fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

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鍵に鉛筆

2014年10月09日 | 日記

 昨夜の皆既月食は、雲に隠れがちではありましたが、見ることができました。よかったー。(あ、私は今東京です。岩手は、きっとばっちりだったでしょう)

 さて。

 最近岩手の家の玄関の鍵がどうもしぶくなっていたんです。ぐいぐいっとやらないと開かない。そこで、ふっと思い出したのが、鉛筆。ご存知の方はスルーしてくださいね。

 鉛筆の芯をキーにごしごし、こすりつける。これだけで鍵のすべりがよくなるんです。これ、ホント。なんかすごーくちっぽけなことなんですが、嬉しかったので。そういえば、小さいときは戸のすべりが悪いとき、敷居にろうそくを塗ったりもしていましたっけ。スースーとすべるようになった戸が嬉しかった。

 私はやったことないんですが、先日ある方が、ブラウスにアイロンかけるとき、襟のとこだけちょちょっとご飯粒をつぶしてのばすのよ、とおっしゃっていて、いたく感心したのです。その話題がでた場にいた方、「そうそう。子どもの頃は、さらしで作った袋にご飯粒を入れて、それを水に浸してあった」と。やはり糊付けにするため。ご飯粒で封筒に封をするのはやったことあります。これ、年代がわかるかも。

  うちではありませんが、藁ぼっち

 機械で稲刈り脱穀をしてもらうと、稲の茎は切り刻まれたようになり、こういう藁が出ません。

 ご飯の糊と同様、こういう景色も、いつか「そうそう。昔は田んぼにね」なんていう話だけになる時がきそうな予感。