久しぶりにプールにいってきました。あくまで水の中で歩くだけです。これからは体力を落とさないで生きていくことが大事。プールはしばらくぶりでした。このごろは、私のように泳げない人間も、ウォーキングができるので嬉しいです。おじさん、おばさん達、数人必ず歩いています。夏休みなので、ちびっ子たちも。
この日は、更衣室でちびっこの「ごんぼほり」に遭遇。「ごんぼほり」というのは、岩手弁でごうじょっぱり、ということです。だだをこねるを強調した感じ。秋田弁だと「だじゃく」。でもちょっとニュアンスが違うんですよね。「だじゃく」だともうちょっと悪いイメージ。
いっしょにいたお姉ちゃんに聞いたら4歳だというその女の子は、とにかく泣いて「おかあさんがわるい」「おかあさんがいったのがわるい」と着替えをしません。お姉ちゃんは「お父さん、呼んでこようか?」とおかあさんにききますが、女子更衣室なのでね。おかあさんは根気強く「おかあさんの何が悪いの?」「おかあさん、なんていったのがいけなかったの?」ときくのですが、(大きな声で怒ったりせず、えらいなと思いました)女の子は答えず、泣いています。なにかがまんできずにプチンと切れてしまうことがあったんだねえ。眠かったのかもしれません。「だったらもう帰ろう」というおかあさんに、「だめー」と入口で通せんぼしながら、またポロポロ泣いていました。帰りたいわけではないのか、もう自分でもわけがわからなくなっているのか。
「ごめんねえ、おばちゃんは通っていいかな。ありがとうね」といって、帰ってきました。(どう決着するか、確かめたらよかったかな……)
幼い子どもは、自分の気持ちをうまく言葉では表すことができません。それを大人がぜんぶわかってあげなきゃいけないとも思いません。大人は大人の筋を通していいと思います。ちびっ子もおかあさんも、がんばれ!
うちの庭に死んでいた甲虫