い止めるという辺りは安直過ぎる。
結局、「人類はどこからきたのか」という謎は、最初のシーンで説明していたということが後でわかった。人型宇宙人がいたのは原始の地球で、宇宙人が黒い液体を飲んで水の中に飛び込むと体がバラバラとなり、DNAレベルまで分解して水の中に広がり人間の始まりになったという解釈のようだ。「人類の起源」の説明はこれだけで、あとはエイリアンがどのようにして誕生したかを明らかにした内容だったといっていい。
最後まで生き残ったエリザベスは、アンドロイドのデヴィッドと共に地球には帰還せず、宇宙人の母星に向かうところで終わる。これもまた続編が作られるらしい。今回解き明かされなかった新たな謎は、解き明かされるのだろうか。キャッチコピーどおり、「人類の起源を検索してはいけない」のが正解かもしれない。
興味はあったのですが でも 謎解きも含めた壮大な叙事詩的SFではなく 私の苦手とする方向の映画だったみたいですね、ホラー、スプラッター系は全く駄目です。
神話のプロメテウスも 人間に「火」を与えた罪で 岩山に磔にされ 日々禿たかに内臓を食べられるという恐ろしい話しですが おどろおどろしさが映画「プレメテウス」にも流れていたのですね。
>そんなもの持ち込んだら危ないよといいたくなるが・・
。゜( ゜^∀^゜)σ゜。ヶヶラヶラヶラ
昨日 高倉健の
「あなたへ」
を見ました、プロメテウスの方が見たかったであろう夫も付き合ってくれましたが 「あなたへ」は 文字どおりおじちゃんおばちゃんばっかり 単身者もいらっしゃいましたが 殆どは奥さんに引っ張ってこられたと思しきご主人とのご夫婦でした、混んでいました。
健さん 80歳を超えていらっしゃるそうですが お若い!
エリザベスが自分で腹を割いて、エイリアンの胎児を
引きずり出すシーン等は目も当てられません。
エイリアンに内臓を食い破られて、船員の口から飛び出してくる様は
まさしく、プロメテウスの受けた罰と同じです。
まさか、こんなことから題名つけた訳でもないでしょうが…。
うちでも、「あなたへ」は妻が見たいと申しておりました。
しかし、私は洋画の大作物が好きなので知らん顔してました。
多分、WOWOWで半年か1年後になったら放送されると思うので、その時見るでしょう。