今日はあのおなじみの五緒川津平太氏の講演会に行って来ました。花子とアンでは、甲州弁の指導は奥山という人がしていますが、甲州弁といったら、この人を置いて他はないでしょう。3年ほど前にも話を聞いたことがありますが、一段と磨きがかかっていました。いろいろ研究しているのでしょう。
やっぱり花子とアンの関係で、NHK甲府放送局に呼ばれて、職員に甲州弁の話をして来たそうです。
「花子とアン」は、放送開始の4月から見ていて、甲州弁もしっかりチェックしているそうです。
”てっ””こぴっと”は使いすぎ
”おら”がよく出てくるがこれは使わない
”ずら”の使い方は八割方OKだが、取ってつけたようないい方が気になる
脚本家の中園ミホさんの話として
”ちょ”という言葉はドラマの中では使わないそうです。
いっちょし→行くな(否定)
いっちゃー→行く(肯定)
使い方が複雑で、分かりずらいということですね。
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方言ランキングでは、山梨は一番かわいくない一位だそうですよ。荒っぽいということでしょうかね。しかし、そんな中にあっても、五緒川さんは、いろいろと魅力を発見して熱く語っています。こういった人がいないと、甲州弁は消えてなくなってしまうでしょう。関西弁や京都ことばのようにその土地の顔として堂々と使って行くことが生き残ることでしょうね。
90分間ずっと笑わせていただきましたが、特に圧巻だったのが甲州弁「シンデレラ物語」。”これはふんとうに笑っちゃたさ””でし、きいてくりょうし”