とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014清水いいとこマラニック

2014-02-08 22:17:13 | マラソン
テレビでは、さかんに大雪と暴風に警戒し、むやみに外出しないようにと言っていたが、そんな警告をものともせず、30名ほどのランナーが清水駅に集まった。当初は60名くらいの参加の予定ではあったが、当日になって続々とキャンセルの連絡が入り、結局50%の参加率になってしまった。

中でも3人は、股旅姿で登場だ。風と雨で三度笠や道中合羽を身に着けて走るのは、かなりきつい。この姿で走れるのは、つわもの達だけである。私も、当初は股旅姿を予定していたが、天気予報に脅かされ通常のレインウエアでマラニックに臨む。他のランナーたちもポンチョやレインウエアで完全防備である。まずは、清水駅コンコース内でスタート前の集合写真だ。いつもは、駅前広場で富士山をバックに記念写真だが、今日は富士山の姿は全く見えない。


ちびまる子ちゃんが見守る中、階段下でクラッカーを打ち上げる。


股旅衆を先頭に清水駅をスタートする。前方には、新聞記者がカメラを構えていた。ひょっとして今日の夕刊か明日の朝刊に載ったのかもしれない。


他のランナーたちも、思い思いの格好で雨の中を走り出していった。




20分くらいで、清水次郎長の生家に到着する。清水の次郎長といえば、この辺りでは有名な侠客である。今回のマラニックは、清水次郎長一家になぞらえて多くのランナーが股旅姿で走る予定であったが、生憎の天気で断念したランナーも多かった。私もその中の弱気な一人ではあったのだが…。


日本平山頂に向かう道すがら、交通事故現場に遭遇する。詳しい状況はわからなかったが車が1台横転し、消防車も駆けつけていた。火災の危険がありそうで、我々は遠巻きにして現場を離れる。


日本平に向かう山道をぐんぐん上がっていくと、山肌が白くなっているのが見えてきた。平地は雨だったが、標高が上がるにつれて雪に変わっていたようだ。


道路もシャーベット状の雪の塊が増えてきていた。上から降ってくるものも、雨ではなく雪に変わっていた。


靴にはシャーベット状の雪がくっつき、隙間から冷たい水となって足を濡らし始めていた。この辺りでこんなに雪が積もるなんて、初めての事じゃないかとみんなビックリしながら日本平の山頂を目指す。山頂の駐車場は、車もほとんど止まっておらず真っ白い雪原となっていた。これだけ雪があれば、雪合戦も楽にできる。


本来なら、ここからロープウェイ乗り場に移動して久能山東照宮に下りる予定だったが、すでにロープウェイは運休となっていた。風も強くなり、どうしようかということで売店内ではかんかんがくがくだった。そうこうしているうちに体も冷えて、さっさと元来た道を下りてお風呂に直行するという意見にまとまった。とりあえず、日本平売店の名物「お茶タイヤキ」を食べてお腹を満たす。


寒い中、売店前でも記念撮影だけは忘れない。


日本平の駐車場でこんな雪景色が見られることは、二度とないくらいの珍しい光景だ。


記念写真を撮ったあとは、ひたすら下って行く。しばらくは雪道の為、滑りそうで気を使ったが、次第に雨となって走りやすくなった。平地に着いたら、あとは通常の雨のランとなったが、やはり体は濡れて寒い。お風呂が待ち遠しく頑張って走り、お昼には「草薙の湯」にゴールする。本来なら、久能山東照宮から久能街道を走り、三保の松原経由で草薙に戻るはずだったので、ショートカットコースとなり、距離は35キロから22キロとなった。しかし13キロ短縮になったとはいえ、きつかったのは間違いない。あったかい風呂に入れて本当に幸せだった。


風呂に入ったあとは、長々と宴会モードに突入する。結局これが一番の楽しみであったかもしれない。みんなでわいわいがやがや飲んだり食べたりしていた時間は、あっという間に過ぎ、清水いいとこマラニックが無事終わった。

明日は10年に一度レベルの大雪らしい

2014-02-07 22:23:45 | 呟き
低気圧が本州の南岸を発達しながら進むという珍しい現象で、明日は関東でも10年に一度という大雪になりそうだ。
都心では15センチの雪が予想されているという。
明日は、「清水いいとこマラニック」なのだが、清水周辺の天気予報は一日中雪マークだった。
暖かい静岡県の太平洋岸では、一日中雪が降るなんてことはまずない事だ。
静岡県人は、雪が降ると何だかワクワクする気分になる人も多いが、明日の雪は、半端じゃなさそうだ。
とりあえず、雨風雪対策をして出かけるつもりではいるが、まともに走れるかどうかは分からない。
電車もまともに動かないかもしれないので、余裕を持って早めに行くようにするつもりだ。
それにしても、明日の天気は10年に一度の貴重な体験になるだろう。

静岡マラソンのナンバーカード引換証届く

2014-02-06 22:49:12 | マラソン
しばらく前に、浜松シティマラソンのナンバーカードが届いたが、今日は3月第1週の静岡マラソンのナンバーカード引換証が届いた。2月第1週から毎週ランのイベントが続くが、2月第3週の京都マラソン以降3週連続で都市型マラソンが続く。これらの都市型マラソンは、参加者も多いし参加賞がもらえるというのが楽しみの一つである。

京都マラソンでは、TシャツではなくネッグウォーマーにもなるBUFFだとか。BUFFって何だろうと思ったが、チューブ状マルチ機能ヘッドウェアというもので、一枚でバンダナ、ネックウォーマー、キャップ、リストバンド、ヘアーバンド、マスクなど何通りもの使い方ができるというものらしい。さすが京都マラソンではお洒落な参加賞がもらえるようだ。また、浜松シティマラソンでは、リンゴ以外に何かがもらえるようだが、何だか良く分からない。そして、静岡マラソンでは長袖Tシャツとファイテンのチタンネックレスがもらえるそうだ。長袖Tシャツは結構嬉しいのだが、チタンネックレスなんて邪魔くさくて付けて走りたくない気がする。

ところで、静岡マラソンは第1回となるが、地元静岡県人にとってはあまり優しくない大会だった。受け付けは、大会前日までに済まさなければならないし、スタート時間も8時20分とかなり早い。浜松から、受付の為に前日静岡に行くのもバカらしいので、受付は静岡の知り合いに頼んで、当日の朝早く出かけるつもりだ。コースも、清水いいとこマラニックのコースと駿府マラソンのコースと重なるので、大体様子はわかる。静岡県で開催される3番目のフルマラソンなので、とりあえず第1回には参加してみたいと思いエントリーした次第だ。

「とっぴんぱらりの風太郎」 万城目学/著

2014-02-05 22:26:06 | 読書
とっぴんぱらりの風太郎
クリエーター情報なし
文藝春秋


2014年の本屋大賞と直木賞にノミネートされた万城目学の「とっぴんぱらりの風太郎(ぷーたろう)」を読んだ。この人の作品は、実在の出来事の中に、奇想天外な非日常性な出来事が混在する不思議なお話が多い。いわゆるファンタジー小説のジャンルになると思うが、読みだしたら止まらない面白さがある。その作風は、「万城目ワールド」と呼ばれ、結構気になっている作家だ。今までに読んだのは「鴨川ホルモー」「鹿男あをによし」「プリンセス・トヨトミ」「偉大なる、しゅららぼん」等だ。「偉大なる、しゅららぼん」は、来月には映画が公開される。

さて、「とっぴんぱらりの風太郎」の時代背景は、豊臣から徳川へと遷ろうとしている頃だ。主人公の風太郎は、伊賀忍者であったが、重なりあった不運の末に伊賀を追い出され、京でぶらぶらとその日暮らしの生活を送っていた。今でいうニートな若者であった。しかし、不思議なひょうたんとの出会いから、奇妙な運命に突き進んでいく。やがて迫る戦乱の気配。だましだまされ、 斬っては斬られ、というハードな展開になっていく。不思議なひょうたんに導かれ、炎上する大坂城での最終決戦の決着はいかにというお話だ。

かなり分厚い本で、740ページもある大大大長編小説である。しかも上下ではなくこれで1冊だから、読み始めるのも覚悟がいる厚さだ。しかし、読み始めたら続きが知りたくて止められず、3日くらいで読み終えてしまった。「とっぴんぱらりのぷー」という言葉がある。これは、秋田の民話のしめくくりの言葉で、「これでおしまい」「めでたしめでたし」などの意味がある。作者は、最後に「めでたしめでたし」という意味でこのタイトルにしたのかもしれないが、そうは思えないという人もいるようだ。最後は、結構切ない終わり方であり、主人公に感情移入してきた人にとっては、やるせなさが残る。しかし、忍者の生き方はこれしかないのだと思えば、作者の意図もうなずける。むしろその先の未来に光を当てた終わり方で、「めでたしめでたし」だったのだろう。

登場人物は、ほとんど忍者ばかりだ。ニート忍者の風太郎の他、南蛮育ちでお調子者だけど気のいい黒弓、泥鰌髭の忍仲間蝉左衛門、女装姿に黒弓が惚れ込んでしまうが、実は男の忍びである常世、美人で冷酷だが風太郎を気にかける百市、風太郎のことが気になっているのにぶっきらぼうな態度を取ってしまう少女芥下など個性的なキャラクターが丁寧に書き込まれている。敵対する忍者には凄腕の残菊をはじめとする強敵が最後まで風太郎たちを追い詰める。そして、ひょうたんの精というべき因心居士と風太郎の掛け合いが面白い。

風太郎は、因心居士の導きによって、太閤秀吉の妻ねね様に出会い、「ひさご様」と呼ばれる巨漢の公家(実は秀吉の跡継ぎの秀頼)と関わり、次第に豊臣家への滅亡の道に絡んでいく。前半は、ニートの風太郎がひょうたんを育てながら、成長していく過程が描かれている。そして、後半は、大阪城での徳川と豊臣の最終決戦となり、つぎつぎと主要な人物が死んでいってしまうハードな展開だ。ただ、深読みするとこのお話は、400年後の「プリンセス・トヨトミ」に繋がっているともいえる。「プリンセス・トヨトミ」を読んだ人なら、きっと「とっぴんぱらりの風太郎」を読んでみたくなるはずだ。

尚、出版社のPR動画を載せたが、この中で「その時、1人VS10万人」というキャッチコピーが出てくる。私はこのキャッチコピーに特に興味を惹かれたのだが、これは全くの誇大広告であった。これでは、まるで風太郎1人で10万人の兵と戦うのかと思わせる。しかし、実際は、納得できる範囲内での戦いであった。

今日は「立春」

2014-02-04 22:26:52 | 呟き
ちょっと前まで意外と暖かい日が続いていたのに、今日はぐっと冷えて東京でも雪が降るとか。
確かに、夕方くらいからぐっと冷え込んできた感じだ。
今日は「立春」ということで、暦の上では今日から春という事になるが、立春は一年で最も寒い日だとされている。
春になるためには、この最も寒い日を境にしてだんだん暖かくなっていくという訳であろう。
これから暖かくなることを期待したいが、同時にやってくる花粉の季節にも重なる。
今年の春は、穏やかに迎えられるかどうか、それが心配だ。

クラウド対応のドコモメール

2014-02-03 21:28:02 | インターネット
ドコモのキャリアメール(spモードメール)が、去年の年末からクラウド対応のドコモメールに変わった。
ドコモメールは、メールデータをクラウド(ドコモのメールサーバー)で管理するため、
機種変更時のデータ移行や端末紛失時のデータ復旧などの手間がなくなる事と、
本体にデータを保存しないため、端末のメモリー容量を圧迫しないというメリットがある。
spモードを使っていた人は、メールアプリをアップデートするとドコモメールに切り替わり、
過去のメールもそのままで、メールアドレスも変わらない。

早くからドコモメールにアップデートするつもりでいたが、アップデートする際に、ドコモIDとネットワーク暗証番号が必要となっていた。
ところが、暗証番号が何だったか忘れてしまい、3回間違えた結果、ロックがかかってしまいアップデートできなくなってしまっていた。
しょうがないので、しばらくほっといていたのだが、先日ドコモショップに行ってロックを解除してもらい、暗証番号を改めて入れなおした。
まったく暗証番号とかIDというものは、あまりにも増えすぎてとても覚えられたものではない。
何とかうまく管理できないものかと、いつも悩んでしまう。

そんなわけで、しばらく時間がかかってしまったが、無事ドコモメールにアップデートできた。
スマホのほうは、とくにspモードメールからドコモメールに変わっても使い勝手は変わらない。
いいことは、パソコンのブラウザでも閲覧、送受信ができることだ。
私の場合は、スマホでメールを打つのは面倒くさいので、パソコンのキーボードから打つほうがいい。
また、スマホでうっかり消してしまっても、パソコンのほうで再確認できるので安心だ。

ただ、一つ残念なことがある。
iPhoneがドコモ電話帳に対応していないため、ドコモメールに同期して電話帳の管理が行えないという事だ。
現状では、iPhoneの電話帳を管理出来るのはiCloudしか無いようだ。

ウェブブラウザでドコモメールを利用するのはこちらから
https://mail.smt.docomo.ne.jp/mail/

2014森町ロードレース

2014-02-02 21:56:18 | マラソン
2月最初の週末は、毎年森町ロードレースのハーフに参加している。
今年で、18~19回くらいの参加回数になるだろうか?
特別すごくいい大会という訳でもないが、コースがフラットで走りやすく、
近場であるということで、参加しやすい大会だからかもしれない。

さて、今日は朝から雨模様でなんとなく浮かない気分だった。
最後まで雨に降られることを予想して、完全防備でスタートラインに向かった。
しとしと降る雨で肌寒かったが、風がないだけ良かった。


スタート前に、股旅衆とあまちゃんの仮装メンバーを記念撮影。


そうこうしているうちに、いきなりスタートの号砲が響き一斉にスタートする。
前のほうにいたせいで、周りのペースにつられていつもより早いペースで走り出す。
雨も降っているし、今更写真を撮りたいところもないので、あとはひたすら走る。
前半は、キロ6分ペースだったが、折り返し後は、少し下り坂になっているのでペースが上がりキロ5分50秒くらいに上がってしまった。
いつもは、もっとのんびり走っているのだが、雨に濡れているのも嫌なのでついペースが上がってしまったようだ。

今回は、妻も同じくらいでずっと付いてきていたので、ゴール手前で待っていて一緒にゴールする。
数人やり過ごしたおかげで、偶然にも飛び賞が当たる。
欲がない時のほうが、いいことはあるものだ。


結果的には、2時間3分ちょっとで2時間は切れなかった。
昔は、2時間は楽に切れていたのだが、マラニックに慣れた体では今はこれが限界だ。
いつものジョギング程度の走りに比べると頑張りすぎたせいで、さすがに疲れた。
明日は休養にすることにしよう。

今年も冬の土づくり

2014-02-01 22:09:25 | 


今日は一日風がなくて暖かい日だった。
遠出する予定もなかったので、午後から久々に畑に向かった。
この時期は、1年頑張っていろんな野菜を作ってくれた土にお礼を込めて、リフレッシュさせておく必要がある。
今、畑に植えてある野菜は、ブロッコリー、ニンジン、タマネギくらいでほとんど空いている。
春からいろいろ植えることができるように、全体に石灰を撒いてから耕耘機でほぼ八割方耕した。
頑張って何度も耕耘機を走らせたおかげで、ふかふかの土が出来上がった。
あと、もう1~2回耕すことができればさらに万全だ。



冬にこのような土づくりをすると、こんな効果があるそうだ。
●掘り起こすために表面の土と中の土を入れ替えることができ、その結果、肥料の偏りなどを改善することができる。
●同様に掘り起こすことで、土がふくらんで軟らかくなる。また、土を寒さにさらすため、風化作用でさらに軟らかくなる
(冬の間に2~3回繰り返すとさらに効果的)。
●土の中で越冬している害虫のさなぎや卵、病原菌などを寒さに当てて、殺すことができる。
●細かくなった土に有機物を入れることで、通気性が増し、排水を良好にすることができる。