インターネットからダウンロードしたファイルや身に覚えのないメールに添付されたファイルを簡単に開いていけないのは、もはや常識だが、最近は手口が巧妙になり、一見すると安全に見えるようなファイル名で送られてくることもあるから注意が必要だ。その手口とは、アイコン画像の偽装(ワードやエクセル等のアイコンに偽装)、ファイル名の偽装、二重拡張子、ファイル名を故意に長くして拡張子の前に大量の半角スペースを用意して表示幅の限界から後ろ部分が省略されることを悪用する手口などがあるそうだ。
例としては、次のようなファイル名のものがある。
・一見文書ファイルみたいだが、●●●●.pdf.scrとか ●●●●.docx.exeとなっている。
文書ファイルは、“.pdf”や“docx”という拡張子がつくが、上の例は拡張子が二重になっていて、最初の拡張子らしき文字列は偽装である。最後の“.”以降の単語が拡張子となる。
・一見画像ファイルみたいだが、●●●●.jpg.batとなっている。
これも、“.jpg”があるので一見すると画像ファイルのように見えるが、最後が“.bat”となっていて実際はアプリケーションだ。
・一見音楽ファイルみたいだが ●●●●.mp3 .exeとなっている。
“.mp3”とあるので音楽ファイルに見えるが、その後の空白が長いため後ろが省略されてしまう。本当は最後に“.exe”がついているので、これもアプリケーションである。
このように偽装されたファイルの場合は、最後に付いている拡張子が“.exe” “.pif” “. scr” “.bat” “.com”等であった場合は、間違いなくウイルスが含まれている。このようなファイルは、絶対に開いてはならない。ファイルを開く場合は、必ず拡張子を確認する癖をつけておいた方がいい。もちろん安全なサイトである事がわかっていれば、上記の拡張子が付いていても、安心して開いていい。開かなければ、目的のアプリケーションが使えないので意味がない。
問題なのは、Windowsの標準設定が、ほとんどの拡張子が表示されないように設定されていることだ。ダウンロードしたファイル名が、“●●●●.pdf”と表示されていても、拡張子が隠されていて、その後ろに“.exe”が付いているかもしれない。pdfファイルだと思ってうっかり開いてしまったら、ウイルスに感染してしまったというケースが多いらしい。そこで、こういった罠に引っかからない為にも、拡張子を表示するようにしておいた方がいい。
Windows 8 / 8.1でファイルの拡張子を表示する方法は、以下の手順で行う。
1.「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「コントロールパネル」をクリックする。
2.「デスクトップのカスタマイズ」をクリックする
3.「フォルダーオプション」をクリックする。
4.「表示」タブをクリックする。
5.「詳細設定」ボックスから「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して、「OK」をクリックする。
以上で操作完了である。
このように、今は便利になりすぎたインターネットの脅威が日増しに高まっている。いろんな情報に精通して、賢くインターネットを使わなければならない。
例としては、次のようなファイル名のものがある。
・一見文書ファイルみたいだが、●●●●.pdf.scrとか ●●●●.docx.exeとなっている。
文書ファイルは、“.pdf”や“docx”という拡張子がつくが、上の例は拡張子が二重になっていて、最初の拡張子らしき文字列は偽装である。最後の“.”以降の単語が拡張子となる。
・一見画像ファイルみたいだが、●●●●.jpg.batとなっている。
これも、“.jpg”があるので一見すると画像ファイルのように見えるが、最後が“.bat”となっていて実際はアプリケーションだ。
・一見音楽ファイルみたいだが ●●●●.mp3 .exeとなっている。
“.mp3”とあるので音楽ファイルに見えるが、その後の空白が長いため後ろが省略されてしまう。本当は最後に“.exe”がついているので、これもアプリケーションである。
このように偽装されたファイルの場合は、最後に付いている拡張子が“.exe” “.pif” “. scr” “.bat” “.com”等であった場合は、間違いなくウイルスが含まれている。このようなファイルは、絶対に開いてはならない。ファイルを開く場合は、必ず拡張子を確認する癖をつけておいた方がいい。もちろん安全なサイトである事がわかっていれば、上記の拡張子が付いていても、安心して開いていい。開かなければ、目的のアプリケーションが使えないので意味がない。
問題なのは、Windowsの標準設定が、ほとんどの拡張子が表示されないように設定されていることだ。ダウンロードしたファイル名が、“●●●●.pdf”と表示されていても、拡張子が隠されていて、その後ろに“.exe”が付いているかもしれない。pdfファイルだと思ってうっかり開いてしまったら、ウイルスに感染してしまったというケースが多いらしい。そこで、こういった罠に引っかからない為にも、拡張子を表示するようにしておいた方がいい。
Windows 8 / 8.1でファイルの拡張子を表示する方法は、以下の手順で行う。
1.「Windows」キーを押しながら「X」キーを押し、表示された一覧から「コントロールパネル」をクリックする。
2.「デスクトップのカスタマイズ」をクリックする
3.「フォルダーオプション」をクリックする。
4.「表示」タブをクリックする。
5.「詳細設定」ボックスから「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して、「OK」をクリックする。
以上で操作完了である。
このように、今は便利になりすぎたインターネットの脅威が日増しに高まっている。いろんな情報に精通して、賢くインターネットを使わなければならない。