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『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。
1~5巻
漫画大賞を受賞したこの作品、大人買いしました。ああー、おもしろかったよー、よかったよー。じわっときましたよ。一度通して読んで、ところどころ、また読んで、また読んで。読んでないときも、頭の中に画像が浮かんで、台詞が浮かんで。実際の日高先生のことをネットで検索したりして。これほど、隅々までおもしろい小説って、あるだろうか。小説負けてるんじゃないだろうか。とまで、思ってしまいました。
売れてるだろーなあ。図書館じゃ読めないし、なおさらですね。5巻で完結してくれたのも、このごろは延々と続くのが多いので、助かります。タイトルもいいですね。
ずーっと昔、石膏デッサンをやったことがあるので、身につまされる部分もかなりあり。この本のいいところは、作者が過去の自分の恥ずかしいところを隠さずに書いていることなのだとも思った次第です。タイムマシンがあったら、過去の自分をぶっとばしにいくというくだりが何カ所か。わかるわかる。私、まだこれができていないかも。
大分前に、東村アキコの『海月姫』を2冊くらい読んだのだけど、こちらはよく覚えていません。(おもしろかった記憶はあるのですが)
しかし本屋さんの漫画コーナーに立ち寄ると、知らない漫画家、漫画が山積みです。漫画大賞が、私みたいなもんには、はずれなくおもしろいのに出会わせてくれるいいきっかけです。過去の漫画大賞で、読んでいないのも読みたい。(『銀の匙』とか)