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これ、きらん草、別名「地獄の釜の蓋」だと、思うのですが、野草に詳しい方、いらっしゃいませんか?
この島に生ふや地獄の釜の蓋 川口未来
もう20年以上も前に、初めて句会というところに出かけたとき、この句が廻ってきて、さっぱり意味がわからなかったのです。で、最後に草の名前だとわかって、へえーっと。未来さんは昨年お亡くなりになられたけど、こうして、句はちゃんと人の心に残っています。私の作った俳句や物語も、誰かの心に残るといいなあ。たとえたった一人でも。